【ラ・リーガ注目プレビュー】今季最初のマドリード・ダービー! アトレティコは昨季ダービー敗戦以降26戦無敗を継続中
2020.12.12 16:00 Sat
ラ・リーガ第13節、レアル・マドリーとアトレティコ・マドリーによるマドリード・ダービーが日本時間12日29:00にアルフレド・ディ・ステファノでキックオフされる。直近の公式戦2連勝中のマドリーがラ・リーガ7連勝で首位に立つアトレティコをホームで迎え撃つ今季最初の首都決戦だ。現在、4位のマドリー(勝ち点20)は前節、セビージャとのタフなアウェイゲームを相手のオウンゴールによって1-0で競り勝ち、2敗1分けと不振を極めたリーグ戦の負の流れを払しょく。さらに、チャンピオンズリーグ(CL)では最終節を前にグループ3位という崖っぷちの状況から、ホームで首位のボルシアMGをFWベンゼマの2ゴールの活躍により2-0の完勝。劇的な形でグループ首位通過を決め、ジダン監督の進退問題にひとまず決着を付けた。DFセルヒオ・ラモスやDFカルバハルと負傷者も続々と復帰を果たす中、絶好調のライバルを叩いて昨季終盤戦の勢いを取り戻したいところだ。
一方、アトレティコ(勝ち点26)は前節、バジャドリー相手に幾つかのポジションでターンオーバーを敢行した中、MFレマルの約1年8カ月ぶりとなるゴールによって最終的に2-0のスコアで快勝。圧巻のリーグ7連勝で2試合消化が多いレアル・ソシエダ(勝ち点25)を抜き、今季初めて首位に浮上した。また、CLでもザルツブルクとのグループ最終節を2-0の勝利で終え、昨季王者バイエルンに続く2位通過を果たしている。
今季ここまでのラ・リーガ10試合で21得点2失点と驚異のスタッツを叩き出しているシメオネ率いるチームは、昨季からのリーグ戦無敗記録を26試合(17勝9分け)に更新中。その安定した戦いぶりを見れば、今季の優勝候補筆頭と言えるだろう。そして、今年2月1日の対戦で最後に土を付けられた因縁の相手にこの記録を継続できれば、いよいよ正真正銘の優勝候補との評価を確立できるはずだ。
なお、ジダン監督とシメオネ監督の通算対戦成績はフランス人指揮官が5勝2敗4分けと勝ち越している。とりわけ、ラ・リーガの戦いにおいては初対戦で敗れた2016年2月末の対戦以降、6戦無敗(2勝4分け)となっている。
【4-3-3】
▽レアル・マドリー予想スタメン

GK:クルトワ
DF:カルバハル、ヴァラン、セルヒオ・ラモス、メンディ
MF:モドリッチ、カゼミロ、クロース
FW:アセンシオ、ベンゼマ、ヴィニシウス
負傷者:MFウーデゴール、FWアザール、マリアーノ、ヨビッチ
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関してはアザール、マリアーノ、ヨビッチの3人のアタッカーに加え、ウーデゴールがケガによって招集外となっている。その一方で、負傷明けのバルベルデがメンバー入りを果たしている。
今シーズンに関しては中盤の人選によって[4-3-3]、[4-2-3-1]の布陣を併用しているが、今回のダービーでは前者の採用を予想する。ただ、バルベルデの復帰に伴い、[4-3-1-2]のオプションも考えられる。
スタメンに関しては右サイドバックと両ウイングの人選に注目したい。カルバハルのコンディションに問題がなければ、先発復帰する可能性が高いが、ここ最近右サイドバックで奮闘しているルーカス・バスケスをベンチに置くのは少しもったいない。そのため、パフォーマンスに波があるロドリゴ、アセンシオに代わって同選手を右ウイングで起用する可能性もありそうだ。
◆アトレティコ・マドリー◆
【5-3-2】
▽アトレティコ・マドリー予想スタメン

GK:オブラク
DF:トリッピアー、サビッチ、フェリペ、エルモソ、カラスコ
MF:マルコス・ジョレンテ、コケ、サウール
FW:スアレス、フェリックス
負傷者:DFヒメネス、FWジエゴ・コスタ
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関してはディフェンスリーダーのヒメネス、ジエゴ・コスタの2選手が欠場となる。
システムに関してはバルセロナ戦以降、継続して採用している[5-3-2]を採用する見込みだ。スタメンに関しても前述の11人の起用が濃厚で、変更点があるとすれば、コンディションが上がり切っていないスアレスに代わってコレアを起用するぐらいか。
★注目選手
◆レアル・マドリー:FWカリム・ベンゼマ

マドリーの注目プレーヤーはエースのベンゼマだ。今季も継続路線を築くエルブランコの主砲に君臨する元フランス代表は開幕3試合連続無得点とスロースタートとなったが、ここまで公式戦14試合で8ゴール3アシストと徐々にゴールペースを上げている。12月に入って筋肉系のトラブルから回復すると、直近のボルシアMG戦ではヘディングでの圧巻の2ゴールを決めてチームのCL決勝トーナメント進出の立役者となった。
そして、その頼れるエースは絶好調のアトレティコと対峙する今回のダービーでも引き続き勝負強い働きが期待されるところだ。世界屈指の堅守を誇るアトレティコとの通算34回の直接対決ではわずかに5ゴールと完全に抑え込まれている印象だが、今年2月の前回対戦ではウノセロの勝利に導く決勝点を挙げている。相手の屈強な3センターバックの徹底監視が予想される中、27戦ぶりに敗北を与えるゴールを決めたい。
◆アトレティコ・マドリー:MFマルコス・ジョレンテ

アトレティコの注目プレーヤーは古巣相手に初勝利を目指すジョレンテだ。祖父ラモン・グロッソ、大叔父フランシスコ・ヘント、父フランシスコ・ジョレンテと、3代でマドリーのユニフォームに身を包んできた生粋のマドリディスタは、昨夏にそのライバルであるアトレティコに完全移籍し、心のクラブと袂を分かった。そして、昨シーズンはその古巣と3度ピッチ上で対峙したが、2敗1分けと一度も勝利を手にできなかった。また、個人としてもその3度の対戦では現在と異なる役割を与えられており、不完全燃焼のパフォーマンスとなっていた。
しかし、ジョレンテは昨季CLリバプール戦以降、新たに与えられたセカンドトップ、サイドハーフというポジションで持ち味の身体能力を生かしたプレッシング能力、推進力、得点能力を遺憾なく発揮。ここ最近では[5-3-2]のシステム変更に伴い、右のインテリオールを主戦場としているが、豊富な運動量とプレー強度を武器にサウールと共に攻守両面で絶大な存在感を放っている。そして、絶対的な主力の一人として臨む通算4度目の古巣対戦では中盤での激しい攻防を制するとともに、得意とするスペースをアタックする動きでゴールやアシストという決定的な仕事に絡むことが期待される。
一方、アトレティコ(勝ち点26)は前節、バジャドリー相手に幾つかのポジションでターンオーバーを敢行した中、MFレマルの約1年8カ月ぶりとなるゴールによって最終的に2-0のスコアで快勝。圧巻のリーグ7連勝で2試合消化が多いレアル・ソシエダ(勝ち点25)を抜き、今季初めて首位に浮上した。また、CLでもザルツブルクとのグループ最終節を2-0の勝利で終え、昨季王者バイエルンに続く2位通過を果たしている。
なお、ジダン監督とシメオネ監督の通算対戦成績はフランス人指揮官が5勝2敗4分けと勝ち越している。とりわけ、ラ・リーガの戦いにおいては初対戦で敗れた2016年2月末の対戦以降、6戦無敗(2勝4分け)となっている。
◆レアル・マドリー◆
【4-3-3】
▽レアル・マドリー予想スタメン

(C)CWS Brains,LTD.
GK:クルトワ
DF:カルバハル、ヴァラン、セルヒオ・ラモス、メンディ
MF:モドリッチ、カゼミロ、クロース
FW:アセンシオ、ベンゼマ、ヴィニシウス
負傷者:MFウーデゴール、FWアザール、マリアーノ、ヨビッチ
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関してはアザール、マリアーノ、ヨビッチの3人のアタッカーに加え、ウーデゴールがケガによって招集外となっている。その一方で、負傷明けのバルベルデがメンバー入りを果たしている。
今シーズンに関しては中盤の人選によって[4-3-3]、[4-2-3-1]の布陣を併用しているが、今回のダービーでは前者の採用を予想する。ただ、バルベルデの復帰に伴い、[4-3-1-2]のオプションも考えられる。
スタメンに関しては右サイドバックと両ウイングの人選に注目したい。カルバハルのコンディションに問題がなければ、先発復帰する可能性が高いが、ここ最近右サイドバックで奮闘しているルーカス・バスケスをベンチに置くのは少しもったいない。そのため、パフォーマンスに波があるロドリゴ、アセンシオに代わって同選手を右ウイングで起用する可能性もありそうだ。
◆アトレティコ・マドリー◆
【5-3-2】
▽アトレティコ・マドリー予想スタメン

(C)CWS Brains,LTD.
GK:オブラク
DF:トリッピアー、サビッチ、フェリペ、エルモソ、カラスコ
MF:マルコス・ジョレンテ、コケ、サウール
FW:スアレス、フェリックス
負傷者:DFヒメネス、FWジエゴ・コスタ
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関してはディフェンスリーダーのヒメネス、ジエゴ・コスタの2選手が欠場となる。
システムに関してはバルセロナ戦以降、継続して採用している[5-3-2]を採用する見込みだ。スタメンに関しても前述の11人の起用が濃厚で、変更点があるとすれば、コンディションが上がり切っていないスアレスに代わってコレアを起用するぐらいか。
★注目選手
◆レアル・マドリー:FWカリム・ベンゼマ

Getty Images
マドリーの注目プレーヤーはエースのベンゼマだ。今季も継続路線を築くエルブランコの主砲に君臨する元フランス代表は開幕3試合連続無得点とスロースタートとなったが、ここまで公式戦14試合で8ゴール3アシストと徐々にゴールペースを上げている。12月に入って筋肉系のトラブルから回復すると、直近のボルシアMG戦ではヘディングでの圧巻の2ゴールを決めてチームのCL決勝トーナメント進出の立役者となった。
そして、その頼れるエースは絶好調のアトレティコと対峙する今回のダービーでも引き続き勝負強い働きが期待されるところだ。世界屈指の堅守を誇るアトレティコとの通算34回の直接対決ではわずかに5ゴールと完全に抑え込まれている印象だが、今年2月の前回対戦ではウノセロの勝利に導く決勝点を挙げている。相手の屈強な3センターバックの徹底監視が予想される中、27戦ぶりに敗北を与えるゴールを決めたい。
◆アトレティコ・マドリー:MFマルコス・ジョレンテ

Getty Images
アトレティコの注目プレーヤーは古巣相手に初勝利を目指すジョレンテだ。祖父ラモン・グロッソ、大叔父フランシスコ・ヘント、父フランシスコ・ジョレンテと、3代でマドリーのユニフォームに身を包んできた生粋のマドリディスタは、昨夏にそのライバルであるアトレティコに完全移籍し、心のクラブと袂を分かった。そして、昨シーズンはその古巣と3度ピッチ上で対峙したが、2敗1分けと一度も勝利を手にできなかった。また、個人としてもその3度の対戦では現在と異なる役割を与えられており、不完全燃焼のパフォーマンスとなっていた。
しかし、ジョレンテは昨季CLリバプール戦以降、新たに与えられたセカンドトップ、サイドハーフというポジションで持ち味の身体能力を生かしたプレッシング能力、推進力、得点能力を遺憾なく発揮。ここ最近では[5-3-2]のシステム変更に伴い、右のインテリオールを主戦場としているが、豊富な運動量とプレー強度を武器にサウールと共に攻守両面で絶大な存在感を放っている。そして、絶対的な主力の一人として臨む通算4度目の古巣対戦では中盤での激しい攻防を制するとともに、得意とするスペースをアタックする動きでゴールやアシストという決定的な仕事に絡むことが期待される。
アトレティコ・マドリーの関連記事
ラ・リーガの関連記事
|
アトレティコ・マドリーの人気記事ランキング
1
【2024-25 ラ・リーガ前半戦ベストイレブン】3つ巴の争いも3位のバルサから最多4選手を選出
2024-25シーズンのラ・リーガは第19節を消化。そこで本稿では前半戦のベストイレブンを超ワールドサッカー編集部が独自に選定した。 ◆ラ・リーガ前半戦ベストイレブン GK:レミロ DF:ミンゲサ、ビビアン、リュディガー、ミゲル・グティエレス MF:ヤマル、バルベルデ、ペドリ、ハフィーニャ FW:レヴァンドフスキ、グリーズマン GK アレックス・レミロ(29歳/レアル・ソシエダ) 出場試合数:19(先発:19)/失点数:13 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 安定感際立つラ・レアル最後の砦。サモラ賞レースでは12失点のオブラクが首位に立っているが、アトレティコとソシエダの守備力を考慮してレミロを選出。比較的メンバーが入れ替わるディフェンスラインで新加入アゲルドとともに攻守に安定したパフォーマンスを披露。ここまでチーム総得点が17点と常にロースコアの戦いを強いられるなか、高い集中力を維持し、12度のクリーンシートを達成。試合の流れを変えるパラドンの数々も印象的だ。 DF オスカル・ミンゲサ(25歳/セルタ) 出場試合数:18(先発:18)/得点数:2 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> バルサ育ちがガリシアの地で完全覚醒。バルセロナDFクンデやソシエダDFアランブル、ラージョDFラティウ、エスパニョールDFエル・ヒラリと今季前半戦は右ラテラルの活躍が光ったが、セルタで攻守に躍動したミンゲサを選出。バルセロナ時代にはディフェンスラインの便利屋という印象にとどまったが、今季のセルタでは左右のサイドバックとウイングバックを主戦場に2ゴール5アシストを記録。ビルドアップへの貢献度を含め、攻撃面において完全に殻を破った。すでに国内外の強豪クラブが関心を示しており、その去就にも注目が集まる。 DF ダニ・ビビアン(25歳/アスレティック・ビルバオ) 出場試合数:16(先発:14)/得点数:2 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今季も抜群の安定感誇るディフェンスリーダー。昨季に完全に一本立ちした25歳は、屈強なフィジカルを武器に対人守備で無類の強さ。加えて、昨季の経験によって攻守両面で判断の質、ポジショニング、プレーの安定感が増しており、味方へのコーチングを含めてますますリーダーらしい存在感を放った。マドリー戦ではムバッペを完璧に封じ込んだのも印象的だった。 DF アントニオ・リュディガー(31歳/レアル・マドリー) 出場試合数:19(先発:18)/得点数:0 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> エル・ブランコの屋台骨支える。ディフェンスラインのマルチロールだったナチョの退団に加え、今季もミリトン、カルバハルが長期離脱となったマドリーのディフェンスラインでフル稼働。チュアメニやルーカス・バスケスとビッグマッチにおいて脆さを見せる相棒たちを見事にカバー。ムバッペの加入でより攻撃偏重なチームにおいて1試合平均1失点でとどまっている最大の要因は地対空で無類の強さをみせ、要所での気の利いたカバーリングを見せるドイツ代表の存在が非常に大きい。 DF ミゲル・グティエレス(23歳/ジローナ) 出場試合数:18(先発:18)/得点数:1 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> チーム苦戦の中で個人としては充実の前半戦。今季もミチェル監督仕込みの攻撃的なポジショナルプレーにおいて偽SB以上にフレキシブルな役割を担い、ピボーテやインテリオールとしてもプレー。昨季に比べて前線の質がやや低下し、1ゴール4アシストの数字にとどまったが、高精度のクロスやキーパスでその数字以上のチャンスを演出し続けている。 MF ラミン・ヤマル(17歳/バルセロナ) 出場試合数:16(先発:14)/得点数:5 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 17歳の怪物がトップ・オブ・トップの領域に。今季の前半戦では過密日程の疲労や細かいケガがありながらも、5ゴール10アシストを記録。レヴァンドフスキ、ハフィーニャとの最強ユニットでリーグダントツの51ゴールを挙げた攻撃陣を牽引。クンデの絶妙な後方からの支援を受けつつ、攻撃面では異次元の輝きを放っており、複数人にマークされながらも局面を打開。ときおり若さゆえのセルフィッシュな姿を見せる場面もあるが、視野や判断、オフ・ザ・ボールの向上によってコンプリートアタッカーに成長している。 MF フェデリコ・バルベルデ(26歳/レアル・マドリー) 出場試合数:19(先発:19)/得点数:5 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 躍動続けるエル・ブランコの新8番。クロースの背番号を継承し、気持ち新たに臨んだシーズンでより責任感を増したウルグアイ代表はピボーテにインテリオール、ときに右のラテラルでも起用され、チームのために献身。ベリンガムとともに前がかりなチームを守備で支えつつ、5ゴール2アシストを記録。“バルベルデ砲”と称される強烈なミドルシュートは、チームの窮地や勝負所で決まる場面が多く、勝負強さを含めてマドリーの前半戦ベストプレーヤーと言える活躍だった。 MF ペドリ(22歳/バルセロナ) 出場試合数:19(先発:17)/得点数:4 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 多くのケガを乗り越えて天才が完全復活。近年はピッチに出れば活躍を見せるものの、度重なるケガで稼働率の問題を抱えてきたが、今季は前半戦全試合に出場。試行錯誤のコンディション調整がようやく実を結び、離脱期間に集中して取り組んだウエイトトレーニングは主に守備面で力強さをもたらし、チーム事情で主戦場はインテリオールやトップ下からピボーテに変化。そのぶんボールに絡む機会が増えてゲームメイカー、リンクマンとして質の高い仕事を見せつつ、前半戦だけで4ゴールを記録。キャリアハイの6ゴール更新は確実か。 MF ハフィーニャ(28歳/バルセロナ) 出場試合数:19(先発:18)/得点数:11 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 新生バルサの象徴の一人に。昨季終了時点では換金対象の一人と目されたが、フリック監督の信頼を得て開幕から絶対的な主力に加え、テア・シュテーゲンら不在のなかで多くの試合でゲームキャプテンも務めた。左ウイングを主戦場に11ゴール8アシストとゴール関与数では前半戦リーグトップに輝くなど、圧巻の輝きを放った。さらに、元々定評がある運動量を武器に、守備面でもハイプレスに献身的なプレスバックとチームのために身を粉にして働く姿は、多くのクレから称賛を浴びている。 FW ロベルト・レヴァンドフスキ(36歳/バルセロナ) 出場試合数:18(先発:18)/得点数:16 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw10.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 恩師との再タッグで完全復活。加入2年目となった昨季は19ゴールを挙げるも、シーズンを通して安定感を欠いたが、今季はバイエルン時代に指導を受けたドイツ人指揮官の下で完全復活。ヤマル、ハフィーニャの両翼に加えて、配球力に優れるセンターバックコンビなどチーム全体でビルドアップ、チャンスメークの質が上がったなかで、よりボックス付近での仕事に集中できる環境が整えられて本領を発揮。ここまで16ゴールと2位以下に5点以上の差を付けてピチーチレースを独走。ケガさえなければ、1年目の23ゴールを更新し、自身初のピチーチ獲得は濃厚だ。 FW アントワーヌ・グリーズマン(33歳/アトレティコ・マドリー) 出場試合数:19(先発:17)/得点数:7 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 前半戦のMVP。11ゴール3アシストを記録した昨季に比べて7ゴール4アシストと数字は劣るものの、前線と中盤で多くの役割をこなすなど、その数字以上のインパクトを残した。フランス代表引退によってコンディションも維持できており、セルロートやアルバレスとの連携も深まりつつある後半戦ではさらなる躍動で、アトレティコを優勝へ導けるか。 2025.01.18 18:31 Sat2
フェリックス、アトレティコで背番号7着用の経緯明かす 「本当は●番が良かったけど…」
アトレティコ・マドリーのポルトガル代表FWジョアン・フェリックスが同クラブで着用する背番号7の経緯を明かした。スペイン『マルカ』が伝えた。 昨夏、バルセロナへ旅立ったフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンの後釜として、ベンフィカからアトレティコ史上最高額の移籍金で加入したフェリックス。その移籍の経緯もあって前エースが背負っていた背番号7をそのまま受け継ぐことになった。 グリーズマンと同様にセカンドストライカーを主戦場とし、その端正な顔立ちも相まってクラブ関係者やサポーターも、異論は聞こえてこなかったが、最もしっくりきていないのはフェリックス自身のようだ。 フェリックスは『Eleven Sports』のインタビューで、自身が加入時に希望した背番号がベンフィカ時代に背負っていた「79」だったことを明かした。 「本当は79番を付けたかったけど、クラブは僕をそこ(Bチーム)に所属させたくなかったんだ(笑)」 「その次は(FWアンヘル・コレア着用の)10番が良かったけど、すでに使われていたから7番に落ち着いたんだ」 フェリックスが在籍したポルトガルリーグやセリエAなどのリーグは1番から99番の間であれば、クラブが定める永久欠番などを除き自由に番号が選択できる。 しかし、ラ・リーガの規定ではトップチーム登録の選手は1番から25番の背番号を着用することが義務付けられており、リザーブチームやユースチーム登録にならない限り、それ以上大きな番号を背負うことができない。 79番と10番を着用するフェリックスも見たい気もするが、今ではすっかりと7番のイメージが定着している。フェリックス本人は本意ではないかもしれないが、グリーズマンの真の後継者としてワンダ・メトロポリターノのピッチで躍動する背番号7を多くのアトレティコファンが今後も見ていたいと思っているはずだ。 2020.02.09 20:40 Sun3
「何千回も見た」物議醸した2度蹴りPKにアルバレスが言及、ルール改正を訴え「アドバンテージを得ようとしたわけではない」
アトレティコ・マドリーのアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスが、自身のPKに対する判定に触れた。スペイン『スポルト』が伝えた。 アトレティコは13日、チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグでレアル・マドリーと対戦。PK戦までもつれこんだ結果、マドリーに軍配が上がった。 アルバレスはPK戦で2人目のキッカーを担当。成功かに思われたが、VARチェックの結果、軸足がボールに触れている2度蹴りと判定され、失敗に覆った。 欧州サッカー連盟(UEFA)はこの判定について、「現行のルール(競技規則、第 14.1 条)では、VARは審判にゴールを認めない旨の合図をしなければならなかった」と公式声明。一方で、「FIFAおよびIFABと協議し、ダブルタッチが明らかに故意でない場合のルールを見直す必要があるかどうかを決定する予定だ」とルール改正の可能性も伝えていた。 現在アルゼンチン代表に合流しているアルバレスは、21日に行われた2026年北中米ワールドカップ(W杯)南米予選の第13節のウルグアイ代表戦後、物議を醸した自身のPKに言及。『ESPN』のインタビューで見解を述べた。 「何千回もあれを見たし、動画はあちこちにある。実際のところ、触れたとは感じていない。ダブルタッチだったとしても接触は最小限で、それを認識するのは非常に難しいからだ」 「ルールをもう少し明確にする必要があると思う。僕はアドバンテージを得ようとしたわけではないし、ゴールキーパーはセーブした際、前に出ていたらやり直しになることがある。何らかのアドバンテージを得るためのものではない。起きたことは残念だよ」 アルバレス本人もルールの改正が必要だと主張。今後の進展が注目される。 <span class="paragraph-title">【動画】軸足の接触が確認されたアルバレスのPK</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr">UEFA have provided footage showing Julian Alvarez making "minimal" contact with the ball during his penalty against Real Madrid.<br><br>(via <a href="https://twitter.com/UEFA?ref_src=twsrc%5Etfw">@UEFA</a>) <a href="https://t.co/FxH6MBzA8L">pic.twitter.com/FxH6MBzA8L</a></p>— ESPN FC (@ESPNFC) <a href="https://twitter.com/ESPNFC/status/1900253093087809810?ref_src=twsrc%5Etfw">March 13, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.03.23 22:00 Sun4
シメオネ妻、ビキニ姿の写真投稿で炎上騒動に…
アトレティコ・マドリーを率いるディエゴ・シメオネ監督の妻でモデルのカルラ・ペレイラさんがSNS上で炎上騒動に巻き込まれていたことがわかった。スペイン『マルカ』が伝えている。 アルゼンチン出身のモデルであるカルラさんは、2014年頃から17歳年上のシメオネ監督と交際。これまでフランセスカちゃん、バレンティーナちゃんと2人の娘を授かっている。 そのカルラさんは現在、地中海にあるメノルカ島でバカンスを満喫しており、先週には自身の公式『インスタグラム(carla.pereyra15)』にバルコニーでポージングする自身のビキニ姿の写真を投稿。 そのキャプションには『takingcareofme(身体のお手入れ)』というハッシュタグと共に、「週末の雰囲気…今日はビーチに出かけていたから、たくさんのココナッツオイルを使って肌と髪のケアをしているわ」というコメントが付いていた。 カルラさんとしては、次女バレンティーナちゃんを出産してからわずか半年とは思えない自身のプロポーションをアピールすると共に、モデルとして身体のケアをしっかりと行っていることを伝えたかったのかもしれない。 しかし、カルラさんのスリム過ぎるスタイルに関して、「全く健康的ではない」ではないなど、一部ユーザーから不快感を露わにする以下のようなコメントが殺到した。 「確かにあなたは美しいが、そのような痩せすぎたスタイルは間違っている」 「あなたのスタイルは全く健康的ではない」 「あなたはそのような間違ったスタイルを維持するために節制を行うという考えを改めた方が良い」 この炎上騒動を受けてカルラさんは現在、コメントを非表示に設定する措置を行っている。 近年、ヨーロッパではファッションモデルを中心に摂食障害などが問題視されており、カルラさんのスリム過ぎるスタイルが今回の思わぬ批判を招いたようだ。 ◆確かに痩せすぎている感も… https://www.instagram.com/p/B0Y8XfgC-qS/ 2019.07.29 14:30 Mon5