今季のラ・リーガは最も退屈なリーグ? 欧州5大リーグの中でゴールレスドローが最多に
2020.12.11 20:27 Fri
2020-21シーズンもおよそ3分の1が過ぎた現在。ラ・リーガはある危機に瀕しているという。
ある意味では例外的なシーズンとして注目が高まる要素とも捉えられるが、リーグ全体で見てみると、若干不安な点もあるという。スペイン『アス』が『Opta』を引用して紹介するデータでは、欧州5大リーグの中で最も0-0で終わった試合が多いのだという。
ラ・リーガはここまでトータル113試合を消化しているが、ゴールレスドローは23試合。これは全体の26%で、セリエA(14%)、リーグ・アン(14%)、プレミアリーグ(10%)、ブンデスリーガ(6%)を凌ぐ最も大きな数字となっている。
また、この記録に比例するように1試合あたりの平均ゴール数も最少の2.39点。その他リーグはブンデスリーガ(3.31)、セリエA(3.16)、プレミアリーグ(2.99)、リーグ・アン(2.78)となっている。
さらに得点ランキングでも、他リーグでは10得点以上記録している選手がいるのに対し、トップがソシエダFWミケル・オヤルサバルの7ゴールと劣る。昨シーズンに25ゴールを挙げたFWリオネル・メッシや、21ゴールのFWカリム・ベンゼマがここまで4ゴールにとどまっていることも要因のひとつかもしれない。
『アス』は過密日程による疲労が主な原因だと推測しており、5人に拡大された交代枠では大きな効果はないと主張している。
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今季のラ・リーガは二大巨塔のバルセロナとレアル・マドリーが予想外の苦戦を強いられており、バルセロナに至っては10試合を終えた時点で暫定9位と混迷を極めている。現状で首位は8勝2分け無敗のアトレティコ・マドリーで、それを追うのがソシエダとビジャレアルという近年では珍しい順位表となっている。ラ・リーガはここまでトータル113試合を消化しているが、ゴールレスドローは23試合。これは全体の26%で、セリエA(14%)、リーグ・アン(14%)、プレミアリーグ(10%)、ブンデスリーガ(6%)を凌ぐ最も大きな数字となっている。
また、この記録に比例するように1試合あたりの平均ゴール数も最少の2.39点。その他リーグはブンデスリーガ(3.31)、セリエA(3.16)、プレミアリーグ(2.99)、リーグ・アン(2.78)となっている。
チーム毎に見てみると、ここまで総得点で20を超えているチームはアトレティコとソシエダ、バルセロナの3チームのみ。一方、プレミアリーグではリバプールやトッテナム、チェルシーなど8チームで、セリエAではインテルやナポリ、ミランなど5チームと、これまた最少となっている。
さらに得点ランキングでも、他リーグでは10得点以上記録している選手がいるのに対し、トップがソシエダFWミケル・オヤルサバルの7ゴールと劣る。昨シーズンに25ゴールを挙げたFWリオネル・メッシや、21ゴールのFWカリム・ベンゼマがここまで4ゴールにとどまっていることも要因のひとつかもしれない。
『アス』は過密日程による疲労が主な原因だと推測しており、5人に拡大された交代枠では大きな効果はないと主張している。
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