ネグランのPK弾で逆転勝利の蔚山現代が8年ぶり2度目のアジア王者に輝く!《ACL2020》
2020.12.19 23:20 Sat
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2020決勝のペルセポリス(イラン)vs蔚山現代(韓国)が19日に行われ、1-2で蔚山現代が勝利した。
準決勝でアル・ナスル(サウジアラビア)を下し2年ぶりの決勝へ駒を進めたペルセポリスと、準決勝で横浜F・マリノスを下し8年ぶりの決勝へ駒を進めた蔚山現代の一戦。
試合は蔚山現代がペースを握る展開で推移する中、先手を取ったのはペルセポリス。45分、パク・チュホのバックパスミスを敵陣でメフディ・アブディがカットすると、ボックス内まで持ち上がりシュートをゴール左隅に流し込んだ。
先制を許した蔚山現代だったが、すぐに試合を振り出しに戻す。前半アディショナルタイム1分、最終ラインからのロングフィード前線で受けたユン・ビッカラムがネグランとのワンツーでボックス内に侵入すると、ボックス内での混戦でノールッラヒーに倒された。主審は一度プレーを流したが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)検証の結果、ノールッラヒーのファウルが認められ蔚山現代がPKを獲得。
ネグランのPKはGKラクが弾いたが、こぼれ球に反応したネグランが押し込み、ゴールネットを揺らした。
逆転を許したペルセポリスは、66分にノールッラヒーが強烈なロングシュートでゴールを脅かしたが、これは相手GKがセーブ。さらに83分には、左サイド深くまで侵入したアガエイの折り返しをニアで反応したノールッラヒーがキム・ギヒに倒されたが、VARでの検証の結果、ファウルは認められなかった。
結局、試合はそのまま1-2でタイムアップ。ネグランのPK2本で逆転勝利を飾った蔚山現代が8年ぶり2度目のアジア王者に輝いた。
ペルセポリス(イラン) 1-2 蔚山現代(韓国)
【ペルセポリス】
メフディ・アブディ(前45)
【蔚山現代】
ネグラン(前49[PK])
ネグラン(後10[PK])
準決勝でアル・ナスル(サウジアラビア)を下し2年ぶりの決勝へ駒を進めたペルセポリスと、準決勝で横浜F・マリノスを下し8年ぶりの決勝へ駒を進めた蔚山現代の一戦。
試合は蔚山現代がペースを握る展開で推移する中、先手を取ったのはペルセポリス。45分、パク・チュホのバックパスミスを敵陣でメフディ・アブディがカットすると、ボックス内まで持ち上がりシュートをゴール左隅に流し込んだ。
ネグランのPKはGKラクが弾いたが、こぼれ球に反応したネグランが押し込み、ゴールネットを揺らした。
1-1で迎えた後半、先に追加点を奪ったのは蔚山現代。53分、ボックス右手前でパスを受けたイ・チョンヨンのクロスをクリアにいったメフディ・シリの腕に当たりに当たる。主審は一度プレーを流したが、VARでの検証の結果、メフディ・シリのハンドが認められ蔚山現代がこの試合2度目のPKを獲得。このPKはネグランがゴール右に沈めた。
逆転を許したペルセポリスは、66分にノールッラヒーが強烈なロングシュートでゴールを脅かしたが、これは相手GKがセーブ。さらに83分には、左サイド深くまで侵入したアガエイの折り返しをニアで反応したノールッラヒーがキム・ギヒに倒されたが、VARでの検証の結果、ファウルは認められなかった。
結局、試合はそのまま1-2でタイムアップ。ネグランのPK2本で逆転勝利を飾った蔚山現代が8年ぶり2度目のアジア王者に輝いた。
ペルセポリス(イラン) 1-2 蔚山現代(韓国)
【ペルセポリス】
メフディ・アブディ(前45)
【蔚山現代】
ネグラン(前49[PK])
ネグラン(後10[PK])
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【ACLプレビュー】2016年以来の本大会出場、アウェイ初戦のカギは新戦力《蔚山現代vsFC東京》
11日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2020が開幕を迎える。 Jリーグ勢からはJリーグ王者の横浜F・マリノス、天皇杯王者のヴィッセル神戸、そしてプレーオフを勝ち抜いたJリーグ2位のFC東京が参戦。鹿島アントラーズは惜しくもプレーオフで敗退となった。 新型コロナウイルスの影響もあり、中国勢との対戦日程が変更されるなど、色々なエクスキューズがある今大会。そんな中で、日本勢の先陣を切るのがFC東京だ。 ◆4年ぶりのACL <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/image/cws20200211tokyo_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> FC東京は、昨シーズンの明治安田生命J1リーグで首位を走りながらも、シーズン後半に横浜FMの追い上げを受け、悲願のJ1タイトルを逃していた。 2位となり、プレーオフではセレス・ネグロス(フィリピン)と対戦。大雨に見舞われた中での試合を2-0と制し、本大会に出場することとなった。 グループには蔚山現代(韓国)、上海申花(中国)、パース・グローリー(オーストラリア)が同居する中で、まずはクラブ最高位と同じグループステージ突破が目標となる。 ◆新戦力のフィットがカギ プレーオフですでに今シーズンの公式戦を戦っているFC東京。そのプレーオフでは、昨シーズンのリーグ2位の立役者であるFW永井謙佑、FWディエゴ・オリヴェイラがメンバー外に。一方で、DFジョアン・オマリ、FWアダイウトン、FWレアンドロの新外国人が機能した。 今シーズンもリーグ優勝を目標に掲げながら、アジアの舞台でもしっかり戦いたいFC東京。そのためには、新戦力のフィットが大きなカギを握ることになる。 システムも[4-3-3]に変更して臨む今シーズンだが、準備期間が短いのも懸念点。新戦力と新システムの融合に関しては、シーズン序盤は様子見の状況が続くだろう。 それでも、ディエゴ・オリヴェイラやMF橋本拳人らが復帰。リーグ戦開幕前に迎えるACLでまずは良いスタートを切りたい。 ◆Kリーグ2位の蔚山現代 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/image/cws20200211tokyo_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 対する蔚山現代は、昨シーズンのKリーグ1で2位に終わっている。さらに、リーグMVPを獲得したMFキム・ボギョンが優勝した全北現代モータースへ移籍。また、韓国代表GKキム・スンギュも柏レイソルへと完全移籍し、チームの核を失った。 しかし、FWイ・グノやDFパク・チュホらJリーグを経験しているベテランが残留。さらに、大邱FCの韓国代表GKチョ・ヒョヌ、鹿島アントラーズの韓国代表DFチョン・スンヒョン、アビスパ福岡のDFウォン・ドゥジェを獲得。また、AZからノルウェー代表FWビヨルン・ヨハンセンを獲得し、チームの強化を図っている。 ホームでの開幕戦となるだけに、ACLで優位に立つためには勝利を求めて激しいプレーを出してくるだろう。引き続き指揮を執るキム・ドフン監督が継続して指揮を執っており、チーム力は高いままと予想できる。 ★FC東京予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/image/cws20200211tokyo_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div> GK:林彰洋 DF:室屋成、渡辺剛、森重真人、小川諒也 MF:高萩洋次郎、橋本拳人、三田啓貴 FW:レアンドロ、ディエゴ・オリヴェイラ、アダイウトン 監督:長谷川健太 ◆注目選手 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/image/cws20200211tokyo_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 注目選手は新加入のMFアダイウトンをピックアップしたい。 ジュビロ磐田では公式戦157試合43ゴール21アシストを記録していたアダイウトン。そのパワフルなプレースタイルは、今シーズンの初戦となったセレス・ネグロス戦でも健在だった。 大雨による劣悪なピッチコンディションにおいて、馬力を見せるとともに、高いテクニックも見せつけ、絶妙なループシュートでゴールを記録。FC東京での初ゴールを記録した。 レアンドロ、ディエゴ・オリヴェイラとのブラジル人トリオがいかに機能するかが今シーズンのFC東京のカギ。新システムが完全にフィットしている状況ではないが、このトリオの感覚でその穴を埋めていきたい。 久々のACL。アダイウトンにとっても初挑戦となるが、しっかりと相手の脅威になれるのか。ゴール、アシストでの活躍に期待したい。 2020.02.11 16:20 Tue2
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