仙台が今季初の連勝で最下位脱出! 松下の1G1Aなどで清水との裏天王山で競り勝つ《J1》
2020.12.16 21:40 Wed
明治安田生命J1リーグ第33節の清水エスパルスvsベガルタ仙台が16日にIAIスタジアム日本平で行われ、3-2で仙台が勝利した。
3試合未勝利の清水は0-2で敗れた鹿島アントラーズ戦からスタメン変更は3人。レナト・アウグスト、成岡、ジュニオール・ドゥトラが外れ、竹内、金子、後藤が名を連ねた。
一方、今季ホームで未勝利ながらアウェイでは3連勝中のベガルタ仙台は、0-2で勝利した直近の大分トリニータ戦からスタメン変更はなし。同様のメンバーで今季初の連勝を目指した。
17位清水vs18位仙台による裏天王山。仙台は3分、敵陣中央の松下が左サイドへ展開すると、ボックス左でボールを受けた石原がワントラップでGK大久保をかわすも、カバーに戻ったエウシーニョに身体を寄せられてシュートは放てなかった。
一進一退の攻防が繰り広げられる展開となるなか、仙台は左CKを獲得した17分に決定機。松下がアウトスイングのボールを供給すると、ファーサイドでエウシーニョに競り勝った蜂須賀がヘディングシュート。ボールは右ポストに当たってゴールに吸い込まれた。
36分に松下が直接FKからゴールに迫った仙台は前半終了間際の45分、敵陣中央から蜂須賀が供給したクロスボールはクリアされるものの、セカンドボールを椎橋が回収して真横にパス。このボールに反応した松下が左足を一閃。地を這うシュートがゴール右隅に突き刺さり、仙台の1点リードで試合を折り返した。
ハーフタイム明けに中村、ジュニオール・ドゥトラ、河井を送り込んだ清水は後半立ち上がりの49分、立田のロングボールを収めた西澤がバイタルエリア右から中に持ち込みループ気味のシュートを放つ。しかし、わずかに枠を捉えられなかった。
65分にカウンター攻撃の流れから迎えた決定機を中村が外してしまった清水だが、その直後の67分に追いついて見せる。西澤のパスを受けたファン・ソッコがボックス左外から折り返したクロスを、ゴール前のジュニオール・ドゥトラがヘディングで叩き込み、再びタイスコアに戻した。
このまま同点に終わるかに思われた86分、仙台は敵陣中央右サイドで照山がジュニオール・ドゥトラに倒れてFKを獲得。キッカーの浜崎がクロスと見せかけてニアサイドにシュートを放つと、GK大久保は反応し切れず、再び勝ち越しに成功した。
最後に清水が今季限りで現役引退を表明している吉本をピッチに送り込んだが、逃げ切った仙台が3-2で勝利。アウェイ4連勝及び今季初の連勝で最下位を脱出。敗れた清水エスパルスは最下位に転落した。
清水エスパルス 2-3 ベガルタ仙台
【清水】
西澤健太(前29)
ジュニオール・ドゥトラ(後22)
【仙台】
蜂須賀孝治(前17)
松下佳貴(前45)
浜崎拓磨(後41)
3試合未勝利の清水は0-2で敗れた鹿島アントラーズ戦からスタメン変更は3人。レナト・アウグスト、成岡、ジュニオール・ドゥトラが外れ、竹内、金子、後藤が名を連ねた。
17位清水vs18位仙台による裏天王山。仙台は3分、敵陣中央の松下が左サイドへ展開すると、ボックス左でボールを受けた石原がワントラップでGK大久保をかわすも、カバーに戻ったエウシーニョに身体を寄せられてシュートは放てなかった。
一進一退の攻防が繰り広げられる展開となるなか、仙台は左CKを獲得した17分に決定機。松下がアウトスイングのボールを供給すると、ファーサイドでエウシーニョに競り勝った蜂須賀がヘディングシュート。ボールは右ポストに当たってゴールに吸い込まれた。
5バック気味に守る仙台を前に攻撃の形をなかなか作れない展開が続いた清水は29分、リズムよくボールを繋ぎ金子からのボールを受けた西澤がボックス中央手前から右足コントロールショット。これがゴール右隅に決まり、スコアをタイに戻した。
36分に松下が直接FKからゴールに迫った仙台は前半終了間際の45分、敵陣中央から蜂須賀が供給したクロスボールはクリアされるものの、セカンドボールを椎橋が回収して真横にパス。このボールに反応した松下が左足を一閃。地を這うシュートがゴール右隅に突き刺さり、仙台の1点リードで試合を折り返した。
ハーフタイム明けに中村、ジュニオール・ドゥトラ、河井を送り込んだ清水は後半立ち上がりの49分、立田のロングボールを収めた西澤がバイタルエリア右から中に持ち込みループ気味のシュートを放つ。しかし、わずかに枠を捉えられなかった。
65分にカウンター攻撃の流れから迎えた決定機を中村が外してしまった清水だが、その直後の67分に追いついて見せる。西澤のパスを受けたファン・ソッコがボックス左外から折り返したクロスを、ゴール前のジュニオール・ドゥトラがヘディングで叩き込み、再びタイスコアに戻した。
このまま同点に終わるかに思われた86分、仙台は敵陣中央右サイドで照山がジュニオール・ドゥトラに倒れてFKを獲得。キッカーの浜崎がクロスと見せかけてニアサイドにシュートを放つと、GK大久保は反応し切れず、再び勝ち越しに成功した。
最後に清水が今季限りで現役引退を表明している吉本をピッチに送り込んだが、逃げ切った仙台が3-2で勝利。アウェイ4連勝及び今季初の連勝で最下位を脱出。敗れた清水エスパルスは最下位に転落した。
清水エスパルス 2-3 ベガルタ仙台
【清水】
西澤健太(前29)
ジュニオール・ドゥトラ(後22)
【仙台】
蜂須賀孝治(前17)
松下佳貴(前45)
浜崎拓磨(後41)
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