ドイツ代表選択のミュージアラ、サウスゲイト監督の反応明かす 「活躍を祈ってくれた」

2021.03.12 17:47 Fri
Getty Images
バイエルンのドイツ人MFジャマル・ミュージアラがドイツ代表を選択した際の周囲の反応について明かしている。ドイツ『シュポルト・ビルト』が伝えた。

ドイツのシュツットガルト出身であるミュージアラは7歳時にイングランドへ移ると、サウサンプトンやチェルシーの下部組織に計9年在籍。その後、バイエルンユースに移籍し、昨シーズンの終盤にトップチームデビューを果たした。

今シーズンから正式にトップチームに昇格したミュージアラは開幕戦で途中出場を果たすと、その後は順調に出場機会を増やし、ここまで公式戦27試合の出場で4ゴールを記録。5日にはバイエルンとプロ契約を締結している。こうした活躍を受け、イングランド代表からも強い誘いがあったものの、最終的には自分の生まれた国であるドイツ代表を選択した。
この決断について、ミュージアラは自身と特に仲の良いドルトムントのイングランド代表MFジュード・ベリンガムや、イングランド代表のガレス・サウスゲイト監督も理解してくれたと語っている。

「ジュード(・ベリンガム)はきっと僕の決断を理解してくれるだろう。彼とは友達のままだよ。ユーロやワールドカップで彼と対戦できたら、とても嬉しいね。僕は生まれた国であるドイツのため、プレーすることを誇りに思っている」
「FAのジョン・マクダーモットTDとサウスゲイト監督にも、僕の決断の理由は説明した。彼らは少しがっかりしていたけど、決断を理解してくれただけでなく、今後の活躍を祈ってくれたよ。好意的な反応がとても嬉しかった。彼らは本物のスポーツマンだね」

また、ミュージアラは今後の目標について、6月に開催される予定のユーロ2020出場を目指すとコメント。ヨアヒム・レーブ監督らとはすでに話し合っていると明かした。

「残りの試合に全力を尽くして、ユーロ2020のメンバーに選ばれたいね。3月中に、チームについてもっと知りたいと思っているんだ。レーブ監督や(代表マネージャーの)オリバー・ビアホフ氏との話し合いでは、とても良い感触を得ることができた」

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