シュートまでのテンポが心地いい!スイスの19歳の新星が決めた美しいミドルシュート/2020-21【インクレディブル・ゴールズ】
2021.03.10 10:00 Wed
サッカーファンなら誰もが一度は見たことがあるであろう歴史に残るスーパーゴール。今回の企画『Incredible Goals』(信じられないゴール)では、これまでに生まれた驚愕のゴールを紹介していく。今回はバーゼルのU-21スイス代表FWダリアン・マレスが決めたゴールだ。
2019年に母国スイスのルツェルンでプロデビューしたマレスは、2020年にインテルに加入。ジェノアにレンタルで加入した後、2021年2月からはバーゼルにレンタルで移籍している。
189cmの長身を武器に前線で存在感を発揮するマレスだが、2021年3月3日に行われたスイス・スーパーリーグ第23節のヤングボーイズ戦では、見事なゴールを決めている。
0-0の同点で迎えた20分、相手陣内でボールを持ったマレスは、右サイドからドリブルで中央に切り込み、左サイドのMFアルド・カルルにパスを送る。細かいタッチのドリブルでボックス内まで侵入したカルルは、ペナルティーアーク内手前のマレスにリターンパス。
トラップ、タッチ、シュートと一連の流れを心地よいテンポから決めて先制ゴールを挙げたマレス。試合は、その後ヤングボーイズが追いつき、1-1のドローに終わっている。
◆スイスの新星が決めた美しいミドル
2019年に母国スイスのルツェルンでプロデビューしたマレスは、2020年にインテルに加入。ジェノアにレンタルで加入した後、2021年2月からはバーゼルにレンタルで移籍している。
0-0の同点で迎えた20分、相手陣内でボールを持ったマレスは、右サイドからドリブルで中央に切り込み、左サイドのMFアルド・カルルにパスを送る。細かいタッチのドリブルでボックス内まで侵入したカルルは、ペナルティーアーク内手前のマレスにリターンパス。
右足の柔らかいタッチでパスを受けたマレスは、相手DFの裏をかいて左へのタッチでシュートコースを作ると、そのまま左足でシュート。カーブのかかったミドルはゴール右のサイドネットに決まった。
トラップ、タッチ、シュートと一連の流れを心地よいテンポから決めて先制ゴールを挙げたマレス。試合は、その後ヤングボーイズが追いつき、1-1のドローに終わっている。
バーゼルの関連記事
|
バーゼルの人気記事ランキング
1
CL優勝チームがリーグ戦で出場権を得たらどうなる? 本戦出場で最も可能性が高いのはオリンピアコス
チャンピオンズリーグ(CL)も準々決勝の戦いがスタート。ベスト4入りを目指した8チームが対戦する。 8日に行われた2試合では、アーセナルがレアル・マドリーに3-0で、インテルがバイエルンに1-2で勝利を収めている中、アーセナルの勝利により、プレミアリーグは今シーズンの5位までが来シーズンのCL権を得られることになったと伝えられている。 今シーズンからフォーマットが大きく変更され、36チーム参加となったCL。そのため、各国リーグからの出場枠に変化が生まれ、複雑化している状況だ。 また、ベスト8に残っているクラブを見れば、バイエルン、インテル、アーセナル、レアル・マドリー、パリ・サンジェルマン(PSG)、バルセロナはリーグ戦の結果で来季のCL出場権獲得が濃厚。アストン・ビラ、ドルトムントは難しい可能性があるが、大半のチームは優勝した場合に出場権が重複することに。そのため、1枠が別のクラブに与えられることとなる。 その割り当てに大きく作用するのが欧州サッカー連盟(UEFA)のクラブ係数。過去5年間の欧州のクラブ大会における結果で決まるものだが、1位から10位までのチャンピオンは自動的に本戦出場となっており、予選から参加する国内リーグチャンピオン(UEFAランキングの11位〜55位にランクされる各国協会)の中で、最も良い係数を持つクラブに割り当てられることとなる。 <h3>◆現時点のランキング</h3> 11位:オリンピアコス (ギリシャ) – 56.500 12位:ボデ/グリムト(ノルウェー) – 46.000 (優勝)※ 13位:コペンハーゲン (デンマーク) – 44.975 14位:ツルヴェナ・ズヴェズダ (セルビア) – 44.000 (優勝) 15位:セルティック (スコットランド) – 38.000 16位:マッカビ・テルアビブ (イスラエル) – 37.500 17位:スロバン・ブラチスラヴァ (スロバキア) – 33.500 18位:バーゼル (スイス) – 33.000 19位:カラバフ (アゼルバイジャン) – 32.000 20位:ルドゴレツ (ブルガリア) – 24.000 このままでいけば、ギリシャ・スーパーリーグで首位に立っているオリンピアコスが本大会の出場権を獲得できる可能性があるが、ボデ/グリムトがヨーロッパリーグ(EL)で勝ち残っており、係数を上げる可能性があるため、確定はしない状況だ。 2025.04.09 17:45 Wed2
RCランスがバーゼルで躍動した逸材MFディウフ獲得! ギラヴォギ弟ら2選手も加入
RCランスは6月30日、バーゼルからU-21フランス代表MFアンディ・ディウフ(20)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2028年6月30日までの5年となる。 ディウフはスタッド・レンヌの下部組織出身の187cmの左利きのMF。2021年5月に行われた古巣パリ・サンジェルマン戦でプロデビューを飾ったが、同クラブでは思うように出場機会を得られず。 昨年7月にスイスの名門バーゼルへレンタル移籍すると、その新天地では持ち味の攻守両面でのダイナミズムを発揮。守備では長いリーチと球際の強さを生かしたボール奪取、攻撃ではスピードとテクニックを生かした推進力のある運びで局面を打開。2022-23シーズンは公式戦57試合に出場し、3ゴール7アシストを記録。国内リーグでは苦しんだものの、カンファレンスリーグではベスト4に躍進したチームを主力として支えた。 今夏にレンヌからバーゼルへの完全移籍移行が確定していたものの、ランスへ完全移籍し、1年での母国帰還となった。 なお、ディウフのプレースタイルを鑑みると、アル・ナスル移籍決定的なコートジボワール代表MFセコ・フォファナの後釜を担う可能性が高そうだ。 また、新シーズンはチャンピオンズリーグに参戦するランスは、同選手の獲得に先駆けてナンシーのフランス人MFネイル・エル・アイナウィ(21)、パリFCのギニア代表FWモルガン・ギラヴォギ(25)の完全移籍での獲得を発表している。 ちなみに、右ウイングを主戦場とするギラヴォギは、元フランス代表MFジョシュア・ギラヴォギの実弟だ。 2023.07.01 14:23 Sat3
バーンリーがスイス代表FWアムドゥニを獲得! 昨季バーゼルで22ゴール
バーンリーは19日、バーゼルからスイス代表FWゼキ・アムドゥニ(22)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2028年6月30日までの5年となる。 トルコ人の父とチュニジア人の母の下、スイスで生まれ育ったアムドゥニ。エトワール・カルージュ、スタッド・ローザンヌ・ウシー、ローザンヌ・スポルトと母国クラブで研鑽を積んだ後、昨夏買い取りオプション付きのレンタルで名門バーゼルへ加入した。 その加入1年目は公式戦52試合に出場し、22ゴール5アシストを記録。カンファレンスリーグでは決勝トーナメントで8試合7ゴールと見事な活躍をみせ、ベスト4進出に大きく貢献した。 また、2022年9月のチェコ代表戦でスイスのフル代表デビューを飾り、ここまで5試合5ゴールと新たな得点源として鮮烈な輝きを放っている。 バーンリーを率いるヴァンサン・コンパニ監督は、チャンスメーカー、フィニッシャーの両方でクオリティを発揮する185cmのストライカーの獲得に満足感を示す。 「彼はかなり前から我々の注目を集めていた」 「ゼキはゴール前で脅威となるプレーヤーだ。さらに、彼のラストパスは非常に多くのアシストを生み出し、ピッチ上での努力のおかげで彼自身も多くのゴールを決めている」 「彼は非常に知的なフットボーラーで、技術的に才能があり、素晴らしい労働倫理を持っている。彼は本当に一生懸命働くんだ」 「我々は彼と一緒に仕事をするのを楽しみにしている。彼は素晴らしい才能の持ち主だ」 2023.07.19 17:46 Wed4