マクトミネイ弾守り抜いたユナイテッドが2部ワトフォード退け4回戦へ!《FAカップ》
2021.01.10 07:06 Sun
FAカップ3回戦、マンチェスターユナイテッドvsワトフォードが9日にオールド・トラフォードで行われ、1-0で勝利したユナイテッドが4回戦進出を決めた。
試合は開始早々にユナイテッドが動かす。ダニエル・ジェームズが放った最初の枠内シュートで得た左CKの場面で、キッカーのマタが左足アウトスウィングの正確なボールを入れると、ファーで相手DFを振り切ったマクトミネイがピッチへ強く叩きつけるヘディングシュートをゴール右隅に突き刺した。
キャプテンマークを巻いたマクトミネイの開始5分の先制点で勢いづくホームチームは、以降もワトフォードを押し込んでマタとダニエル・ジェームズの両翼が積極的にフィニッシュに絡んでいくが、ややフィニッシュの精度を欠き相手のブロックなどに阻まれる。
そして、自陣深い位置でのFKやCKを与えると、その流れから再三のシュートを浴びる。だが、GKヘンダーソン、バイリーを中心に最後のところで粘りをみせると、相手の拙守もあって何とか失点を免れる。その後、前半終了間際には競り合いの場面で味方のヘンダーソンのヒザを頭部に受けたバイリーがピッチにうずくまり、自力歩行は可能もマグワイアの緊急投入を余儀なくされ、少し嫌な形で試合を折り返すことになった。
後半もダニエル・ジェームズがボックス左で枠内シュートを放つなど、集中した入りを見せたユナイテッドだったが、徐々に相手に押し返される。
それでも、1点リードを維持するホームチームは66分にグリーンウッド、ダニエル・ジェームズを下げて温存していたマルシャル、ラッシュフォードの投入でカウンターの脅威を強める。
本来であれば、主力アタッカーの投入で追加点を奪い切りたいユナイテッドだったが、なかなか決定機まで持ち込むことができない。それでも、マティッチの投入で逃げ切り態勢に入ったチームは最後まで集中した守備を90分間継続し、1-0のまま試合をクローズ。
主力温存の中、2部ワトフォード相手に格の違いを見せつけるまでには至らなかったが、勝負強い戦いぶりで順当に4回戦進出を決めた。
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リーグ戦では10戦負けなしで2位に位置するユナイテッドだが、直近のEFLカップ準決勝ではマンチェスター・シティとのダービーで0-2の完敗を喫し、無念の敗退が決定。その敗戦からのバウンスバックを図る今季FAカップ初戦ではチャンピオンシップ(イングランド2部)のワトフォードと対戦した。スールシャール監督は格下との対戦を考慮し、ダービーからGKヘンダーソン、マクトミネイを除く先発9人を変更。トゥアンゼベ、ブランドン・ウィリアムズ、マタ、リンガード、ファン・デ・ベークと出場機会の少ない選手を抜擢。最前線にはグリーンウッドが入った。キャプテンマークを巻いたマクトミネイの開始5分の先制点で勢いづくホームチームは、以降もワトフォードを押し込んでマタとダニエル・ジェームズの両翼が積極的にフィニッシュに絡んでいくが、ややフィニッシュの精度を欠き相手のブロックなどに阻まれる。
すると、時間の経過と共に急造布陣の粗が見え始めたユナイテッドは、サールやグレイ、チャロバーらプレミアレベルの個の力をシンプルに使う相手の攻撃に押し込まれ始める。
そして、自陣深い位置でのFKやCKを与えると、その流れから再三のシュートを浴びる。だが、GKヘンダーソン、バイリーを中心に最後のところで粘りをみせると、相手の拙守もあって何とか失点を免れる。その後、前半終了間際には競り合いの場面で味方のヘンダーソンのヒザを頭部に受けたバイリーがピッチにうずくまり、自力歩行は可能もマグワイアの緊急投入を余儀なくされ、少し嫌な形で試合を折り返すことになった。
後半もダニエル・ジェームズがボックス左で枠内シュートを放つなど、集中した入りを見せたユナイテッドだったが、徐々に相手に押し返される。
それでも、1点リードを維持するホームチームは66分にグリーンウッド、ダニエル・ジェームズを下げて温存していたマルシャル、ラッシュフォードの投入でカウンターの脅威を強める。
本来であれば、主力アタッカーの投入で追加点を奪い切りたいユナイテッドだったが、なかなか決定機まで持ち込むことができない。それでも、マティッチの投入で逃げ切り態勢に入ったチームは最後まで集中した守備を90分間継続し、1-0のまま試合をクローズ。
主力温存の中、2部ワトフォード相手に格の違いを見せつけるまでには至らなかったが、勝負強い戦いぶりで順当に4回戦進出を決めた。
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