【CLプレビュー】20季ぶり16強のラツィオが王者バイエルンと初対戦《ラツィオvsバイエルン》

2021.02.23 18:00 Tue
Getty Images
チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・1stレグ、ラツィオvsバイエルンが23日29:00にキックオフされる。20季ぶりにベスト16進出を決めたラツィオが、昨季王者バイエルンを本拠地オリンピコに迎える初対戦だ。
PR
今季12シーズンぶりにCL出場を果たしたラツィオは、ドルトムントが同居したグループを2位で通過。クラブ・ブルージュとは最終節まで競り合い、2ポイント差で何とか20季ぶりにノックアウトラウンドに勝ち上がった。他のクラブ同様、コロナ感染に苦しめられたラツィオだが、リーグ戦では前々節インテル戦こそ敗れたものの、ここ8試合で7勝と絶好調の中でバイエルン戦を迎えている。
一方、昨季王者バイエルンはアトレティコ・マドリーが同居したグループを5勝1分けの戦績で余裕の首位通過。ただ、クラブ・ワールドカップ遠征があった上、コロナ感染や負傷で離脱者が増えており、チーム状態は下降気味。直近のフランクフルト戦では1-2と敗れ、リーグ戦ここ2試合1分け1敗と躓いている。

◆ラツィオ◆
【3-5-2】

▽ラツィオ予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.

GK:レイナ
DF:パトリック、アチェルビ、ムサッキオ
MF:ラッツァーリ、ミリンコビッチ=サビッチ、ルーカス・レイバ、ルイス・アルベルト、マルシッチ
FW:インモービレ、コレア
負傷者: GKストラコシャ、DFラドゥ、ルイス・フェリペ
出場停止者:なし

守備陣にケガ人を抱えているものの、カバーできる範囲となっている。バイエルン戦に向けてほぼベストメンバーで臨める状態だ。
◆バイエルン◆
【4-2-3-1】

▽バイエルン予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.

GK:ノイアー
DF:サール、ジューレ、リュカ、アルフォンソ・デイビス
MF:キミッヒ、アラバ
MF:サネ、ゴレツカ、コマン
FW:レヴァンドフスキ
負傷者:DFクアシ、MFトリソ、FWニャブリ、FWドグラス・コスタ
コロナ:DFパヴァール、MFミュラー
出場停止者:なし

直近のフランクフルト戦でゴレツカとハビ・マルティネスがコロナから復帰した。ただ、主力にケガ人が多く、メンバーはギリギリの状態だ。

★注目選手
◆ラツィオ:FWチーロ・インモービレ
Getty Images

両チームの絶対的存在であるストライカー対決に注目したい。ラツィオのエースFWはセリエAで3度得点王に輝いているイタリア代表のインモービレだ。動き出しとシュート精度に優れるストライカーは、今季の公式戦26試合の出場で19ゴールとさすがの得点力を発揮。CLグループステージでは4試合の出場で5ゴールを挙げ、ラツィオの決勝トーナメント進出に大きく貢献した。王者バイエルン撃破のためにはインモービレのゴールが欠かせない。

◆バイエルン: FWロベルト・レヴァンドフスキ
Getty Images

対するバイエルンは言わずもがなブンデスリーガで5度の得点王に輝いている世界屈指の点取り屋であるレヴァンドフスキだ。CLでは4試合の出場で3ゴールと大人しいが、ブンデスリーガでは21試合の出場で25ゴールと記録的なペースで得点を量産している。2020年の年間最優秀選手に選出された万能型ストライカーは、王者バイエルンをまずはベスト8に導くゴールを挙げることができるか。


PR
関連ニュース

2部リーズが岐路…若き人気銘柄と莫大な負債、もし1年でのプレミア復帰に失敗なら…

リーズ・ユナイテッドが、生きるか死ぬかの岐路に立たされているようだ。 1年でのプレミアリーグ復帰を目指す、チャンピオンシップ(イングランド2部)のリーズ。年明けからぐんぐん調子を上げ、現在は残り3試合で自動昇格圏2位と勝ち点「1」差の3位につけている。 少なくとも6位以内に与えられる昇格プレーオフ圏は確保したなか、昇格争いとともに現地で大きく注目されているのが、主力としてチームを引っ張る若きタレントの去就だ。 まず、すでにある程度サッカーファンにも名前が通るイタリア代表FWウィルフレッド・ニョント(20)。派手なタイプではないが、昨季のプレミア経験を通じ、若くして実力を伸ばしたウインガーで、イタリア代表にも継続招集される。 U-21イングランド代表MFアーチー・グレイ(18)は、今季トップ昇格1年目でチームの屋台骨となったセントラルハーフ。父や大叔父といった身内を含め、”グレイ一族”4人目のリーズ選手であり、18歳にしてチームの象徴となっている。 U-21オランダ代表FWクリセンシオ・サマーフィル(22)は背番号10を背負い、今季リーグ戦40試合17得点8アシスト。フェイエノールトが手塩にかけて育てたウインガーで、今やリーズの浮沈を最も左右する1人として認知されるエースだ。 ニョントはエバートンから執拗に狙われ、以前にはローマ&ラツィオからの関心も明らかに。グレイはトッテナムを筆頭にプレミアトップクラブがうなる人気銘柄。左ウイングのサマーフィルには、日本代表MF三笘薫が所属するブライトンからのリストアップが判明済みだ。 これらを踏まえたうえで、リーズの状況について。 多くの方がご存知の通り、プレミアかチャンピオンシップかでは、放映権収入に天と地ほどの差があり、この点はチーム運営資金に直結。今回でいえば、リーズは昇格成功なら3選手を売らなくても困らないし、新戦力獲得の余裕も生まれるが、昇格失敗なら運営全般の体裁を整えるべく、主力売却による資金確保が待ったなしとなる。 また、イギリス『フットボール・インサイダー』によると、リーズは現在1億9000万ポンド(約363億円)の負債を抱えているとのこと。もし今季で昇格できなければ、3選手の“売り”の必要性は加速し、戦力大幅ダウンで昇格なんて夢のまた夢…そんな時代が来るかもしれない。 ハッキリ言って、状況は、生きるか、死ぬか。これを“現場”が知らないはずもなく、まさに命懸けでプレミアリーグ昇格を掴まなければいけないリーズだ。 2024.04.20 20:55 Sat

「ラツィ王は別格」「良さが全部出てる」7カ月ぶりアシストの鎌田大地に称賛の声!鮮やかな崩しで勝利貢献、渾身のガッツポーズも「鬱憤溜まってたんだな」

ラツィオの日本代表MF鎌田大地が圧巻のアシストを記録した。 19日、セリエA第33節でラツィオはジェノアとアウェイで対戦。鎌田はリーグ戦4試合連続の先発出場を果たした。 去就が騒がしい鎌田。イゴール・トゥドール監督の下で出番を獲得し、良いプレーを見せていた中、ついにチームを救う活躍を見せた。 試合はジェノアにチャンスを作られながらも0-0で推移した中、67分に良い攻撃を見せる。 ボールを保持した鎌田は右サイドのフェリペ・アンデルソンへとパス。そのままボックス内に走り込み、スペースへのパスを要求すると、フェリペ・アンデルソンは相手の股を抜くスルーパスを送る。 絶妙な位置に出されたパスを鎌田がボックス内右で受けると、ラインギリギリまで相手を引きつけて滑らせると、マイナスのパス。これを走り込んだルイス・アルベルトが蹴り込みラツィオが先制。鎌田にとっては第4節のユベントス戦以来となる今シーズン2アシスト目となった。 圧巻のプレーにファンは「やっときた!」、「ナイスアシスト」、「こんなガッツポーズ久々」、「めちゃくちゃ調子良さそう」、「良さが全部出てる」、「鬱憤溜まってたんだな」、「今まで使われなかった理由が謎」、「存在感が増してる」、「ラツィ王は別格」と称賛のコメントが集まっている。 マウリツィオ・サッリ監督の下では冷遇されていたが、トゥドール監督の下で輝きを取り戻している鎌田。このまま調子を維持してシーズンを終えられるか注目だ。 <span class="paragraph-title">【動画】ついにらしさ全開!鎌田大地が7カ月ぶりの2アシスト目で勝利に貢献!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="rogMDqvk7-g";var video_start = 84;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.20 10:45 Sat

決勝アシストの鎌田大地に指揮官が願いを込める 「将来のラツィオで決定的な存在に」

ラツィオがセリエA連勝を成し遂げた。 19日の第33節でジェノアのホームに乗り込んだラツィオ。ゴールレスで進み、拮抗した展開となるが、67分に元スペイン代表MFルイス・アルベルトのゴールで1-0と勝利した。 フル出場した日本代表MF鎌田大地は決勝点をアシスト。右サイドの元ブラジル代表FWフェリペ・アンデルソンからのリターンパスにボックス右で追いつき、深くからの折り返しでお膳立てした。 イタリア『スカイ』によると、イゴール・トゥドール監督は「前半は少し緊張気味だったが、次第に自分たちを解放していった。ここでの勝利は火曜日の良い刺激になる」と話す。 そこから話は選手たちの去就に。移籍意向を示すルイス・アルベルトを巡り、「誰もが自分で選択できる」と述べると、同じく今季限りでの退団が取り沙汰される鎌田にも言及した。 「彼が将来のラツィオで決定的な存在になってほしい。非凡な選手だし、これまでの試合でも間違いがない。仕事人で、プロフェッショナルでもあり、いくつかの役割をこなせる」 <span class="paragraph-title">【動画】ラツィオ鎌田大地が決勝アシスト</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>鎌田大地が決勝ゴールをアシスト!<br>\<br><br>ボックス内に侵入し折り返し<br>最後はルイス・アルベルトが流し込んだ<br><br>セリエA第33節<br>ジェノア×ラツィオ<br><a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> 見逃し配信 <a href="https://t.co/8NGvGDgkwY">pic.twitter.com/8NGvGDgkwY</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1781468717559202130?ref_src=twsrc%5Etfw">April 19, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.04.20 08:55 Sat

鎌田が決勝点アシスト、ラツィオがジェノアにウノゼロ勝利【セリエA】

ラツィオは19日、セリエA第33節でジェノアとのアウェイ戦に臨み、1-0で辛勝した。ラツィオのMF鎌田大地はフル出場している。 前節サレルニターナ戦を4-1と快勝した7位ラツィオ(勝ち点49)は、鎌田が[3-4-2-1]のボランチで引き続きスタメンとなった。 12位ジェノア(勝ち点39)に対し、タティ・カステジャノス、フェリペ・アンデルソン、ルイス・アルベルトの1トップ2シャドーで臨んだラツィオは5分、カレブ・エクバンにボックス内から際どいシュートを打たれると、13分にもマテオ・レテギにボックス内から際どいシュートを打たれた。 いずれも枠外で助かったラツィオがポゼッションする流れで推移するも、なかなかシュートに繋げることができない。 結局、前半に好機は作れずゴールレスでハーフタイムに入った。 迎えた後半も押し込むラツィオは61分にフェリペ・アンデルソンがボックス内から際どいシュートを打つと、67分に先制した。 鎌田がフェリペ・アンデルソンのスルーパスをボックス右ポケットで引き出すと、折り返したクロスをL・アルベルトがゴールに流し込んだ。 終盤にかけてはラツィオが試合をコントロール。追加点に迫るような好機こそ作れなかったものの、ジェノアにも付け入る隙を見せずにシャットアウト勝利。ウノゼロで終え、連勝とした。 <span class="paragraph-title">【動画】鎌田大地が見事なフリーランからアシストを記録!</span> <span data-other-div="movie2"></span> <script>var video_id ="rogMDqvk7-g";var video_start = 84;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.20 03:25 Sat

ザッカーニがラツィオと2029年まで契約延長!「信じてくれる人々の誇りを胸に」

ラツィオは18日、イタリア代表FWマッティア・ザッカーニ(28)との契約延長を発表した。新たな契約期間は2029年6月30日までとなる。 新契約にサインしたザッカーニは、自身のインスタグラムで以下のようにコメントしている。 「2021年8月31日からこのジャージを着ているし、これからもずっとそうしていくつもりだ。鷲をシンボルとして持つ者として、より高く、より高みに飛んでいけると信じてくれる人々の誇りを胸に。これからも共に」 2021年夏にヴェローナから買い取りオプション付きのレンタル移籍で加入したザッカーニ。すぐに主軸の座を掴み翌シーズンから完全移籍に移行すると、これまで公式戦112試合に出場し20ゴール18アシストをマーク。今シーズンもいくつかの負傷がありながら公式戦31試合で5ゴール1アシストの成績を残している。 現行の契約が2025年までの同選手に対してはユベントスやフィオレンティーナが関心を示しており、去就が不透明になっていたが、ラツィオとの長期契約を決断した。 2024.04.19 00:00 Fri
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly