平岡新体制の清水が8試合ぶり白星! 後半3発で神戸に逆転《J1》
2020.11.03 17:20 Tue
明治安田生命J1リーグ第26節、清水エスパルスvsヴィッセル神戸が3日にIAIスタジアム日本平で行われ、3-1の清水が勝利した。
成績不振により、ピーター・クラモフスキー監督を解任した清水。平岡新監督は0-0の引き分けに終わった前節の柏レイソル戦からスタメンを1名入れ替え、竹内が7試合ぶりに先発に起用された。
一方、今季2度目の連勝を目指す神戸は3-2で勝利を収めたベガルタ仙台戦からスタメンを4名変更。アンドレス・イニエスタや大崎と主力選手が復帰したほか、J1通算50ゴールに王手を掛けている田中も先発入りした。
新体制初戦の清水に対して、神戸がボールを保持しながらチャンスを窺う静かな序盤に。そうしたなか、最初に決定機を迎えたのは神戸。イニエスタが敵陣ハーフライン付近からロングボールを供給する。古巣戦のドウグラスが反応してボックス左の深い位置から左足シュートを放つも、サイドネットを叩いた。
その後はこう着状態が続いたなか、神戸は右CKを獲得した33分に再び決定機。イニエスタがインスイングで低い弾道のクロスを供給すると、ボックス中央で収めたドウグラスが丁寧に後方へ。これをボックス中央手前から山口が右足をコントロールショットをゴール右に流し込み、アウェイの神戸が先制に成功した。
59分に金子からのワンタッチパスを受けた後藤がシュートまで持ち込んだ清水はその直後、ルーズボールを拾った流れから竹内のパスを受けた後藤がボックス中央手前から強烈なミドルシュート。だがここはGK前川の好セーブに阻まれてしまう。
しかし、これで得た60分の右CKで同点に追い付いて見せる。西澤がファーサイドにインスイングをクロスを送ると、ファーサイドのヴァウドがドンピシャのヘディングシュートを流し込み、清水がスコアをタイに戻した。
63分にダンクレーに強烈なミドルシュートを放たれたものの、GK梅田の好守で勝ち越しを許さなかった清水は70分過ぎからさらに攻勢を強める。すると75分、鈴木からのダイレクトパスを受けた西澤がバイタルエリア左から右サイドへ展開。ワンタッチでボックス右に侵攻したエウシーニョがニアサイドを射抜いて、清水が逆転に成功した。
鈴木が82分に巡ってきた決定機を逸して試合を決めきれなかった清水だったが、87分に敵陣中央右サイドでFKを獲得。西澤が供給したクロスをボックス中央で競り勝った金井がヘディングシュートを決めきり、決定的な3点目を奪取。
その後、立田やティーラシン・デーンダーを投入しながら時間を巧みに使った清水が3-1で逆転勝利。平岡新監督初陣で8試合ぶり白星を飾った。一方、セルジ・サンペールの負傷交代が響いた神戸は今季2度目の連勝とはならなかった。
清水エスパルス 3-1 ヴィッセル神戸
【清水】
ヴァウド(後15)
エウシーニョ(後30)
金井貢史(後42)
【神戸】
山口蛍(前33)
成績不振により、ピーター・クラモフスキー監督を解任した清水。平岡新監督は0-0の引き分けに終わった前節の柏レイソル戦からスタメンを1名入れ替え、竹内が7試合ぶりに先発に起用された。
新体制初戦の清水に対して、神戸がボールを保持しながらチャンスを窺う静かな序盤に。そうしたなか、最初に決定機を迎えたのは神戸。イニエスタが敵陣ハーフライン付近からロングボールを供給する。古巣戦のドウグラスが反応してボックス左の深い位置から左足シュートを放つも、サイドネットを叩いた。
その後はこう着状態が続いたなか、神戸は右CKを獲得した33分に再び決定機。イニエスタがインスイングで低い弾道のクロスを供給すると、ボックス中央で収めたドウグラスが丁寧に後方へ。これをボックス中央手前から山口が右足をコントロールショットをゴール右に流し込み、アウェイの神戸が先制に成功した。
前半終盤に清水が攻撃の圧力を強めたものの、無失点で試合を折り返した神戸。しかし、後半立ち上がりの51分にセルジ・サンペールが負傷。ここから清水が神戸ゴールに迫る回数を増やしていく。
59分に金子からのワンタッチパスを受けた後藤がシュートまで持ち込んだ清水はその直後、ルーズボールを拾った流れから竹内のパスを受けた後藤がボックス中央手前から強烈なミドルシュート。だがここはGK前川の好セーブに阻まれてしまう。
しかし、これで得た60分の右CKで同点に追い付いて見せる。西澤がファーサイドにインスイングをクロスを送ると、ファーサイドのヴァウドがドンピシャのヘディングシュートを流し込み、清水がスコアをタイに戻した。
63分にダンクレーに強烈なミドルシュートを放たれたものの、GK梅田の好守で勝ち越しを許さなかった清水は70分過ぎからさらに攻勢を強める。すると75分、鈴木からのダイレクトパスを受けた西澤がバイタルエリア左から右サイドへ展開。ワンタッチでボックス右に侵攻したエウシーニョがニアサイドを射抜いて、清水が逆転に成功した。
鈴木が82分に巡ってきた決定機を逸して試合を決めきれなかった清水だったが、87分に敵陣中央右サイドでFKを獲得。西澤が供給したクロスをボックス中央で競り勝った金井がヘディングシュートを決めきり、決定的な3点目を奪取。
その後、立田やティーラシン・デーンダーを投入しながら時間を巧みに使った清水が3-1で逆転勝利。平岡新監督初陣で8試合ぶり白星を飾った。一方、セルジ・サンペールの負傷交代が響いた神戸は今季2度目の連勝とはならなかった。
清水エスパルス 3-1 ヴィッセル神戸
【清水】
ヴァウド(後15)
エウシーニョ(後30)
金井貢史(後42)
【神戸】
山口蛍(前33)
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