ローマ、アゼルバイジャンと戦闘中だったムヒタリアンの母国のファンを支援! 衣料品を寄付
2020.10.10 20:27 Sat
ローマは9日、クラブが運営する慈善団体『ROMA CARES』を通じて、アルメニアとアゼルバイジャンの戦闘で被害を受けるアルメニアのローマファンクラブに支援物資を送ったことを明らかにした。
そういった中、アルメニア代表でキャプテンを務めるMFヘンリク・ムヒタリアンを所属選手として抱えるローマは、アルメニア大使館を通じて、トレーニングウェア、スウェットシャツ、パーカー、Tシャツなどの衣料品を詰め合わせた117個のケアパッケージをローマ・アルメニア・ジャロロッシ・ファンクラブに宛てて送った。
同クラブで最高経営責任者(CEO)を務めるグイド・フィエンガ氏は、今回の行動に関して、政治的な問題は脇に置き、現時点で支援が必要な人々をサポートすべきとのクラブとしての考えを説明した。
「政治的な問題はさておき、『ROMA CARES』は彼らがどこにいようとも、クラブが最も必要としているファンのためにこれからもあり続ける」
また、ムヒタリアンは今回の所属クラブの対応に対して、「心の底からローマに感謝している。『ROMA CARES』は僕の国の人道支援のために働いてくれている。 ジャッロロッシよ、永遠に!」と、自身の公式『ツイッター』で感謝の意を伝えている。
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アルメニアとアゼルバイジャンは係争地ナゴルノ・カラバフ地域をめぐって、先月27日から大規模な戦闘を繰り広げており、双方合わせて400人以上の死者、数千人が家を追いやられるなど、戦闘地域に暮らす一般人にも深刻な影響が出ている。最新の情報ではロシアの仲介で一時停戦が合意に至ったものの、同地では食料や物資など様々な問題が出てきている。同クラブで最高経営責任者(CEO)を務めるグイド・フィエンガ氏は、今回の行動に関して、政治的な問題は脇に置き、現時点で支援が必要な人々をサポートすべきとのクラブとしての考えを説明した。
「政治的な問題はさておき、『ROMA CARES』は彼らがどこにいようとも、クラブが最も必要としているファンのためにこれからもあり続ける」
「今回の寄付は現在、非常に困難な状況の中で苦労している子供たち、女性、男性を支援するための第一歩となるだろう」
また、ムヒタリアンは今回の所属クラブの対応に対して、「心の底からローマに感謝している。『ROMA CARES』は僕の国の人道支援のために働いてくれている。 ジャッロロッシよ、永遠に!」と、自身の公式『ツイッター』で感謝の意を伝えている。
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