香川真司の“兄貴分”グロスクロイツが32歳で現役引退
2021.01.25 11:58 Mon
元ドイツ代表MFケビン・グロスクロイツ(32)が24日、自身のインスタグラムで現役引退を発表した。ドルトムントの下部組織出身であるグロスクロイツは中盤とバックラインの両サイドをこなせるユーティリティ性の高いワイドプレーヤー。2010-11、2011-12シーズンにはドルトムントでMF香川真司らと共にブンデスリーガ連覇に貢献していた。
しかし、徐々にドルトムントで出場機会を減らしていったグロスクロイツは2015年夏にガラタサライへ移籍。ところが、ホームシックによりわずか半年でドイツへ戻り、2016年冬にシュツットガルトへ完全移籍。だが、そのシュツットガルトでは泥酔暴行事件に関与し、契約を解除されていた。
その後は、2部のダルムシュタット、3部のユルディンゲンでプレーしたものの、2020年8月からは所属先がない状態だった。
また、2010年5月にデビューを飾ったドイツ代表では通算6試合に出場。出場期機会はなかったものの、優勝を果たした2014年のブラジル・ワールドカップのメンバーにも選ばれていた。
「キャリアの終わり。すべての瞬間をありがとう。僕たちは一緒に歴史を作った。今はさよならを言って、また会おう。素晴らしい働きをしてくれたコーネリアス・クッパー(ドイツ人ジャーナリスト)に感謝する。そして、ドルトムントのサポートにもだ」
しかし、徐々にドルトムントで出場機会を減らしていったグロスクロイツは2015年夏にガラタサライへ移籍。ところが、ホームシックによりわずか半年でドイツへ戻り、2016年冬にシュツットガルトへ完全移籍。だが、そのシュツットガルトでは泥酔暴行事件に関与し、契約を解除されていた。
また、2010年5月にデビューを飾ったドイツ代表では通算6試合に出場。出場期機会はなかったものの、優勝を果たした2014年のブラジル・ワールドカップのメンバーにも選ばれていた。
グロスクロイツは自身のインスタグラムでコメントしている。
「キャリアの終わり。すべての瞬間をありがとう。僕たちは一緒に歴史を作った。今はさよならを言って、また会おう。素晴らしい働きをしてくれたコーネリアス・クッパー(ドイツ人ジャーナリスト)に感謝する。そして、ドルトムントのサポートにもだ」
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「一生の友達だ」プロキャリア引退のグロスクロイツに、クロップが情熱的なメッセージ
リバプールのユルゲン・クロップ監督が、ドルトムント時代の教え子である元ドイツ代表MFケビン・グロスクロイツにメッセージを送った。ドイツ『シュポルト・ビルト』が伝えている。 ドルトムント出身のグロスクロイツは、2009年に地元クラブのボルシア・ドルトムントに加入。当時指揮官を務めていたクロップ監督の下で主軸としてプレーし、ブンデスリーガ2連覇に大きく貢献した。 その後はシュツットガルトやダルムシュタットでプレーし、2018年からはドイツ3部のユルディンゲンに加入。しかし、2020年8月に退団すると、その後はフリーの状態が続き、今年1月にプロキャリア引退を発表した。現在は地元ドルトムントにある6部のベーヴィングハウゼンで、アマチュア選手としてプレーしている。 そんなグロスクロイツに対して、情熱的なメッセージを送ったのがかつての恩師であるクロップ監督だ。ドイツ『ARD』に出演したグロスクロイツに対して、クロップ監督はビデオメッセージを送り「私が指導した中でもっとも偉大な男だ」と、同選手を称えている。 「ケビン(・グロスクロイツ)、ベーヴィングハウゼンでプレーするのはとても良い判断だと思う。今こそ君の原点に戻り、これまでの経験すべてをドルトムントのサッカーに還元するタイミングだった。ここは君の居場所であり、決して離れたくなかった街だろう。最善を祈っているよ」 「君はドルトムントで、ほぼすべてのポジションでプレーした。それから、クレイジーな髪型をしていたのも覚えている。我々は、いくつものタイトルを獲得した。ドルトムントの少年が、回り道をしながらクラブにたどり着き、こんなに大きな物語を記せるなんて、誰が想像しただろうか」 「君はドルトムントのレジェンドだ。いつか、クラブに戻る日がやってくるだろう。我々と共に成し遂げたすべてに感謝している。君は本当に素晴らしい人間さ。私は元監督であると同時に、一生の友達だ」 こうしたクロップ監督からのメッセージを受け取ったグロスクロイツは、声を震わせ涙をこらえるのに精一杯だった。 2021.02.05 13:23 Fri2