アーセナルの
ミケル・アルテタ監督がヨーロッパリーグ(EL)での先勝に安堵しつつ、ミスの多さを嘆いた。クラブ公式サイトが伝えている。
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アーセナルは11日に行われたELラウンド16・1stレグでオリンピアコスと敵地で対戦。ミスから再三のピンチを招いたものの、MF
マルティン・ウーデゴールの加入後初ゴールにより先制すると、同点に追いつかれてからも2点を奪い、3-1のスコアで勝利した。
この結果、白星を掴んだだけでなく3つのアウェイゴールを手にしたアーセナルは2ndレグを前に大きなアドバンテージを手に。アルテタ監督は試合後に振り返り、大きな勝利だったと語りつつも、繰り返されるミスについては改善する必要があると認めた。
「結果やゴール、試合の重要な場面でのプレーには満足している。しかし、1失点についてははっきりと正直な気持ちを持たなければならない。次のレベルに行くためにはミスをなくし、より無慈悲になる必要がある。あれだけ優位に立ち、良いプレーができているときはただゲームを終わらせるだけなんだ」
「選手にパスを出すとき、タイミングが今なのか、1秒後なのか、1秒前なのか、それによって相手のプレスやインターセプトのチャンスが生まれ、違いが出てくる。決断とタイミングの見極めが、成功するかを決めるのだ。いつそのプレーをすべきか理解しなければ、完全に支配している試合で不安を生み出してしまう」
「もっと無慈悲になりたい。チームとして、どんな相手にも何も与えたくないんだ。相手は自分たちでチャンスを作り、問題を引き起こし、組織や構造を変えてくるだけの力を持っている。だからこそ、相手にゼロを与えたい。結果には満足するが、95分間の試合のコントロール方法には満足していないよ。そこは改善しなければならない」
また、アルテタ監督はこの試合で先制点を挙げたウーデゴールに言及。この活躍が自信に繋がっていくはずだと期待を寄せている。
「彼はゴールを決められる選手であり、決定的な仕事をする必要がある。それはエミール(・スミス・ロウ)やウィリアンも同じだ。彼らは試合に勝つための何かを起こすために存在する。試合の勝敗はボックス付近で決まるものだ。リスクを冒し、シュートを打ち、ドリブルでチャンスを作ることが彼らにより求められるだろう」
「今日のゴールがマルティン(・ウーデゴール)の自信に繋がることを願っている。我々はボックス外から素晴らしいゴールを2つ決めたが、これもゴールを奪うための1つの手段だ。これは今後、重要になっていくだろう」
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