元日本代表FW森本貴幸がギリシャ3部のコザニFCを退団、リーグ中断でプレー機会なし

2021.01.29 15:50 Fri
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ギリシャ3部のコザニFCは28日、元日本代表FW森本貴幸(32)の退団を発表した。

森本は、昨年10月に所属していたアビスパ福岡を退団。その後コザニFCへ加入していた。

しかし、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で、リーグ戦が開催されていない状況となっていたが、その後もリーグは開催されず。リーグ戦でプレーすることなく退団することとなった。
ギリシャでは新型コロナウイルスの影響で3カ月間トレーニングが禁止されているほか、今月でヨーロッパの移籍市場が終了するため、契約を解除し、他の国で所属先を探すことになるとのことだ。

コザニFCは「リーグ戦で彼がユニフォームを着てゴールを決めるのをみたかったので、残念でなりません」と声明を発表した。
また、「残念ながら、今日までの不確実な状況によってはギリシャではいつ夜明けを迎えるのかわからないので、我々はこの判断を正しいと考え、彼がスタジアムに戻ることを助けられることに満足しています」とし、「もちろん、彼がすぐに我々の下へ戻ってくることを願っています」と別れを惜しんだ。

森本は、東京ヴェルディの下部組織出身で、15歳10カ月6日で公式戦出場。当時の最年少記録だった。15歳11カ月28日で当時のJ1最年少ゴールも記録するなどし、2006年までプレー。同年7月にカターニアへのレンタル移籍を果たし、2007年1月に日本人最年少でセリエAデビュー。その試合で初ゴールも記録した。

そのままカターニアへ完全移籍すると、2011年までプレー。その後はノヴァーラ、アル・ナスルへと移籍し、2013年8月にジェフユナイテッド市原・千葉へと完全移籍で加入。川崎フロンターレを経て、2018年に福岡へ完全移籍していた。

福岡では明治安田生命J2リーグで53試合に出場し7得点を記録。J1通算では62試合で10得点、J2通算では132試合で24得点を記録していた。

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