ベルギーに勝利のイングランド MFライスは世界一を目指すと意気込む

イングランド代表MFデクラン・ライスは、代表チームが世界一を目指せると考えているようだ。イギリス『ロンドン・イブニング・スタンダード』が伝えている。

イングランド代表は、11日に行われたUEFAネーションズリーグ2020-21リーグA・グループ2第3節において、FIFAランキング1位のベルギー代表に2-1で勝利。2018年から続いていた、ベルギー代表の13試合無敗の記録を終わらせた。

この勝利を受け、イングランド代表はリーグA・グループ2の首位に立つことに。大きな勝利を収めたチームに対して、ライスも自信を深めているようだ。
「こうした国際的なレベルにいるときは、最高の相手に対して自分自身を試してみたいもの。彼ら(ベルギー代表)はピッチ上の至る所にワールドクラスの選手がいる。何人かは欠場していたけれど、僕たちにとっては素晴らしいテストだった」

「(試合では)終盤に向かうにつれ、僕たちは深く守っていた。彼らはプレッシャーをかけてきたが、僕たちはしっかり立ち、背筋を伸ばし、素晴らしいプレーもしばしば見せ、2ゴールを決めた」「彼らに勝てたのは、若い僕たちにとって間違いなく嬉しいこと。彼らが世界一のチームなのは試合前から分かっていたしね。そして僕らも世界一を目指している」

また、ライスはこの勝利だけで満足するのではなく、ベルギー代表戦で見せたようなパフォーマンスを続けていくことが大事だとも話した。

「(今日の試合では)素晴らしいパフォーマンスを披露することが出来た。自分たちにとっては、これからの試合を戦う上でも必要なメンタリティーだったと思う」

「これから先も防戦一方になる試合は出てくる。その時、僕たちは根性を見せなければならない。トップに立つためには、毎回110パーセントを出さないとね」

イングランド代表は、14日にUEFAネーションズリーグ2020-21リーグA・グループ2第4節となるデンマーク代表戦が控えている。ベルギー代表を相手に見せたパフォーマンスをこの試合でも発揮できるか、注目したい。