メス、アントネッティ氏の再任を発表! 現在のオニョン監督は退任…

2020.10.13 02:45 Tue
Getty Images
メスは12日、フランス人指揮官のフレデリック・アントネッティ氏(54)の監督復帰を発表した。契約期間は明かされていないが、『Transfer market』によれば2021年6月30日までとのことだ。

かつてガンバ大阪やレンヌ、リールを率いたアントネッティ氏は、2018年5月に当時リーグ・ドウ(フランス2部)に在籍したメスの指揮官に就任。しかし、2018年12月に闘病していた妻ヴェロニークさん看病のためにチームから離れ、2019年6月に辞任。

その後、アントネッティ氏はクラブのゼネラルマネージャー(GM)を務めながらヴェロニークさんの看病を続けたが、今年7月に亡くなったことが明かされていた。
この緊急事態を受けて、メスはアントネッティ氏のアシスタントコーチを務めていたヴィンセント・オニョン氏を暫定指揮官に指名。その後、正指揮官に就任したオニョン氏の下で、チームは1年でのリーグ・アン昇格を決めると、昨シーズンも残留を勝ち取っていた。

しかし、ヴェロニークさんの死から精神的に立ち直ったアントネッティ氏に復職の可能性が出てきたことを受けて、辞任の際に正しいタイミングで復帰させるとの条項を結んでいたメスは、交渉の末に同氏の再任を決断。そして、今回の発表に至った。
なお、退任の決まったオニョン監督は、クラブの公式サイトで「リーグ・アンの監督として初めての経験をさせてくれたメスには感謝している。メスでは素晴らしい時間を過ごせた。それは私にとってとても有意義な時間だった」とコメントしている。

フレデリック・アントネッティの関連記事

メスは7日、ルーマニア人指揮官ラズロ・ボローニ監督(70)との契約を2025年6月30日まで延長したことを発表した。 2021-22シーズン限りで退任したフレデリック・アントネッティ前監督の後任として昨夏にリーグ・ドゥ(フランス2部)へ降格したメスの指揮官に就任したボローニ監督。 昨季は前半戦こそ中位に甘ん 2023.09.08 01:00 Fri
パトリック・ヴィエラ氏が、GK川島永嗣、MF鈴木唯人の所属するストラスブールと新指揮官就任に向けた交渉を行ったようだ。フランス『RMC Sport』が報じている。 トッド・ベーリー氏を中心に、昨年5月にチェルシーを買収したコンソーシアムの『BlueCo』が新オーナーとなったストラスブール。 27日には15位 2023.06.29 13:54 Thu
GK川島永嗣、MF鈴木唯人の所属するストラスブールは27日、フレデリック・アントネッティ監督(61)の今シーズン限りでの退任を発表した。 過去にガンバ大阪やバスティア、リール、スタッド・レンヌの指揮官を歴任したアントネッティ監督。今年2月には成績不振を理由に解任されたジュリアン・ステファン前監督の後任として、スト 2023.06.28 13:32 Wed
先日にトッド・ベーリー氏率いる『BlueCo』による買収が発表されたストラスブールに監督交代の可能性が浮上している。フランス『レキップ』が報じている。 昨年5月にチェルシーを買収したコンソーシアムの『BlueCo』。ベーリー氏は以前からマルチクラブ・オーナーシップへの関心を公にしており、その言葉通りにストラスブー 2023.06.25 16:31 Sun
今年1月の欧州移籍市場で何人かの日本人若手選手が海外挑戦に踏み切ったが、その筆頭が2024年パリ五輪世代の主力アタッカー・鈴木唯人(ストラスブール)だ。 彼はご存じの通り、高校サッカーの名門・市立船橋高校出身。コロナ禍の2020年に清水エスパルス入りすると、ルーキーイヤーから30試合に出場。ゴールこそなかったが、 2023.02.15 21:30 Wed

メスの関連記事

リーグ・ドゥ(フランス2部)のメスは11日、スタッド・ランスを退団していたMFバンジャマン・スタンブリ(34)の加入を発表した。 背番号は「21」に決定し、2026年夏までの2年契約を締結した。 モンペリエの下部組織育ちのスタンブリは、2010年にモンペリエでプロデビュー後、トッテナム、パリ・サンジェルマン 2024.09.12 10:40 Thu
モナコは30日、メスからセネガル代表MFラミーヌ・カマラ(20)を完全移籍で獲得したことを発表した。背番号は「15」に決定。契約期間は2029年6月30日までの5年となる。 2019年に母国屈指の育成の名門ジェネレーション・フットに加入したカマラは、2023年1月に行われたU-20アフリカ・ネーションズカップでチ 2024.07.31 07:45 Wed
リヨンは18日、メスのジョージア代表FWジョルジュ・ミカウタゼ(23)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2028年6月までの4年間で、移籍金はフランス『レキップ』によると1850万ユーロ(約31億7000万円)とのこと。 メスでプロデビューを飾ったストライカーのミカウタゼは、2022-23シーズンにリ 2024.07.19 07:30 Fri
メスのジョージア代表FWジョルジュ・ミカウタゼ(23)はリヨン移籍に傾くようだ。フランス『レキップ』が報じた。 ユーロ2024で4試合3ゴール1アシストを記録し、初出場ジョージア代表の16強入りに大きく貢献したミカウタゼ。評価を高めたアタッカーは今夏のモナコ移籍へと向かっていた。 アヤックスからミカウタゼを 2024.07.16 18:37 Tue
メスのジョージア代表FWジョルジュ・ミカウタゼ(23)は、モナコへの移籍が近づいているようだ。 メスの下部組織で育ったミカウタゼは、2019年にファーストチームデビュー。その後、ベルギーのセランへ2度のレンタル移籍を経験すると、2023年8月にアヤックスへと完全移籍した。 しかし、アヤックスでは出場機会を 2024.07.13 10:30 Sat

リーグ・アンの関連記事

スタッド・レンヌは15日、スポーツディレクター(SD)を務めていたフレデリック・マッサーラ氏の退任を発表した。 マッサーラ氏は、現役時代はトリノやペスカーラ、パレルモなどイタリアのクラブでプレー。引退後はベネヴェント、ペスカーラでアシスタントコーチを務めるなどした中、2008年7月にはパレルモで監督に就任。201 2025.05.16 14:20 Fri
元フランス代表FWアレクサンドル・ラカゼット(33)の2度目のリヨン退団が決定した。 生まれ故郷の名門リヨンの下部組織出身でプロキャリアもスタートしたラカゼットは、2017年7月にアーセナルへと完全移籍。その後、2022年7月に古巣帰還を果たし、以降は頼れるエースとキャプテンとしてパリ・サンジェルマンらライバルの 2025.05.15 23:00 Thu
残留懸かるリーグ・アン最終節のリール戦を前に、スタッド・ランスは前線に大きな不安を抱えている。フランス『レキップ』が伝えている 前節、17位のサンテチェンヌとの残留争い直接対決で0-2の敗戦を喫した14位のランス(勝ち点33)。自動降格圏内のサンテチェンヌ(勝ち点30)とは3ポイント差も、得失点差で「21」の差が 2025.05.15 22:03 Thu
パリ・サンジェルマン(PSG)が、ドルトムントのギニア代表FWセール・ギラシー(29)を今夏のトップターゲットに定めたようだ。ドイツ『シュポルト・ビルト』が報じている。 昨シーズンのシュツットガルトでブンデスリーガ28試合28ゴールと驚異的な決定力を発揮し、チャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得の立役者となったギ 2025.05.15 19:30 Thu
モナコは14日、今季限りでバイエルンを退団する元イングランド代表DFエリック・ダイアー(31)の来季加入を発表した。契約期間は2028年6月までの3年となっている。 ダイアーは2024年1月にトッテナムからバイエルンにレンタル移籍。今季は完全移籍に切り替わった中、公式戦27試合出場3ゴール1アシストを記録。 2025.05.15 08:00 Thu

記事をさがす

メスの人気記事ランキング

1

ユーロで活躍のジョージア代表FWミカウタゼ、南野拓実所属のモナコ移籍で合意か

メスのジョージア代表FWジョルジュ・ミカウタゼ(23)は、モナコへの移籍が近づいているようだ。 メスの下部組織で育ったミカウタゼは、2019年にファーストチームデビュー。その後、ベルギーのセランへ2度のレンタル移籍を経験すると、2023年8月にアヤックスへと完全移籍した。 しかし、アヤックスでは出場機会を得られなかったこともあり、2024年1月にメスへレンタル移籍で復帰。リーグ・アンで20試合に出場し13ゴール4アシストを残し、今月1日にメスは移籍金1300万ユーロ(約22億6000万円)の買い取りオプション行使を発表していた。 先月から開幕したユーロ2024ではジョージア代表として出場し、4試合で3ゴールを記録するなど強烈な印象を残したミカウタゼ。メスが買い取りを発表したばかりではあるが、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、日本代表FW南野拓実の所属するモナコが獲得に近づいているとのことだ。 移籍金は2000万ユーロ(約34億4000万円)+ボーナスで合意に至った模様。選手ともすでに合意済みであり、今週末には正式発表がされる見込みと報じられている。 2024.07.13 10:30 Sat
2

15歳でセネガル代表最年少デビューの神童FWはメス移籍へ

セネガルに現れた超新星の新天地はフランスのメスとなるようだ。 現在、セネガル国内で新たな神童として注目を集めているのが、15歳のFWアマラ・ディウフだ。 今月9日に行われたルワンダ代表戦で15歳と94日でのA代表最年少デビューを飾り、そのパフォーマンスが大きな称賛を浴びた。 174cmの左ウイングを主戦場とする右利きのアタッカーは、爆発的なスピードとアジリティ、テクニックを生かしたドリブル突破を最大の特長とするが、若さに似つかわしくないアタッキングサードでのプレー精度、創造性を兼ね備える総合力の高さが光る。 現在、首都ダカールに本拠地を置くジェネレーション・フット・アカデミーに在籍しており、同クラブでキャリア初期を過ごしたFWサディオ・マネに続くビッグタレントとして早くも注目を集める。 そして、A代表に先んじて飛び級でプレーするU-17セネガル代表でも10試合8ゴールと決定的な仕事を果たす逸材に関しては、バルセロナとマンチェスター・ユナイテッド、アーセナルがすでにスカウトを派遣していた。 しかし、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、その新天地は今シーズンからリーグ・アンに復帰したメスになるという。 メスは個人間、クラブ間でも合意を取り付けており、ひとまずはユース年代のチームでプレーすることになるようだ。 なお、新天地となるメスは、トッテナムで活躍するMFパプ・サールといったセネガル人選手を多く輩出しており、ディウフにとってヨーロッパでのキャリアをスタートするには適したクラブと言えるはずだ。 2023.09.12 07:00 Tue
3

シュミット・ダニエルの移籍失敗に疑惑が浮上? 謎の医学的理由で獲得見送りか…FIFAへ訴える可能性

今夏のステップアップを目指すも移籍が実現しなかった日本代表GKシュミット・ダニエル(31)だが、その裏では大きな問題が発生していたようだ。ベルギー『Het Belang van Limburg』が伝えた。 2019年7月にベガルタ仙台から完全移籍でシント=トロイデンに加入し在籍5シーズン目を迎えているシュミット・ダニエル。これまで公式戦114試合に出場し35試合でクリーンシートを達成し、正守護神に君臨していたなか、契約最終年を迎えたこともあり、今夏の移籍が確実視されていた。 ベルギー国内をはじめ、トルコやフランスから関心。その中で、リーグ・アンのメスへの移籍が迫っていたが、移籍最終日に破談に。シント=トロイデンにとってもシュミット・ダニエルにとっても望んでいない結果となったが、破談になった理由を巡ってクラブが訴えることになるようだ。 『Het Belang van Limburg』は「悲しい事件」としてこの件を報道。どうやらメスは、“医学的な理由”でシュミット・ダニエルの獲得を見送ったとのこと。ただ、その理由が不明確だというのだ。 どこに問題があるのかが明確に発表されていないため、疑惑が浮上。メディカルチェックの結果はアリバイとして使われただけであり、実際に移籍が実現しなかったのは他の移籍が失敗に終わったために獲得できなくなったのではないかと『Het Belang van Limburg』は報じている。 シュミット・ダニエルは、移籍失敗により正守護神の座を今夏浦和レッズからレンタル移籍で加入したU-22日本代表GK鈴木彩艶に奪われ、4番手に転落。ステップアップどころか、プレー機会を失う事態に発展。また、シント=トロイデンとしては、移籍金が手にできる可能性を失ったため、国際サッカー連盟(FIFA)にメスを訴える可能性があるとされている。 メスが一体どんな医学的な理由でシュミット・ダニエルの獲得を見送ったのか。どういった結末を迎えるだろうか。 2023.09.27 11:30 Wed

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly