リバプール電撃加入のDFデイビスが過去の発言後悔? KOPに認められるためのハードルは大きく上がったか…

今冬の移籍市場でリバプールに加入したイングランド人DFベン・デイビス(25)は自身の過去の発言を後悔しているかもしれない。イギリス『SPORT BIBLE』が伝えている。

センターバックに負傷者が続出し、補強が急務だったリバプールからのオファーを受け、1日にチャンピオンシップ(イングランド2部)のプレストン・ノースエンドから電撃加入したデイビス。

加入後、リバプールの公式サイトのファーストインタビューでは、「ここに来られて本当に嬉しい。クラブに到着してから10分くらいだけど、ようやく落ち着いてきた。でも、何もかもが信じられない」と、初々しいコメントを残していた。
また、KOPに向けては「僕と同じように、ファンにもワクワクしていてほしいな。ここに来て、自分のプレーを皆に見せられることを楽しみにしている。多くのファンたちは僕を知らず、プレーを見たこともないんじゃないかな。今は間違いなくエキサイティングな時期だ。僕が良いプレーをすれば、ファンは楽しんでくれると思うよ」というメッセージを届けていた。

加入が決定した際には、実力は未知数も25歳のサクセスストーリーを歓迎するリバプールファンも多かったが、過去にSNSの公式アカウントで発したコメントによってそのムードはぶち壊しとなった。現在は投稿が削除されているものの、デイビスは2013年に自身の公式『ツイッター』で、コメントの前後の文脈や流れは不明だが、「“スカウサーズ”を好きな奴はいない」という投稿を行っていた。

“スカウサー”はリバプール出身者を指す言葉であり、他地域に住むイギリス人は“スカウス”と呼ばれる独特な訛りを使う同地域の人々をよくイジッており、若かりし頃のデイビスもそういった流れで前述のコメントをしていたようだ。

先ほどのコメントで「僕が良いプレーをすれば、ファンは楽しんでくれると思うよ」と語っていたデイビスだが、今回の一件によってKOPに認められるためのハードルは間違いなく上がったはずだ。