【ACLプレビュー】9カ月ぶりのACL、再開初戦でしっかりと勝てるか《FC東京vs上海申花》
2020.11.24 16:00 Tue
24日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2020の第3節のFC東京vs上海申花(中国)が行われる。
新型コロナウイルス感染拡大の影響によって今年3月以降、長期に渡って中断が続いたACL。東地区では紆余曲折を経て18日からカタールにて集中開催の形で再開となっていた。
◆9カ月ぶりのACL
FC東京は2月18日に第2節でパース・グローリー(オーストラリア)と対戦し1-0で勝利。それ以来、9カ月ぶりのACLでの試合となる。
その間、明治安田生命J1リーグでは過密日程と戦いながらも上位をキープ。しかし、10月に入り調子を落とすと、7試合で2勝5敗とトーンダウン。4連敗を喫するなど、チーム状態は良いとは言えない。
11月に入っての3試合でも1勝1分け1敗と調子が上がらない状況だが、ここからの短期決戦ではACLに頭を切り替えて戦う必要がある。
また、GK林彰洋がケガで離脱し、GK波多野豪がゴールを守ることになるだろう。2月まではMF橋本拳斗(FCロストフ)、DF室屋成(ハノーファー)が居たが、現在はいない。Jリーグで経験を積んだ若手がしっかりと世界の舞台でもパフォーマンスを出せるかが、カギを握ることになるだろう。
◆すでにカタールで2試合を終えている上海申花
対する上海申花は、新型コロナウイルスの影響で今回の集中開催まで今季のACLではプレーなし。しかし、すでにカタールで2試合を戦っている。
18日にはパース・グローリーに1-2で勝利するも、21日には蔚山現代に3-1で敗戦。1勝1敗の成績だが、ACLでの試合勘、カタールでの試合という点では感覚を掴めているだろう。
今シーズンは変則的に行われた中国スーパーリーグでグループAの4位に入り、フィイナルステージに進出するも、同じくACLに出場している上海上港を相手にアウェイゴール差で敗れ準々決勝で敗退していた。
ACLに懸ける想いは強く、グループ首位に立つFC東京相手の勝利を目指して戦ってくることになるだろう。
イタリア代表FWステファン・エル・シャーラウィや韓国代表FWキム・シンウク、コロンビア人MFジョバンニ・モレノらはチームにいるものの、ACLに参加する可能性はなく、中国人選手が中心となって戦うはず。チーム力では、FC東京が上回っているとも考えられるだろう。
★予想スタメン[4-3-3]
GK:波多野豪
DF:中村拓海、渡辺剛、森重真人、小川諒也
MF:髙萩洋次郎、安部柊斗
MF:三田啓貴、レアンドロ、ディエゴ・オリヴェイラ
FW:永井謙佑
監督:長谷川健太
◆注目選手
注目選手はFW永井謙佑をピックアップ。
今シーズンはJ1で25試合に出場し4ゴールを記録している永井。自慢の快足は健在で、そのスピードはアジアの舞台でも大きな武器になるだろう。
フィジカルコンタクトがJリーグよりも強くなることが予想されるACLだが、得意のカウンターで効率良くしっかりと仕留められるかがカギを握るだろう。
直近のJリーグではなかなか爆発しなかったFC東京の攻撃陣。カタールの地で再開初戦でしっかりと勝利を収めることができるのだろうか。
新型コロナウイルス感染拡大の影響によって今年3月以降、長期に渡って中断が続いたACL。東地区では紆余曲折を経て18日からカタールにて集中開催の形で再開となっていた。
Getty Images
FC東京は2月18日に第2節でパース・グローリー(オーストラリア)と対戦し1-0で勝利。それ以来、9カ月ぶりのACLでの試合となる。
その間、明治安田生命J1リーグでは過密日程と戦いながらも上位をキープ。しかし、10月に入り調子を落とすと、7試合で2勝5敗とトーンダウン。4連敗を喫するなど、チーム状態は良いとは言えない。
11月に入っての3試合でも1勝1分け1敗と調子が上がらない状況だが、ここからの短期決戦ではACLに頭を切り替えて戦う必要がある。
長谷川健太監督も「この大会をやっぱり取りたいし、十分チャンスがあると思っている」と意気込みを語り、アジアタイトル獲得に準備をしているようだ。
また、GK林彰洋がケガで離脱し、GK波多野豪がゴールを守ることになるだろう。2月まではMF橋本拳斗(FCロストフ)、DF室屋成(ハノーファー)が居たが、現在はいない。Jリーグで経験を積んだ若手がしっかりと世界の舞台でもパフォーマンスを出せるかが、カギを握ることになるだろう。
◆すでにカタールで2試合を終えている上海申花
Getty Images
対する上海申花は、新型コロナウイルスの影響で今回の集中開催まで今季のACLではプレーなし。しかし、すでにカタールで2試合を戦っている。
18日にはパース・グローリーに1-2で勝利するも、21日には蔚山現代に3-1で敗戦。1勝1敗の成績だが、ACLでの試合勘、カタールでの試合という点では感覚を掴めているだろう。
今シーズンは変則的に行われた中国スーパーリーグでグループAの4位に入り、フィイナルステージに進出するも、同じくACLに出場している上海上港を相手にアウェイゴール差で敗れ準々決勝で敗退していた。
ACLに懸ける想いは強く、グループ首位に立つFC東京相手の勝利を目指して戦ってくることになるだろう。
イタリア代表FWステファン・エル・シャーラウィや韓国代表FWキム・シンウク、コロンビア人MFジョバンニ・モレノらはチームにいるものの、ACLに参加する可能性はなく、中国人選手が中心となって戦うはず。チーム力では、FC東京が上回っているとも考えられるだろう。
★予想スタメン[4-3-3]
GK:波多野豪
DF:中村拓海、渡辺剛、森重真人、小川諒也
MF:髙萩洋次郎、安部柊斗
MF:三田啓貴、レアンドロ、ディエゴ・オリヴェイラ
FW:永井謙佑
監督:長谷川健太
◆注目選手
©J.LEAGUE
注目選手はFW永井謙佑をピックアップ。
今シーズンはJ1で25試合に出場し4ゴールを記録している永井。自慢の快足は健在で、そのスピードはアジアの舞台でも大きな武器になるだろう。
フィジカルコンタクトがJリーグよりも強くなることが予想されるACLだが、得意のカウンターで効率良くしっかりと仕留められるかがカギを握るだろう。
直近のJリーグではなかなか爆発しなかったFC東京の攻撃陣。カタールの地で再開初戦でしっかりと勝利を収めることができるのだろうか。
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