両エースにゴールの白熱デア・クラシカーはバイエルンが制す!《ブンデスリーガ》
2020.11.08 04:35 Sun
ブンデスリーガ第7節、ドルトムントvsバイエルンのデア・クラシカーが7日に行われ、2-3でバイエルンが競り勝った。
5勝1敗で並ぶドルトムントとバイエルンによる大一番。
前節ビーレフェルト戦をフンメルスのドッペルパックで快勝とし、リーグ戦4連勝としたドルトムントは、3日前に行われたチャンピオンズリーグ(CL)ではクラブ・ブルージュ相手に前半の3ゴールで快勝。そのブルージュ戦のスタメンから3選手を変更。サンチョ、ロイス、フンメルスが先発に戻った。
対するバイエルンは前節、ケルン相手に前半の2ゴールで逃げ切り勝利とし、こちらも4連勝とした中、4日前に行われたCLではザルツブルク相手に一時は同点とされながらも終わってみれば6-2と圧勝した。そのザルツブルク戦のスタメンから2選手を変更。トリソとパヴァールに代えてゴレツカとサールを起用した。
一進一退の攻防で立ち上がった中、まずは14分にバイエルンにチャンス。CKの流れからゴレツカのヘディングシュートが枠を捉えたが、GKビュルキにセーブされた。
互いにチャンスを作った中24分、バイエルンが先制しかける。サイドチェンジを受けたニャブリがドリブルでボックス左に侵入。クロスを送り、レヴァンドフスキがスライディングシュートでゴールに流し込んだが、VARが入り、わずかにレヴァンドフスキがオフサイドだったとしてゴールは取り消しとなった。
厳しい判定に見舞われたバイエルンの攻勢が続く中、28分にはゴレツカのボレーシュートでGKビュルキを強襲するも、35分にアクシデント。キミッヒがハーランドとの接触で右ヒザを痛めてトリソとの交代を強いられた。
このまま0-0で前半を終えるかに思われたが、45分にドルトムントが先制する。サンチョのスルーパスでボックス左深くまでえぐったラファエウ・ゲレイロのクロスをロイスが押し込んだ
それでも前半終了間際、ペナルティアーク中央で得たFKをアラバが直接沈め、バイエルンがすかさず試合を振り出しに戻して前半を終えた。
迎えた後半、立ち上がりにドルトムントに決定機があった中、開始3分にバイエルンが逆転に成功する。リュカの左クロスをレヴァンドフスキがヘッドでゴール右へうまく流し込んだ。
続く51分にはコマンのミドルシュートが右ポストに直撃したバイエルンが試合をコントロールしにかかる中、ドルトムントは63分にチャンス。サールのミスを突いたレイナがボックス左に侵入してシュートに持ち込んだが、GKノイアーにセーブされた。
さらに68分のロイスの枠内シュートもGKノイアーにセーブされたドルトムントは、T・アザールとブラントを2列目に入れるも、バイエルンが80分に勝負を決定付ける。
カウンターに転じた流れからレヴァンドフスキのラストパスを受けた途中出場のサネがボックス右に侵入。確実にシュートを決めきった。
諦めないドルトムントは83分、ラファエウ・ゲレイロの浮き球パスに抜け出したハーランドがGKとの一対一を制し、再び1点差に詰め寄る。そして87分にはロイスに決定機が訪れるも、シュートは枠を捉えきれず。
結局、追加タイムのレヴァンドフスキのゴールは再びオフサイドによってVARの末にノーゴールとなったものの、バイエルンが3-2で勝利。白熱の一戦を制している。
5勝1敗で並ぶドルトムントとバイエルンによる大一番。
前節ビーレフェルト戦をフンメルスのドッペルパックで快勝とし、リーグ戦4連勝としたドルトムントは、3日前に行われたチャンピオンズリーグ(CL)ではクラブ・ブルージュ相手に前半の3ゴールで快勝。そのブルージュ戦のスタメンから3選手を変更。サンチョ、ロイス、フンメルスが先発に戻った。
一進一退の攻防で立ち上がった中、まずは14分にバイエルンにチャンス。CKの流れからゴレツカのヘディングシュートが枠を捉えたが、GKビュルキにセーブされた。
対するドルトムントは21分、レイナのスルーパスでハーランドがボックス左に抜け出してシュートに持ち込んだが、枠の右に外れた。
互いにチャンスを作った中24分、バイエルンが先制しかける。サイドチェンジを受けたニャブリがドリブルでボックス左に侵入。クロスを送り、レヴァンドフスキがスライディングシュートでゴールに流し込んだが、VARが入り、わずかにレヴァンドフスキがオフサイドだったとしてゴールは取り消しとなった。
厳しい判定に見舞われたバイエルンの攻勢が続く中、28分にはゴレツカのボレーシュートでGKビュルキを強襲するも、35分にアクシデント。キミッヒがハーランドとの接触で右ヒザを痛めてトリソとの交代を強いられた。
このまま0-0で前半を終えるかに思われたが、45分にドルトムントが先制する。サンチョのスルーパスでボックス左深くまでえぐったラファエウ・ゲレイロのクロスをロイスが押し込んだ
それでも前半終了間際、ペナルティアーク中央で得たFKをアラバが直接沈め、バイエルンがすかさず試合を振り出しに戻して前半を終えた。
迎えた後半、立ち上がりにドルトムントに決定機があった中、開始3分にバイエルンが逆転に成功する。リュカの左クロスをレヴァンドフスキがヘッドでゴール右へうまく流し込んだ。
続く51分にはコマンのミドルシュートが右ポストに直撃したバイエルンが試合をコントロールしにかかる中、ドルトムントは63分にチャンス。サールのミスを突いたレイナがボックス左に侵入してシュートに持ち込んだが、GKノイアーにセーブされた。
さらに68分のロイスの枠内シュートもGKノイアーにセーブされたドルトムントは、T・アザールとブラントを2列目に入れるも、バイエルンが80分に勝負を決定付ける。
カウンターに転じた流れからレヴァンドフスキのラストパスを受けた途中出場のサネがボックス右に侵入。確実にシュートを決めきった。
諦めないドルトムントは83分、ラファエウ・ゲレイロの浮き球パスに抜け出したハーランドがGKとの一対一を制し、再び1点差に詰め寄る。そして87分にはロイスに決定機が訪れるも、シュートは枠を捉えきれず。
結局、追加タイムのレヴァンドフスキのゴールは再びオフサイドによってVARの末にノーゴールとなったものの、バイエルンが3-2で勝利。白熱の一戦を制している。
バイエルンの関連記事
ブンデスリーガの関連記事
|
|
バイエルンの人気記事ランキング
1
レ・ブルー初招集オリーズが母国イングランドではなくフランスでのプレー理由説明…同僚バデが意外な特技も明かす
レ・ブルー初招集となったバイエルンMFマイケル・オリーズが、母国イングランドではなくフランス代表でのプレーを決断した理由を明かした。フランス『レキップ』が伝えている。 ナイジェリア人の父親とアルジェリア系フランス人の母親の元、イングランドのロンドンで生まれ育ったオリーズ。アカデミー年代ではアーセナル、チェルシー、マンチェスター・シティという名門を渡り歩き、レディングでプロキャリアをスタート。その後、2021年夏にクリスタル・パレスへステップアップを遂げると、今夏はビッグクラブの争奪戦の中でバイエルンへ完全移籍した。 バイエルン移籍までイングランド一筋のクラブキャリアを歩んできた左利きの攻撃的MFだが、U-18チームから母親の母国フランスの代表チームでもプレーを選択。先のパリ・オリンピックではU-23フランス代表の一員として銀メダル獲得に貢献した。 そして、今回のインターナショナルマッチウィークではディディエ・デシャン監督から招集がかかり、レ・ブルー初選出となった。 3日、同じくA代表デビューが期待されるローマMFマヌ・コネ、セビージャDFロイク・バデとパリ五輪のチームメイトと共に公式会見に出席したオリーズは、ややたどたどしいフランス語で生まれ故郷のイングランドではなく、フランスでのプレーを決断した背景を説明。 明確な理由について言及は避けたが、「母はフランス出身で、僕は子供の頃にここに来たことがある。フランス代表チームとの繋がりがあったし、フランスでプレーしているんだ」と語った。 また、レ・ブルーのロールモデルに関して問われると、母と同じアルジェリア系フランス人のジネディーヌ・ジダン氏とパリ五輪で指導を受け、現在も連絡を取り合っているティエリ・アンリ氏の2人のレジェンドの名前を挙げた。 今回の会見の様子やフランス語が不得手という部分で、少し内向的な性格も窺わせたオリーズ。 そういったこともあり、会見ではチームメイトであるバデにオリーズの人となりに関する質問が飛ぶと、「とてもいいヤツだよ」という言葉と共に意外な特技が明かされた。 「マイケルはとてもいいヤツだよ。僕らは(パリ五輪の期間に)2カ月間一緒に過ごしていたけど、彼は本当にいいヤツなんだ。彼は人狼ゲーム(カードゲーム)がとても得意で、人を操る人間だね(笑)」 また、現状では右ウイングを主戦場とする可能性が高い中、右サイドバックとしてコンビを組む可能性が高いバルセロナDFジュール・クンデは、ピッチ内外での適応をサポートしたいと語った。 「ここには他の人よりも社交的な人間がたくさんいるし、とても歓迎的なグループだ。彼が馴染みのに問題はないよ」 「彼に時間を与える必要があるけど、僕はまったく心配していないよ。彼はとてもアンバランスなアタッカーで、左足が本当に得意だ。だけど、静かに落ち着かせてほしい。新しい人に時間を与えるのは良いことだからね」 2024.09.04 16:00 Wed2
「ピッチ上で最もおしゃれな選手」バイエルンMFのスパイクコーデが話題に! 7年前発売モデルをユニフォームに合わせて着用「いつも完璧にマッチ」
バイエルンのフランス代表MFマイケル・オリーズのスパイク選びが注目を集めている。 今夏クリスタル・パレスからバイエルンへ移籍したオリーズ。ブンデスリーガやチャンピオンズリーグ(CL)に初挑戦のシーズンとなっているが、ここまで公式戦12試合で7ゴール3アシストと好パフォーマンスを見せている。 そんななか、注目を集めているのがオリーズの足元。ユニフォーム情報やギア情報を扱うメディア『Footy Headlines』は、22歳ウインガーがユニフォームとスパイクの色を合わせていると紹介した。 オリーズはスパイク契約を結んでいないため、好きなものを履くことが可能。2017年に15色展開で発売されたナイキのハイパーヴェノム3を好み、バイエルンのホームユニフォームには赤、アウェイユニフォームには黒、サードユニフォームには白を合わせている。 また、パレス時代にもユニフォームの色と合ったスパイクを選択。水色と白のキットに、こちらも水色と白の2色でカラーリングされたハイパーヴェノム3を着用した。 『ESPN』もオリーズのスパイクに注目し、画像をSNSに投稿。「ファッショニスタ」「ピッチ上で最もおしゃれなサッカー選手」「彼はファッションとボールをよく理解している」「いつも完璧にマッチしている」と好意的な反応が寄せられた。 <span class="paragraph-title">【写真】ユニフォームと同色のスパイク! オリーズのコーデ4種</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr">Michael Olise matching his boots with his kits <a href="https://t.co/WXsWwM8VCt">pic.twitter.com/WXsWwM8VCt</a></p>— ESPN UK (@ESPNUK) <a href="https://twitter.com/ESPNUK/status/1851625103865372708?ref_src=twsrc%5Etfw">October 30, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.10.31 19:30 Thu3
伝説のGKカーンが語る意外な後悔「あそこに移籍すれば良かった」
▽フットボール界のレジェンドである元ドイツ代表GKオリバー・カーン氏が、キャリアにおける後悔として、「マンチェスター・ユナイテッドへの移籍」を挙げた。 ▽カーン氏は現役時代、1994年にカールスルーエから加入したバイエルンで14シーズンにわたって守護神として活躍し、8度のブンデスリーガや2000-01シーズンのチャンピオンズリーグ制覇を経験した。また、ドイツ代表としては86試合に出場し、1996年のユーロ優勝や2002年の日韓ワールドカップ準優勝を経験した。 ▽ドイツ『スポーツ・ビルト』のインタビューに応じたカーン氏は、海外移籍に挑戦してみたかったという思いを吐露し、当時アレックス・ファーガソン氏が率いていたユナイテッドへの移籍についての後悔を口にした。 「アレックス・ファーガソンは未だに私に怒っているんじゃないかな。2003年か2004年、彼は私がユナイテッドに移籍すると思っていただろうからね。でもバイエルンで締めくくることが私にとってより重要だった」 「振り返ってみれば、移籍してみるべきだったと思う。私にとっていい挑戦になったはずだ」 ▽当時ユナイテッドは、2005年にGKエドウィン・ファン・デル・サールが加わるまでGKに確固たる存在を立てることができずにいた時代が続いていた。ファン・デル・サールと共に2007-08シーズンには欧州王者に君臨したユナイテッドだが、カーンが加わっていたらまた大きな違いが生まれていたことだろう。 2017.12.15 14:09 Fri4
浦和でも活躍したルンメニゲのアクロバティックなアウトサイドボレー【スーパーゴール図鑑/バイエルン編】
【得点者プロフィール】 ミヒャエル・ルンメニゲ(当時20歳) 国籍:ドイツ 所属:バイエルン ポジション:MF 身長:176cm カール=ハインツ・ルンメニゲ氏の実の弟であるミヒャエル・ルンメニゲ氏。バイエルンとドルトムントで活躍した後、1993年からは浦和レッズでも活躍していた。 【試合詳細】 日程:1984年4月21日 大会:ブンデスリーガ第22節 対戦相手:ブレーメン 時間:後半5分(0-2) <div id="cws_ad">◆ルンメニゲ弟のアクロバティックなゴール<br/><div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJ2OG02SmV2aSIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script></div> 0-2と2点ビハインドで迎えた50分、バイエルンは敵陣左サイドでDFベルント・デュルンベルガーがボールを持つ。ボックス内に侵入し、マークを引き付けると、ボックス中央にいたミヒャエル・ルンメニゲに向かって浮き球のパスを送る。パスは少し高くなり、ベルトの高さくらいであったが、ミヒャエル・ルンメニゲはジャンプしながら右足のアウトサイドで上手く合わせると、絶妙なボレーとなりゴールネットを揺らした。 この試合では兄のカール=ハインツ・ルンメニゲ氏もゴールを挙げ、兄弟でのアベックゴールを記録している。 2021.01.16 18:00 Sat5
