元マドリーのドレンテが破産…サッカーかラッパーか

2020.12.07 19:57 Mon
Getty Images
レアル・マドリーやエバートンに所属した元オランダ代表MFロイストン・ドレンテが破産宣告されたようだ。イギリス『サン』が報じている。

かつて爆発的なスピードやトリッキーなドリブルが評価され、2007年にフェイエノールトからマドリー入りを果たしたドレンテ。しかし、栄光は長くは続かず、2010年以降は多くのクラブを転々とし、2016年夏にUAEのバニーヤースを退団してからは、1年半の無所属が続いていた。
その間は子供の頃からの夢だったというヒップホップでアーティストデビューし、母国の有名ラッパーともコラボレーションを果たしていた。

引退も囁かれた中、2018年1月に母国でプレーを再開すると、昨夏にはオランダ3部(アマチュア)のコザッケン・ボーイズに加入。リーグ9試合に出場し3ゴール2アシストを記録した。現在も同クラブに所属しているが、今季は公式戦3試合でベンチ入りしたのみで、今のところ出場機会はない。

そんな中、33歳で破産の憂き目に。『サン』によると320万ポンド(4億4200万円)の資産があったにもかかわらずだ。
オランダ『Voetbalzone』に「正確に何が起こっているのかわからなかった」と話したドレンテ。現在もラッパーとして続ける夢を持っているようで、真剣にサッカーに取り組むのか、それともまた別の道を歩むのか、人生の岐路に立っていると『サン』は伝えている。

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元レアル・マドリーMFドレンテ、オランダ3部チーム退団で引退へ

オランダ3部のコザッケン・ボーイズは17日、元オランダ代表MFロイストン・ドレンテ(36)の退団を発表した。 コザッケン・ボーイズは公式サイトにて「ロイストンは今後、別の形でクラブに貢献してくれることに前向きだ。フィールド上でのロイストンの貢献に感謝し、今後はフィールド外での貢献を楽しみにしている」と引退後もコザッケン・ボーイズに残ることを窺わせた。 フェイエノールトで鮮烈な活躍を見せ、2007年8月にレアル・マドリーへと移籍した経歴を持つドレンテ。そのマドリーでは活躍できず、思い描いていたようなキャリアを歩むことはできなかったドレンテは、コザッケン・ボーイズ退団を受けて次のようにコメントした。 「これで引退と理解するのはまだ難しい。それでも辞めるよ。受け入れるのには時間がかかる。決断するのはたった1日だけどね」 ドレンテは2016年夏から2018年冬にかけて無所属だった期間があり、その間はラッパーとして活動していた。今回は正真正銘、引退となるようだ。 2023.11.17 23:30 Fri

12月に破産宣告を受けた元レアルMFドレンテがスペイン3部に加入

セグンダ・ディビシオンB(スペイン3部)に所属するラシン・ムルシアは7日、元オランダ代表MFロイストン・ドレンテ(33)を獲得したことを発表した。 かつて爆発的なスピードやトリッキーなドリブルが評価され、2007年にフェイエノールトからレアル・マドリー入りを果たしたドレンテ。しかし、栄光は長くは続かず、2010年以降は多くのクラブを転々とし、2016年夏にUAEのバニーヤースを退団してからは、1年半の無所属が続いていた。 <div id="cws_ad">◆ベイルが国王杯決勝で見せた圧倒的な個の力!<div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiIzS0dkMkw2MCIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script></div> その間は子供の頃からの夢だったというヒップホップでアーティストデビューし、母国の有名ラッパーともコラボレーションを果たしていた。 引退も囁かれた中、2018年1月に母国でプレーを再開すると、2019年夏にはオランダ3部(アマチュア)のコザッケン・ボーイズに加入。リーグ10試合に出場し3ゴール2アシストを記録した。 2020年12月には、破産宣告を受けるという憂き目に遭っていたドレンテだが、改めてサッカーの道で食っていくことを決めたようだ。 また、ラシン・ムルシアには日本人MF掃部勇哉(22)も所属している。 <div id="cws_ad" >◆ラッパー時代のドレンテ</div> <div id="cws_ad" style="text-align:center;"><script>var video_id = "xOQ4vVTwN4o";</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script></div> 2021.01.08 12:15 Fri

元マドリーの元オランダ代表MFドレンテがオランダ3部チームに加入

元オランダ代表MFロイストン・ドレンテ(32)が26日、オランダ3部のコザッケン・ボーイズに加入した。契約期間は1年間とのことだ。 ドレンテは、エクセルシオールやフェイエノールトの下部組織で育ち、2006年1月にフェイエノールトのトップチームに昇格。2007年8月にレアル・マドリーへと完全移籍した。 3シーズンはマドリーに在籍するも、その後はエルクレス、エバートンへとレンタル移籍。一時無所属となったが、レディングやシェフィールド・ウェンズデイなどでプレーし、2016年7月にUAEのバーニヤースを退団して以降は無所属状態が続いていた。 その間にラッパーとしてデビューを果たすなどしていたドレンテだったが、昨年7月にオランダ2部のスパルタ・ロッテルダムに加入していた。そのスパルタではリーグ戦32試合に出場して5ゴール6アシストと主力として活躍していた。 2019.08.26 23:30 Mon

元マドリーでラッパーデビューも果たした元オランダ代表MFドレンテがスパルタ・ロッテルダムと契約

▽フェイエノールトやレアル・マドリー、エバートンなどでもプレー経験がある元オランダ代表MFロイストン・ドレンテ(31)がオランダ2部のスパルタ・ロッテルダムに加入した。契約期間は1年間とのことだ。 ▽ドレンテは、エクセルシオールやフェイエノールトの下部組織で育ち、2006年1月にフェイエノールトのトップチームに昇格。2007年8月にレアル・マドリーへと完全移籍した。 ▽3シーズンはマドリーに在籍するも、その後はエルクレス、エバートンへとレンタル移籍。一時無所属となるも、レディングやシェフィールド・ウェンズデイなどでプレーし、2016年7月にUAEのバーニヤースを退団して以降は無所属状態が続いていた。 ▽その間にラッパーとしてデビューを果たすなどしていたドレンテだが、久々に現役復帰。すでにチームは2週間テストを行っており、ブランクは問題ないと判断したようだ。 2018.07.07 13:00 Sat

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AZの今夏最初の補強はC大阪の日本代表DF毎熊晟矢! 2028年夏までの4年契約で背番号「16」

AZは21日、セレッソ大阪の日本代表DF毎熊晟矢(26)が完全移籍で加入することを発表した。 契約期間は2028年夏までの4年間で、背番号は「16」をつける。 毎熊は、東福岡高校、桃山学院大学と進学し、2020年にV・ファーレン長崎でプロ入り。右サイドバックにコンバートされると、レギュラーに定着し攻撃面でも活躍。2シーズンでJ2通算74試合6得点を記録した。 2022年にC大阪に完全移籍。2シーズンでJ1通算59試合4得点を記録すると、2023年9月に日本代表初招集。右サイドバックのポジションを掴むと、2024年のアジアカップのメンバーに選出されていた。 今シーズンは副キャプテンに就任し、明治安田J1リーグで15試合に出場。海外移籍のためチームを離れていたが、ヨーロッパでのキャリアをスタートさせることとなった。 毎熊はクラブを通じてコメントしている。 「このスタジアムでファンの前でプレーするのを本当に楽しみにしています。前のクラブで多くのことを学び、そこでさらに成長することができました。そして、このクラブでプレーする機会も得ました」 また、日本代表DF菅原由勢については「僕が日本にいるときに彼からメッセージをもらいました。近いうちにここオランダで会えることを願っています」とコメントしている。 また、C大阪を通じてもコメント。シーズン途中の移籍となった中、ヨーロッパでの活躍を誓った。 「この度、オランダリーグのAZアルクマールに移籍することになりました。今シーズンから副キャプテンという立場にもなる中で、シーズン途中での移籍をとても悩みましたが、最後はよりタフな選手になりたいという思いで移籍を決断しました。6月15日、浦和戦後の皆さんの熱い想い、しっかりと受け止めました。こんなにも温かく見送ってくれたチームメイト、クラブスタッフ、そしてファン・サポーターの皆さんのことが大好きです!」 「僕が今、新しい挑戦が出来るのは、セレッソファミリーの皆さんの支えがあったからこそだと思っています。皆さんの想いを胸に、オランダの地で満開の桜を咲かせてきます!引き続き応援よろしくお願いします!」 <span class="paragraph-title">【動画】AZが毎熊晟矢の加入を発表!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/AZ?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#AZ</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/TheFutureIsOurs?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#TheFutureIsOurs</a> <a href="https://t.co/srDAwaq3XN">pic.twitter.com/srDAwaq3XN</a></p>&mdash; AZ (@AZAlkmaar) <a href="https://twitter.com/AZAlkmaar/status/1804061861719023802?ref_src=twsrc%5Etfw">June 21, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.21 17:12 Fri

サウジでもUAEでもなく…オランダ1部有数のGKにイラン強豪から突如好条件オファー、PSV&フェイエノールトも獲得本腰の実力者

オランダ1部・エールディビジでも有数のGKに、中東イランの強豪クラブから好条件で契約オファーが届いたという。オランダ『Voetbal International』が伝えている。 欧州5大リーグに準ずるオランダのトップディビジョン、エールディビジ。この舞台で今季確かな評価を確立し、王者PSVやフェイエノールトも獲得を望むGKに、中東イランからオファーが届いたとのこと。 男はオランダ人GKエティエンヌ・ファーセン(28)。かつてオランダの植民地だった南米スリナムに在住歴があり、今月に入ってスリナム代表デビュー…即座に正GKの地位を得た。 クラブキャリアは20歳からRKCヴァールワイクに所属。チームは今季18チーム中15位でギリギリ残留、自身は30試合49失点というなかでも、セービングを始めとするスキル全般が高く評価され、国内トップクラブへの移籍が噂に。 6月30日付けでフリーエージェントとなることもあり、PSVやフェイエノールト、AZアルクマール、NACブレダ、ヴィレムII、フローニンヘンから、すでに契約オファーがあるという。 ただ、そこへ中東イランの最強クラブ、ペルセポリスも介入。ファーセンは前述のスリナム代表デビュー後、休暇中に突如スマホが鳴り、ペルセポリスからPSVやフェイエノールトを遥かに凌駕する好条件を提示されたとのことだ。 “イラン勢がオランダ1部有数のGKに関心” この噂は以前から中東発信で存在したそうだが、ついにペルセポリスが本腰を入れ始めた格好。サウジアラビアでもUAEでもなくイラン…興味深く捉えたサッカーファンは、ファーセンのSNSに「いい一歩だよ」などとコメントし、イラン行きを後押ししているそうだ。 これまでファーセン獲得の最有力とされたのはフローニンヘン。ただ、トップクラブではない故、普遍的な年俸しか提示できず、ペルセポリスが脅威の存在に。ファーセンの去就はいま、オランダで小さくない注目を浴びている。 2024.06.21 12:30 Fri

オランダ1部・フィテッセ、プロリーグライセンス剥奪へ

フィテッセのプロリーグライセンスが剥奪される見通しに。 深刻な経営難により、今季オランダ1部・エールディビジにおける勝ち点18剥奪を喰らい、2部リーグ降格が決定していたフィテッセ。 オランダ『Voetbal International』によると、24日にもオランダサッカー連盟・独立ライセンス委員会が会議を開き、この場でフィテッセのプロリーグライセンス剥奪を決定するか否か最終判断を下す見通しだという。 フィテッセは22年2月のロシアによるウクライナ侵攻を発端として経営が悪化。 翌月にロシア人オリガルヒのオーナー、ヴァレリ・オイフ氏が撤退し、同氏就任前から不安定な経営が続いていたなか、財政面と行政面の問題が深刻化…今季に入ってとうとう「オランダプロリーグ史上最大の勝ち点剥奪」という重い処分が下された格好だ。 フィテッセのエドウィン・ラインチェスGMは17日、独立ライセンス委員会に出向き、実質的なクラブ再建案である新たな予算案を提示も、その内容に難色を示され、プロリーグライセンスの維持が困難なものとなっていた。 現在はアメリカ人実業家のコーリー・パリー氏が所有するフィテッセ。パリー氏はここ数カ月、クラブ売却に向けて投資家グループと協議し、一時は交渉成立濃厚とされるも、自ら打ち切り。フィテッセが抱える1400万ユーロ(約23.8億円)の負債が解消されるメドは消えた。 また、クラブには主たる銀行口座がなく、会計士もいない状態とのこと。独立ライセンス委員会による予算案の承認は17日期限だったこともあり、24日に「プロリーグライセンス剥奪」を言い渡される可能性が高いとされる。 この観測はフィテッセ関係者も認めており、24日以降は控訴に踏み切る可能性が大。法的措置などあらゆる手段を講じ、クラブ消滅という最悪の事態を回避する方向へ動くようだ。 2024.06.21 10:50 Fri

小川&佐野所属のNEC、ベティスからMFロベルト・ゴンサレスを完全移籍で獲得

NECナイメヘンは20日、レアル・ベティスからスペイン人MFロベルト・ゴンサレス(23)を完全移籍で獲得した。契約期間は2027年6月30日までとなる。 12歳でベティスのカンテラに入団したR・ゴンサレスは、2017年6月8日にクラブと3年間のプロ契約を交わすと、2018年11月1日に行われたコパ・デル・レイのラシン・サンタンデール戦で78分に乾貴士と交代しトップチームデビュー。 しかし、その後はBチームでのプレーも続くと、2020-21シーズンはラス・パルマスへレンタル移籍。2021-22シーズンに一度復帰したが、前半戦をリーグ戦4試合の出場にとどまると、2021年の冬にラス・パルマスへ再レンタルに出された。 さらに2022-23シーズンはアラベスへレンタルに出されると、2023-24シーズンはNECへ買い取りオプション付きのレンタル移籍で加入。NECでは右ウィングを主戦場に複数の攻撃的ポジションでプレーし、公式戦36試合に出場10ゴール6アシストを記録していた。 2024.06.21 07:00 Fri

フィテッセがオランダのプロリーグから撤退へ? 露のウクライナ侵攻から経営悪化…ライセンス委員会が再建案却下

フィテッセはオランダ・プロリーグからの撤退を余儀なくされるのか。オランダ『Voetbal International』が伝えている。 かつて安田理大氏、ハーフナー・マイク氏、太田宏介氏が所属し、短期間ながら本田圭佑もプレーしたフィテッセ。オランダ1部・エールディビジの優勝経験こそないが、長らくトップディビジョンに君臨する由緒正しきクラブだ。 そんなフィテッセは、22年2月のロシアによるウクライナ侵攻を発端として経営が悪化。 元々不安定なクラブ経営が続いていたなか、翌月にロシア人オリガルヒのオーナー、ヴァレリ・オイフ氏が全面撤退し、主に財政面の問題が深刻化…今年4月、オランダサッカー連盟・独立ライセンス委員会から勝ち点18剥奪を突きつけられ、当時最下位のフィテッセは、この時点で2部リーグへの降格が決まった。 独立ライセンス委員会が「プロリーグ史上最大の勝ち点剥奪」という重い処分を下したのは、フィテッセがプロリーグライセンスを維持するに値しない経営状況と判断したため。 当時、フィテッセのエドウィン・ラインチェスGMは「クラブの新たな方向性に自信がある。フィテッセを消滅させてはならない」と語るも、6月17日に独立ライセンス委員会へ提出した新たな予算案は「包括的ではない」と突き返され、いよいよプロリーグライセンスの取り消しが現実味を帯びてきた格好だという。 現実的に、生き残るには外部からの資金援助に頼るしかない状況とされ、ラインチェスGMも取材対応で「再びいくつかの深刻な困難に直面した」とうつむき顔。自信を持って独立ライセンス委員会へ出向き、ライセンス保持を期待していたなかでの“成果なし”だったようだ。 現在、フィテッセは総力を挙げてクラブの売却先を探しており、ラインチェスGMいわく「オランダ国内の事業者と協議中」とのこと。プロリーグライセンス維持へのタイムリミットは未定だが、このままでは2部降格どころか、アマチュアからの再出発ないしクラブ消滅だ。 2024.06.19 14:10 Wed

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