鳥栖が今季出場無しの鹿児島FW和田凌を完全移籍で獲得、初のJ1挑戦「喜びを分かち合いたいです!!」

2020.12.31 18:28 Thu
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サガン鳥栖は31日、鹿児島ユナイテッドFCのFW和田凌(25)が完全移籍で加入することを発表した。

和田はジェフユナイテッド千葉の下部組織で育ち、阪南大学を経て2018年にFC琉球へ入団。2019シーズン途中に鹿児島ユナイテッドFCへと完全移籍していた。

鹿児島では2019シーズンに明治安田J2で2試合に出場。今シーズンは明治安田J3を戦ったが出場機会はなかった。
和田はクラブを通じてコメントしている。

「サガン鳥栖に関わる全てのみなさま。こんにちは。和田凌です。2021年シーズンよりサガン鳥栖でプレーさせて頂くことになりました。まずは幼い頃からの夢であったJ1という舞台に挑戦する場を与えてくださったサガン鳥栖には本当に感謝しています」
「しっかりと毎日努力と準備をして、ピッチでは常に熱く戦い、ゴールを目指し勝つためにプレーをします。そしてサガン鳥栖のために全力で戦います!」

「素晴らしいスタジアムで、熱いサポーターの皆さんの前でサッカーができるのかと思うと今からワクワクが止まりません!!早くみなさんの前で、いいプレーをして多くのゴールを決め、たくさんのアシストをして、喜びを分かち合いたいです!!」

「そしてここまで支えてきてくれた、家族や仲間には本当に感謝しています。家族や仲間がいたからこそ、毎日しっかり努力を積み上げてこれました」

「このステージでサガン鳥栖で活躍をして、関わって下さったみんなを幸せにできるようにこれからもコツコツと努力を積み上げていきたいと思います!!サガン鳥栖のファン、サポーターの皆さんよろしくお願いします!!みなさん良いお年を!!」

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