最高のリスタート!1カ月ぶり復活の鳥栖、横浜FC相手に金森の加入後初ゴールなど3発快勝で今季ホーム初白星!《J1》

2020.09.05 20:45 Sat
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5日、明治安田生命J1リーグ第14節のサガン鳥栖vs横浜FCが駅前不動産スタジアム行われ、3-0で鳥栖が勝利した。

金明輝監督をはじめ、チーム内でクラスターが発生した鳥栖は約1カ月ぶりの公式戦に。チーム活動の再開から10日での試合となった。

その鳥栖は、最後に行われた鹿島アントラーズ戦から3名を変更。原輝綺、中野伸哉、高橋秀人が外れ、宮大樹、大畑歩夢、金森健志が起用された。
1カ月ぶりにピッチに戻ってきた鳥栖は立ち上がりから積極的にプレー。6分、小屋松のクロスをボックス手前で趙東建が丁寧に合わせるが、シュートは枠の左に外れる。

すると11分、森下が右サイドからアーリークロスを上げると、走り込んだ金森が滑り込みながらダイレクトで合わせると、GK南の股間を抜けて決まり、鳥栖が先制。金森の移籍後初ゴールで1カ月ぶりのゴールが生まれた。
19分、小屋松がハーフウェイライン付近でうまく入れ替わりドリブルで独走。そのまま持ち込むと、カットインから右足一閃。強烈なシュートが飛んだが、GK南がパンチングで防ぐ。

積極的に攻撃に出る鳥栖は31分にビッグチャンス。星キョーワァンから小屋松がボールを奪うと、フリーでパスを受けた金森がドリブルからシュート。しかし、これはブロックされてしまう。

押し込まれていた横浜FCは32分、右サイドで相手を引きつけると、最後は佐藤がマイナスのパスをダイレクトミドル。巻いてゴールに向かったシュートだったが、GK高丘が横っ飛びでセーブする。

さらに波状攻撃を続ける横浜FCは33分、ボックス左で相手のトラップミスのボールを奪った松尾がグラウンダーのパス。ボックス内左で斉藤がコースを狙ってシュートを放つが、これはクロスバーに嫌われる。

40分にはボックス内左に侵入した一美が鋭い切り返しでDFをかわしそのままシュート。しかし、DFにブロックされる。

鳥栖が1点リードで迎えた後半。鳥栖は47分にチャンス。カウンターから樋口のパスをオーバーラップしてきた森下がスライディングしながらシュート。しかし、これは枠を外れていく。

さらに50分、金森がハーフウェイライン付近で星キョーワァンからボールを奪うとドリブルで独走。ボックス手前でパスを出すと、趙東建がシュート。しかし、GK高丘がセーブする。

65分に横浜FCは波状攻撃。CKの流れから佐藤がクロスを送ると、星キョーワァンの折り返しを袴田がボレー。しかし、これはオフサイドを取られる。

67分にはGK高丘が前に出ているのを見て、ハーフウェイラインから手塚がロングシュート。しかし、わずかに枠を捉えられない。

鳥栖は76分にビッグチャンス。こぼれ球を拾った樋口が並走する小屋松へパス。リターンを受けた樋口はスルーパスを送ると、追い越した原川がボックス内左からクロス。こぼれ球を小屋松がボックス内でシュートもDFにブロックされる。

攻め立てる鳥栖は81分についに追加点。梁勇基の浮き球のパスから樋口が触るとボックス内にルーズボールに。反応した林が落ち際をボレー。これが決まり、鳥栖が追加点を奪う。

リードを広げた鳥栖は86分、相手CKからのクロスをクリアすると、これを拾った小屋松が自陣からドリブルで独走。追いかける瀬古を振り切りGKとの一対一を冷静に決め、3点目を奪う。

最後までアグレッシブに戦い続けた鳥栖はそのまま勝利。3-0で見事復帰戦を飾った。

サガン鳥栖 3-0 横浜FC
【鳥栖】
金森健志(前11)
林大地(後36)
小屋松知哉(後41)

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