ニューカッスルのクラブ史上最高額選手、ジョエリントンがブラジル時代に決めた技ありヒールアシスト【ベスト・アシスト】

2020.12.07 18:00 Mon
Getty Images
サッカーのプレーの中で最も目を惹くのはやはりゴールだろう。しかし、時には得点者だけではなく、そのゴールをお膳立てしたラストパスが脚光を浴びるべき場合もある。今回の企画『Best Assist』(最高のアシスト)では、これまでに生まれた素晴らしいアシストを紹介していく。今回はニューカッスルのブラジル人FWジョエリントンがスポルチ・レシフェ時代に決めたアシストだ。

◆ジョエリントンがブラジル時代に決めた華麗なヒールアシスト

ホッフェンハイムでブレイクしたジョエリントンは、2019年夏に、クラブ史上最高額となる4400万ユーロ(約55億5000万円)でニューカッスルに加入している。2015年夏に18歳でドイツに渡ったジョエリントンだが、プロキャリアをスタートさせたのは、ブラジルのスポルチ・レシフェだった。
若くして才能を開花させたジョエリントンだが、スポルチ・レシフェ時代の2015年5月17日に行われたカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)第2節のフラメンゴ戦では、華麗なアシストを記録している。

1-0とスポルチ・レシフェリードの69分、右サイドでボールを持ったFWエウベルが、中央のジョエリントンにパスを出す。ボックス手前でボールを受けたジョエリントンは、相手からのタックルをいなしながら、ゴールに背を向けてパスを受けると、ヒールパスをボックス内に送る。このパスにエウベルが走り込み、飛び出してきたGKの頭上を抜く強烈なシュートを沈め、追加点を奪った。
2点のリードを奪ったスポルチ・レシフェだったが、その後反撃を許し、試合は2-2のドローに終わっている。

ジョエリントンの関連記事

プレミアリーグ第29節延期分、ニューカッスルvsクリスタル・パレスが16日にセント・ジェームズ・パークで行われ、ホームのニューカッスルが5-0で圧勝した。なお、パレスのMF鎌田大地は57分から途中出場した。 前節、マンチェスター・ユナイテッドに4-1で圧勝し、公式戦5連勝で4位に浮上したニューカッスル。悲願の初優 2025.04.17 05:32 Thu
プレミアリーグ第32節、ニューカッスルvsマンチェスター・ユナイテッドが13日にセント・ジェームズ・パークで行われ、ホームのニューカッスルが4-1で快勝した。 13位のユナイテッドは前節、マンチェスター・シティとのダービーマッチを0-0のドローで終え、リーグ2戦未勝利に。続くヨーロッパリーグ(EL)準々決勝1st 2025.04.14 02:26 Mon
ブラジルサッカー連盟(CBF)は6日、3月の2026年北中米ワールドカップ南米予選に向けたブラジル代表メンバー23名を発表した。 ここまで12試合を終えているW杯南米予選。ブラジルは低調なスタートとなり、ここまで5勝3分け4敗の5位と出遅れている。 3月には、4位のコロンビア代表(20日)、首位のアルゼンチ 2025.03.06 23:45 Thu
ニューカッスルの最高経営責任者(CEO)であるダレン・イールズ氏は、今夏にスウェーデン代表FWアレクサンダー・イサク(25)ら主力を売却するつもりはないと主張した。 今シーズン、プレミアリーグで6位につけており、し烈なトップ4争いを続けているニューカッスル。リーグ戦直近5試合は2勝3敗と黒星が先行しており、EFL 2025.03.05 11:50 Wed
FAカップ5回戦、ニューカッスルvsブライトン&ホーヴ・アルビオンが2日にセント・ジェームズ・パークで行われ、アウェイのブライトンが延長戦までもつれ込んだ激闘を1-2で制した。なお、ブライトンのMF三笘薫は91分までプレーした。 リーグ戦では直近のリバプール戦で0-2の敗戦を喫したものの、シーズンを通しては好調を 2025.03.03 01:33 Mon

ジョエリントンの人気記事ランキング

1

FAが「恥ずかしい」発言を告発したアルテタ監督、処分なしが確定…特別視して告発したFAにも問題が

VARの判定を巡り、明確に批判する発言をしたことで処分の可能性があったアーセナルのミケル・アルテタ監督だが、お咎めなしとなった。 問題の事象が起きたのは11月4日、アーセナルがニューカッスルと対戦した試合だ。 上位対決となったこの試合。1-0でニューカッスルが勝利していたが、アントニー・ゴードンのゴールには様々な疑問が投げかけられた。 ボールがゴールラインを割った可能性、FWジョエリントンのDFガブリエウ・マガリャンイスに対するオフェンスファウル、ゴードンのオフサイドの可能性という3つの事象がVARによって検証されたが、最終的にニューカッスルのゴールが支持された。 しかし、この決定について試合後にアルテタ監督は「このゴールが認められることは、絶対に恥ずべきことだ」、「恥ずかしいことに、私はこの国に20年以上住んでいるが、これは世界最高のリーグと形容するには程遠いレベルだ」などと、同試合でのレフェリングを痛烈に非難。クラブもこの発言を支持する声明を発表していたが、イングランドサッカー協会(FA)に告発されていた。 この発言は侮辱や試合に悪影響を与える可能性があるとされ、処分は免れられないと見られていたが、独立委員会は該当することが証明できないとした。 今回の処分なしとなった理由は、様々な観点から見られてのものとなった。 1つはアルテタ監督が使った言葉は、スペイン語と英語で意味が異なり、「不名誉」、「軽蔑」という英語の意味よりも、スペイン語の単語には「不運」、「悲劇」というニュアンスが強く、侮辱には当たらないとされたこと。また、「必要な基準を下回っている」ためにPGMOL(ププレミアリーグのプロ審判協会)とVARの改善のために「多大な努力」を行ってきており、試合の2日前にもPGMOLとの会議に出席していたが、「全くもって生産性がない」ことが証明されてしまった。 さらに、VARの誤審が相次いでおり、有識者やその他の選手や監督、ファン・サポーターも多くの批判的な意見を持っている中、アルテタ監督の発言が悪影響を与えることはないと判断。公然の事実であることも処分に至らない理由だという。 加えて、ニューカッスルのジョー・ウィロックがボールがラインの外に出ていたことをアーセナルの選手たちに話していたことも明らかになっている状況だ。 そして大きな問題が1つあったことは、告発されていない他の監督と同様に「強調された言葉」を使用したにもかかわらず、影響力があるとしてアルテタ監督だけ告発されたことも問題視され、結果として処分なしとなった。 <span class="paragraph-title">【動画】アルテタ監督が怒りを爆発させたゴール…3つの事象が全て微妙な判定に</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="xRRZx-1AAZ8";var video_start = 360;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.12.15 18:20 Fri
2

イサク、トナーリ、ブルーノ・ギマランイスも! ニューカッスルの来日メンバーが発表!

ニューカッスル・ユナイテッドは28日、ジャパンツアーに臨むメンバーを発表した。 エディ・ハウ監督率いるニューカッスルは、2023-24シーズンのプレミアリーグ7位フィニッシュ。2023-24シーズンはチャンピオンズリーグ(CL)に出場するなど、近年力をつけてきている。 サウジアラビアの政府系ファンド『PIF』がオーナーとなり、選手補強も積極的に行っているニューカッスル。今夏来日し、31日に浦和レッズ、8月3日に横浜F・マリノスと対戦する。 来日するメンバーには、スウェーデン代表FWアレクサンダー・イサクやイタリア代表MFサンドロ・トナーリ、イングランド代表GKニック・ポープ、スロバキア代表GKマルティン・ドゥブラフカ、ブラジル代表MFブルーノ・ギマランイス、ブラジル代表MFジョエリントン、パラグアイ代表FWミゲル・アルミロンら主力が来日。一方で、ユーロ2024にも選ばれた10番を背負うイングランド代表FWアンソニー・ゴードンらはメンバーに含まれていない。 <span class="paragraph-subtitle">◆ニューカッスル 来日メンバー</span> GK マルティン・ドゥブラフカ マーク・ギレスピー ニック・ポープ ジョン・ラディ オディッセアス・ヴラホディモス マックス・トンプソン DF ハリソン・アシュビー ダン・バーン ロイド・ケリー エミル・クラフト ジャマル・ルイス ヴァレンティノ・リヴラメント カハル・ヘファーナン ファビアン・シェア MF ハーヴィー・バーンズ ブルーノ・ギマランイス ルイス・ホール アルフィー・ハリソン ジョエリントン シェーン・ロングスタッフ ジェイミー・マイリー ジェイコブ・マーフィー サンドロ・ロナーリ ジェイ・ターナー=クック ジョー・ウィロック FW ミゲル・アルミロン アレクサンダー・イサク ベン・パーキンソン トレヴァン・サヌシ 2024.07.28 21:25 Sun
3

ニューカッスルに逆転負けのトッテナム、ポステコグルー監督はハンド見逃しに大激怒「キャリアの中で最も怒っている」

トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督が4日に行われたプレミアリーグ第20節、1-2で逆転負けしたニューカッスル戦後、大激怒した。 プレミアリーグ3戦未勝利と苦しいトッテナムはニューカッスル戦、開始早々にFWドミニク・ソランケのゴールで先制。しかし直後にMFジョエリントンのハンドが取られずショートカウンターを受けると、FWアンソニー・ゴードンにすかさず同点ゴールを許してしまう。 そして38分にFWアレクサンダー・イサクに逆転ゴールを許すと、後半はスコアを動かせず敗戦となった。ポステコグルー監督は同点とされた場面でVARも入らずハンドが見逃されたことに憤慨している。 「私は本当に本当に怒っている。これまでのキャリアの中で最も怒っていると思う。仮に公平なジャッジがなされていたら我々が勝っていたはずだ。選手たちにはこれ以上望むことはできない。素晴らしかった。我々が勝っていたはずの試合だった。ハンドが意図的だったかどうかの議論には興味がない」 負傷者と感染症により欠場者を多数抱える苦しいトッテナムはこれでプレミアリーグここ8試合で1勝2分け5敗と低迷。そんな中、8日にはEFLカップ準決勝1stレグでリバプールと戦う。 2025.01.05 10:45 Sun

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly