甲府DF藤田優人がプロ12年目の今季限りで現役引退 「言い表せないほど幸せな時間でした」

2020.12.15 13:15 Tue
Getty Images
ヴァンフォーレ甲府は15日、DF藤田優人(34)の今季現役引退を発表した。

藤田は国見高校、明治大学を経て、2009年に東京ヴェルディでプロキャリアをスタートさせ、横浜F・マリノスや横浜FC、柏レイソル、サガン鳥栖でもプレー。2012〜2015年までを過ごした柏時代に天皇杯やナビスコカップ(現ルヴァンカップ)のタイトル獲得に寄与した。

そして、今季から甲府に活躍の場を移すと、明治安田生命J2リーグ残り2試合の現時点で20試合に出場しているが、Jリーグ通算232試合4得点の数字を誇る12年間のプロキャリアに区切りをつけることに。クラブ公式サイトを通じて、次のようにコメントしている。
「私、藤田優人は、2020年シーズンを最後に現役引退することを決断致しました。先ず、今シーズンコロナウイルスの影響によりリーグ開催も危ぶまれる中、ご尽力賜りましたサッカー協会の皆様、リーグ・クラブスポンサー各社の皆様、各クラブ関係者の皆様、全てのサッカーファン・サポーターの皆様、サッカーの枠を越え医療現場の最前線で戦い続けてくださっている医療従事者の方々に改めて敬意を表し、深く感謝申し上げます」

「4歳でサッカーを始めてから30年、言葉では言い表せないほど幸せな時間でした。
明治北SSC、カティオーラFC、国見高校サッカー部、明治大学体育会サッカー部、東京ヴェルディ、横浜F・マリノス、横浜FC、柏レイソル、サガン鳥栖、ヴァンフォーレ甲府、共に闘ったチームメイト、チームスタッフの皆様、ファン・サポーターの皆様、チームスポンサー各社の皆様、マネージメント・株式会社イマージェント様、この場を借りて深く感謝申し上げます」
「選手としてのサイクルを終え、新たな夢を叶える為にポジティブな気持ちで現役引退します。残り2試合、ヴァンフォーレ甲府の為に全力で闘います」

なお、チームは今季最終戦の20日に本拠地で予定するJ2リーグ第42節のファジアーノ岡山戦後、現役引退セレモニーを実施する。

藤田優人の関連記事

柏レイソルは14日、2020シーズン限りで現役を引退した藤田優人がU-18のコーチに就任することを発表した。 藤田は国見高校から明治大学を経て、2009年に東京ヴェルディへと入団。横浜F・マリノス、横浜FCでのプレーを経て、2012年に柏へと加入した。 柏では4シーズン在籍すると、2016年にはサガン鳥栖へ 2021.01.14 14:15 Thu
ヴァンフォーレ甲府は6日、FW松田力(28)とDF藤田優人(33)が加入することを発表した。 松田は大分トリニータでプロデビュー後、名古屋グランパスやジェフユナイテッド千葉でのプレーを経て、2017年にアビスパ福岡に加入。2019シーズンは明治安田生命J2リーグ36試合に出場し、キャリアハイとなる8ゴールを記録。 2020.01.06 15:40 Mon
サガン鳥栖は23日、DF藤田優人(33)が契約満了に伴い、今シーズン限りで退団することを発表した。 2009年に東京ヴェルディでプロキャリアをスタートさせた藤田は、横浜F・マリノス、横浜FC、柏レイソルを渡り歩き、2016年から鳥栖でプレー。加入初年度こそレギュラーとして活躍したが、徐々に出場機会を減らしていき、 2019.12.23 18:25 Mon
サガン鳥栖は8日、DF藤田優人(32)の契約更新を発表した。 東京ヴェルディでプロキャリアをスタートさせた藤田は、横浜F・マリノス、横浜FC、柏レイソルを経て、2016年に鳥栖に完全移籍。昨シーズンは明治安田生命J1リーグで12試合、天皇杯に1試合、YBCルヴァンカップに1試合出場した。 新シーズンも鳥栖で 2019.01.08 17:10 Tue
▽サガン鳥栖は10日、DF藤田優人(31)との契約更新を発表した。 ▽藤田は、東京ヴェルディ、横浜F・マリノス、横浜FC、柏レイソルと渡り歩き、2016年に鳥栖に加入。2017シーズンは明治安田生命J1リーグで23試合に出場。YBCルヴァンカップで5試合、天皇杯で2試合に出場していた。藤田はクラブを通じてコメント 2018.01.10 15:53 Wed

ヴァンフォーレ甲府の関連記事

ヴァンフォーレ甲府は15日、アシスタントコーチにシンガポール人指導者のナズリ・ナシル氏(54)が就任することを発表した。登録期間は11月30日までとなる。 ナズリ・ナシル氏は、シンガポール政府・文化社会青年省(Ministry of Culture, Community and Youth of Governme 2025.05.15 15:50 Thu
Jリーグは14日、5月15日の「Jリーグの日」を記念し、開幕当時に多くのファンに親しまれた「Jリーグチップス」を特別に復刻することを発表した。 1993年の開幕とともに人気を博した「Jリーグチップス(選手カード付)」が、32周年を迎えるJリーグに帰ってくることに。復刻版では、J1、J2、J3の全60クラブから各3 2025.05.14 15:55 Wed
明治安田J2リーグ第15節の10試合が10日、11日に行われた。 【RB大宮vs仙台】2位・3位の上位対決はRB大宮が快勝 前節は首位のジェフユナイテッド千葉を国立競技場で下した3位のRB大宮アルディージャと、藤枝MYFCを下して2位をキープしたベガルタ仙台の一戦。仙台は8試合無敗の中で迎えた一戦だったが 2025.05.11 17:40 Sun
6日、明治安田J2リーグ第14節の10試合が全国各地で行われた。 【札幌vs磐田】昨季のJ1対決は磐田に軍配 12位の北海道コンサドーレ札幌と9位のジュビロ磐田の対戦。昨季はJ1で戦った両者が上位に向かうために大事な試合に臨んだ。 試合は開始38秒に動く。リカルド・グラッサのロングフィードを裏に 2025.05.06 18:40 Tue
3日、明治安田J2リーグ第12節の10試合が各地で行われた。 【鳥栖vs千葉】首位・千葉が2試合連続ドロー 首位に立つジェフユナイテッド千葉は、前節のロアッソ熊本戦で今季初のドロー。連勝が4でストップした中、8位のサガン鳥栖とアウェイで対戦した。 試合は立ち上がりから動くことに。9分、鳥栖は千葉の最 2025.05.03 21:10 Sat

J2の関連記事

日本サッカー協会(JFA)は15日、ドイツサッカー連盟(DFB)との「審判交流プログラム」として、2名の審判員が来日することを発表した。 今回来日するのは、フロリアン・バドストゥーブナー氏とマルティン・ペーターセン氏。バドストゥーブナー氏は、2000年からブンデスリーガを担当し58試合を担当。2.ブンデスリーガで 2025.05.15 17:05 Thu
ヴァンフォーレ甲府は15日、アシスタントコーチにシンガポール人指導者のナズリ・ナシル氏(54)が就任することを発表した。登録期間は11月30日までとなる。 ナズリ・ナシル氏は、シンガポール政府・文化社会青年省(Ministry of Culture, Community and Youth of Governme 2025.05.15 15:50 Thu
大分トリニータは15日、3日に行われた明治安田J2リーグ第13節のロアッソ熊本戦で発生した違反行為への処分を発表した。 クラブの発表によると、大分のサポーターの一部が違反行動。スタジアム入りするロアッソ熊本のチームバスの運行を妨げるという違反行為に出ていたという。 今回の処分対象者は14名。18日に行われる 2025.05.15 14:10 Thu
Jリーグは14日、「2025“Jリーグの日”特別企画発表会」を開催。5月15日の「Jリーグの日」を記念した特別企画として「Jリーグチップス(選手カード付)」のオマージュ版を特別に復刻させることを発表した。 「Jリーグチップス(選手カード付)」のオマージュ版は、5月17日(土)、18日(日)に行われる試合を対象とし 2025.05.14 16:45 Wed
Jリーグは14日、5月15日の「Jリーグの日」を記念し、開幕当時に多くのファンに親しまれた「Jリーグチップス」を特別に復刻することを発表した。 1993年の開幕とともに人気を博した「Jリーグチップス(選手カード付)」が、32周年を迎えるJリーグに帰ってくることに。復刻版では、J1、J2、J3の全60クラブから各3 2025.05.14 15:55 Wed

ヴァンフォーレ甲府の人気記事ランキング

1

“結婚詐欺”報道の甲府・主将MF新井涼平に厳重処分、本人申し出で契約解除に

ヴァンフォーレ甲府は1日、MF新井涼平(31)への処分を発表。クラブと契約解除し退団することとなった。 新井は、週刊誌等で女性に対して“結婚詐欺"を行ったと報道が出ており、女性からの訴えで問題が発覚していた。 甲府はすでに声明を発表し、活動停止の処分を下し、事実確認をするとしていた。 当時の声明では選手名は出されていなかったが、新井であることを今回は明示。事案発生日から報道内容を含め、弁護士立ち合いのもとで細部にわたって事実確認をしたとのことだ。 クラブは確認の結果「あくまでもプライベートに関することとはいえ、クラブの秩序風紀を乱し、且つ公序良俗に反する行為に該当するものであると認定した」とのこと。重い処分を下した。 新井は今シーズンの活動停止、公式戦の出場停止、そして報酬の支払い停止の処分を下されることとなった。 また、この処分を受け、新井から「現時点で自分自身がクラブに示すことができる償いは、自らクラブを退団することである」と強く要望があり、双方合意の上で、6月30日付で契約解除に至った。 なお、佐久間悟代表 取締役社長はチーム管理監督不行き届きによる懲戒処分として、1カ月の5%減俸の処分が下された。 甲府は声明の最後に「弊クラブと致しましては、この度の事案を深く受け止め、クラブをお支え頂いております多くの皆様に対して、改めてお詫び申し上げますとともに、クラブ内におきましては、Jリーグ選手・スタッフ・フロントとして相応しい行動を心掛け、クラブとしてコンプライアンスの徹底に務めて参る所存でございます」と謝罪している。 新井は大宮アルディージャの下部組織出身で、ジュニアユース、ユースと所属し2009年にトップチーム昇格。プロ1年目の開幕戦でいきなりデビューを果たした。 その後FC岐阜への期限付き移籍を経験し、2012年にギラヴァンツ北九州へ完全移籍。2013年から甲府でプレーし、2020年からキャプテンを務めていた。 2021シーズンも明治安田生命J2リーグで39試合に出場し2得点を記録するなど、甲府ではケガの時期を除いて主軸を担っていたが、今シーズンはわずか2試合の出場に。3月の出場を最後に一度もメンバー入りしていなかった。 2022.07.01 19:12 Fri
2

J2残留が決まった甲府が大塚真司監督の続投を発表、ACLとの並行もあり15位と低迷

ヴァンフォーレ甲府は2日、大塚真司監督(48)の続投を発表した。 現役時代はジェフユナイテッド市原(現:ジェフユナイテッド千葉)、川崎フロンターレ、大宮アルディージャ、モンテディオ山形 、コンサドーレ札幌(現:北海道コンサドーレ札幌)でプレーした大塚監督は、引退後は大宮の下部組織やトップチームでコーチや監督を歴任した。 2022年に甲府のトップチームヘッドコーチに就任すると、2024年からはトップチームコーチに就任していた。 AFCチャンピオンズリーグに出場するなど、クラブとして新たなステージに入りつつあった甲府だったが、今シーズンは序盤から低迷。7月に成績不振により篠田善之監督が契約解除。後を継ぐ形で、大塚監督が誕生していた。 チームはなかなか結果が出ない日々が続いており、勝ち点42で現在15位と低迷。ただ、来シーズンもJ2を戦うことが決定していた。 大塚監督はクラブを通じてコメントしている。 「ファン・サポーターの皆様、またスポンサー様、地域の皆様には、日頃よりクラブを支えていただきつつ、チームを力強く後押しして下さり誠にありがとうございます」 「この度、クラブより監督としての契約延長オファーをいただき、引き続きチームの指揮を取らせていただくことになりました」 「今シーズンの途中に新監督として就任し、皆様により多くの勝利を届けるために、「チーム一体/攻守一体」という言葉をキーワードに選手スタッフと全力で取り組んで参りましたが、期待に添えるだけの勝利と喜びをお届けすることができず、大変悔しく不甲斐ない気持ちでいっぱいです。まずは、今シーズン残り2試合をホーム小瀬で皆様と喜びを分かち合うために全力で戦い抜きます」 「今シーズンこれまで積み上げてきたものを更にしなやかで強固なものに成長させ、「勝ち続けるチーム」 「止められないチーム」となるために、改めて強い覚悟を持って全力で進んでいきたいと思います」 「ヴァンフォーレ甲府が目指すJ1昇格への道のりには皆様の力が必要であり、共に歩んでいただきたいと強く思っております。引き続きご支援ご声援の程、よろしくお願いいたします」 また、佐久間悟 代表取締役社長もコメント。来シーズンはJ1昇格を見据えて監督を後押しするとした。 「今シーズンもヴァンフォーレ甲府に関わる多くの皆様方には、クラブに対して多大なるご支援とご声援を賜り、誠にありがとうございました」 「今季は、「緊褌一番」をクラブスローガンに掲げシーズンに挑みましたが、結果として、多くの皆様方からのご期待を裏切ることになりましたことを心からお詫び申し上げます」 「最終的には、他力ながらJ2リーグに留まることができましたが、一時は、降格圏内に巻き込まれる恐れがあった中で新監督として就任した大塚真司監督に来季も監督を続投して頂くことになりました」 「クラブと致しましては、今シーズンのチーム課題を検証・分析をして、大塚真司監督をしっかりと支える体制を構築し、来シーズンは、J1昇格を果たすべく、邁進いたします。ヴァンフォーレ甲府に関わる多くの皆様方には、引き続き、ご支援とご声援をお願い申し上げます」 2024.11.02 11:25 Sat
3

甲府に12年ぶりに復帰した柏好文が「Vogt-小柳-原田病」と診断…全治約3カ月「元気な姿で必ずピッチに戻ってきます」

ヴァンフォーレ甲府は13日、MF柏好文の療養を発表した。 サンフレッチェ広島から今シーズン甲府に加入した柏。2013年以来となる甲府への復帰となり、チームのJ1昇格に向けた大きな戦力となることが期待されていた。 しかし、柏は「Vogt(フォクト)-小柳-原田病」と診断。約3カ月の離脱になると見られている。 「Vogt(フォクト)-小柳-原田病」とは、急に両眼にぶどう膜炎と網膜剥離が生じて見えにくくなる疾患。同時に髄膜炎や難聴が生じ、しばらく経過した後に皮膚の白斑、白髪、脱毛などが生じるとされている。 柏はクラブを通じてコメントしている。 「病院の部屋から見える山梨の富士山は力を与えてくれます。甲府が上に行けるようソコヂカラで治療します。元気な姿で必ずピッチに戻ってきます」 また、佐久間悟 代表取締役社長も今回の件を受けてコメントしている。 「この度、今シーズンより、ヴァンフォーレ甲府に復帰した柏好文選手が予期せぬ病から暫くの期間、活動することが出来なくなりました。クラブとしては、今シーズンのクラブスローガンである「ソコヂカラ」の根源となる大きな役割を担って頂くことを期待しており、この現状を冷静に受け止めて、柏好文選手の一日も早い回復を期待しております」 2025.01.13 18:20 Mon
4

名古屋や大分でプレーしたDFダニエルが死去…2016年にがんを患い現役引退

かつて名古屋グランパスや大分トリニータでプレーしたブラジル人DFダニエル・シルバ・ドス・サントス(36)が死去した。ブラジルメディア『Globo Esporte』などが伝えている。 母国ブラジルのカボフリエンセでプロデビューしたダニエルは、2009年にヴァンフォーレ甲府へ加入すると、2011年まで同クラブに在籍。2012年からは、2シーズンにわたって名古屋でプレー。その後、一度は母国に帰国するも2014年9月に大分に加入。 大分ではキャプテンを務めるなど中心選手として活躍したが、2016年にがんを患っていると診断されたため、同シーズン限りで大分を退団し、現役を引退した。 現役引退後は、がんの治療を行いながら、母国ブラジルで指導者として活動していた。 2019.02.10 23:40 Sun
5

甲府がGK河田晃兵、ルーキーMF中村亮太朗との契約更新を発表

ヴァンフォーレ甲府は5日、GK河田晃兵(33)、MF中村亮太朗(23)との契約更新を発表した。 河田はガンバ大阪やアビスパ福岡などでプレーし、2015年に完全移籍で加入。2020シーズンは明治安田J2で6試合の出場にとどまっていた。 中村は新潟明訓高校から中央大学を経て甲府に入団。ルーキーイヤーながら2020シーズンは明治安田J2で26試合に出場し2得点を記録していた。 両選手はクラブを通じてコメントしている。 ◆GK河田晃兵 「2021シーズンこそ、コンディションを整え、たくさんプレーできる時間を増やし、チームの勝利に貢献できるよう頑張りたいです!今シーズンもよろしくお願いします!」 ◆MF中村亮太朗 「明けましておめでとうございます。昨年は、コロナ禍での開催となりましたが、多くの方々のご支援のおかげで、無事にシーズンを終えることができました。本当に感謝しています」 「今シーズンは応援してくださる方が熱くなり、ワクワクするようなサッカーをお見せして、J1に昇格したいと思います。今年もよろしくお願いします」 2021.01.05 16:30 Tue

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly