低調バーンリーに完勝のチェルシーがトゥヘル新体制初勝利! アスピリクエタ&M・アロンソと伏兵がゴール《プレミアリーグ》

2021.01.31 22:57 Sun
Getty Images
プレミアリーグ第21節、チェルシーvsバーンリーが1月31日にスタンフォード・ブリッジで行われ、ホームのチェルシーが2-0で勝利した。

前節、トゥヘル新監督の初陣となったウォルバーハンプトン戦を0-0のドローで終えた8位のチェルシー(勝ち点30)は、15位のバーンリー(勝ち点22)を相手に初白星を目指した。前節からは先発4人を変更。守備陣と2セントラルMFは同じメンバーを継続も、チルウェルに代わってマルコス・アロンソを左ウイングバックに抜擢したほか、前線はハヴァーツ、ツィエク、ジルーからマウント、エイブラハム、ヴェルナーに総入れ替えした。

前回対戦は可変式の[4-2-3-1]を採用したが、今回の試合ではより攻撃時の立ち位置に近い[3-4-3]の布陣で臨んだチェルシー。ウルブス戦と同様に引いて構える相手に対してショートパスを繫いで揺さぶりをかけて押し込む状況が続く。
15分にヴェルナー、17分にコバチッチとミドルレンジからのシュートで相手守備を牽制しつつ、右ウイングバックで個の優位性を作り出すハドソン=オドイが良い攻撃のアクセントとなり、ボックス内でマウントらにシュートチャンスが訪れるが、なかなかシュートを枠に飛ばせない。

前半半ばから終盤にかけても完全に試合の主導権を握りながらもゴールが遠いチェルシー。しかし、思わぬ伏兵が新体制最初のゴールを奪って見せた。40分、自陣左サイドでのボール奪取からカウンターに転じて中央でボールを受けたマウントが長い距離を持ち上がって右サイドで浮いているハドソン=オドイに繫ぐ。そのままボックス右に侵入したハドソン=オドイは複数の選択肢があった中、自身の外側を追い越したアスピリクエタに短いラストパスを送ると、ブルーズの主将DFが右足インサイドでニア上を抜く見事なシュートを突き刺した。
苦しみながらも1点リードで試合を折り返したチェルシーは、後半頭からエイブラハムに代えてプリシッチを投入。この交代で前線の構成がプリシッチとヴェルナーの2トップ、マウントのトップ下という形に変化した。

後半も押し込む展開が続く中、58分には追加点のチャンス。ボックス右でマウントからパスを受けたハドソン=オドイが右足を振り抜くが、ニアを狙ったシュートは惜しくも右ポストの外側を叩いた。

その後も腰の引けた低調なバーンリーを相手にシュートを1本も打たせない危なげない試合運びを続けるチェルシーは、後半半ば過ぎにハドソン=オドイからリーズ・ジェームズにメンバーを入れ替えても右サイドを起点に攻勢が続く。だが、プリシッチやマウントがことごとく決定機を決め切れず、なかなか試合を殺せない。

それでも、84分にはランパード体制で冷遇され、約4カ月ぶりに起用された伏兵が決定的な仕事を果たす。左サイドでボールを持ったマルコス・アロンソが一度プリシッチにボールを預けてゴール前に侵入すると、プリシッチがDF2枚の間を抜く浮き球のパスを通す。これをマルコス・アロンソが胸、ヒザでのボールコントロールから強烈な左足のボレーで蹴り込み、今季初ゴールを挙げた。

その後、試合終盤のバーンリーのセットプレーから唯一のシュートを許したものの、このままクリーンシートで試合をクローズ。アスピリクエタ、マルコス・アロンソの伏兵2人のゴールで勝ち切ったチェルシーがトゥヘル体制で初の勝利を飾った。

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チェルシーで停滞する21歳カサデイ…1月獲得を念頭にユベントスが交渉中か

ユベントスがU-21イタリア代表MFチェーザレ・カサデイ(21)を巡り、チェルシーとの非公式交渉をしているという。 トリノ本社の『トゥット・スポルト』によると、ユーベはイタリア代表MFニコロ・ファジョーリ(23)を来年1月の移籍市場で手放す場合に備え、チェルシーのカサデイを獲得候補に。 インテル産のカサデイは22年夏にチェルシーへ移籍も、加入1年目の後半戦および2年目の昨季1年間、通算1年半にわたってレンタル放出。チェルシー復帰の今季はプレミアリーグ出場がなく、出番はECLかEFLカップに限られる。 現在、ユベントス、モンツァ、ビジャレアル、レアル・ベティス、セビージャがカサデイの1月獲得を検討しているとのこと。 ユベントスはセンターバック、センターフォワードが1月の「優先事項」。カサデイの優先順位は低いが、チェルシー側の要求額が高くないと踏んでいるそうで、クラブ間の関係性を保つ上でも、やり取りをしているようだ。 2024.11.22 18:40 Fri
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「今夜はいかに重要かを示すものだった」 久々先発で2アシストのサンチョをチェルシー指揮官が絶賛

チェルシーが28日のヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)リーグフェーズ第4節も勝利した。 ここまで3戦全勝のチェルシーはハイデンハイムとのアウェイ戦に臨み、2-0で勝利。前半こそ0-0だったが、後半にクリストファー・エンクンク、ミハイロ・ムドリクのゴールで首位の座をキープした。 イギリス『スカイ・スポーツ』によると、エンツォ・マレスカ監督は「2人ともよくやったし、素晴らしかった。だが、全員のおかげだと思う」と出場選手の働きを評価している。 「そのなかで、ジェイドン・サンチョはとてもよく試合をしたね。アクセル(・ディザジ)とブノワ(・バディアシル)もだ。チェーザレ(・カサデイ)もよくやった。彼らが準備しているのは重要だ」 「フィリップ(・ヨルゲンセン)だってとても良い試合をしたし、クリスト(エンクンク)もしかりだ。12月は9、10試合があるし、彼らにもさらにチャンスがある。準備をしておかないとね」 「あらゆる面で良いチャレンジだったよ。相手はハイプレスで激しくプレーしてきたが、我々は彼らが何をしようと備えておく必要があり、そのメンタリティを持ち続けておかないとだった」 また、先発復帰戦で2アシストの活躍を披露したジェイドン・サンチョにも「私はスタートした当初からジェイドンが非常に重要な存在だと言っている」ときっぱり。称賛の言葉を続ける。 「彼はメンタル面でも、フィジカル面でもフィットしてしていないといけないし、我々を大いに助けてくれるだろう。残念ながら、ここ数試合は彼を使わなかったが、今夜はいかに重要な存在かを示すものだった」 「我々はローブロックに対するファイナルサードで彼のクオリティを必要としている。大いに我々の助けになってくれるはずだ」 2024.11.29 11:25 Fri

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