今夏バルサ加入の逸材トリンコンにレスターが関心!

2020.08.05 14:25 Wed
Getty Images
レスター・シティが、今冬にバルセロナ加入が決まったU-21ポルトガル代表FWフランシスコ・トリンコン(20)に関心を示しているようだ。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。

1月31日にブラガからバルセロナ移籍が発表されたトリンコン。ポルトガルの世代別代表の常連で、2018年に行われたU-19欧州選手権では得点王に輝く活躍を披露するなど、ヨーロッパ各国のスカウトに強烈なアピールを示していた。

7月1日付けでバルセロナ入りしたばかりの逸材には、さらなる引き抜きを狙うクラブが多数いるようで、あるクラブは6000万ユーロ(約74億8600万円)の移籍金を提示したとも。これはバルセロナがブラガに支払った移籍金のおよそ2倍にあたる金額だが、スペイン『スポルト』のレポートでは断ったと伝えられている。
一方『スカイ・スポーツ』によると、レスターは5000万ユーロ(約62億3700万円)の買い取り義務が付随した2年のレンタルを持ちかけている模様。バルセロナは契約解除金を5億ユーロ(約600億円)に設定していることから簡単に手放す気はそうそうないように思われるが、ブラジル代表MFアルトゥールの例もしかり、財政的に余裕がないバルセロナに付け入る隙はあるのかもしれない。

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日本人も多くプレーするイングランド女子サッカーの人気沸騰…残り6節で最多入場者数を更新、2月には歴代最多の1試合6万人超

イングランドでの女子サッカー熱はかなり高まりを見せているようだ。 FA女子スーパーリーグ(FAWSL)は、イングランドの女子サッカーの最高峰リーグ。プレミアリーグに所属するトップクラブの女子チームの多くが参戦している。 近年は日本人選手も大量にプレーしており、今シーズンはなでしこジャパンでプレーするMF長谷川唯(マンチェスター・シティ)、MF長野風花(リバプール)、FW宮澤ひなた(マンチェスター・ユナイテッド)、DF清水梨紗、MF林穂之香、FW植木理子(いずれもウェストハム)、FW浜野まいか(チェルシー)、MF籾木結花、MF宝田沙織(共にレスター・シティ)がプレーしている。 その他にもワールドクラスの選手が多くプレーするFAWSLだが、今シーズンの人気は圧倒的だという。 イギリス『BBC』によると、15日にスタンフォード・ブリッジで行われたチェルシーvsアーセナルでは、チェルシーがクラブ記録となる3万2970人を動員したとのこと。この試合により、今シーズンの総入場者数が71万7721人となった。 年々人気が高まっており、2022-23シーズンは過去最高の入場者数を記録。その数は68万9297人であり、すでに今シーズンは記録を更新することとなった。 なお、リーグ戦は残り6節、36試合あり、いかに今シーズンの集客数が飛び抜けているかが分かるだろう。 その要因の1つは男子チームが使用するスタジアムでの試合数が増加したこともあるとされ、スタジアムのキャパシティが大幅に増えたことが影響。ただ、そのキャパシティを埋めるだけの観客が集まることが熱狂を産んでいる。 2月にはアーセナルがマンチェスター・ユナイテッドをエミレーツ・スタジアムに迎えた試合で、6万160人を動員。これはFAWSL史上最高記録となっている。 2024.03.20 13:10 Wed

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