【セリエA第6節プレビュー】3連勝に貢献の吉田がジェノヴァ・ダービー出場へ、ナポリvsサッスオーロの上位対決も
2020.10.31 18:00 Sat
前節行われたミランvsローマの好カードはミランが3度のリードを生かせず3-3の引き分けに終わり開幕からの連勝が4で止まった。ナポリ、インテル、ラツィオが勝利を収めた一方、ユベントスがヴェローナに引き分けて2戦連続ドローと躓いている。迎える第6節、アタランタ撃破に貢献したサンプドリアのDF吉田がジェノアとのダービーに挑む。
FWイブラヒモビッチがドッピエッタ、FWレオンが2アシストと活躍したものの、ローマに粘られて引き分け、開幕5連勝を逃したミランはウディネーゼとのアウェイ戦に臨む。木曜に行われたヨーロッパリーグ(EL)のスパルタ・プラハ戦では主力を半数程温存した中で快勝とし、コンディション面で不安はない。1勝4敗と苦しいスタートとなっているウディネーゼを下して首位キープとなるか。
FWルカクの3戦連発弾でジェノアを退けてリーグ戦3試合ぶりの勝利を飾ったインテルは、パルマとのホーム戦に臨む。火曜に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のシャフタール戦では優勢に試合を進めながらもゴールレスドローに終わった。CL2戦連続ドロースタートと躓いた中、1勝1分け3敗のパルマに勝利してリーグ戦連勝としたい。
CLを戦っている影響もあってか、完敗でリーグ戦2連敗となったアタランタ。火曜に行われたCLではアヤックス相手に2点のビハインドを負った中、FWサパタの2ゴールで引き分けに持ち込んだ。そのアタランタは1分け4敗スタートのクロトーネ相手にリーグ戦3戦ぶりの勝利を目指す。
ゴールが取り消されるVARにも泣かされ、ラツィオに惜敗して3連敗となったボローニャ。リーグ戦38試合連続失点を喫し、5大リーグにおける不名誉記録を更新してしまった中、冨安はカリアリ(2勝1分け2敗)相手に連続失点と連敗を止められるか。
一方、ボローニャに勝利して開幕節以来となる勝利を飾ったラツィオはトリノとのアウェイ戦を、ミランの連勝を止めたローマはフィオレンティーナとのホーム戦を戦う。
◆セリエA第6節
▽10/31(土)
《23:00》
クロトーネvsアタランタ
《26:00》
インテルvsパルマ
《28:45》
ボローニャvsカリアリ
▽11/1(日)
《20:30》
ウディネーゼvsミラン
《23:00》
スペツィアvsユベントス
トリノvsラツィオ
《26:00》
ローマvsフィオレンティーナ
ナポリvsサッスオーロ
《28:45》
サンプドリアvsジェノア
▽11/2(月)
《28:45》
ヴェローナvsベネヴェント
PR
アタランタ戦では前半にFWラマースを、後半から出場したFWサパタを封じる役割を果たした吉田。ラツィオ戦に続く強豪相手の快勝劇に貢献した吉田は先発予想となっているが、3試合ゴールのない地元のライバルを撃破し、サンプドリアを4連勝に導けるか。7月に行われた昨季後半のダービーでは敗れているだけにリベンジを果たしたい。また、今節は勝ち点11で並ぶナポリvsサッスオーロの上位対決が開催される。ナポリは前節ベネヴェント戦をFWインシーニェ兄弟のゴールの共演があった中、2-1と逆転勝利して4勝1敗とした。ユベントス戦の不戦敗がなければ全勝と最高のスタートを切っている中、ナポリの14ゴールを上回るリーグ最高の16ゴールをマークしているサッスオーロとの上位対決を制すことはできるか。FWルカクの3戦連発弾でジェノアを退けてリーグ戦3試合ぶりの勝利を飾ったインテルは、パルマとのホーム戦に臨む。火曜に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のシャフタール戦では優勢に試合を進めながらもゴールレスドローに終わった。CL2戦連続ドロースタートと躓いた中、1勝1分け3敗のパルマに勝利してリーグ戦連勝としたい。
前節ヴェローナ戦ではVARにも泣かされ、格下相手に2戦連続引き分けと躓いているユベントスは、2勝3分けスタートとなった。スタートダッシュに失敗し、不安が募るピルロ体制下のユベントスは、水曜に行われたCLバルセロナ戦では0-2と完敗。良いところなく敗れ、ピルロ監督への懐疑的な目が益々強まる中、1勝2分け2敗スタートの昇格組スペツィア相手には必勝が求められる。
CLを戦っている影響もあってか、完敗でリーグ戦2連敗となったアタランタ。火曜に行われたCLではアヤックス相手に2点のビハインドを負った中、FWサパタの2ゴールで引き分けに持ち込んだ。そのアタランタは1分け4敗スタートのクロトーネ相手にリーグ戦3戦ぶりの勝利を目指す。
ゴールが取り消されるVARにも泣かされ、ラツィオに惜敗して3連敗となったボローニャ。リーグ戦38試合連続失点を喫し、5大リーグにおける不名誉記録を更新してしまった中、冨安はカリアリ(2勝1分け2敗)相手に連続失点と連敗を止められるか。
一方、ボローニャに勝利して開幕節以来となる勝利を飾ったラツィオはトリノとのアウェイ戦を、ミランの連勝を止めたローマはフィオレンティーナとのホーム戦を戦う。
◆セリエA第6節
▽10/31(土)
《23:00》
クロトーネvsアタランタ
《26:00》
インテルvsパルマ
《28:45》
ボローニャvsカリアリ
▽11/1(日)
《20:30》
ウディネーゼvsミラン
《23:00》
スペツィアvsユベントス
トリノvsラツィオ
《26:00》
ローマvsフィオレンティーナ
ナポリvsサッスオーロ
《28:45》
サンプドリアvsジェノア
▽11/2(月)
《28:45》
ヴェローナvsベネヴェント
PR
サンプドリアの関連記事
セリエAの関連記事
|
サンプドリアの人気記事ランキング
1
マキシ・ロペスが元妻ワンダ・ナラとディナーに…かつてイカルディと不倫され離婚も「幸せであり続けて欲しい」
マキシ・ロペス氏が元妻であるワンダ・ナラ氏とのディナーに出かけた。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 バルセロナやサンプドリアなどで活躍したアルゼンチンの元サッカー選手、マキシ・ロペス氏。2008年にワンダ・ナラ氏と結婚し、3人の息子を授かったが、ナラ氏が自身の元チームメイトである元アルゼンチン代表FWマウロ・イカルディとの不倫関係にあることが発覚し、2013年に離婚した。 一方、ナラ氏といえば、イカルディとの2度目の結婚後は代理人としても振る舞い、夫のクラブに金銭面での難癖をつけて首脳陣やファンから毛嫌いされる存在に。このような元妻をロペス氏が完全に見放しても不思議ではない。 しかし、前述の通り、両者の間には3人の息子が。イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』によると、ロペス氏は先日、ナラ氏と息子3人とともにブエノスアイレス市内にあるレストランへとディナーに出かけたという。 レストランまで押しかけた報道陣のインタビューに応じたロペス氏は「1人の良い親でありたい。彼らが幸せであり続けることを望んでいるよ。それ以上に望むものはない」と、元妻と親権を持たない息子3人を思いやった。 一方で、自身の妻を“略奪”したイカルディについては「イカルディとのディナー? ありえない。彼女や子どもたちと同じテーブルを囲むことには躊躇しないが、あの男と私が同席することはできない」と突き放した。 ロペス氏は現役時代、ナラ氏との離婚後に対戦相手として相見えたイカルディに対し、キックオフ前の握手を拒否したことがある。不倫された元妻への恨みはなくとも、奪っていった男への憎悪はいつまでも消えないようだ。 なお、ナラ氏は昨年9月にイカルディとの離別を発表。未だ正式な離婚は成立していないとされるが、選手と代理人の関係は崩壊済みだといわれている。 <span class="paragraph-title">【動画】マキシ・ロペスとワンダ・ナラ、元夫婦が息子3人とともに再会...報道陣が押し寄せる</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="es" dir="ltr"> Wanda Nara y Maxi López juntos en un restaurante en Palermo<br><br> La empresaria entró con Kennys Palacios.<br><br>Cc <a href="https://twitter.com/hashtag/LAM?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#LAM</a> en América TV <a href="https://twitter.com/elejercitodelam?ref_src=twsrc%5Etfw">@elejercitodelam</a> <a href="https://twitter.com/AngeldebritoOk?ref_src=twsrc%5Etfw">@AngeldebritoOk</a> <a href="https://t.co/o6QBhyWhaD">pic.twitter.com/o6QBhyWhaD</a></p>— América TV (@AmericaTV) <a href="https://twitter.com/AmericaTV/status/1651386103767629827?ref_src=twsrc%5Etfw">April 27, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.05.01 19:01 Mon2
衝撃のジャンピングバックヒール!“スーパーゴール製造機”クアリアレッラが魅せる【インクレディブル・ゴールズ】
サッカーファンなら誰もが一度は見たことがあるであろう歴史に残るスーパーゴール。今回の企画『Incredible Goals』(信じられないゴール)では、これまでに生まれた驚愕のゴールを紹介していく。 今回はサンプドリアのイタリア代表FWファビオ・クアリアレッラが決めたゴールだ。 <div id="cws_ad"><div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJJY0E3SDBVNSIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script></div> クアリアレッラは、トリノやフィオレンティーナ、サンプドリア、ウディネーゼ、ナポリを渡り歩き、2010〜2014年までユベントスでプレー。その後、トリノを経て、再びサンプドリアに在籍している。 サンプドリアではその得点能力が一気に開花。2017-18シーズンにキャリアハイとなる19ゴールを記録すると、2018-19シーズンにはセリエA記録の11試合連続ゴールを含む26ゴールを挙げ、自身初の得点王を獲得した。 中でも見事だったのが、2018年9月2日のナポリ戦で決めたバックヒールでのゴールだ。 2-0で迎えた後半30分、相手陣内の中央でFKを獲得したサンプドリアは、ゴール前にボールを供給するも、これは相手ディフェンスに跳ね返される。しかし、DFバルトシュ・ベレシンスキがボックス右でこのボールを拾い、クロス。これはやや低めの弾道だったものの、ボックス内で構えていたクアリアレッラは、ゴールに背を向けた状態から、咄嗟に右足のバックヒールで合わせた。このシュートには相手GKも意表を突かれ、ボールは左のサイドネットを揺らした。 クアリアレッラは昨シーズンの活躍で2019年3月におよそ3年半ぶりにイタリア代表に復帰。今シーズンも公式戦22試合に出場し、10ゴール4アシストの数字を残している。 2020.06.03 18:00 Wed3
「許可されてたよ」ピルロ監督は選手の喫煙OK派、教え子が証言「彼自身もハーフタイムは座って一服」
アンドレア・ピルロ氏は指揮官として選手の喫煙を許可しているという。イギリス『サン』が伝えている。 現役時代にイタリア代表としてドイツ・ワールドカップ(W杯)を制し、ミランではチャンピオンズリーグ(CL)を2度制覇したピルロ氏。ユベントスでもセリエA9連覇時代の礎を築くなど、栄光に満ちた選手キャリアを送った。 しかし、監督キャリアでは失敗続き。予期せぬ古巣ユベントスの指揮官就任が歯車を狂わせた感は拭えないが、選手として導いたセリエA9連覇時代を指揮官の立場で終わらせることとなり、昨シーズンはトルコのファティ・カラギュムリュクへ向かうも1年足らずで退任し、今季はサンプドリアでセリエB開幕9試合を戦い1勝3分け5敗と無惨な成績だ。 そんなピルロ氏がファティ・カラギュムリュクを率いていた昨季、選手として所属した元トルコ代表FWコリン・カジム=リチャーズがイギリス『Filthy Fells』のYouTubeチャンネルに出演。ピルロ氏は選手の喫煙を許可し、自らも選手に隠れることなく堂々と喫煙していたという。 「タバコを吸うイタリア人はたくさんいるだろ? それはトルコでも同じなのさ」 「選手としてはもちろん監督次第なわけだけど、ピルロのもとでは許可されていたよ。ピルロを含めた何人かが試合前にノンストップでタバコを吸い、ピルロはハーフタイムも座って一服。話しながらでも咥えているよ」 「これは文化の違いってやつさ。僕はショックを受けたわけじゃないし、決して批判するつもりもない。むしろ正当なことだと思う」 イタリア人と喫煙と言えばラツィオを率いるマウリツィオ・サッリ監督がヘビースモーカーとして知られ、64歳の現在も1日60本の煙草を吸うと言われている。かつてインテルなどを指揮したアルゼンチン人指揮官のエクトル・クーペル氏も煙草を吸いながらセリエAで指揮したことも有名だが、ピルロ氏もかなりのヘビースモーカーだったようだ。 2023.10.12 21:35 Thu4
元インテルの“リッキー”ことリカルド・アルバレスが現役引退…晩年はヒザのケガに苦しむ
ベレス・サルスフィエルドは3日、元アルゼンチン代表MFリカルド・アルバレス(33)が引退することを発表した。 “リッキー”というニックネームで親しまれたリカルド・アルバレスは、2011年夏にベレスからインテルに移籍。欧州上陸を果たすと、3シーズンの間準主力としてプレーし、その後はサンダーランドやサンプドリアを渡り歩いた。 この間にアルゼンチン代表デビューも果たしており、2014年のワールドカップも含めて9試合に出場している。 2018年夏には、ほとんど戦力外となっていたサンプドリアと契約を解除し、メキシコのアトラスへ。しかし、同年11月に前十字靭帯損傷の大ケガ負った影響で出番をなくすと、2020年1月にベレスへの復帰を決断した。 古巣での心機一転を図ったが、今年中頃にはヒザの痛みが再発し、5月には手術を受けた。それでも状態は芳しくなく、この度の引退へつながった。 「身体的な問題がキャリアを通じて付き纏った。ベレスに戻ってきたときは100%の状態に戻ろうと決意したが、最初は楽しめたものの今ではそうはいかなくなった。無理はしたくない。時が来たんだ」 「これは以前から考えていたことで、ケガや痛みを抱えてキャリアを続けていく中で、次第に受け入れられるようになった。自分の家で、自分が選んだ場所で、育った場所で、生まれた場所で引退する。ここで引退することは夢だった。そしてそれが叶ったことを神に感謝するよ」 「全部の思い出が頭に浮かんでくる。ベレスに加入して以来、私が私のキャリアを築き、これまでの成功を収める助けとなってくれた人々のことは特にね。このユニフォームでチャンピオンになれたのは最高だったよ」 引退発表後に行われたスーペルリーガ第24節のパトロナート戦では、72分から途中出場。これが今季12試合目の出場となった中、最後にキャプテンマークを巻いたリッキーには、サポーターから万雷の拍手が送られた。 2021.12.04 21:44 Sat5