先発11人変更の広島に追い付かれた湘南、J1通算150勝はまたもお預けに《J1》

2020.11.25 21:36 Wed
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明治安田生命J1リーグ第25節、湘南ベルマーレvsサンフレッチェ広島が25日に行われ、1-1の引き分けに終わった。前節の湘南は、無失点3連勝中にあった中で、アウェイの名古屋グランパス戦に挑むも3-1で返り討ちに遭い、6試合ぶりの黒星を喫した。対する広島は、アウェイでセレッソ大阪に完封勝利を収め、6試合無敗を継続。来季のAFCチャンピオンズリーグの出場権が狙える位置にまできた。


スタメンに関しては前節から2人変更の湘南に対し、佐々木とレアンドロ・ペレイラが累積警告で出場できない広島は大胆に11人全員入れ替えるターンオーバーを敢行。GK大迫がおよそ1カ月ぶりにゴールマウスに立ったほか、センターバックの左に入ったベテラン清水は今季公式戦4試合目。松本や土肥など若手も起用されたが、この采配が吉と出るか凶と出るか。

試合は3分に湘南の岡本がファーストシュート。松田のCKを右足で合わせた。一方の広島も4分、味方とのワンツーで左サイドを縦に突破したエゼキエウのスルーパスに抜け出した永井がシュートに繋げたが、ここはDFのブロックに遭った。

湘南は6分には、相手のクリアに反応した柴田が頭で前線に送り返したボールを、ボックス中央の松田がシュート。決定機だったが、ここは名誉挽回を図るGK大迫のビッグセーブに阻まれた。

しかし直後の8分、左CKを得たホームチームが先制に成功する。キッカーの松田が山なりのクロスを入れると、ファーサイドの大野が頭でリターン。これを岡本が頭でゴール左下に押し込みネットを揺らした。

出鼻を挫かれた広島は、その後もリズムを作れず湘南に主導権を許したまま。そんな中でも26分に左サイドの松本のクロスを永井が頭で合わせるなど、何とか形を作る。30分から40分にかけては広島が流れを掴みかけるが、エゼキエウが足を痛めて途中交代。森島を緊急登板させた。

これで流れが途切れた広島。43分にハーフウェイライン付近でボールを失うと、前に運んだ松田のパスから茨田に決定機を許してしまう。だが、ここでもGK大迫がビッグセーブ。何とか最少失点に抑えて試合を折り返した。

反撃に出たい広島は、土肥と永井を下げて柏と浅野を投入して後半に望む。すると立ち上がりの49分、ドウグラス・ヴィエイラが得たFKを松本が直接狙うと、強烈な―シュートがクロスバーを直撃。ボールは真下に弾かれたが、ゴールラインは割っておらず同点には追いつけなかった。

しかし、58分にも松本がゴールに迫るなど明らかに攻勢を強めた広島がさらに野津田を下げて川辺をピッチへ送ると、この交代がズバリ的中する。

66分、柴崎の縦パスをボックス手前で受けたドウグラス・ヴィエイラが起点を作ると、ボックス右に走り込む川辺に丁寧にスルーパス。これでGKと一対一となった川辺は、冷静にGK谷のニア上方に蹴り込み、試合を振り出しに戻した。

このまま広島を調子付かせたくない湘南は、失点直後に投入した大橋がドリブルで打開を試みる。左サイドから1人躱してボックスに侵入。ここでDF2人に挟まれ倒されるが、主審の笛は鳴らなかった。

勢いに乗る広島にとっても気の抜けない時間が続くが、85分に左サイドに流れた森島のクロスを頭で合わせたドウグラス・ヴィエイラのシュートが相手GKを強襲。さらに87分には同点ゴールの川辺に再びビッグチャンス。味方のスルーパスでボックス左に抜け出しGKと一対一になるが、丁寧にゴール右下を狙ったシュートはポストを掠めてしまった。湘南も途中出場の指宿に好機が訪れるが、好セーブ連発のGK大迫が立ちはだかる。

結局、試合は1-1のドロー。湘南のJ1通算150勝目はまたもお預けに。また、追いつく形となった広島も連勝はお預けとなった。

湘南ベルマーレ 1-1 サンフレッチェ広島
【湘南】
岡本拓也(前8)
【広島】
川辺駿(後21)
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J1開幕!新旧王者による神奈川ダービーは昨季王者川崎Fに軍配!家長圧巻2ゴールで白星発進《J1》

26日、明治安田生命J1リーグの2021シーズンが幕を上げた。その開幕を告げる一戦は、昨季王者の川崎フロンターレと、一昨季王者の横浜F・マリノスによる“神奈川ダービー”だ。 昨シーズンは最多勝ち点、最速優勝、最多得点など記録づくめの強さを見せつけた川崎F。J1開幕に先駆けて行われた富士ゼロックス・スーパーカップでは、昨季2位のガンバ大阪相手に終盤の小林悠のゴールで3-2と勝利し、初タイトルを手にした。そして、リーグ開幕節のスタメンはその一戦と同じイレブンを起用。昨季に続いて今季も[4-3-3]のシステムを採用している。 対して、2019シーズンの王者である横浜FMは、2020年は超過密日程によるターンオーバーの影響、そしてケガ人が出たこともあり、悔しい9位に終わっていた。覇権奪還を目指す今シーズンに向けては、昨シーズンもトライしていた3バックを採用し、中盤をダイヤモンドにした[3-4-3]の新システムで開幕戦に臨む。スタメンに関しては、大分トリニータからの新加入選手である岩田や、高卒ルーキーの樺山が起用されている。 オープニングシュートは開始12秒後に訪れた。横浜FMのキックオフから、川崎Fはレアンドロ・ダミアンと家長が挟み込むような形でティーラトンからボールを奪取。そのままドリブルで持ち上がったL・ダミアンがボックス手前右からシュートを放っていったが、枠の左に外れた。 球際での高いインテンシティでリズムを作る横浜FMに対して、ゲームメイクではやはり川崎Fが一枚上手。7分には脇坂のシュートでCKを獲得し、その右CKでは折り返しからシミッチがシュートに持ち込んだ。 12分にはL・ダミアンのラストパスから三笘にビッグチャンス。DFを一人背負いながらGKと対面したが、シュートはオビ・パウエル・オビンナの好セーブに遭った。15分にはその三笘のパスから脇坂がミドルシュート。枠から外れるものの、王者の攻勢は続く。 そんな中、守勢に回っていた横浜FMも反撃。18分、仲川の強めのチェックから敵陣でボールを奪うと、樺山がボックス左で仕掛け、最後はその折り返しを天野がダイレクトシュート。枠には飛ばなかったが、これがチーム初シュートとなった。 ここからエンジンをかけて行きたい横浜FMだったが、新シーズンの第一号ゴールを挙げたのは川崎Fだった。18分、右サイドから攻めるホームチームは、オーバーラップしてきた右サイドバックの山根に脇坂が正確な浮き球のパスをピタリと合わせる。山根はボックス右の深い位置で浮き球をバックヒールで華麗に折り返すと、最後は家長が左足ボレーシュートを突き刺し、完璧な攻撃を仕上げた。 その後も鋭い攻撃を見せる川崎Fは、32分に味方のパスでボックス左に抜け出したL・ダミアンからゴール前に絶好のプレゼントパスが送られたが、微妙に浮いた難しいボールだったため、家長はこれをふかしてしまった。さらに36分にはカウンターから田中がシュートに持ち込んだが、ここはGKオビ・パウエル・オビンナに弾き出された。 それでも前半終了間際の43分、右CKの流れから相手のクリアボールを奪い返した川崎Fは、田中がL・ダミアンとのワンツーで右サイドを突破。速度のあるクロスを送ると、上手くマークを外していた家長が頭で合わせて追加点を挙げた。 難しい展開となってしまった横浜FMも、前半アディショナルタイムにCKからオナイウ阿道がヘディングシュートを枠に飛ばしたが、GKチョン・ソンリョンに掻き出された。2点ビハインドで後半を迎えるアウェイチームは、樺山と扇原を下げて前田と水沼を投入した。 この交代でシステムを[4-2-3-1]に変更し、昨季のフォーメーションに戻した横浜FMは明らかにボールが走るようになり、アタッキングサードに侵入する回数を増やす。後半開始から20分間で前半を上回るシュート数を記録。63分にショートカウンターからオナイウ阿道が左ポスト直撃のシュートを放つと、65分にはそのオナイウ阿道が個人でボックス右を突破しチャンスメイクするなど、着実にゴールへと近づいていく。 この間に川崎Fはジョアン・シミッチを下げて、桐蔭横浜大学卒のルーキー橘田健人を投入。76分には、スーパーカップで劇的決勝点を挙げた小林をL・ダミアンに代えてピッチへ送り込み、試合を殺しにかかる。 後半は攻勢も1点が遠い横浜FMは、一昨季得点王の仲川が何度かゴールに迫るも、82分のシュートも枠を捉えられず。一方、徐々に勝利が近づく川崎Fは、速攻から小林にゴールチャンスも、ここは相手DFに軍配が上がった。 試合終盤の88分には、互いに5枚の交代カードを使い切り、両監督とも残りは選手に託すことに。そして、4分の後半アディショナルタイムも過ぎ試合終了。新旧王者による開幕神奈川ダービーは、2-0でホームの川崎Fが勝利を収めた。 川崎フロンターレ 2-0 横浜F・マリノス 【川崎F】 家長昭博(前21) 家長昭博(前43) 2021.02.26 19:58 Fri
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【J1開幕直前ガイド|川崎フロンターレ】再び連覇へ!圧倒的な強さを今季も見せられるか

2021シーズンの明治安田生命J1リーグは2月26日に開幕。昨シーズンは降格がなくなったため、今シーズンは史上初となる20チームでのJ1リーグとなる。 昨シーズンに引き続きコロナ禍でのリーグ戦開催となる中、各クラブが積極的な補強や、チームの改革を行っている。 そこで、開幕を前に超ワールドサッカー編集部が、チームのノルマや補強達成度、イチオシ新戦力、そしてJリーグの開幕キャチコピーとして発表された「#2021のヒーローになれ」にあやかり、今シーズンのヒーローになるべき選手をピックアップした。 最後は、昨シーズンの明治安田J1で圧倒的な強さを見せて優勝した川崎フロンターレを紹介する。 <div id="cws_ad">◆基本布陣(予想)[4-3-3]</div><div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/jl2021frontale_1_tw.jpg" style="max-width:100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">©CWSBrains,LTD.<hr></div> ◆補強動向《A》※最低E~最高S 【IN】 GKイ・キョンテ(25)←ファジアーノ岡山/期限付き移籍延長 DF田邉秀斗(18)←静岡学園高校/完全移籍 MF小塚和季(26)←大分トリニータ/完全移籍 MF塚川孝輝(26)←松本山雅FC/完全移籍 MFジョアン・シミッチ(27)←名古屋グランパス/完全移籍 MF橘田健人(22)←桐蔭横浜大学/新加入 FW知念慶(25)←大分トリニータ/復帰 FW遠野大弥(21)←アビスパ福岡/復帰 FW宮城天(19)←カターレ富山/復帰 【OUT】 GKポープ・ウィリアム(26)→大分トリニータ/完全移籍 DFジオゴ・マテウス(28)→フェホヴィアリア(ブラジル)/期限付き移籍終了 DF馬渡和彰(29)→大宮アルディージャ/完全移籍 DFタビナス・ジェファーソン(22)→水戸ホーリーホック/完全移籍 DFマギーニョ(29)→横浜FC/期限付き移籍延長 MF中村憲剛(40)→現役引退 MF下田北斗(29)→大分トリニータ/完全移籍 MF守田英正(25)→サンタ・クララ(ポルトガル)/完全移籍 MF齋藤学(30)→名古屋グランパス/完全移籍 MF原田虹輝(20)→ガイナーレ鳥取/期限付き移籍 MF鈴木雄斗(27)→ジュビロ磐田/完全移籍 MFカイオ・セザール(25)→V・ファーレン長崎/完全移籍 FW宮代大聖(20)→徳島ヴォルティス/期限付き移籍 クラブのレジェンドである中村憲剛が現役を引退。クラブの象徴であり、精神的支柱でもあった中村の不在はチームとして大きな穴となるが、圧倒的な強さで優勝した昨シーズンはケガの影響もあり、シーズン中盤で復帰。チームの強さを目の当たりにして引退を決断したところもあるだろう。 その中村に加え、優勝に貢献したMF守田英正がポルトガルのサンタ・クララへ移籍。しかし、それ以外には主力の退団はなく、チームとしての戦力ダウンは最小限にとどめることとなった。 一方で、守田の代役として名古屋グランパスからMFジョアン・シミッチを獲得。さらに、フィジカルに優れ、対人能力が高いMF塚川孝輝を松本山雅FCから補強した。 加えて、期限付き移籍で武者修行に出ていたFW知念慶、FW遠野大弥が復帰。チームとしては総合力が上がったと言って良いだろう。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)で戦うということもあり、チームとしての底上げは重要。抜けた穴をしっかりと埋めたことに加え、経験を積んだ若手がプラスαとなるか注目だ。 ◆目標:連覇 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/jl2021frontale_2_tw.jpg" style="max-width:100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">©J.LEAGUE<hr></div> 王者として臨むシーズン。目標は当然のことながら連覇となるだろう。 昨シーズンの強さは圧倒的。イレギュラーなシーズン、過密日程など様々なエクスキューズがあった中で、しっかりと結果を残し続けられたことは真のチーム力があると言える。 今年の課題は戦力というよりは、再び訪れる過密日程。そして、ACLとの二足の草鞋をどう履くのかだ。 これまでACLの舞台では良い結果を残せているとは言えず、前回リーグを制覇した時もグループステージでの敗退となっていた。そのため、今シーズンはリーグタイトルを獲ることに加え、アジアの舞台でもそのスタイルで席巻することが求められる。 確実に他クラブからの警戒は強まり、戦いにくさは昨シーズン以上に増すだろう。しかし、王者としてはそれを受けて立つ覚悟が必要。前回も連覇を果たしているだけに、今シーズンも同様に連覇なるか。王者の戦いに注目だ。 ◆超WS編集部イチオシ新戦力 MFジョアン・シミッチ(27) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/jl2021frontale_3_tw.jpg" style="max-width:100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">©J.LEAGUE<hr></div> 編集部がイチオシしたい新戦力は、名古屋グランパスから獲得したMFジョアン・シミッチだ。 前述の通り、アンカーとしてチームを支えてきた守田が海外挑戦。その代役を求められるのがジョアン・シミッチだ。 加入1年目は精度の高いキックでゲームをコントロールする他、試合を読む力も持っており、攻撃面でも重要な役割を担うことに。ミドルレンジのパスの精度は一級品で、川崎Fのスタイルにも早くフィットしそうだ。 さらに、上背があるため、川崎Fにとっては中盤にも高さが生まれることとなった。セットプレー時にはターゲットにもなり、ヘディングでゴールも。地上戦も空中戦もどちらでも生きる助っ人の活躍は王者に何をもたらせるのか注目だ。 ◆2021年期待のヒーロー MF三笘薫(23) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/jl2021frontale_4_tw.jpg" style="max-width:100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">©J.LEAGUE<hr></div> 今シーズン期待するヒーローは、何と言っても三笘薫だろう。 昨シーズンはルーキーながら、13得点を記録。Jリーグの新人最多得点記録に並ぶ活躍を見せ、ベストイレブンにも名を連ねた。 さらに凄いところは、途中出場からもゴールを重ねたところ。三笘がピッチに立つと流れが変わり、スコアが動かない試合を一気に動かす働きを見せ続け、終盤戦はスタメンを勝ち取ることとなった。 流れるようなドリブル、相手をかわしボックス内に入れば精度の高いシュートでゴールを射止める姿。ゼロックス・スーパーカップでもいきなりゴールを決める活躍を見せたが、今シーズンは一体何点取るのか。警戒が強まるシーズン、2年目のジンクスなど関係ない活躍に期待だ。 2021.02.26 19:15 Fri
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大分が宮崎産業経営大FW宇津元伸弥の来季加入内定を発表 今季から特別指定選手としてプレー

大分トリニータは26日、宮崎産業経営大学からFW宇津元伸弥(20)の来季加入内定を発表した。 宮崎県生まれの宇津元は鵬翔高校から宮崎産業経営大学に進学した身長176cmのFW。来季加入内定を受け、クラブを通じて意気込みを語っている。 「来季から大分トリニータに加入することになりました宮崎産業経営大学の宇津元伸弥です。この歴史ある素晴らしいクラブに加入できることをすごく嬉しく思います。今まで支えてくださった方々への感謝の気持ちを忘れず、大分トリニータのために全力を尽くします。応援よろしくお願いします」 また、今季からJFA・Jリーグ特別指定選手として大分でプレー。背番号「45」を着用する。 2021.02.26 15:55 Fri
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みんな知ってるかい? 世界にも通じる開幕戦ってヤバいの話!? の巻/倉井史也のJリーグ

なんかねぇ、ワールドカップって開幕戦に出たチームはなかなか優勝できないわけですよ。 1930年:開幕戦 フランスvsメキシコ、アメリカvsベルギー / 優勝 ウルグアイ 1934年:開幕戦 全16チーム同時開催 / 優勝 イタリア 1938年:開幕戦 スイスvsドイツ / 優勝 イタリア 1950年:開幕戦 ブラジルvsメキシコ / 優勝 ウルグアイ 1954年:開幕戦 ブラジルvsメキシコ、ユーゴスラビアvsフランス、ウルグアイvsチェコスロバキア、オーストリアvsスコットランド / 優勝 西ドイツ 1958年:開幕戦 スウェーデンvsメキシコ / 優勝 ブラジル 1962年:開幕戦 チリvsスイス、アルゼンチンvsブルガリア、ウルグアイvsコロンビア、ブラジルvsメキシコ / 優勝 ブラジル 1966年:開幕戦 イングランドvsウルグアイ / 優勝 イングランド 1970年:開幕戦 メキシコvsソ連 / 優勝 ブラジル 1974年:開幕戦 ブラジルvsユーゴスラビア / 優勝 西ドイツ 1978年:開幕戦 西ドイツvsポーランド / 優勝 アルゼンチン 1982年:開幕戦 アルゼンチンvsベルギー / 優勝 イタリア 1986年:開幕戦 ブルガリアvsイタリア / 優勝 アルゼンチン 1990年:開幕戦 アルゼンチンvsカメルーン / 優勝 西ドイツ 1994年:開幕戦 西ドイツvsボリビア / 優勝 ブラジル 1998年:開幕戦 ブラジルvsスコットランド / 優勝 フランス 2002年:開幕戦 フランスvsセネガル / 優勝 ブラジル 2006年:開幕戦 ドイツvsコスタリカ / 優勝 イタリア 2010年:開幕戦 南アフリカvsメキシコ / 優勝 スペイン 2014年:開幕戦 ブラジルvsクロアチア / 優勝 ドイツ 2018年:開幕戦 ロシアvsサウジアラビア / 優勝 フランス どうですか、21回の大会のうち、全チームが開幕戦を同時開催で戦った1934年を除くと、2回だけしか開幕戦に出たチームは優勝してないかんじ。 じゃあこれ、Jリーグではどうなの? ここは分単位で試合開始時間が分かるから、その最も早い試合で調べると、 1993年:開幕戦 V川崎vs横浜M / 優勝 V川崎 1994年:開幕戦 広島vs名古屋 / 優勝 V川崎 1995年:開幕戦 G大阪vs名古屋 / 優勝 横浜FM 1996年:開幕戦 V川崎vs京都 / 優勝 鹿島 1997年:開幕戦 横浜Fvs福岡 / 優勝 磐田 1998年:開幕戦 名古屋vs神戸 / 優勝 磐田 1999年:開幕戦 名古屋vs福岡 / 優勝 磐田 2000年:開幕戦 鹿島vs名古屋 / 優勝 鹿島 2001年:開幕戦 C大阪vs札幌 / 優勝 鹿島 2002年:開幕戦 FC東京vs鹿島 / 優勝 磐田 2003年:開幕戦 磐田vs横浜FM / 優勝 横浜FM 2004年:開幕戦 横浜FMvs浦和 / 優勝 横浜FM 2005年:開幕戦 浦和vs鹿島、名古屋vs千葉 / 優勝 G大阪 2006年:開幕戦 G大阪vs浦和 / 優勝 浦和 2007年:開幕戦 FC東京vs広島 / 優勝 鹿島 2008年:開幕戦 G大阪vs千葉 / 優勝 鹿島 2009年:開幕戦 FC東京vs新潟 / 優勝 鹿島 2010年:開幕戦 磐田vs仙台 / 優勝 名古屋 2011年:開幕戦 名古屋vs横浜FM、G大阪vsC大阪 / 優勝 柏 2012年:開幕戦 札幌vs磐田、仙台vs鹿島、名古屋vs清水、G大阪vs神戸 / 優勝 広島 2013年:開幕戦 横浜FMvs湘南、名古屋vs磐田、鳥栖vs鹿島 / 優勝 広島 2014年:開幕戦 C大阪vs広島、名古屋vs清水 / 優勝 G大阪 2015年:開幕戦 名古屋vs松本、G大阪vsFC東京、広島vs甲府 / 優勝 広島 2016年:開幕戦 磐田vs名古屋 / 優勝 鹿島 2017年:開幕戦 横浜FMvs浦和 / 優勝 川崎F 2018年:開幕戦 鳥栖vs神戸 / 優勝 川崎F 2019年:開幕戦 C大阪vs神戸 / 優勝 横浜FM 2020年:開幕戦 湘南vs浦和 / 優勝 川崎F ってことで、開幕戦に登場して優勝したのは1993年V川崎、2000年鹿島、2003年と2004年横浜FM、2006年浦和、2015年広島。このうち1ステージ制で優勝したのは2004年横浜FMと2006年浦和のみ(2003年の横浜FMは両ステージを制して完全優勝したが、制度としては2ステージ制だった)。 とすると、もしかして今年の優勝は川崎や横浜FMじゃない可能性が……? でも川崎が大本命だと思うんですけどね。 <hr>【倉井史也】 試合当日は、はやる気持ちを抑えられずスタジアムに受け付け開始と同時に駆けつけ、選手のバスが両方行ってしまうまで名残を惜しむ。自慢は対戦カードの因縁をよく覚えていること。特にサポーター寄りのネタが得意。パッと見は若いが実は年齢不詳のライター。 2021.02.26 13:30 Fri
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