交渉破談のアラバ、バイエルンCEOもコメント 「ここ数カ月は堂々巡り」
2020.11.05 15:45 Thu
バイエルンのカール=ハインツ・ルンメニゲ最高経営責任者(CEO)がオーストリア代表DFダビド・アラバ(28)の去就についてコメントした。ドイツ『ビルド』が伝えている。
そんなアラバだが、現行契約は今シーズン限りまで。双方ともに契約延長を希望しているものの、交渉は難航しており、ヘルベルト・ハイナー会長が先日に出演した『Blickpunkt Sport』で「アラバへの契約延長オファーを取り下げた」と明かした。しかし、ルンメニゲCEOは「まだどうなるかわからない」という見解のようだ。
「2週間前に(アラバの)父親のジョージと代理人のピニ・ザハヴィと話し合いの場を設けた。雰囲気も悪くなかった」
「しかし、ひとつ言っておかなければならない。我々はここ数カ月にわたり、堂々巡りをしている。ある時点で新シーズンに向けた計画を立て始め、ダビドが残るのか否かを知る必要がある。したがって、この時点での決断は重要だったんだ」
「特にコロナ禍では、プレーヤーはクラブに理解を示す必要もある。我々は非常識なほどの経済的損出を被った。8カ月間もスタジアムに観客を呼べなかったんだ。損失は1億ユーロを超える可能性がある」
「クラブで快適に過ごして、ダビドのように大成功を収めているプレーヤーには残留を勧める。我々の誰しもが同意見だと思う。彼は素晴らしい人物であり、トッププレーヤーだからね」
また、ハイナー会長が交渉の破談を公言しているが、ルンメニゲCEOは「ダビド・アラバが自分で決断しなければならない」とも述べ、まだ残留の可能性があるとの捉え方もできる発言を残している。
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2008年夏にオーストリア・ウィーンからバイエルンのユースに加入したアラバ。2010年2月にトップチームデビューすると、ホッフェンハイムへのレンタルを経て、長らく主軸として活躍してきた。ここまで公式戦通算395試合31ゴール49アシスト。昨シーズンはクラブの3冠達成に尽力した。「2週間前に(アラバの)父親のジョージと代理人のピニ・ザハヴィと話し合いの場を設けた。雰囲気も悪くなかった」
「しかし、ひとつ言っておかなければならない。我々はここ数カ月にわたり、堂々巡りをしている。ある時点で新シーズンに向けた計画を立て始め、ダビドが残るのか否かを知る必要がある。したがって、この時点での決断は重要だったんだ」
各所では高額な給与要求が破談の原因だと報じられているが、アラバは「メディアが報じている数字を求めたことなんてない」と否定していた。しかし、ルンメニゲCEOは残留を望む一方でアラバに金銭的な譲歩を求めている。
「特にコロナ禍では、プレーヤーはクラブに理解を示す必要もある。我々は非常識なほどの経済的損出を被った。8カ月間もスタジアムに観客を呼べなかったんだ。損失は1億ユーロを超える可能性がある」
「クラブで快適に過ごして、ダビドのように大成功を収めているプレーヤーには残留を勧める。我々の誰しもが同意見だと思う。彼は素晴らしい人物であり、トッププレーヤーだからね」
また、ハイナー会長が交渉の破談を公言しているが、ルンメニゲCEOは「ダビド・アラバが自分で決断しなければならない」とも述べ、まだ残留の可能性があるとの捉え方もできる発言を残している。
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