バルサ行き破談のデパイ、「かなり近かった」と加入寸前だったことを認める
2020.10.08 19:01 Thu
バルセロナ移籍が囁かれながらも、結局リヨンに残留することになったオランダ代表FWメンフィス・デパイ(26)が、自身の去就について語った。イギリス『メトロ』が伝えている。
そのデパイに関してはウルグアイ代表FWルイス・スアレスをアトレティコ・マドリーに放出するなど、前線の刷新を図ったバルセロナ行きの可能性が盛んに取り沙汰されていた。
とりわけ、オランダ代表監督時代にデパイを重用したロナルド・クーマン監督が獲得を熱望していたこともあり、今夏の移籍市場閉幕までに交渉成立の可能性が高いと見られていた。だが、個人間の合意も伝えられた中、バルセロナが資金調達のため、マンチェスター・ユナイテッドへの売却を進めていたフランス代表FWウスマーヌ・デンベレ(23)の交渉が失敗に終わった影響などもあり、デパイのクーマンとの共闘は実現しなかった。
バルセロナ移籍破談後、初めて公の場に表れたデパイは、オランダメディアに対して、バルセロナ行きが「かなり近かった」ことを認めた。
思わぬ形で残留となってしまったデパイだが、リヨンで全力を尽くすつもりであることを強調。その一方で、今後の移籍の可能性についてもほのめかしている。
「再びリヨンに集中する必要があるし、それが重要なことだと思う。未来は誰にもわからないし、そのときにどうなるか見てみる必要があるね。自分が取り組むべきことに集中していれば、(バルセロナからの)関心は残ると思うよ。たぶん、そのときにはうまくいくかもしれない。とにかく、今はスイッチを切り替える必要があるね」
なお、デパイとリヨンの契約は来夏までであり、来年1月以降はクラブの許可なしにフリートランスファーに向けた事前交渉が可能となる。ただ、リヨンはフリーでの流出を防ぐため、今冬のタイミングでの売却に動く可能性もある。そのため、今後のデパイの決断に注目だ。
PR
デパイは2017年1月にマンチェスター・ユナイテッドからリヨンに移籍すると、以降3シーズン半に渡って主軸として活躍。ルディ・ガルシア監督の下ではキャプテンを任されており、今シーズンもリーグ・アン開幕戦でハットトリックを決めるなど存在感を示していた。とりわけ、オランダ代表監督時代にデパイを重用したロナルド・クーマン監督が獲得を熱望していたこともあり、今夏の移籍市場閉幕までに交渉成立の可能性が高いと見られていた。だが、個人間の合意も伝えられた中、バルセロナが資金調達のため、マンチェスター・ユナイテッドへの売却を進めていたフランス代表FWウスマーヌ・デンベレ(23)の交渉が失敗に終わった影響などもあり、デパイのクーマンとの共闘は実現しなかった。
バルセロナ移籍破談後、初めて公の場に表れたデパイは、オランダメディアに対して、バルセロナ行きが「かなり近かった」ことを認めた。
「実際のところ、移籍はかなり近かった。詳細に関しては割愛するけど、手続きはほとんど完了していたよ。残念ながら、いくつかのルールによって止まってしまったけどね。個人的には自分の人生に生じるすべての出来事には意味があると信じている。それ(破談)が起きたのは、起こる必要があったということじゃないかな」
思わぬ形で残留となってしまったデパイだが、リヨンで全力を尽くすつもりであることを強調。その一方で、今後の移籍の可能性についてもほのめかしている。
「再びリヨンに集中する必要があるし、それが重要なことだと思う。未来は誰にもわからないし、そのときにどうなるか見てみる必要があるね。自分が取り組むべきことに集中していれば、(バルセロナからの)関心は残ると思うよ。たぶん、そのときにはうまくいくかもしれない。とにかく、今はスイッチを切り替える必要があるね」
なお、デパイとリヨンの契約は来夏までであり、来年1月以降はクラブの許可なしにフリートランスファーに向けた事前交渉が可能となる。ただ、リヨンはフリーでの流出を防ぐため、今冬のタイミングでの売却に動く可能性もある。そのため、今後のデパイの決断に注目だ。
PR
|
関連ニュース