【CLプレビュー】共に昨季ファイナリスト撃破のライプツィヒとアトレティコによる4強懸けた初対決!

2020.08.13 19:15 Thu
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チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝、RBライプツィヒvsアトレティコ・マドリーが、日本時間13日28:00にリスボンのエスタディオ・ジョゼ・アルヴァラーデで開催される。ラウンド16で昨季ファイナリストを撃破したドイツとスペインの両雄による、ハイインテンシティ必至の初対決だ。ナーゲルスマン体制1年目でクラブ史上初のCL決勝トーナメント進出を果たしたライプツィヒは、ラウンド16で昨季の準優勝チームであるトッテナムと対戦。下馬評では劣勢が予想されたものの、多くの負傷者に悩まされていたファイナリスト相手を1stレグを1-0、2ndレグを3-0と攻守両面で圧倒し、2戦合計4-0という文句なしの勝ち上がりをみせ、未踏のベスト8の舞台に進出した。

新型コロナウイルス(COVID-19)による中断後のブンデスリーガでは、2位の座を懸けたドルトムントとの直接対決に敗れるなど、4勝1敗4分けとやや調子は下降気味も危なげなく3位フィニッシュ。ただ、コロナウイルスの影響でCL開催が8月にずれ込んだことにより、FWヴェルナーがリーグ戦終了と共にチェルシーへ移籍する決断を下し、今季公式戦34ゴールを挙げた絶対的エース不在の中での戦いを強いられることになった。世界屈指の堅守を誇るアトレティコに対する若き智将は、ここまでの準備期間を通じてゴールを奪うための新たな道筋を見いだせるか。

対するアトレティコはラウンド16の舞台で前大会王者のリバプールと対戦。今シーズンのプレミアリーグで圧倒的な強さを見せた世界最強のチームを前に劣勢は必至だったが、ホームでの1stレグを十八番のウノセロで勝ち切る。さらに、難攻不落の要塞、アンフィールドで行われた2ndレグでは0-1で90分間の戦いを終え、延長戦までもつれ込んだ中、一時勝ち越しを許すも伏兵MFジョレンテの2ゴール、FWモラタのゴールで試合を引っくり返し、劇的過ぎる逆転突破を果たした。

再開後のラ・リーガでは熾烈なトップ4争いに身を置いた中、7勝4分けの11戦無敗という安定した戦績を残し、ライプツィヒと同じ3位でリーグ戦の戦いを締めくくっている。ちなみに、シメオネ監督率いるアトレティコはCL決勝トーナメントにおいて、“天敵”FWクリスティアーノ・ロナウドの在籍するクラブ(レアル・マドリー、ユベントス)以外に負けたことがないというジンクスを持っている。

なお、新型コロナウイルスの影響で準々決勝以降のレギュレーションは大幅に変更となっており、通常のホーム&アウェイ方式から中立地であるポルトガルのリスボンでの一発勝負形式の短期トーナメントに変わっている。

◆ライプツィヒ◆
【3-4-2-1】

▽ライプツィヒ予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.

GK:グラーチ
DF:クロステルマン、ウパメカノ、ハルステンベルク
MF:ムキエレ、ライマー、ザビッツァー、アンヘリーニョ
MF:エンクンク、フォルスベリ
FW:シック
負傷者:DFコナテ、MFザビッツァー、FWポウルセン
出場停止者:なし
退団者:DFアンパドゥ、MFヴォルフ、FWヴェルナー

出場停止者はいないが、レンタル期間終了のアンパドゥ、今夏ボルシアMG、チェルシーに新天地を求めたヴォルフ、ヴェルナーの3選手が登録を外れている。負傷者に関してはコナテの欠場に加え、いずれも軽傷を抱えるザビッツァー、ポウルセンにも欠場の可能性がある。

4バックでもプレー可能なライプツィヒだが、アトレティコの2トップを考えれば、普段通りの3バックを採用するはずだ。前線に関してはメンバー構成によって1トップ+2シャドーか、2トップ+トップ下の形になる。また、より守備的に戦う場合、シックとエンクンクの2トップに逆三角形の3センターハーフの採用も考えられる。

スタメンに関してはザビッツァーが間に合わない場合、カンプルが代役を担う。シックとエンクンクが当確の前線に関して、残り1枠は経験豊富なフォルスベリ、母国勢との対戦となるダニ・オルモの2択だ。

◆アトレティコ・マドリー◆
【4-4-2】

▽アトレティコ・マドリー予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.

GK:オブラク
DF:アリアス、サビッチ、ヒメネス、ロージ
MF:ジョレンテ、コケ、サウール、カラスコ
FW:フェリックス、ジエゴ・コスタ
負傷者:DFヴルサリコ、MFトーマス、FWコレア
出場停止者:なし
退団者:なし

出場停止者、退団者は共にいない。負傷者に関してはヴルサリコとコレアがコロナウイルスの陽性反応が確認されたため、招集外に。筋肉系に問題を抱えるトーマスに関しては起用可能な見込みだ。

システムに関しては普段通りの[4-4-2]を採用する見込みだが、メンバー選考に関しては幾つかのパターンが想定される。中盤の4人はコケ、サウールが鉄板だが、トーマスが起用可能な場合、いずれかがサイドハーフに回ることになる。

また、セカンドトップで新境地を開いているジョレンテが同ポジションか、右サイドハーフに入るのかも注目ポイントだ。仮に、セカンドトップに入る場合、フェリックスがベンチに回る。

★注目選手
◆ライプツィヒ:MFマルセル・ザビッツァー
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ライプツィヒの注目プレーヤーは勝負強さが売りのチームリーダーだ。母国オーストリア屈指の名門、ラピド・ウィーンから2014年にライプツィヒに加入したザビッツァーは、系列クラブのレッドブル・ザルツブルクでの武者修行を経て、2015年からライプツィヒの主力として活躍。ブンデスリーガ昇格、CL初出場、CL決勝トーナメント進出と急成長を続けるクラブと共に、自身もワールドクラスの万能型MFとして成長中だ。

巧さ、強さ、戦術眼、献身性とMFに必要な多くの要素を兼ね備える26歳は、今季の公式戦42試合16ゴール10アシストという見事なスタッツもさることながら、リーダーシップや勝負強さという数字に表れない重要な貢献が光る。とりわけ、ビッグマッチや難しい試合展開において存在感を示しており、グループステージのゼニトとの2試合、ラウンド16のトッテナム戦では重要なゴールを挙げている。

コンディションに不安を抱えており、スタートからプレーできるかは微妙なところだが、対戦相手のコケやサウールとも共通点が少なくないシメオネ好みの万能型MFは、絶対的エースだったヴェルナーの穴を埋める決定的な仕事ができるか。

◆アトレティコ・マドリー:MFマルコス・ジョレンテ
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アトレティコの注目プレーヤーは準々決勝進出の立役者だ。昨夏、レアル・マドリーからの“禁断の移籍”を果たしたジョレンテは、本職のピボーテで新天地でのスタートを切ったが、ポジション取りや視野の問題など組み立ての部分で苦戦し、バックアッパーの立場に甘んじた。しかし、その高いアスリート能力と豊富な運動量に、前線と中盤を繋ぐリンクマンとしての才能を見いだしたシメオネ監督は、セカンドトップへのコンバートを構想。そして、圧巻の2ゴールの活躍を見せたCLリバプール戦での活躍を受け、アルゼンチン人指揮官は本格的なコンバートを決断した。

そして、リーグ再開後はセカンドトップ、右サイドハーフで新境地を開いた25歳は、その勝負強さを武器にチーム内での存在感を増している。アスリート能力が非常に高い若手を揃えるライプツィヒに対して、アトレティコの同僚が口々にチームナンバーワンと評するジョレンテは、肉弾戦必至の今回の一戦で最も頼りになる存在だ。同時に、“持っている男”には、リバプール戦同様にチームをベスト4に導く決定的な仕事が期待される。
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【CL決勝プレビュー】PSGの初制覇か、バイエルンの7年ぶり6度目の戴冠か? コロナ禍での歴史に残るファイナル

チャンピオンズリーグ(CL)決勝、パリ・サンジェルマン(PSG)vsバイエルンが、日本時間23日28:00にポルトガル・リスボンのエスタディオ・ダ・ルスで開催される。クラブ史上初のビッグイヤー獲得を目指すフランス王者と、7年ぶり6度目の優勝を目指すドイツ王者による、コロナ禍における歴史的なファイナルだ。 今シーズン、リーグ・アン3連覇を含め国内4冠を達成したPSG。CLの舞台ではレアル・マドリーらと同居したグループAを5勝1分けの無敗で首位通過。さらに、決勝トーナメントではドルトムント、アタランタに競り勝つと、準決勝ではRBライプツィヒ相手に3-0の快勝を収め、クラブ史上初のファイナル進出を果たした。 新型コロナウイルス(COVID-19)の影響により、今季のリーグ・アンが早期打ち切りとなったことを受け、試合勘が唯一懸念材料となっていたが、2つの国内カップ決勝、アタランタ、ライプツィヒとの2試合を経てパフォーマンスは上がっており、公式戦8連勝の勢いで難敵バイエルンと対峙する。 一方、フリック新体制移行後、圧巻のパフォーマンスを続けるバイエルンはブンデスリーガ8連覇、DFBポカールの国内2冠を達成。CLの舞台では昨季ファイナリストのトッテナムと同居したグループBを今大会唯一の全勝で首位通過を決めた。そして、ラウンド16以降はチェルシー、バルセロナといった強豪を圧倒的な攻撃力で退けると、準決勝のリヨン戦では今大会で大物食いを見せた曲者を相手に3-0の快勝を収め、全勝継続で7年ぶりのファイナルに到達した。 ビルドアップの質、攻守の切り替え、崩しの局面での豊富なアイデアに決定力と、完全無欠の好フォームを続けるドイツの盟主は、目下公式戦20連勝と、今季のベストチームの呼び声高い。そのパフォーマンス、今大会での実績を考えれば、ファイナルの本命と言える。 両者はこれまで通算8度対戦しているが、対戦成績はPSGの5勝3敗。直近の対戦は2017-18シーズンのCLグループステージで、PSGホームの初戦はDFダニエウ・アウベス、FWカバーニ、FWネイマールのゴールでPSGが3-0で勝利。バイエルンホームの第2戦ではFWムバッペが1ゴールを挙げるも、FWレヴァンドフスキのゴールとMFトリソのドッペルパックにより、バイエルンが3-1で勝利している。 なお、PSGではDFベルナト、バイエルンではFWコマンが古巣対戦に。また、互いにフランス国籍、ドイツ国籍の選手が多く在籍しており、過去に対戦経験がある選手が多数いる。 <div style="text-align:center;">◆パリ・サンジェルマン◆ 【4-3-3】</div> ▽パリ・サンジェルマン予想スタメン<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20200823_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:セルヒオ・リコ DF:ケーラー、チアゴ・シウバ、キンペンベ、ベルナト MF:エレーラ、マルキーニョス、ヴェッラッティ FW:ディ・マリア、ネイマール、ムバッペ 負傷者:GKケイロル・ナバス、DFクルザワ、MFグイエ 出場停止者:なし 退団者:DFムニエ、クアシ、FWカバーニ 出場停止者はいない。負傷者に関してはケイロル・ナバス、クルザワの欠場が濃厚で、筋肉系に問題を抱えるグイエの先発起用も難しい模様だ。 スタメンに関してはライプツィヒ戦での途中出場で試運転を終えたヴェッラッティがパレデスに代わって先発に復帰する見込み。それ以外はライプツィヒ戦同様のシステム、メンバーを採用するはずだ。 <div style="text-align:center;">◆バイエルン◆ 【4-2-3-1】</div> ▽バイエルン予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20200820_0_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:ノイアー DF:キミッヒ、ボアテング、アラバ、アルフォンソ・デイビス MF:チアゴ、ゴレツカ MF:ニャブリ、ミュラー、ペリシッチ FW:レヴァンドフスキ 負傷者:DFボアテング 出場停止者:なし 退団者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関してはリヨン戦でボアテングが筋肉系の違和感を訴え交代していたが、この試合では起用できる見込みだ。 スタメンに関してはボアテングの状態次第でジューレが代役を担うことになるが、それ以外のポジションでメンバー変更はない。リヨン戦で復帰のパヴァールを右サイドバックに置く形も考えられるが、チアゴとゴレツカのコンビが好調を維持しており、いずれかをベンチに置いてまでキミッヒを中盤に戻す可能性は低い。 ★注目選手 ◆パリ・サンジェルマン:FWキリアン・ムバッペ <div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20200823_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> PSGの注目プレーヤーはワールドカップに続くフットボール界のメジャータイトルを狙う若きスーパースター。16歳でのプロデビュー以降、クラブチーム、代表チームにおいて各コンペティションでの様々な最年少記録を塗り替えてきた早熟の天才は、今年12月に22歳を迎える。そして、キャリアにおける新たなフェーズに入る中、クラブレベルでは最も価値があるとされるCLタイトル獲得に挑む。 今シーズンはリーグ・アンで2年連続得点王に輝いた一方、幾つかのケガの影響により、キャリアハイの39ゴールを挙げた昨シーズンに比べて、ややインパクトが薄いシーズンとなっている。ただ、智将トゥヘルの薫陶、ネイマールからの影響により、フィニッシュの局面での判断、精度の向上は著しく、より決定的なプレーヤーに成長している。今季CLでは5ゴールを挙げたグループステージ以降、2アシストの数字に留まっているが、ビッグマッチでの勝負強さは2018年のロシアW杯ですでに証明済み。PSGの悲願達成に向け、その爆発的なスピードと超絶技巧を生かした個人技、決定力でドイツ王者の守備をこじ開けたい。 ◆バイエルン:FWロベルト・レヴァンドフスキ <div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20200823_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> バイエルンの注目プレーヤーは今季CL全試合ゴール継続中の絶対的エースストライカー。今月21日に32歳となり、キャリアの終盤に突入してきたポーランド代表FWだが、元来のアスリート能力に加え、徹底した節制により加齢による衰えを感じさせる場面は全くといってない。逆に、キャリアを通じて得た経験をうまくプレーに還元しており、今シーズンはブンデスリーガ、DFBポカール、CLと3つのコンペティションでの得点王3冠を確実なモノにすると共に、キャリアハイの46試合55ゴールという驚愕のスタッツを叩きだしている。 とりわけ、リーグ再開後のゴールペースは凄まじく、目下公式戦10試合連続ゴール中。また、直近のリヨン戦でも試合終盤にゴールを挙げたことで、今季CLでの出場9試合すべてでゴール(15点)を挙げており、今回のPSG戦で2ゴールを挙げた場合、2013-14シーズンにレアル・マドリーのクリスティアーノ・ロナウドが記録した1シーズン最多得点記録の「17」に並ぶことになる。 対戦相手のPSGは今季CL10試合でわずか5失点と堅守を誇り、アンカーに入るマルキーニョスとチアゴ・シウバ、キンペンベの中央のトライアングルは非常に堅いが、奇しくも現在プレーするバイエルンに敗れた2012-13シーズン以来のファイナルで今度こそチームを優勝に導く決定的な仕事を果たしたい。 2020.08.23 18:00 Sun
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【EL決勝プレビュー】セビージャ最多6度目の戴冠か、コンテ初の欧州カップ制覇でインテル復権か? 初対決の行方は…

ヨーロッパリーグ(EL)決勝、セビージャvsインテルが、日本時間21日28:00にドイツのシュタディオン・ケルンで開催される。4年ぶり最多6度目の戴冠を目指すスペイン屈指の強豪と、22年ぶり4度目の優勝を狙うイタリアの名門による初対決のファイナルだ。 2015-16シーズンにEL3連覇を果たし、今大会最多5度の優勝を誇るセビージャ。以降の3シーズンではチャンピオンズリーグ(CL)で2年連続のベスト16、昨季はELでベスト16とタイトルから遠ざかってきたが、今季は4年ぶりにEL決勝の舞台に戻ってきた。就任1年目の智将ロペテギ監督の下、堅守と素早い攻守の切り替え、厚みのあるサイドアタックを武器に、ラ・リーガでも4位フィニッシュを果たしたチームは、今大会を通じてチームとしての完成度を増している。 グルーステージからの参戦となった今季はアポエル、カラバフ、デュドランジュという格下と同居したグループAを5勝1敗で首位通過を果たすと、コロナ禍での中断前に行われたラウンド32ではクルージュ相手に苦しみながらも、アウェイゴール数の差で退け、昨季と同じラウンド16に進出。 レギュレーションの変更により、ラウンド16以降をすべて中立地ドイツでの一発勝負形式で戦うことになった中、ローマ、ウォルバーハンプトンという難敵を連破。さらに、準決勝では優勝候補筆頭のマンチェスター・ユナイテッドを相手に、守護神ブヌの圧巻の働きと、FWスソ、FWルーク・デ・ヨングの今大会初ゴールにより、2-1の逆転で接戦をモノにし、6度目の優勝に王手をかけた。 一方、2009-10シーズンにはモウリーニョ監督の下、イタリア史上初のシーズン3冠を成し遂げたインテルだが、翌2010-11シーズンのコッパ・イタリア優勝を最後に、約10年に渡ってタイトルから遠ざかってきた。しかし、ユベントスの黄金期を支えてきたマロッタCEOの下、名門復権を目指すチームは今季、百戦錬磨のコンテ監督を招へいすると、セリエAでは9年ぶりの2位フィニッシュを果たし、復活への第一歩とした。そして、今回の決勝ではヨーロッパカップ戦初制覇を目指す闘将と共に、22年ぶり4度目のタイトル獲得を目指す。 バルセロナ、ドルトムントと同居したCLグループステージを3位で終えたことにより、今季のELではラウンド32からの参戦に。そのラウンド32ではルドゴレツを一蹴すると、セビージャ同様に中立地ドイツでの一発勝負形式での戦いとなったラウンド16以降ではヘタフェ、レバークーゼンとの接戦をモノにし、順当にベスト4進出。ウクライナ王者シャフタールとの準決勝では再び接戦が予想されたが、主砲ルカクと若きエースFWラウタロ・マルティネスがいずれもドッピエッタを記録するなど、攻守に相手を圧倒。5-0の圧勝を飾る最高の形でファイナルの舞台へ駒を進めた。 UEFAコンペティションの常連である両チームだが、意外にも今回が初対戦となる。ただ、セビージャでは古巣対戦のMFバネガに加え、FWオカンポスとスソがインテルの宿敵ミランに在籍経験がある。一方、インテルでは古巣対戦はいないが、昨季までアトレティコ・マドリーの主力として活躍したDFゴディンは顔なじみとの対戦となる。 なお、この一戦に向けてはセビージャが公式戦20戦試合(11勝9分け)、インテルが公式戦11試合無敗(8勝3分け)と、いずれも好調を維持しており、好勝負必至のファイナルとなりそうだ。 <div style="text-align:center;">◆セビージャ◆ 【4-3-3】</div> ▽セビージャ予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20200821_8_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:ブヌ DF:ヘスス・ナバス、クンデ、ジエゴ・カルロス、レギロン MF:ジョルダン、フェルナンド、バネガ FW:スソ、エン=ネシリ、オカンポス 負傷者:MFオカンポス 出場停止者:なし 退団者:MFロニー・ロペス 出場停止者、退団者、負傷者はいない。スタメンに関してはラウンド16以降、固定されているベストメンバーが起用されるはずだ。ただ、コンディションが懸念されるオカンポスに代わってムニル、戦術的な判断によってエン=ネシリからデ・ヨングと、前線に関しては変更の可能性もある。 <div style="text-align:center;">◆インテル◆ 【3-5-2】</div> ▽インテル予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20200821_8_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:ハンダノビッチ DF:ゴディン、デ・フライ、バストーニ MF:ダンブロージオ、バレッラ、ブロゾビッチ、ガリアルディーニ、ヤング FW:ラウタロ・マルティネス、ルカク 負傷者:MFヴェシーノ 出場停止者:なし 退団者:なし 出場停止者、退団者共にいない。負傷者に関してはヴェシーノに加え、軽傷を抱えるサンチェスの起用が懸念される。シャフタール戦ではベンチ入りしていたが、プレーできるとしてもプレータイムの制限が見込まれる。 スタメンに関してはセビージャ同様に、レバークーゼン、シャフタール戦を戦ったメンバーが引き続き起用されることになる。 ★注目選手 ◆セビージャ:MFエベル・バネガ <div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20200821_8_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> セビージャの注目プレーヤーは古巣との一戦がセビージャでのラストマッチとなる絶対的司令塔。今シーズン終了後にサウジアラビアのアル・シャバブへの移籍が決定しているバネガは、このEL決勝がセビージャでの正真正銘のラストマッチとなる。そして、その対戦相手は奇しくも、2016-17シーズンに1年間在籍した古巣インテルとなった。 フリートランスファーで加入したインテルでは公式戦33試合に出場して6ゴール8アシストとまずまずの数字を残していたが、スパレッティ監督の就任に伴い一転して構想外に。わずか1年でのセビージャ復帰に際しては900万ユーロと言われる移籍金が支払われており、その恩義に報いるためにも古巣初対決でチームにタイトルをもたらす活躍を見せたい。 そういった個人的な背景に加え、戦術的な部分でも32歳の元アルゼンチン代表MFはセビージャ勝利のキーマンだ。インテルは大勝したシャフタール戦同様に、このファイナルでも前から激しい圧力をかけて相手のビルドアップに制限をかけると共に、あわよくばショートカウンターからゴールをこじ開けるゲームプランを採用するはずだ。 シャフタールはそのインテルのプランにまんまと嵌ってしまったが、セビージャには抜群のキープ力とポジショニングでプレスを回避できるバネガがいる。この一戦では守備強度が高い相手の中盤をうまくいなし、高精度のパスで相手ウイングバックの裏を狙う味方に決定機を供給する働きが期待される。さらに、得意のプレースキックで古巣へのキツい恩返し弾を見舞いたい。 ◆インテル:FWラウタロ・マルティネス <div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20200821_8_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> インテルの注目プレーヤーは若きエースストライカー。インテル加入2年目で背番号10に見合う風格が出てきた22歳のアルゼンチン代表FWは、今季の公式戦48試合で21ゴール7アシストと見事な数字を残している。とりわけ、主砲ルカクとの補完性は抜群だ。 バルセロナへの去就報道が盛んに報じられたシーズン終盤戦は、セリエAでわずか3ゴールしか挙げられず苦戦した印象だが、ナポリ戦で見事なゴールを挙げるなど、ここに来て調子を取り戻している。そして、直近のシャフタール戦では2ゴール1アシストの活躍をみせ、チームの決勝進出に大きく貢献している。 今回のファイナルに向けてはEL10試合連続ゴール中のルカクに大きな注目が集まるところだが、快足のDFクンデ、地対空の強さが光るDFジエゴ・カルロスという相手の屈強なセンターバックに徹底監視されるはずだ。そういった中、より自由度の高いプレーが可能なラウタロのパフォーマンスが堅守攻略の鍵を握る。 2020.08.21 17:00 Fri
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【CLプレビュー】アップセット連発のリヨンvsバルサを8発粉砕のバイエルン

チャンピオンズリーグ(CL)準決勝、リヨンvsバイエルンが19日28:00にポルトガルのジョゼ・アルバラーデでキックオフされる。 ユベントスに続き準々決勝でマンチェスター・シティも撃破したダークホースのリヨンと、バルセロナを8発粉砕した圧倒的優勝候補のバイエルンによる決勝進出を懸けた一戦だ。 ラウンド16のユベントスに続き、優勝候補筆頭のシティを撃破する波乱を起こしたリヨン。ルディ・ガルシア監督の下、堅守速攻に磨きをかけるチームは、シティ戦では守備一辺倒になることなく多くのチャンスも生み出した中、3-1の勝利を手にした。10季ぶりの準決勝進出を果たした中、バイエルンをも下してクラブ史上初の決勝進出を果たせるか。 一方、バルセロナ戦ではハイプレスを敢行してバルセロナのビルドアップを遮断し、圧巻の8ゴールを叩き込んだバイエルン。90分に渡ってハードワークを徹底し、バルセロナとのチームとしての完成度の差を見せ付けた。歴史的大勝を飾って勢いに乗った中、優勝した2012-13シーズン以来7シーズンぶりの決勝進出へベストメンバーでリヨンに臨む。 リヨンとバイエルンはこれまで8度対戦しており、バイエルンからみて4勝2分け2敗となっている。直近の対戦は奇しくも10年前の準決勝で、その際はバイエルンがホームとアウェイで連勝して決勝に進出していた。 <div style="text-align:center;">◆リヨン◆ 【3-5-2】 ▽リヨン予想スタメン</div> <div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20200818_4_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:アントニー・ロペス DF:デナイヤー、マルセロ、マルカル MF:デュボワ、カケレ、B・ギマランイス、アワール、コルネ FW:エカンビ、デパイ 負傷者: なし 出場停止者:なし 退団者:MFトゥザール 負傷者も出場停止者もおらず、ユベントス、シティ撃破のスタメンが引き続き起用されるはずだ。ただ、シティ戦で2ゴールを決めたM・デンベレがエカンビに代わってスタメン出場する可能性がある。 <div style="text-align:center;">◆バイエルン◆ 【4-3-3】 ▽バイエルン予想スタメン</div> <div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20200818_4_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:ノイアー DF:キミッヒ、J・ボアテング、アラバ、アルフォンソ・デイビス MF:チアゴ、ミュラー、ゴレツカ FW:ニャブリ、レヴァンドフスキ、ペリシッチ 負傷者:なし 出場停止者:なし 退団者:なし 足首を痛めていたパヴァールが復帰したが、 大勝したバルセロナ戦のスタメンをいじることはないだろう。バルセロナ戦で途中出場したコマンに関してもベンチスタートが濃厚だ。 ★注目選手 ◆リヨン:MFフセム・アワール <div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20200818_4_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ユベントス戦、シティ戦と出色のプレーを続けている22歳のフランス人MFに注目したい。自陣から持ち上がるドリブルで攻撃の時間を生み出すアワールは、劣勢の展開を強いられるリヨンにとって欠かせない存在。バイエルン戦でも押し込まれる展開が多くなることが予想されるが、アワールがボールを運ぶことで守備陣は大いに助けられるはずだ。CLでの活躍によりメガクラブの注目が更に増したアワールが3度目のアップセットを引き起こす。 ◆バイエルン: MFレオン・ゴレツカ <div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20200818_4_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今季のCLで14ゴールを荒稼ぎしているエースFWのレヴァンドフスキや、バルセロナ戦でも2ゴールの活躍を見せたMFミュラーらももちろん注目だが、バイエルンのハイプレス戦術を成り立たせているゴレツカに注目したい。バルセロナ戦でもミュラーと共に前線からプレスをかけつつ、タイミング良く攻撃に絡んで3点目をアシストして見せた。リヨンも攻守の切り替えが非常に鋭いチームではあるが、ゴレツカがバルセロナ戦のようにハードワークを徹底することができれば、個の能力で上回るバイエルンがユベントスやシティのように足をすくわれることはないはずだ。 2020.08.19 18:00 Wed
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【CLプレビュー】ライプツィヒの更なる躍進か、PSGの悲願成就か? 初の決勝進出懸けたドイツ人指揮官対決!

チャンピオンズリーグ(CL)準決勝、RBライプツィヒvsパリ・サンジェルマン(PSG)が、日本時間18日28:00にリスボンのエスタディオ・ダ・ルスで開催される。2人のドイツ屈指の戦術家が、初のファイナル進出を目指して激突する激戦必至の隣国対決だ。 33歳の若き智将ナーゲルスマン監督含め、今季のCL決勝トーナメント進出チームで圧倒的な若さが際立つ恐いもの知らずのライプツィヒは、ラウンド16で昨季ファイナリストのトッテナムを一蹴すると、準々決勝では百戦錬磨のアトレティコ・マドリーと対戦。 チェルシーへ旅立った主砲FWヴェルナー不在もあり、下馬評では劣勢が予想されていたが、相手の長所を完璧に消す可変システムでの戦いが見事にハマり、試合を通して主導権を掌握。後半立ち上がりにMFダニ・オルモのゴールで堅守を攻略すると、PKによる失点で一度は振り出しに戻されるも、途中投入の伏兵MFアダムスが終了間際の88分に奪ったゴールで勝ち越し、2-1のスコアで初のベスト4進出を決めた。 フィニッシュの局面では絶対的エース不在の影響が感じられたものの、怪物ウパメカノを中心とするソリッドな守備、カンプル、ザビッツァーが睨みを利かせる中盤、徹底された攻守のトランジションとチームとしての完成度は高く、若き戦術家の采配の妙が光るドイツの新興クラブは今や正真正銘の優勝候補と言える。 一方、国内4冠を引っ提げて悲願のビッグイヤー獲得を目指すPSGは、MFジノラやMFライー、FWジョージ・ウェアを擁した1994-95シーズン以来のCL準決勝に到達した。 ライプツィヒ同様に今大会の台風の目となっているアタランタと対峙した準決勝では、一部主力を欠いた中、前半半ばに先制を許す苦しい展開に。後半は圧倒的にボールを握って攻勢を強めたが、最後の一押しが足りず、試合は0-1のまま後半アディショナルタイムに突入。しかし、試合を通して存在感を放ったFWネイマールのお膳立てから90分に次期主将の呼び声高いMFマルキーニョス、93分に途中出場のFWムバッペのアシストから今季限りでの退団が決定しているFWチュポ=モティングが値千金の逆転ゴールを奪い、劇的な2-1の勝ち上がりを見せた。 そして、2016-17シーズンにバルセロナ相手に喫した“カンプ・ノウの悲劇”、微妙なPK判定に泣いた昨季ラウンド16のマンチェスター・ユナイテッド戦と、これまで悲劇を味わう立場にいたPSGにとって、この劇的逆転勝利は単なる1勝以上の大きな意味を持つはずだ。 両チームの対戦は今回が初めてとなるが、トゥヘル監督はアウグスブルクⅡを率いていた時代に、当時現役のナーゲルスマン監督を1年間指導した経験がある。また、両者はトゥヘル監督がドルトムント、ナーゲルスマン監督がホッフェンハイムを率いていた際に通算3度対戦しており、トゥヘル監督が貫録の2勝1分けの戦績を収めている。なお、PSGアカデミー出身で昨夏ライプツィヒに加入したエンクンクは、古巣初対戦だ。 <div style="text-align:center;">◆RBライプツィヒ◆ 【3-4-2-1】</div> ▽ライプツィヒ予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20200818_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:グラーチ DF:クロステルマン、ウパメカノ、ハルステンベルク MF:ムキエレ、ライマー、カンプル、アンヘリーニョ MF:ザビッツァー、エンクンク FW:ポウルセン 負傷者:DFコナテ 出場停止者:なし 退団者:DFアンパドゥ、MFヴォルフ、FWヴェルナー アトレティコ戦から出場停止者、負傷者共に変化はない。 システムに関しては智将ナーゲルスマンの本領が発揮されることになりそうだ。アトレティコ戦では[3-3-3-1]と形容すべき並びで、守備時に[4-2-3-1]、攻撃時に[3-4-3]の形を取る可変システムを採用したが、今回の一戦でも対戦相手の出方に合わせてチューニング可能な可変システムの採用が見込まれる。 その中でネイマール、ムバッペという強力な個への対応からムキエレをスタメンに戻し、中盤の守備強度を高めるため、カンプル、ライマー、ザビッツァーを中央に置く[3-4-2-1]、あるいは[3-5-2]の採用を予想する。 <div style="text-align:center;">◆パリ・サンジェルマン◆ 【4-4-2】</div> ▽パリ・サンジェルマン予想スタメン<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20200818_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:セルヒオ・リコ DF:ケーラー、チアゴ・シウバ、キンペンベ、ベルナト MF:ディ・マリア、マルキーニョス、グイエ、ネイマール FW:イカルディ、ムバッペ 負傷者:GKケイロル・ナバス、DFクルザワ、MFヴェッラッティ、グイエ 出場停止者:なし 退団者:DFムニエ、クアシ、FWカバーニ 出場停止者はいない。逆に、サスペンション明けのディ・マリアが復帰を果たす。負傷者に関してはクルザワに加え、アタランタ戦で負傷した守護神ナバスの欠場が確定。その一方で、アタランタ戦欠場のヴェッラッティと軽傷を抱えるグイエは起用可能な模様だ。 システムに関してはディ・マリアの復帰を受けて、中盤ボックス型の[4-4-2]への変更が見込まれる。アタランタ戦を踏襲する場合は、サラビア、イカルディ、エレーラのいずれかに代わってムバッペ、ディ・マリア、パレデスとメンバー変更を行うはずだ。 ★注目選手 ◆RBライプツィヒ:DFダヨ・ウパメカノ <div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20200818_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ライプツィヒの注目プレーヤーは特大のポテンシャルを有する若きディフェンスリーダー。10代前半から母国フランスで注目を集めていた万能型センターバックは、系列クラブのレッドブル・ザルツブルクを経て2017年1月にライプツィヒへ加入。昨シーズンは負傷に悩まされたが、速さ、強さ、巧さを兼ね備えた完全無欠の守備者として、国内外のメガクラブの関心を集める。 今夏の移籍市場では退団濃厚と見られたが、今大会前に2023年までの契約延長にサイン。そして、去就問題をクリアにした状態で臨んだアトレティコ戦では圧倒的な身体能力、守備センスを武器にジエゴ・コスタら相手アタッカーを掌の上で転がす完璧な守備を披露。さらに、マイボール時は果敢な持ち出しで相手の陣形を崩せば、正確な縦パスを差し込んで攻撃の起点役を担うハイパフォーマンスをみせ、自身の市場価値をさらに高めている。 今大会屈指の攻撃力を誇る難敵と対峙する準決勝では同胞ムバッペ、世界最高のクラックの一人であるネイマールという、圧倒的な個をいかに封じられるかが、勝利の鍵となる。絶対的な自信を持つ対人対応、カバーリングに加え、味方を動かすディフェンスリーダーとしての統率力も試されることになる。 ◆パリ・サンジェルマン:FWネイマール <div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20200818_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> PSGの注目プレーヤーは攻撃の全権を握るメガクラック。今シーズンはバルセロナやレアル・マドリーへの移籍の可能性が盛んに取り沙汰され、ピッチ外での素行問題も散見されたが、ひとたびピッチに立てば、その存在感はやはり絶大だ。今季はイカルディの加入により、実質4トップともいえる[4-4-2]の超攻撃的な布陣の左サイドからフリーマンに近い役割で攻撃を牽引し、国内4冠に貢献した。 直近のアタランタ戦ではディ・マリア、ムバッペと前線の主軸を欠いた中、[4-3-3]の3トップの中央でフリーマンとしてプレー。珍しくシュート精度こそ欠いたが、絶妙な立ち位置でボールを引き出し、そこから相手DF2枚と対峙してもファウルすらさせない圧巻のドリブル突破、高精度のラストパスで相手守備を翻弄。試合終盤には2つのゴールをお膳立てし、劇的勝利に導くエースとしての仕事を完遂した。 その絶好調のネイマールは、トッテナム、アトレティコと強豪を連破して勢いづくライプツィヒ撃破の鍵を握る。強烈なプレッシングに特長を持つ相手に対して、アタランタ戦と同様にビルドアップの苦戦は必至。それだけに、狭いスペース、相手を背負った状態でうまくボールを引き出しながら、阿吽の呼吸を見せるムバッペやディ・マリアを生かしつつ、快足、対人能力が高いアスリート揃いの守備陣を持ち味の個人技で攻略したい。 2020.08.18 18:00 Tue
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