バイシクル炸裂のイブラヒモビッチが1G1Aの大活躍! 5勝目を挙げたミランが首位堅守《セリエA》

2020.11.01 22:25 Sun
Getty Images
ミランは11月1日、セリエA第6節でウディネーゼと対戦し、アウェイで1-2で勝利した。
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ここまで5試合を消化して4勝1分け無敗で首位に立つミラン。前節のローマ戦は勝ち越しては追いつかれ、結局3度のリードを守りきれずに3-3のドロー決着となった。その後のヨーロッパリーグでは、主力を半数温存しつつスパルタ・プラハに快勝し、開幕から連勝を収めている。テオ・エルナンデスやレオン、チャルハノール、そしてコロナ陰性となったGKドンナルンマらが先発復帰したミランは序盤からウディネーゼを押し込んでいく。初の決定機は10分のこと。左のレオンが右足で上げたクロスをサレマーカーズが頭で飛び込むが、きれいに合わせることができずシュートは右に逸れた。
それでも18分に早々にネットを揺らす。敵陣まで入り込んだ最終ラインからのロングボールをイブラヒモビッチがボックス左で収めると、安定したタメからラストパスを供給。走り込んだケシエがボックス中央から豪快に蹴り込み、先制に成功した。

イブラヒモビッチの今季初アシストで幸先の良い立ち上がりとなったミランだが、その直後にセリエA初先発のデウロフェウにカウンターからシュートを見舞われる。そこからはホームチームも徐々に盛り返し、何度かカウンターからチャンスになりそうなシーンも。
前半終了間際には、FKの流れからゴール前に飛び出したオカカがイブラヒモビッチとの接触で倒れる場面があったが、主審の笛は鳴らず、ミランのリードで試合を折り返した。

しかし後半立ち上がりに、ボックス右に進攻したプセットをロマニョーリが倒してしまい正真正銘のPK献上。これをデ・パウルに決められ、振り出しに戻された。なお、PK判定に抗議したGKドンナルンマにはイエローカードが提示されている。

その後、ミランは57分にベナセルとサレマーカーズを下げてトナーリとディアスを投入。すると62分、カウンターからゴール前に飛び出したイブラヒモビッチの折り返しをディアスが狙ったが、ここはイブラヒモビッチのオフサイドの判定に。

71分にはさらにカラブリアとレオンに代わり、ダロトと左ヒジを脱臼していたレビッチがリーグ戦4試合ぶりにピッチに立った。レオンのいた2列目の左に入ったレビッチは、早速ドリブルシュートから存在感を放つ。

交代策で少しずつ流れを取り戻したミラン。そんななか迎えた83分、敵陣左サイド中央でボールを持ったレビッチが右足でクロスを上げると、ゴール前で相手DFに当たったボールは高く跳ね上がる。これをイブラヒモビッチがバイシクルシュート。期待に応えるスーパーゴールで再び勝ち越しに成功した。

その後は危なげなく試合を進めたミランが逃げ切り、2-1で勝利。開幕から6試合で5勝目を挙げ、首位をキープしている。


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