根性があるのは確かみたい…/原ゆみこのマドリッド
2020.09.06 20:02 Sun
「残念、ニアミスだったわね」そんな風に私が嘆いていたのは金曜日、今季は2部で戦うことになったマドリッドの弟分、レガネスに柴崎岳選手が加入したという報を聞いた時のことでした。いやあ、水曜には半年ぶりにブタルケに赴き、ラージョとのプレシーズンマッチを見てきたばかりだったんですけどね。もうちょっと早ければ、コロナ感染防止策の一環でロッカールームが使えない折り、柴崎選手もチームメートに混じって、ピッチの隅で着替えていたかもしれないというのはともかく、まさか、昨季プレーしたデポルティーボが2部B降格となった後、その前の2年間、在籍したヘタフェから、車で10分のお隣さんにやって来るとは一体、誰が想像した?
まあ、聞くと、アギーレ監督を引き継いで今季からレガネスを率いることになったマルティ監督は2017年1月、初めて彼がスペインでプレーしたテネリフェ(2部)時代の知り合いで、実はそのシーズン、昇格プレーオフ決勝でそれこそ、当人がその夏、入団することになったヘタフェに負け、1部には上がれなかったんですけどね。11日のラス・パルマスとの2部開幕戦前、プレシーズン最後となる土曜のアルバセテ戦でもスコアレスドローとまだまだ、攻撃力が発揮できてない感のあるレガネスなだけに、柴崎選手の力を借りて、1部最短Uターンを果たすことができるといいのですが、さて。とりあえず、プレゼンの方は週明けらしいので、今は奥さん同伴でブタルケやインスタラシオン・デポルティーボ・ブタルケ(練習場)を見学する当人の姿を楽しんでもらえればいいかと思います。
え、それよりスペイン代表の試合はどうだったのかって?いやあ、このネーションズリーグの初戦、シュツットガルトでのドイツ戦はクロースとセルヒオ・ラモス、レアル・マドリーの2人がキャプテン対決となったんですが、前半に目を引いたのはGKデ・ヘア(マンチェスター・ユナイテッド)のparadon(パラドン/スーパーセーブ)連発。ケーレン(PSG)、ドラクスラー(PSG)、レロイ・サネ(マンチェスター・シティから今季バイエルンに移籍)らのシュートを弾いてくれたため、バケーションから直接出向した選手が7人も先発し、今イチ、攻撃に精彩を欠いていたスペインも0-0のまま、ハーフタイムを迎えることに。
後半頭からはカルバハル(マドリー)、ヘスス・ナバス(セビージャ)と、まるでヘタフェのように、右サイドをダブルSB固めしていたルイス・エンリケ監督が考えを改め、34才のナバスから、17才の新鋭、これが代表デビューとなるアンス・ファティ(バルサ)に代えたんですが、先手を取ったのはドイツでした。ええ、ギュンドアン(マンチェスター・シティ)の大きなパスをエリア内左でゴセンス(アタランタ)がベルナー(チェルシー)に送ったところ、そのシュートがDF陣の間を抜けて、ゴールになってしまうんですから、まったく。8月のCL準々決勝時に彼がすでにライプツィヒにいなかったのは本当にアトレティコにとって、恩恵のはずだったのに…というのは置いておいて。
実際、後でレーブ監督も「ネーションズリーグだけ、交代枠3人のままなのは理解できない。ウチにはまだほんの少ししか、練習していない選手もいたのに90分間、プレーしなければならなかった」と文句を言っていたんですけどね。そのせいもあってか、リードを奪ったドイツは、どこぞのお馴染みのチームのように一歩引いて、カウンターを狙うように。それでもスピードのあるベルナーやレロイ・サネのせいで、時折、ピンチを迎えていたスペインですが、そこはデ・ヘアがとことん死守。
そして46分、フェラン・トーレス(バレンシアから今季マンチェスター・シティに移籍)のクロスからヘッドでゴールが決まった時には、「またしてもnoventa y Ramos/ノベンタ・イ・ラモス(90分とラモス)弾が出たか」と思った私でしたが、それは単なる勘違い。実はアンス・ファティが決めていたんですが、その前で敵DFと戦っていたラモスがファールを取られ、スペインの得点が認められないって、あんまりじゃないですか。まあ、相手はバイエルン勢が何人も欠けているとはいえ、強豪ドイツですし、後半にはブスケツからミケル・メリーノ(レアル・ソシエダ)、ファビアン・ルイス(ナポリ)に代わって、セビージャ入団が決まったばかりのオスカル(マドリーからのレンタルで2シーズン、レガネスでプレー)も代表デビューができましたし、来年に延期されたユーロの出場権は得ているとなれば、別に負けても構わなかったんですが…。
やはり若い新人のメンバーが増えたからでしょうか、このスペインはネーションズリーグの試合でも最後まで諦めず。ロスタイム4分を越えた後、50分にまさかの同点ゴールが生まれたんですから、私も驚いたの何のって。ええ、ミケル・メリーノが落としたボールを再び、フェラン・トーレスが右奥から上げたところ、ロドリゴ(バレンシアから今季リーズに移籍)が頭でゴール前にいたガヤ(バレンシア)送り、そこからvolea(ボレア/ボレーシュート)が炸裂。いやあ、明らかにガヤはオフサイドの位置にいましたから、ゴールが決まるやいなや、ドイツの選手たちは揃って手を挙げ、審判にアピールしたものの…いやもう、フェランを止めに行ったゴセンスがゴールラインの外で倒れているのを発見した時のクロースの表情には、私もつくづく、この世の不条理さを感じましたっけ。
おかげで1-1と引分け、ルイス・エンリケ監督の復帰初戦を黒星にしないで済んだスペインだったんですが、ラモスも「Hay cosas que seguir mejorando/アイ・コーサス・ケ・セギール・メホランドー(改善し続けないといけないことがある)。シーズンが始まったばかりで、ボクらはフィジカル的に最高の状態にはない」と言っていましたしね。ただ、私見では彼を始め、バケーション中も筋トレや坂道ダッシュなど、体を鍛えるのに熱心な選手が多いこともあり、むしろ課題はパスなどのチームプレー。ルイス・エンリケ監督も「Hoy a nivel futbolístico me habría gustado no perder tantos balones/オイ・ア・ニベル・フトボリスティコ・メ・アブリア・グスタードー・ノー・ペルデル・タントス・バロネス(今日のサッカー的なレベルとしては、あれ程のボールロストはない方が好ましかったろう)」という意見でしたし、こればっかりは集団で練習しないと上達しませんからね。
そして彼らは金曜早朝にはラス・ロサス(マドリッド近郊)のサッカー協会施設に戻り、ネーションズリーグの2節、初戦でスイスに2-1と勝って現在、グループ首位に立つウクライナとの試合に備えて練習を始めたんですが、同日、2度目のPCR検査をクリアしたアダム・トラオレ(ウォルバーハンプトン)がイギリスを離れ、チームに合流するという嬉しいニュースも。ただねえ、飛行機に乗るには問題のなかったこの検査結果なんですが、UEFAに言わせると、完全に陰性という訳ではなかったようで、土曜夜になってから、当人の試合会場入りは勧められないって、まったくもって、コロナ検査は一筋縄ではいかない。
まだそれを知る前、その日午前中のセッションでは、当人は「小さい頃はよく練習したけど、最近はほとんどしない」と言っているものの、昨季もレガネスで圧巻のFKゴール4本を決めているオスカルに蹴り方の秘訣を訊いていたルイス・エンリケ監督は記者会見で、「自分は全員が満足して帰れるよう、気遣ったりしない。Veremos cuantos repiten/ベレモス・クアントス・レピテン(何人、リピートするか、見てみよう)」と、日曜午後8時45分(日本時間翌午前3時45分)から、今度はどの選手がエスタディオ・アルフレド・ディ・ステファノ(RMカスティージャのホーム)のピッチにスタメンとして立つのか、明言してませんけどね。
せっかく、コロナ陽性で来られなくなったオジャルサバル(レアル・ソシエダ)の代わりに昨季のスペイン人選手のピチチ(得点王)、ジェラール・モレノ(ビジャレアル)を呼んだのですから、今度はもっとガンガン、ゴールを決める代表チームを見たいというファンの期待が叶えられるといいかと。会場が会場なだけに、懐かしい古巣でプレーできる、オスカルやレギロン(マドリーからのレンタルで昨季はセビージャでプレー)、そして今季はマドリーに戻ることが決まったウクライナのGKルニン(昨季はバジャドリー、オビエドにレンタル移籍)などは、とりわけ張り切っていると思いますよ。
そして同じバルデベバス(バラハス空港の近く)の敷地内で今週月曜から、ずっとプレシーズン練習に励んできたマドリーはというと。いやあ、金曜には立て続けにセバージョスが2年連続アーセナル、ブライムもミランへのレンタル移籍が決まり、放出要員の整理がつき始めた彼らだったんですが、一番の問題児、ベイルには相変わらず、オファーがまったく来ないという状況は変わらず。木曜にはウェールズのフィンランド戦前半だけプレーした当人は、「自分はサッカーをしたいが、マドリーが全てコントロールしている。昨年も移籍しようとしたんだけど、最後の最後までクラブが邪魔して、行かせてもらえなかった」と、1500万ユーロ(約19億円)x2年分の高給を一銭も諦めず、マドリッドでのゴルフ三昧生活を満喫しているという世間の批判をかわそうとしていましたけどね。いやだって、いくら太っ腹のマドリーとはいえ、1憶ユーロ(約126億円)の移籍金で獲った選手をタダで中国に行かす訳にはいかないのでは?
まあ、この夏の市場は10月5日まで開いているため、その辺は代表戦週間が終わってからでも何とかなるんですけどね。ちなみに金曜にはベルギー代表でのPCR検査で陽性を疑われ、結局、ロベルト・マルティネス監督は感染してないと断言したものの、試合に出ずにクルトワが帰って来るという不思議な現象も。いよいよ、来週水曜にはラージョと、15日にはヘタフェと、ディ・ステファノで親善試合をすることが決まったマドリーなので、クルトワも異常がないのであれば、その辺りで姿を見ることができるんじゃないでしょうか。
そしてこの木曜にはようやく、お隣さんのアトレティコもマハダオンダ(マドリッド近郊)でプレシーズンをスタートさせたんですが、前日の全員一斉PCR検査とは別に、バケーション先で検査をしたジエゴ・コスタとアリアスの2人が陽性となり、自宅隔離に。他は8人程の各国代表選手以外、全員揃って、お馴染みのフィジカルトレーニングを始めていますが、何よりの朗報はネーションズリーグ、土曜のクロアチア戦でジョアン・フェリックスがエリア外から弾丸シュートを決めて、ポルトガルの4-1の勝利に貢献したことでしょうか。いあや、何せ昨季のゴール不足から、FWの補強が囁かれて止まないシメオネ監督のチームですが、まだ、折しもクロアチアのベンチで、クリスチーノ・ロナウド抜きのポルトガルにgoleada(ゴレアダ/ゴールラッシュ)されるのを見守っていたGKゲルビッチしか、新規加入選手いない状態ですからね。
2年目となるジョアンには大いにゴール増の期待が懸かっているだけに、幸先がいい代表戦でしたが、来週から、チームは恒例のロス・アンヘレス・デ・サン・ラファエル(マドリッドから1時間の高原リゾート)で地獄の1週間ミニキャンプに入ることに。今回はバケーションも3週間弱と例年より短いため、それ程、体調を整えるのに苦労はないんじゃないかと思いますけどね。こちらの親善試合の予定はまず、15日にカランサ杯(カディス主催の夏の親善大会)、そしてアルメリア(2部)ともプレーするようなことを聞いていますが、さすがリーガ3節目からの参戦とあって、予定がはっきりするのにもちょっと、他より時間がかかっているようです。
一方、マドリーと同じ2節からのスタートとなる弟分のヘタフェはこの木曜から土曜の3日間、カンポアモール(スペイン南西部)でキャンプをしているため、あまり様子がわからないんですが、木曜には今季、RMカスティージャにレンタル移籍することが決まったカンテラーノ(ヘタフェBの選手)、ウーゴ・ドゥーロが初招集されたスペインU21代表のユーロ予選、マケドニア戦でPKによる初ゴールを挙げ、チームを0-1の勝利に導いたなんてことも。
いやあ、昨季のヘタフェは、リーガ最終戦のレバンテ戦ではマタのPK失敗で2季連続EL出場の夢が絶たれ、EL16強対決インテル戦ではホルヘ・モリーナ(グラナダに移籍)のPK失敗で準々決勝進出の望みが絶たれるという悲劇は彼にもトラウマになったかと思うんですけどね。「Pedi al mister el penalti, me vi con confianza y nadie puso pegas/ペディ・アル・ミステル・エル・ペナルティ、メ・ビ・コン・コンフィアンサ・イ・ナディエ・プソ・ペガス(監督にPKを蹴るのを頼んだ。自信があったし、誰も文句を言わなかったから)」(ウーゴ・ドゥーロ)とはかなりの度胸。できれば、ラウール監督の下で大きく成長してヘタフェに戻って来てもらいたいものですが、あちらもカテゴリーは2部Bなんですよ。今季開幕も10月18日と遅いため、ドゥーロも今年はU21代表に再び、呼ばれる可能性があるのかどうか…正直、これは目的がよくわからないレンタル移籍だったのは否定できないですねえ。
まあ、聞くと、アギーレ監督を引き継いで今季からレガネスを率いることになったマルティ監督は2017年1月、初めて彼がスペインでプレーしたテネリフェ(2部)時代の知り合いで、実はそのシーズン、昇格プレーオフ決勝でそれこそ、当人がその夏、入団することになったヘタフェに負け、1部には上がれなかったんですけどね。11日のラス・パルマスとの2部開幕戦前、プレシーズン最後となる土曜のアルバセテ戦でもスコアレスドローとまだまだ、攻撃力が発揮できてない感のあるレガネスなだけに、柴崎選手の力を借りて、1部最短Uターンを果たすことができるといいのですが、さて。とりあえず、プレゼンの方は週明けらしいので、今は奥さん同伴でブタルケやインスタラシオン・デポルティーボ・ブタルケ(練習場)を見学する当人の姿を楽しんでもらえればいいかと思います。
え、それよりスペイン代表の試合はどうだったのかって?いやあ、このネーションズリーグの初戦、シュツットガルトでのドイツ戦はクロースとセルヒオ・ラモス、レアル・マドリーの2人がキャプテン対決となったんですが、前半に目を引いたのはGKデ・ヘア(マンチェスター・ユナイテッド)のparadon(パラドン/スーパーセーブ)連発。ケーレン(PSG)、ドラクスラー(PSG)、レロイ・サネ(マンチェスター・シティから今季バイエルンに移籍)らのシュートを弾いてくれたため、バケーションから直接出向した選手が7人も先発し、今イチ、攻撃に精彩を欠いていたスペインも0-0のまま、ハーフタイムを迎えることに。
実際、後でレーブ監督も「ネーションズリーグだけ、交代枠3人のままなのは理解できない。ウチにはまだほんの少ししか、練習していない選手もいたのに90分間、プレーしなければならなかった」と文句を言っていたんですけどね。そのせいもあってか、リードを奪ったドイツは、どこぞのお馴染みのチームのように一歩引いて、カウンターを狙うように。それでもスピードのあるベルナーやレロイ・サネのせいで、時折、ピンチを迎えていたスペインですが、そこはデ・ヘアがとことん死守。
ええ、ルイス・エンリケ監督も「あの見事な試合ぶりには、deberíamos estar diciendo vaya porterazo que temenos/デビアモス・エスタル・ディシエンドー・バジャ・ポルテラソ・ケ・テネモス(ウチには最高のGKがいると言うべきだ)」と、カシージャス(この夏、ポルトで引退)の後を継いで代表正GKになってから、ユーロやW杯での大チョンボのせいで、昨今ではスペインが試合をする度、スタメンを疑問視されている当人に自信をつけたかったんでしょうかね。大袈裟な程、褒めなくっていましたが、確かに彼らが1点差を保ったまま、後半ロスタイムに入れたのはデ・ヘアのおかげと言っていいかと。
そして46分、フェラン・トーレス(バレンシアから今季マンチェスター・シティに移籍)のクロスからヘッドでゴールが決まった時には、「またしてもnoventa y Ramos/ノベンタ・イ・ラモス(90分とラモス)弾が出たか」と思った私でしたが、それは単なる勘違い。実はアンス・ファティが決めていたんですが、その前で敵DFと戦っていたラモスがファールを取られ、スペインの得点が認められないって、あんまりじゃないですか。まあ、相手はバイエルン勢が何人も欠けているとはいえ、強豪ドイツですし、後半にはブスケツからミケル・メリーノ(レアル・ソシエダ)、ファビアン・ルイス(ナポリ)に代わって、セビージャ入団が決まったばかりのオスカル(マドリーからのレンタルで2シーズン、レガネスでプレー)も代表デビューができましたし、来年に延期されたユーロの出場権は得ているとなれば、別に負けても構わなかったんですが…。
やはり若い新人のメンバーが増えたからでしょうか、このスペインはネーションズリーグの試合でも最後まで諦めず。ロスタイム4分を越えた後、50分にまさかの同点ゴールが生まれたんですから、私も驚いたの何のって。ええ、ミケル・メリーノが落としたボールを再び、フェラン・トーレスが右奥から上げたところ、ロドリゴ(バレンシアから今季リーズに移籍)が頭でゴール前にいたガヤ(バレンシア)送り、そこからvolea(ボレア/ボレーシュート)が炸裂。いやあ、明らかにガヤはオフサイドの位置にいましたから、ゴールが決まるやいなや、ドイツの選手たちは揃って手を挙げ、審判にアピールしたものの…いやもう、フェランを止めに行ったゴセンスがゴールラインの外で倒れているのを発見した時のクロースの表情には、私もつくづく、この世の不条理さを感じましたっけ。
おかげで1-1と引分け、ルイス・エンリケ監督の復帰初戦を黒星にしないで済んだスペインだったんですが、ラモスも「Hay cosas que seguir mejorando/アイ・コーサス・ケ・セギール・メホランドー(改善し続けないといけないことがある)。シーズンが始まったばかりで、ボクらはフィジカル的に最高の状態にはない」と言っていましたしね。ただ、私見では彼を始め、バケーション中も筋トレや坂道ダッシュなど、体を鍛えるのに熱心な選手が多いこともあり、むしろ課題はパスなどのチームプレー。ルイス・エンリケ監督も「Hoy a nivel futbolístico me habría gustado no perder tantos balones/オイ・ア・ニベル・フトボリスティコ・メ・アブリア・グスタードー・ノー・ペルデル・タントス・バロネス(今日のサッカー的なレベルとしては、あれ程のボールロストはない方が好ましかったろう)」という意見でしたし、こればっかりは集団で練習しないと上達しませんからね。
そして彼らは金曜早朝にはラス・ロサス(マドリッド近郊)のサッカー協会施設に戻り、ネーションズリーグの2節、初戦でスイスに2-1と勝って現在、グループ首位に立つウクライナとの試合に備えて練習を始めたんですが、同日、2度目のPCR検査をクリアしたアダム・トラオレ(ウォルバーハンプトン)がイギリスを離れ、チームに合流するという嬉しいニュースも。ただねえ、飛行機に乗るには問題のなかったこの検査結果なんですが、UEFAに言わせると、完全に陰性という訳ではなかったようで、土曜夜になってから、当人の試合会場入りは勧められないって、まったくもって、コロナ検査は一筋縄ではいかない。
まだそれを知る前、その日午前中のセッションでは、当人は「小さい頃はよく練習したけど、最近はほとんどしない」と言っているものの、昨季もレガネスで圧巻のFKゴール4本を決めているオスカルに蹴り方の秘訣を訊いていたルイス・エンリケ監督は記者会見で、「自分は全員が満足して帰れるよう、気遣ったりしない。Veremos cuantos repiten/ベレモス・クアントス・レピテン(何人、リピートするか、見てみよう)」と、日曜午後8時45分(日本時間翌午前3時45分)から、今度はどの選手がエスタディオ・アルフレド・ディ・ステファノ(RMカスティージャのホーム)のピッチにスタメンとして立つのか、明言してませんけどね。
せっかく、コロナ陽性で来られなくなったオジャルサバル(レアル・ソシエダ)の代わりに昨季のスペイン人選手のピチチ(得点王)、ジェラール・モレノ(ビジャレアル)を呼んだのですから、今度はもっとガンガン、ゴールを決める代表チームを見たいというファンの期待が叶えられるといいかと。会場が会場なだけに、懐かしい古巣でプレーできる、オスカルやレギロン(マドリーからのレンタルで昨季はセビージャでプレー)、そして今季はマドリーに戻ることが決まったウクライナのGKルニン(昨季はバジャドリー、オビエドにレンタル移籍)などは、とりわけ張り切っていると思いますよ。
そして同じバルデベバス(バラハス空港の近く)の敷地内で今週月曜から、ずっとプレシーズン練習に励んできたマドリーはというと。いやあ、金曜には立て続けにセバージョスが2年連続アーセナル、ブライムもミランへのレンタル移籍が決まり、放出要員の整理がつき始めた彼らだったんですが、一番の問題児、ベイルには相変わらず、オファーがまったく来ないという状況は変わらず。木曜にはウェールズのフィンランド戦前半だけプレーした当人は、「自分はサッカーをしたいが、マドリーが全てコントロールしている。昨年も移籍しようとしたんだけど、最後の最後までクラブが邪魔して、行かせてもらえなかった」と、1500万ユーロ(約19億円)x2年分の高給を一銭も諦めず、マドリッドでのゴルフ三昧生活を満喫しているという世間の批判をかわそうとしていましたけどね。いやだって、いくら太っ腹のマドリーとはいえ、1憶ユーロ(約126億円)の移籍金で獲った選手をタダで中国に行かす訳にはいかないのでは?
まあ、この夏の市場は10月5日まで開いているため、その辺は代表戦週間が終わってからでも何とかなるんですけどね。ちなみに金曜にはベルギー代表でのPCR検査で陽性を疑われ、結局、ロベルト・マルティネス監督は感染してないと断言したものの、試合に出ずにクルトワが帰って来るという不思議な現象も。いよいよ、来週水曜にはラージョと、15日にはヘタフェと、ディ・ステファノで親善試合をすることが決まったマドリーなので、クルトワも異常がないのであれば、その辺りで姿を見ることができるんじゃないでしょうか。
そしてこの木曜にはようやく、お隣さんのアトレティコもマハダオンダ(マドリッド近郊)でプレシーズンをスタートさせたんですが、前日の全員一斉PCR検査とは別に、バケーション先で検査をしたジエゴ・コスタとアリアスの2人が陽性となり、自宅隔離に。他は8人程の各国代表選手以外、全員揃って、お馴染みのフィジカルトレーニングを始めていますが、何よりの朗報はネーションズリーグ、土曜のクロアチア戦でジョアン・フェリックスがエリア外から弾丸シュートを決めて、ポルトガルの4-1の勝利に貢献したことでしょうか。いあや、何せ昨季のゴール不足から、FWの補強が囁かれて止まないシメオネ監督のチームですが、まだ、折しもクロアチアのベンチで、クリスチーノ・ロナウド抜きのポルトガルにgoleada(ゴレアダ/ゴールラッシュ)されるのを見守っていたGKゲルビッチしか、新規加入選手いない状態ですからね。
2年目となるジョアンには大いにゴール増の期待が懸かっているだけに、幸先がいい代表戦でしたが、来週から、チームは恒例のロス・アンヘレス・デ・サン・ラファエル(マドリッドから1時間の高原リゾート)で地獄の1週間ミニキャンプに入ることに。今回はバケーションも3週間弱と例年より短いため、それ程、体調を整えるのに苦労はないんじゃないかと思いますけどね。こちらの親善試合の予定はまず、15日にカランサ杯(カディス主催の夏の親善大会)、そしてアルメリア(2部)ともプレーするようなことを聞いていますが、さすがリーガ3節目からの参戦とあって、予定がはっきりするのにもちょっと、他より時間がかかっているようです。
一方、マドリーと同じ2節からのスタートとなる弟分のヘタフェはこの木曜から土曜の3日間、カンポアモール(スペイン南西部)でキャンプをしているため、あまり様子がわからないんですが、木曜には今季、RMカスティージャにレンタル移籍することが決まったカンテラーノ(ヘタフェBの選手)、ウーゴ・ドゥーロが初招集されたスペインU21代表のユーロ予選、マケドニア戦でPKによる初ゴールを挙げ、チームを0-1の勝利に導いたなんてことも。
いやあ、昨季のヘタフェは、リーガ最終戦のレバンテ戦ではマタのPK失敗で2季連続EL出場の夢が絶たれ、EL16強対決インテル戦ではホルヘ・モリーナ(グラナダに移籍)のPK失敗で準々決勝進出の望みが絶たれるという悲劇は彼にもトラウマになったかと思うんですけどね。「Pedi al mister el penalti, me vi con confianza y nadie puso pegas/ペディ・アル・ミステル・エル・ペナルティ、メ・ビ・コン・コンフィアンサ・イ・ナディエ・プソ・ペガス(監督にPKを蹴るのを頼んだ。自信があったし、誰も文句を言わなかったから)」(ウーゴ・ドゥーロ)とはかなりの度胸。できれば、ラウール監督の下で大きく成長してヘタフェに戻って来てもらいたいものですが、あちらもカテゴリーは2部Bなんですよ。今季開幕も10月18日と遅いため、ドゥーロも今年はU21代表に再び、呼ばれる可能性があるのかどうか…正直、これは目的がよくわからないレンタル移籍だったのは否定できないですねえ。
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一番信用ならないチームは…/原ゆみこのマドリッド
「やっと平常モードに戻ったわね」そんな風に私が懐かしさを覚えていたのは月曜日。レアル・マドリーがリスボンに到着する映像をお昼のニュースで見た時のことでした。ここ2週間、スペインサッカー界のミッドウィークはコパ・デル・レイ開催だったため、マドリッド勢で試合があったのはアトレティコだけでした。対照的に16強対決でアルバセテ(2部)に敗退したお隣さんは平日中、みっちりバルデベバス(バラハス空港の近く)の練習場でトレーニングに明け暮れていたんですが、それだとやっぱり、話題があまりなくて……。 ようやく今週になって、火曜日午後9時(日本時間翌午前5時)にベンフィカとのCLノックアウトステージプレーオフ1stレグがやって来たため、週2試合ペースに戻ったんですが、怖いのは来週水曜日にベルナベウで開催される2ndレグで万が一、敗退するようだと、マドリーの今季はもうリーガだけ、シーズン終了まで週1試合ペースが続くことになります。 1月28日のCLリーグフェーズ最終節でそのマドリーに4-2で勝利。しかも後半アディショナルタイムの全員攻撃でGKトゥルビンが決めたヘッドのおかげで、プレーオフ出場圏の末席に滑り込めたベンフィカのモウリーニョ監督は、「Me gustaría mucho eliminar al Madrid, y que Arbeloa gane la Liga/メ・グスタリア・ムーチョ・エリミナール・アル・マドリッド、イ・ケ・アルベロア・ガネ・ラ・リーガ(私はマドリーを敗退させたい。そしてアルベロアはリーガ優勝するように)」と言っていたんですけどね。 でもCL早期敗敗退となると、アルベロア監督の来季続投が怪しくなってきて……。当人は試合前日記者会見で否定していたんですけどね。あと1年ベンフィカと契約がありながら、違約金を払わず退団できる条項が付いているため、モウリーニョ監督がマドリーに戻って来る可能性もあるなんて話も出て来たりするんですが、それは勘弁。グアルディオラ監督時代のバルサとのあんな刺々しい雰囲気はもう味わいたくないですって。 ちなみにマドリーのこの試合の欠場者はリハビリ中のミリトン、ベリンガム、そして前回のダ・ルス訪問で退場処分を受けたロドリゴとアセンシオ。それでも土曜日のリーガでリュディガー、トレントが先発復帰、カルバハルも途中出場したため、バルベルデが右SBから中盤に戻る今回はきっと、あんなザル守備にはならないと思いますが……。 CLはちょっと脇に置いておくことにして、先に週末にあったリーガ24節のマドリッド勢がどうだったか、お伝えしていくことにすると。先陣を切ったのは前節、ようやく8試合ぶりに白星を挙げた弟分のヘタフェで、コリセウムに上位のビジャレアルを迎えたんですが、やっぱり勝利は選手たちの自信になるんですかね。この日は前半終盤にベイガにエリア内で倒されてサトリアーノがPKを獲得すると、アランバリが決めて先制。53分にも冬の市場で一緒に来たFWの同僚、もう2得点しているルイス・バスケス(アンデルレヒトから移籍))に遅れをとっていたサトリアーノ(同オリンピック・リヨン)が、ファン・イグレシアスのクロスをヘッドで決め、ヘタフェを2点リードに導くと、反撃を75分のミカウターゼの一発だけに抑えて、2-1で勝っているんですから、嬉しいじゃないですか。 これには直近のセルタ戦でスコアレスドローだった時は、pito(ピト/ブーイング)まで聞こえるようになっていたコリセウムのファンも大満足したはずですが、ヘタフェに来るレベルですし、新しいFWたちは決してゴール量産タイプではないんですけどね。ボルダラス監督によると、「Son chicos que venían de tener pocos minutos en sus equipos y poco protagonismo/ソン・チコス・ケ・ベニアン・デ・テネール・ポコス・ミヌートス・エン・スス・エキポス・イ・ポコ・プロタゴニスモ(前のチームではプレー時間も、主役を張る機会もあまりなかった選手たち)だが、やる気は満々だ」そうで、それってゴール不足で苦しんいたヘタフェは補強に成功したと言っていい? おかげで順位も11位という安全圏を維持した彼らだったんですけど、まだ降格圏との差は勝ち点5ですからね。ホーム連戦となる日曜日のセビージャ戦でもこの調子を続けて、早いところ、残留目安の勝ち点40以上に到達してもらいたいところ。 そして土曜日の夜にはベルナベウに行ったんですが、ようやく暴風雨季が去ったのか、いつ以来でしょうかね、傘を持たずに外出できたのは。それだけでも気が楽だったんですが、この日のマドリーは相手にも恵まれました。ミッドウィークフリーだった彼らと違い、レアル・ソシエダは水曜日にコパ準決勝1stレグをアスレティックとプレーしていて、サン・マメスでの激戦を0ー1で制したものの、やはり疲労が溜まっている選手がいたんですね。マテラッツオ監督はその試合から、5人のスタメンをローテーション。 マドリーの方はエムバペが意表を突いて、ベンチスタートとなったんですが、ゴンサロは彼がピッチにいないとゴールを入れますね。開始5分にはもう、先発復帰したトレントのラストパスをカンテラーノ(RMカスティージャ出身の選手)が流し込んで、先制しているんですから、偉いじゃないですか。でもねえ、そのリードは長続きせず、20分にはハイセンがソレルのパスを追ったエレーラをエリア内で倒し、ペナルティを取られてしまったから、さあ大変。 おかげでオジャルサバルのPKで同点になった後、この日は静かだったスタンドからハイセンにブーイングが飛んでいたんですが、大丈夫。というのもその4分後にはもう、ソシエダがペナルティ返しをしてきたから。アランブルがヴィニシウスをエリア内左奥で倒して、その当人がPKを決めると、25分には再びマドリーがリード。すると31分にもカマヴィンガ、カレラスと繋いだボールを右SBから解放されたバルベルデが撃ち込んで、アディショナルタイムのゴンサロのゴール前からのシュートは外れてしまったものの、3ー1でハーフタイムに入ったとなれば、もう大船に乗った気でいていい? そして後半も再び、アランブルがヴィニシウスをエリア内で倒し、48分にはキッカーもリピートで4点目が入ったため、アルベロア監督は膝に問題のあるエムバペを「para que en Lisboa empiece desde el principio/パラ・ケ・エン・リスボア・エンピエセ・デスデ・エル・プリンシピオ(リスボンで先発できるように)」温存。さらに60分にはトレントをカルバハルに、リュディガーをアラバにと負傷から戻って来た選手の足慣らしをさせたり、バルベルデ、カマヴィンガ、チュアメニと中盤の鍵になる選手たちにもお休みを与えることができましたからね。 おまけにこの4ー1勝利のおかげで、リーガ8連勝としたマドリーは、月曜日にバルサがジローナに2ー1のビックリ敗戦をしたため、とうとう勝ち点差2とつけて首位に立つことに。まさに「Hemos hecho una gran semana de entrenamientos y se ha reflejado en el campo/エモス・エッチョー・ウナ・グラン・セマーナ・デ・エントレナミエントー・イ・セ・ア・レフレハードー・エン・エル・カンポ(ウチは素晴らしい練習の1週間を過ごし、それがピッチに反映された)」感じでしたが、さて。今はこれがベンフィカにリベンジするのにも有効なことを祈るばかりでしょうか。 そして日曜日はラージョとアトレティコの兄弟分ダービー。快晴の中、明るい時間にブタルケに行けたのはラッキーだったんですけどね。エスタディオ・バジェカスでなく、2部の弟分レガネスのホームでの開催になったのは、1節前のオビエド戦が芝を貼り替えたばかりのピッチが悪天候のせいで使いものにならず、当日延期となった後、ラ・リーガがギリギリまで待ってくれず。アトレティコ戦もバジェカスでは開催不可とされ、ブタルケを借りることになったからなんですが、これもひどい話で、アボナードー(年間指定席保有者)は土曜日限定で、スタジアムよりメトロ1号線でもっと南に行ったところにある練習場まで、チケットを引き取りに行かないといけなくてねえ。 元々、ダービーはハイリスクな試合とされ、チケットの当日販売もなく、ブカネーロス(ラージョのウルトラ集団)を始めとする大勢のファンはお昼にバジェカス地区でデモをして、試合に行かないことを選択。よってブタルケのスタンドは半分ぐらい空だったんですが、前日はやっぱり芝がボロボロの練習場でセッションができず、ヘタフェの練習場でやったという不遇なイニゴ・ペレス監督のチームはこの逆境を見事に克服したんですよ。 木曜日のメトロポリターノでは、コパ準決勝1stレグでバルサを4ー0とコテンパンにのしたアトレティコが別人だったから、もうどうしていいものか。そう、元凶はこのところ、働くのは平日だけに決めたらしいシメオネ監督がスタメンを9人もローテーションしてきたことだったんですが、でも選手たちも選手たちですよね。いくらアトレティコファンの姿がスタンドにほぼ皆無だったとしても、バルサを前にした日の喰らいついていくプレーがまったく見られず。 それどころか、前半39分にはあれだけジャマルを抑えていたルッジェーリがラティウにかわされ、エリア中央へのラストパスを許すと、フラン・ペレスがラージョの先制点をゲット。さらに45分にもレングレのパスミスでボールを奪われると、ラティウが3人もいたアトレティコ選手の間にボールを通し、イシのシュートはGKオブラクがparadon(パラドン/スーパーセーブ)してくれたものの、こぼれ球に誰も詰めず、バレンティンに押し込まれているって、一体、どこまで呆けている? 2ー0で後半が始まると、もう56分には3人一斉交代となり、ええ、ピッチにはフリアン・アルバレスが入り、その7分後にはルックマンとジョレンテも出て、早くも交代枠を使い果たしていたんですけどね。3人もFWがいながら、GKバタジャの手を煩わすのがニコ・ゴンサレスぐらいではねえ。おまけに30分にはショートのCKから、ラージョの3人一斉交代で入ったアルバロ・ガルシアにクロスを上げられて、メンディのヘッドで3点目を入れられているって、もうこの世のものとは思えませんって。 3ー0で勝ったラージョはおかげでマジョルカを越えて17位に上がり、3週間ぶりに降格圏から脱出。スタジアム&練習場難民となりながらも、「Los problemas nos unen mucho más, nos motivan/ロス・プロブレマス・ノス・ウネン・ムーチョ・マス、ノス・モティバン(問題があるとより団結が強まるし、モチベーションにもなる)」(イシ)と選手たちが根性を見せて、リーガ3連敗から立ち直れたのは喜ばしいですよ。でも情けないのは兄貴分の方で、とうとうオブラクからは、「Parece que LaLiga se ha tirado/パレセ・ケ・ラ・リーガ・セ・ア・ティラードー(リーガを投げ出したように見える)」というコメントが出てくることに。 いえ、シメオネ監督は「オブラクの言葉には同意しない。El equipo no elige partidos, el equipo jugó mal・エル・エキポ・ノー・エリヘ・パルティードス、エル・エキポ・フゴ・マル(チームは試合を選んではいない。悪いプレーをしただけ)」と反論していたんですけどね。訊きたいのは、コパでは準々決勝ベティス戦、バルサ戦と2試合で9得点もしながら、リーガはレバンテ、ベティス、ラージョ戦すべて無得点で1分け2敗。どうしてそこまでプレーに落差があるのかなんですが、やっぱりそれってやる気の問題では? ここまで態度があからさまだと、水曜日午後9時からのクラブ・ブルージュとのCL16強対決進出プレーオフ1stレグでは、本気の方のアトレティコを見せてくれるはずですけどね。ただ、この相手には2022-23シーズンのCLグループリーグのアウェイで負け、ホームでも引き分けて、最後は4位敗退した黒歴史がありますし、リーグフェーズ2節ではバルサと3-3で引き分けている点は要注意。 それにしたって、もしここでCLが終わり、その間、16強対決直接出場のバルサは週1試合になるため、コパ準決勝2ndレグでまさかの大逆転敗退が絶対ないとも言えず。「Cuando nosotros jugamos al 99 nunca nos dio/クアンドー・ノソトロス・フガモス・アル・ノベンタイヌエベ・ヌンカ・ノス・ディオ(ボクらが99%でプレーして結果が出たためしがない)」(ヒメネス)試合をその頃までリーガで続けて、来季CL出場圏からも落ちていたら、もう目も当てられないってこと、シメオネ監督も選手も考えないんでしょうかね。 2026.02.19 10:43 Thu2
ヴィニシウスへ「お前は猿だ」の人種差別チャントやライターの投げ込み…“マドリードダービー”の事件にラ・リーガが介入
ラ・リーガは、“マドリードダービー”における人種差別的なチャントへの問題に介入することを決定したようだ。スペイン『アス』が報じた。 ラ・リーガは全ての試合において攻撃的で暴力的な行為を非難しているが、今回は18日に行われたアトレティコ・マドリーvsレアル・マドリーの“マドリードダービー”にて、マドリーのブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールが攻撃の対象となっていたようだ。 『アス』によれば、クラブの経営陣は報告書を準備。試合前に人種差別的な侮辱チャントを耳にしたと反暴力委員会に提出し、適切な措置を講じることを訴えたという。 ダービーでの事件に関しては、後日詳細なレポートが送られるとのこと。アトレティコのファンの一部はヴィニシウスに対して「猿」と呼んだとのこと。また、スタジアムの外でもヴィニシウスを差別するチャントが確認されているとんこ音だ。 さらに、担当審判のムヌエラ・モンテロ氏は、スタンドからライターや空のボトルが投げ込まれていることを報告。選手等にあたってはいないが、マドリーのベルギー代表GKティボー・クルトワはそれを拾って審判に渡していたという。 ヴィニシウスはこれまでの何度か人種差別的なチャントの被害に遭っており、今回が初めてではない。ラ・リーガがどのような調査を行い、どう対処するのか注目が集まる。 <span class="paragraph-title">【動画】アトレティコの大勢のファンがスタジアムの外でヴィニシウスに「お前は猿だ」とチャント</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="es" dir="ltr">FUERA LOS VIOLENTOS Y RACISTAS DEL FÚTBOL<br><br>Video <a href="https://twitter.com/chema_medina?ref_src=twsrc%5Etfw">@chema_medina</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/AtletiRealMadrid?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#AtletiRealMadrid</a> <a href="https://t.co/KoHSNrtd3G">pic.twitter.com/KoHSNrtd3G</a></p>— Tiempo de Juego (@tjcope) <a href="https://twitter.com/tjcope/status/1571557257757835272?ref_src=twsrc%5Etfw">September 18, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.09.19 21:15 Mon3
【2024-25 ラ・リーガ前半戦ベストイレブン】3つ巴の争いも3位のバルサから最多4選手を選出
2024-25シーズンのラ・リーガは第19節を消化。そこで本稿では前半戦のベストイレブンを超ワールドサッカー編集部が独自に選定した。 ◆ラ・リーガ前半戦ベストイレブン GK:レミロ DF:ミンゲサ、ビビアン、リュディガー、ミゲル・グティエレス MF:ヤマル、バルベルデ、ペドリ、ハフィーニャ FW:レヴァンドフスキ、グリーズマン GK アレックス・レミロ(29歳/レアル・ソシエダ) 出場試合数:19(先発:19)/失点数:13 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 安定感際立つラ・レアル最後の砦。サモラ賞レースでは12失点のオブラクが首位に立っているが、アトレティコとソシエダの守備力を考慮してレミロを選出。比較的メンバーが入れ替わるディフェンスラインで新加入アゲルドとともに攻守に安定したパフォーマンスを披露。ここまでチーム総得点が17点と常にロースコアの戦いを強いられるなか、高い集中力を維持し、12度のクリーンシートを達成。試合の流れを変えるパラドンの数々も印象的だ。 DF オスカル・ミンゲサ(25歳/セルタ) 出場試合数:18(先発:18)/得点数:2 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> バルサ育ちがガリシアの地で完全覚醒。バルセロナDFクンデやソシエダDFアランブル、ラージョDFラティウ、エスパニョールDFエル・ヒラリと今季前半戦は右ラテラルの活躍が光ったが、セルタで攻守に躍動したミンゲサを選出。バルセロナ時代にはディフェンスラインの便利屋という印象にとどまったが、今季のセルタでは左右のサイドバックとウイングバックを主戦場に2ゴール5アシストを記録。ビルドアップへの貢献度を含め、攻撃面において完全に殻を破った。すでに国内外の強豪クラブが関心を示しており、その去就にも注目が集まる。 DF ダニ・ビビアン(25歳/アスレティック・ビルバオ) 出場試合数:16(先発:14)/得点数:2 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今季も抜群の安定感誇るディフェンスリーダー。昨季に完全に一本立ちした25歳は、屈強なフィジカルを武器に対人守備で無類の強さ。加えて、昨季の経験によって攻守両面で判断の質、ポジショニング、プレーの安定感が増しており、味方へのコーチングを含めてますますリーダーらしい存在感を放った。マドリー戦ではムバッペを完璧に封じ込んだのも印象的だった。 DF アントニオ・リュディガー(31歳/レアル・マドリー) 出場試合数:19(先発:18)/得点数:0 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> エル・ブランコの屋台骨支える。ディフェンスラインのマルチロールだったナチョの退団に加え、今季もミリトン、カルバハルが長期離脱となったマドリーのディフェンスラインでフル稼働。チュアメニやルーカス・バスケスとビッグマッチにおいて脆さを見せる相棒たちを見事にカバー。ムバッペの加入でより攻撃偏重なチームにおいて1試合平均1失点でとどまっている最大の要因は地対空で無類の強さをみせ、要所での気の利いたカバーリングを見せるドイツ代表の存在が非常に大きい。 DF ミゲル・グティエレス(23歳/ジローナ) 出場試合数:18(先発:18)/得点数:1 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> チーム苦戦の中で個人としては充実の前半戦。今季もミチェル監督仕込みの攻撃的なポジショナルプレーにおいて偽SB以上にフレキシブルな役割を担い、ピボーテやインテリオールとしてもプレー。昨季に比べて前線の質がやや低下し、1ゴール4アシストの数字にとどまったが、高精度のクロスやキーパスでその数字以上のチャンスを演出し続けている。 MF ラミン・ヤマル(17歳/バルセロナ) 出場試合数:16(先発:14)/得点数:5 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 17歳の怪物がトップ・オブ・トップの領域に。今季の前半戦では過密日程の疲労や細かいケガがありながらも、5ゴール10アシストを記録。レヴァンドフスキ、ハフィーニャとの最強ユニットでリーグダントツの51ゴールを挙げた攻撃陣を牽引。クンデの絶妙な後方からの支援を受けつつ、攻撃面では異次元の輝きを放っており、複数人にマークされながらも局面を打開。ときおり若さゆえのセルフィッシュな姿を見せる場面もあるが、視野や判断、オフ・ザ・ボールの向上によってコンプリートアタッカーに成長している。 MF フェデリコ・バルベルデ(26歳/レアル・マドリー) 出場試合数:19(先発:19)/得点数:5 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 躍動続けるエル・ブランコの新8番。クロースの背番号を継承し、気持ち新たに臨んだシーズンでより責任感を増したウルグアイ代表はピボーテにインテリオール、ときに右のラテラルでも起用され、チームのために献身。ベリンガムとともに前がかりなチームを守備で支えつつ、5ゴール2アシストを記録。“バルベルデ砲”と称される強烈なミドルシュートは、チームの窮地や勝負所で決まる場面が多く、勝負強さを含めてマドリーの前半戦ベストプレーヤーと言える活躍だった。 MF ペドリ(22歳/バルセロナ) 出場試合数:19(先発:17)/得点数:4 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 多くのケガを乗り越えて天才が完全復活。近年はピッチに出れば活躍を見せるものの、度重なるケガで稼働率の問題を抱えてきたが、今季は前半戦全試合に出場。試行錯誤のコンディション調整がようやく実を結び、離脱期間に集中して取り組んだウエイトトレーニングは主に守備面で力強さをもたらし、チーム事情で主戦場はインテリオールやトップ下からピボーテに変化。そのぶんボールに絡む機会が増えてゲームメイカー、リンクマンとして質の高い仕事を見せつつ、前半戦だけで4ゴールを記録。キャリアハイの6ゴール更新は確実か。 MF ハフィーニャ(28歳/バルセロナ) 出場試合数:19(先発:18)/得点数:11 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 新生バルサの象徴の一人に。昨季終了時点では換金対象の一人と目されたが、フリック監督の信頼を得て開幕から絶対的な主力に加え、テア・シュテーゲンら不在のなかで多くの試合でゲームキャプテンも務めた。左ウイングを主戦場に11ゴール8アシストとゴール関与数では前半戦リーグトップに輝くなど、圧巻の輝きを放った。さらに、元々定評がある運動量を武器に、守備面でもハイプレスに献身的なプレスバックとチームのために身を粉にして働く姿は、多くのクレから称賛を浴びている。 FW ロベルト・レヴァンドフスキ(36歳/バルセロナ) 出場試合数:18(先発:18)/得点数:16 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw10.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 恩師との再タッグで完全復活。加入2年目となった昨季は19ゴールを挙げるも、シーズンを通して安定感を欠いたが、今季はバイエルン時代に指導を受けたドイツ人指揮官の下で完全復活。ヤマル、ハフィーニャの両翼に加えて、配球力に優れるセンターバックコンビなどチーム全体でビルドアップ、チャンスメークの質が上がったなかで、よりボックス付近での仕事に集中できる環境が整えられて本領を発揮。ここまで16ゴールと2位以下に5点以上の差を付けてピチーチレースを独走。ケガさえなければ、1年目の23ゴールを更新し、自身初のピチーチ獲得は濃厚だ。 FW アントワーヌ・グリーズマン(33歳/アトレティコ・マドリー) 出場試合数:19(先発:17)/得点数:7 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 前半戦のMVP。11ゴール3アシストを記録した昨季に比べて7ゴール4アシストと数字は劣るものの、前線と中盤で多くの役割をこなすなど、その数字以上のインパクトを残した。フランス代表引退によってコンディションも維持できており、セルロートやアルバレスとの連携も深まりつつある後半戦ではさらなる躍動で、アトレティコを優勝へ導けるか。 2025.01.18 18:31 Sat4
3カ国が最多3クラブ突破のCLベスト16出揃う! R16対戦カードは21日抽選会で決定
チャンピオンズリーグ(CL)のノックアウトフェーズ・プレーオフが19日に終了。この結果、ラウンド16に進出する16チームが決定した。 新フォーマットで開催されている今大会のCLでは、リーグフェーズで上位8チームに入ったリバプール、バルセロナ、アーセナル、インテル、アトレティコ・マドリー、レバークーゼン、リール、アストン・ビラのラウンド16ストレートインが決定。 さらに、9位~24位の16チームの間で争われたプレーオフを制したバイエルン、フェイエノールト、クラブ・ブルージュ、ベンフィカ、ドルトムント、レアル・マドリー、パリ・サンジェルマン(PSG)、PSVがベスト16入りを決めた。 国別ではイングランド、スペイン、ドイツの3クラブが最多。日本人選手では遠藤航(リバプール)、冨安健洋(アーセナル)、伊藤洋輝(バイエルン)、上田綺世(フェイエノールト)の4選手が勝ち残っている。 なお、リーグフェーズの順位によってラウンド16の組み合わせの大枠は決まっているが、正式な対戦カードは21日に行われる抽選会で決定。その後、1stレグが3月4.5日、2ndレグが同11.12日に開催予定だ。 ◆CLラウンド16 暫定対戦カード パリ・サンジェルマン(15位) vs リバプール(1位)orバルセロナ(2位) クラブ・ブルージュ(24位) vs リール(7位)orアストン・ビラ(8位) レアル・マドリー(11位) vs アトレティコ(5位)orレバークーゼン(6位) PSV(14位) vs アーセナル(3位)orインテル(4位) フェイエノールト(19位) vs インテル(4位)orアーセナル(3位) バイエルン(12位) vs レバークーゼン(6位)orアトレティコ(5位) ドルトムント(10位) vs アストン・ビラ(8位)orリール(7位) ベンフィカ(16位) vs バルセロナ(2位)orリバプール(1位) ※()内はリーグフェーズ順位 2025.02.20 07:42 Thu5
