ネイマール2発などでPSGがユナイテッドにリベンジ! グループHはライプツィヒ含む3チームが勝ち点9で並ぶ大混戦《CL》
2020.12.03 07:04 Thu
チャンピオンズリーグ(CL)・グループH第5節、マンチェスター・ユナイテッドvsパリ・サンジェルマン(PSG)が2日に行われ、アウェイのPSGが1-3で勝利した。
前節、イスタンブール・バシャクシェヒルに大勝でリベンジを果たし、首位をキープしたユナイテッド(勝ち点9)。現在、公式戦4連勝と好調を維持するチームは、前回対戦で2-1の勝利を挙げたPSG(勝ち点6)をホームで迎え撃ち、今節での決勝トーナメント進出を狙った。大逆転勝利を飾ったサウサンプトン戦からは先発3人を変更。グリーンウッド、マティッチ、ファン・デ・ベークに代わって古巣初対戦のカバーニ、マルシャル、マクトミネイが起用された。
一方、RBライプツィヒ(勝ち点6)との前節を1-0で競り勝ち決勝トーナメント進出への望みを自ら手繰り寄せたPSGは、前回対戦で敗れているユナイテッドに対してリベンジを狙った。2-2のドローに終わった直近のボルドー戦から先発4人を入れ替え、GKケイロル・ナバス、マルキーニョス、ディアロ、ダニーロが復帰した。
注目のビッグマッチは早い時間帯に動く。6分、ネイマールとのパス交換でペナルティアーク付近までドリブルで運んだムバッペが左足のシュート。これがDFに当たってボックス右のスペースにこぼれると、これに反応したネイマールが角度のないところから右足のシュートを流し込んだ。
ホームでいきなり先手を奪われたユナイテッドはすぐさま反撃を開始。引いて構えるアウェイチーム相手にボールを握って押し込み始めると、ブルーノ・フェルナンデスを起点にラッシュフォードがボックス付近で積極的に仕掛けてシュートを放っていく。
ビハインドの中で数的不利を免れたユナイテッドは気持ちを切り替えて攻勢を仕掛けると、30分過ぎに同点に追いつく。32分、マルシャルのミドルシュートをGKナバスが弾いたボールを右サイド深くのワン=ビサカがマイナスに折り返す。そして、ラッシュフォードが右足ダイレクトで放ったシュートがダニーロの出した足に当たって大きくコースが変わり、ナバスの反応の逆を突く形でゴールネットを揺らした。
その後も追いついた勢いを持ってユナイテッドペースが続く中、試合は後半へと突入。立ち上がりの49分にマルシャルがいきなり決定機を迎えると、57分にはカバーニに大きな見せ場が訪れる。マルシャルのスルーパスに完璧なタイミングで抜け出したウルグアイ代表はボックス付近で狙いすましたループシュートを放つ。だが、これは惜しくもクロスバーを叩く。さらに、こぼれ球をマルシャルが蹴り込むが、今度はDFの決死のブロックに阻まれた。
押し込まれながらも何とか2点目を防ぐPSGは64分にセットプレーの流れからマルキーニョスがクロスバー直撃のヘディングシュートで久々にゴールに迫る。さらに、65分にはケアンとパレデスに代えてバッカー、古巣対戦のエレーラをピッチに送り込む。
すると69分、右CKの流れからボックス手前でエレーラが放ったシュートをボックス右のディアロがワンタッチで内へ叩くと、これに反応したマルキーニョスが絶妙なトラップでボールを収めて右足のシュートを流し込んだ。
再び追う展開となったユナイテッドは直後の70分にエレーラへのアフターチャージでフレッジに2枚目のイエローカードが出されて今度こそ退場に。このアクシデントを受けて、ラッシュフォードを下げてポグバを投入。さらに、10人で同点を目指す中、カバーニとマルシャルに代えて、よりフレッシュなファン・デ・ベーク、グリーンウッドをピッチへ送りだした。
その後はPSGがボール支配率を高めてゲームコントロールを優先しつつ、当該成績で上回るため3点目を狙いに行く。
試合終盤にかけて人数の差を感じさせない白熱の攻防が繰り広げられた中、PSGが3点目を奪って試合を決める。91分、カウンターからボックス内へタイミングよく飛び出してきた途中出場のラフィーニャが相手DFとGKを引き付けてボックス左から丁寧な折り返し。これをゴール前でドフリーのネイマールが冷静に流し込んだ。
そして、試合はこのままタイムアップを迎え、グループHではユナイテッドにPSG、ライプツィヒが勝ち点9で並ぶ三つ巴の大混戦の中で最終節を迎えることに。その中でPSGは最終節が最下位のイスタンブールBBSKとの対戦となるため、突破に向けて優位な立場に。一方、ユナイテッドはライプツィヒとの直接対決で突破を目指すことに。
マンチェスター・ユナイテッド 1-3 パリ・サンジェルマン
【マンチェスター・ユナイテッド】
ラッシュフォード(前32)
【パリ・サンジェルマン】
ネイマール(前6)
マルキーニョス(後24)
ネイマール(後46)
前節、イスタンブール・バシャクシェヒルに大勝でリベンジを果たし、首位をキープしたユナイテッド(勝ち点9)。現在、公式戦4連勝と好調を維持するチームは、前回対戦で2-1の勝利を挙げたPSG(勝ち点6)をホームで迎え撃ち、今節での決勝トーナメント進出を狙った。大逆転勝利を飾ったサウサンプトン戦からは先発3人を変更。グリーンウッド、マティッチ、ファン・デ・ベークに代わって古巣初対戦のカバーニ、マルシャル、マクトミネイが起用された。
一方、RBライプツィヒ(勝ち点6)との前節を1-0で競り勝ち決勝トーナメント進出への望みを自ら手繰り寄せたPSGは、前回対戦で敗れているユナイテッドに対してリベンジを狙った。2-2のドローに終わった直近のボルドー戦から先発4人を入れ替え、GKケイロル・ナバス、マルキーニョス、ディアロ、ダニーロが復帰した。
ホームでいきなり先手を奪われたユナイテッドはすぐさま反撃を開始。引いて構えるアウェイチーム相手にボールを握って押し込み始めると、ブルーノ・フェルナンデスを起点にラッシュフォードがボックス付近で積極的に仕掛けてシュートを放っていく。
徐々に球際でのバトルが激しくなってきた中、20分過ぎにアクシデントが発生。パレデスと小競り合いを起こしたフレッジが顔面に軽く頭突きを見舞い、パレデスがピッチに倒れ込む。当該プレーをオルサート主審が見ていなかったことでオンフィールドレビューが行われると、レッドカード掲示と思われたがカードの色はイエローにとどまった。
ビハインドの中で数的不利を免れたユナイテッドは気持ちを切り替えて攻勢を仕掛けると、30分過ぎに同点に追いつく。32分、マルシャルのミドルシュートをGKナバスが弾いたボールを右サイド深くのワン=ビサカがマイナスに折り返す。そして、ラッシュフォードが右足ダイレクトで放ったシュートがダニーロの出した足に当たって大きくコースが変わり、ナバスの反応の逆を突く形でゴールネットを揺らした。
その後も追いついた勢いを持ってユナイテッドペースが続く中、試合は後半へと突入。立ち上がりの49分にマルシャルがいきなり決定機を迎えると、57分にはカバーニに大きな見せ場が訪れる。マルシャルのスルーパスに完璧なタイミングで抜け出したウルグアイ代表はボックス付近で狙いすましたループシュートを放つ。だが、これは惜しくもクロスバーを叩く。さらに、こぼれ球をマルシャルが蹴り込むが、今度はDFの決死のブロックに阻まれた。
押し込まれながらも何とか2点目を防ぐPSGは64分にセットプレーの流れからマルキーニョスがクロスバー直撃のヘディングシュートで久々にゴールに迫る。さらに、65分にはケアンとパレデスに代えてバッカー、古巣対戦のエレーラをピッチに送り込む。
すると69分、右CKの流れからボックス手前でエレーラが放ったシュートをボックス右のディアロがワンタッチで内へ叩くと、これに反応したマルキーニョスが絶妙なトラップでボールを収めて右足のシュートを流し込んだ。
再び追う展開となったユナイテッドは直後の70分にエレーラへのアフターチャージでフレッジに2枚目のイエローカードが出されて今度こそ退場に。このアクシデントを受けて、ラッシュフォードを下げてポグバを投入。さらに、10人で同点を目指す中、カバーニとマルシャルに代えて、よりフレッシュなファン・デ・ベーク、グリーンウッドをピッチへ送りだした。
その後はPSGがボール支配率を高めてゲームコントロールを優先しつつ、当該成績で上回るため3点目を狙いに行く。
試合終盤にかけて人数の差を感じさせない白熱の攻防が繰り広げられた中、PSGが3点目を奪って試合を決める。91分、カウンターからボックス内へタイミングよく飛び出してきた途中出場のラフィーニャが相手DFとGKを引き付けてボックス左から丁寧な折り返し。これをゴール前でドフリーのネイマールが冷静に流し込んだ。
そして、試合はこのままタイムアップを迎え、グループHではユナイテッドにPSG、ライプツィヒが勝ち点9で並ぶ三つ巴の大混戦の中で最終節を迎えることに。その中でPSGは最終節が最下位のイスタンブールBBSKとの対戦となるため、突破に向けて優位な立場に。一方、ユナイテッドはライプツィヒとの直接対決で突破を目指すことに。
マンチェスター・ユナイテッド 1-3 パリ・サンジェルマン
【マンチェスター・ユナイテッド】
ラッシュフォード(前32)
【パリ・サンジェルマン】
ネイマール(前6)
マルキーニョス(後24)
ネイマール(後46)
パリ・サンジェルマンの関連記事
UEFAチャンピオンズリーグの関連記事
|
パリ・サンジェルマンの人気記事ランキング
1
バイエルンやPSGら強豪4クラブ、クリスタル・パレスのジェシー・デリー17歳に熱視線…U-18チームでは27戦20発
クリスタル・パレスのU-19イングランド代表MFジェシー・デリー(17)に、欧州のトップクラブが熱視線を送っているという。 ジェシー・デリーは、日本代表MF鎌田大地が所属するC・パレスのU-18チームに登録されるワイドアタッカーまたはセンターフォワード。 世代別イングランド代表の常連で、これまでトップチーム帯同はないが、昨秋からはU-18チームに籍を残しつつ、軸足がU-21チームへ。昨年12月までにU-18で公式戦27試合20得点を叩き出し、U-21に引き上げられた格好だ。 そんなジェシー・デリーに対し、イギリス『フットボール・インサイダー』によると、バイエルン、ユベントス、アトレティコ・マドリー、パリ・サンジェルマン(PSG)が熱視線。実際にスカウトをイギリスへ派遣しているという。 まだプロ契約を締結していないなか、同紙いわく「C・パレスU-21は選手層が非常に厚い」とのこと。ジェシー・デリーがトップチームでプレーするメドは立たず、上述のクラブらは獲得のチャンスを小さくないと睨んでいるそうだ。 2025.02.11 16:15 Tue2
「神と神」メッシとイブラヒモビッチがパリで再会!笑顔での肩組みショットに「今はどんな関係性なんだろ」
2人の神の邂逅と言えるだろうか。パリ・サンジェルマン(PSG)のアルゼンチン代表リオネル・メッシとミランのスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチが再会した。 "Goat"(Greatest of All Time=史上最高の意だが、直訳するとヤギ)やフットボールの神とも呼ばれるメッシ。はたまた自身を神とも称することもあるイブラヒモビッチ。どちらもフットボール界に名を残す現役のレジェンドだ。 1年間だけだったがバルセロナで一緒にプレーしたこともある2人。今回はPSGのイタリア代表MFマルコ・ヴェッラッティの誕生日パーティーで再会した。 PSGのチームメイトを含む多くの著名人が参加したパーティーだったが、イブラヒモビッチとメッシが肩を組んで集合写真を撮る場面もあった。 豪華な2人の共演には、「今はどんな関係性なんだろ」、「神と神」、「レジェンド」、「いい画」とファンも興味津々の様子だ。 バルセロナ時代にはメッシのサポート役に回ることも少なくはなかったイブラヒモビッチだが、過去にはメッシの能力について「プレイステーションのようだ」と絶賛しており、その類まれな実力を認めている。 <span class="paragraph-title">【写真】メッシとイブラが笑顔で肩組み!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="fr" dir="ltr"> | Zlatan Ibrahimovic & Leo Messi à l’anniversaire de Marco Verratti <br><br> <a href="https://t.co/ywit76VMDH">pic.twitter.com/ywit76VMDH</a></p>— Canal Supporters (@CanalSupporters) <a href="https://twitter.com/CanalSupporters/status/1589553709897646081?ref_src=twsrc%5Etfw">November 7, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.11.11 16:55 Fri3
ホテルに女性を連れ込み代表追放…元Jリーガーの父を持つ“オランダの神童”シャビ・シモンズらU-19の5選手
バルセロナの下部組織出身で、現在はパリ・サンジェルマン(PSG)に所属している、MFシャビ・シモンズが、U-19オランダ代表チームから追放されていたようだ。 シャビ・シモンズは、オランダ代表の未来とも言われ、PSGでもその才能を高く評価。プレシーズンマッチでも軽快な動きを見せていた。 才能に疑いのないシャビ・シモンズは、Jリーグの京都サンガF.C.でもプレーしたレジリオ・シモンズ(登録名はレジ)の息子。18歳の期待の若手だが、チームメイト4人とともに代表を追放されてしまった。 オランダ『テレグラーフ』によると、シモンズの他に追放されたのは、アヤックスのFWアルジャニ・マルタ(18)、FWナジ・ユニュヴァル(18)、DFリオ・ヒレン(18)の3名と、フェイエノールトのFWミメイルヘル・ベニータ(17)とのことだ。 彼らは6日の午後、U-19イタリア代表との親善試合を欠場。バート・コンテルマン監督によって、チームへと帰されたとのことだ。 彼らはホテルの一室に2人の女子を連れ込んだとのこと。これは新型コロナウイルス(COVID-19)のプロトコル違反であり、すぐに5名が追放されたようだ。 コロナ禍において、選手のこうした問題行動は起こっているが、若気の至りというのだろうか。大事な試合の前に軽率な行動を取ったものだ。 この9月には、アメリカ代表MFウェストン・マッケニーもプロトコル違反で追放。また、南米ではアルゼンチン代表選手が虚偽の申告でブラジルに入国したとして、試合が中止する事態に陥るなどしている。 <span class="paragraph-title">【動画】シャビ・シモンズ、バルサのカンテラ時代の異次元プレー</span> <span data-other-div="movie"></span> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJLanFLbjFOUyIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> 2021.09.08 11:45 Wed4
21世紀の出場試合数ランキング発表! 首位は1145試合のC・ロナウド、トップ10に日本人選手がランクイン
IFFHS(国際サッカー歴史統計連盟)が、21世紀で最もプレーした選手のランキングを発表。トップ10には日本人選手もランクインした。 様々な統計を行うIFFHS。2022年までのデータを集計し、21世紀に入ってからのプレーした試合数をもとにランキングを作成した。 対象となるのは、各国のリーグ戦やカップ戦、国際カップ戦、代表チームの試合も含まれ、全ての公式戦が対象になっている。 今回の統計では1000試合以上プレーした選手が3人に増加。首位は昨年と変わらず、サウジアラビアへ活躍の場を移したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル)となり、1145試合を記録した。 2022年に1000試合を突破したのは、ブラジル代表DFダニエウ・アウベス(UNAMプーマス)とアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン)。アウベスは1033試合、メッシは1003試合となった。メッシはカタール・ワールドカップ(W杯)での試合で1000試合を超えたことになる。 そんな中、8位には日本人がランクイン。941試合に出場したMF遠藤保仁(ジュビロ磐田)だ。遠藤はガンバ大阪と磐田、そして日本代表での試合が21世紀に含まれている。なお、アジア人でも唯一となり、900試合以上を達成しているのも12名となっている。 ◆21世紀の出場試合数ランキング 合計(国内リーグ/国内カップ/国際カップ/代表) 1位:クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル) 1145試合(651/93/205/196) 2位:ダニエウ・アウベス(ブラジル) 1033試合(620/115/172/126) 3位:リオネル・メッシ(アルゼンチン) 1003試合(559/102/170/172) 4位:イケル・カシージャス(スペイン) 974試合(585/57/171/161) 5位:ジョアン・モウティーニョ(ポルトガル) 958試合(563/107/142/146) 6位:ズラタン・イブラヒモビッチ(スウェーデン) 948試合(603/72/152/121) 7位:ルカ・モドリッチ(クロアチア) 947試合(569/69/146/162) 8位:遠藤保仁(日本) 941試合(606/117/66/152) 9位:チャビ・エルナンデス(スペイン) 937試合(536/95/174/132) 10位:セルヒオ・ラモス(スペイン) 935試合(534/70/151/180) 11位:アンドレス・イニエスタ(スペイン) 933試合(552/98/152/131) 12位:ロジェリオ・セニ(ブラジル) 904試合(675/71/149/9) 2023.01.12 12:45 Thu5