「明日からはサッカーに集中できる」香川真司の第一声、PAOK移籍の決め手を語る「非常に誇り高い」

2021.01.28 00:15 Thu
©Dugout
ギリシャ・スーパーリーグのPAOKテッサロニキに加入した元日本代表MF香川真司(31)が、クラブのファーストインタビューに応じた。香川は、2019-20シーズンは念願のスペインでのプレーが叶い、セグンダ・ディシオン(スペイン2部)のレアル・サラゴサでプレー。31試合に出場し4ゴール1アシストを記録していた。
しかし、シーズン終了後にEU圏外枠の問題やサラリーの問題があり、チームと契約解除。半年間は無所属のままトレーニングを重ねていた。

27日にPAOKと契約を結んだ香川は、ドルトムント時代につけていた背番号「23」に決定。クラブのインタビューで、移籍の経緯などを語った。

まず、契約を終えた香川は「今日は長い1日でしたけど、しっかりと契約を結ぶことができたので、明日からはサッカーに集中できるかなと思っています」とコメント。半年ぶりの所属クラブができたことで、サッカーに集中できると安堵した。
この半年間については「常に良い準備をしてきて、良いトレーニングをしてきたので、早くピッチに立ちたいですし、自分の力をこのチームに還元できるように全力を尽くしたいなと思います」とコメント。コンディション調整には自信を見せ、ピッチ上でプレーで見せたいとした。

香川真司の第一声!

PAOKへの移籍については「ギリシャでもビッグクラブですし、何よりクラブ、監督含めて、常に良いミーティングを重ねてこれたので、それも1つの要因になったと思います」とコメント。詳細については語らなかったが、「細かいことは言えないですけど、監督とも話をさせてもらって、非常にやりたいサッカーであったり、そういったものが自分自身もイメージができて、こういったサッカーをやりたいなと感じることができました」と、クラブが見せているサッカーをイメージできたようだ。

また「早くピッチに立って、練習から監督が目指すサッカーをチームメイトと共に体現できるように。そうすれば必ず上にいけるんじゃないかなと思っています」とコメント。ギリシャ・スーパーリーグで首位のオリンピアコスと勝ち点差12位の4位につけているチームの浮上に力を貸したいと語った。

2018-19シーズンに3度目のリーグ優勝を成し遂げているPAOK。その一員になったことについては「非常に誇り高い気持ちというか、こういった伝統あるクラブでユニフォームを着て戦えることを非常に誇りに思っていますし、その覚悟を僕自身が強く感じているので、ピッチの上で皆さんに、ファンに見せていきたいと思います」とコメント。「PAOKの一員になれたことを非常に嬉しく思っていますし、ここで戦うために自分の全てを出してチームとともに成功を納めていきたいと思うので、ファンの方には非常に熱いファンがいると聞いているので、一緒になって戦ってもらえたら嬉しく思います」と、ファンへのメッセージを送った。

PAOKは、27日に首位のオリンピアコスと対戦。31日には12位のパネトリコスとの対戦を控えている。
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