「未来は明るい」ベスト8敗退もヌーノ監督は前を向く
2020.08.12 11:55 Wed
ウォルバーハンプトンのヌーノ・エスピリト・サント監督が、ヨーロッパリーグ(EL)でベスト8敗退となりながらも、選手たちを称えた。クラブ公式サイトが伝えている。
11日に中立地ドイツで行われた準々決勝でセビージャと対戦したウルブスは、12分にFWアダマ・トラオレが倒されてPKを獲得するも、FWラウール・ヒメネスがPK失敗。88分にFWルーカス・オカンポスに決勝点を許し、0-1で敗れベスト8敗退となった。
試合後のインタビューに応じたヌーノ監督は、終盤のセットプレーからの失点に不満を示しながらも、選手たちを称えた。
「落胆している。土壇場で何度も起こってきたことだ。セットプレーに集中しなければいけなかった」
「しかし、私は選手たちを誇りに思う。彼らはとてもタフで、我々は組織されていた。細かい部分だが、幅を取るのが狭い時があった。それだけだが、フットボールでは起こりうる」
今季もプレミアリーグで上位争いを演じるなど、昇格1年目の昨季に続いて飛躍したウルブス。ヌーノ監督は今後の未来も明るいと考えている。
「誰もが楽しんでいる。戻ってくるウォルバーハンプトンのファンに一言。我々は恋しく思っている。君たちの存在が全てを変えていた可能性がある」
「全ての時間でパンデミックは我々が一緒になることを許さない。だが、我々にとって未来が明るいのは確かだ」
11日に中立地ドイツで行われた準々決勝でセビージャと対戦したウルブスは、12分にFWアダマ・トラオレが倒されてPKを獲得するも、FWラウール・ヒメネスがPK失敗。88分にFWルーカス・オカンポスに決勝点を許し、0-1で敗れベスト8敗退となった。
試合後のインタビューに応じたヌーノ監督は、終盤のセットプレーからの失点に不満を示しながらも、選手たちを称えた。
「しかし、私は選手たちを誇りに思う。彼らはとてもタフで、我々は組織されていた。細かい部分だが、幅を取るのが狭い時があった。それだけだが、フットボールでは起こりうる」
「しかし、ここまで勝ち進んだ。今季はこれで終わりだ。休んで将来を見据えたい」
今季もプレミアリーグで上位争いを演じるなど、昇格1年目の昨季に続いて飛躍したウルブス。ヌーノ監督は今後の未来も明るいと考えている。
「誰もが楽しんでいる。戻ってくるウォルバーハンプトンのファンに一言。我々は恋しく思っている。君たちの存在が全てを変えていた可能性がある」
「全ての時間でパンデミックは我々が一緒になることを許さない。だが、我々にとって未来が明るいのは確かだ」
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現在、プレミアリーグを席巻しているウォルバーハンプトンのスペイン代表FWアダマ・トラオレの肉体の変化が大きな話題になっている。イギリス『サン』が伝えている。 マリ人の両親の下、バルセロナで生まれ育ったトラオレはラ・マシアでのプレーを経て2013年にバルセロナでトップチームデビュー。その後、アストン・ビラ、ミドルズブラを経て2018年からウルブスに在籍している。 バルセロナ時代から爆発的なスピードとドリブルテクニックに長けたサイドアタッカーとして高い評価を得ていたトラオレだが、ここまでのキャリアを通じて判断力、シュート、クロス精度と肝心のアタッキングサードでのプレーが“残念”な選手として一流プレーヤーとの扱いは受けてこなかった。 しかし、今シーズンはここまで19試合4ゴール4アシストと上々の数字を残している。とりわけマンチェスター・シティ相手のシーズンダブルに大きく貢献するなど、ビッグマッチの強さが際立っている。 そのトラオレに関して、そのプレー面と共に大きな話題を集めているのが、筋骨隆々な身体だ。 バルセロナ時代を知るラ・リーガのファンであれば、同選手に対して痩身な印象を持っていると思われるが、現在のトラオレはラグビーのバックス陣のような体躯をしており、年々派手になる髪型も相まって一見して同一人物には見えなくなっている。 そして、バルセロナ監督時代に当時カンテラーノだったトラオレの可愛い姿を見ていたであろう、現マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は、「彼はまるでモーターバイクだね。あのスピードは異次元だ」と、大きく変貌した同選手のスピードとパワーに舌を巻いていた。 2019.12.30 18:00 Mon4
アル・ヒラル電撃移籍のネヴェスが決断の背景明かす…「僕にとって最高のトロフィーは…」
サウジアラビアのアル・ヒラルに電撃移籍したポルトガル代表MFルベン・ネヴェス(26)が、今回の移籍の経緯を語った。イギリス『SPORT BIBLE』が伝えている。 2017年夏にポルトから加入して以降、ウォルバーハンプトンで通算253試合に出場するなど、ウルブスの象徴として君臨してきたネヴェス。 移籍費市場が開くたびにステップアップの可能性が取り沙汰された26歳MFに関しては、今夏の移籍市場でもバルセロナやリバプール、マンチェスター・ユナイテッド、アトレティコ・マドリーらビッグクラブ行きの可能性が報じられていた。 しかし、ポルトから当時チャンピオンシップ(イングランド2部)のウルブスに加入したことで、フットボール界を騒がせたネヴェスは、4700万ポンド(約85億円)というウルブス史上最高額でのサウジアラビア移籍という再びのサプライズを起こした。 ネームバリューではFWカリム・ベンゼマやMFエンゴロ・カンテらに及ばぬものの、欧州のビッグクラブでの成功の可能性を蹴って、中東行きを選択したネヴェスの移籍は、ある意味で最もインパクトを残した。 その渦中のアル・ヒラルMFは、直近のインタビューで移籍の経緯を説明。愛する家族に何の不自由もない生活を送らせるため、破格のサラリーを考慮しての決断だったことを素直に認めている。 「今回のオファーを受け入れることに迷いがなかった最大の理由は、自分がいつも夢見ていたような生活を家族に与えることだった」 「僕には3人の子供と妻がいる。彼らの世話をすることが、僕にとって最高のトロフィーだ」 さらに、移籍決断の一端には金銭面の大きな魅力だけでなく、アル・ヒラルをアジア最高のクラブにするという、プロジェクトの魅力もあったと付け加えている。 「アル・ヒラルをアジア最高のクラブにするというプロジェクトがある。自分の移籍に関するニュースが流れ始めてから、僕のソーシャルメディアは大騒ぎになったよ。アル・ヒラルのファンの多さと、彼らがフットボールに対してどれだけ情熱を持っているかを見るのは信じられないほどだった。だから、それは僕と家族にとって良い決断だったと確信しているよ」 2023.07.17 21:00 Mon5