ホッフェンハイム、守護神バウマンと契約延長! ブンデス10年間で最多出場選手

2020.07.31 14:00 Fri
Getty Images
ホッフェンハイムは30日、ドイツ人GKオリバー・バウマン(30)との契約を2023年6月30日まで延長したことを発表した。

今回、ホッフェンハイムとの現行契約をさらに2年延長することに同意したバウマンは、クラブ公式サイトを通じて自身の決断を振り返っている。

「ここではクラブとファンの双方から歓迎されているように感じているんだ」
「残念なことに、現在のフットボール界においては1つのクラブにこれほど長く在籍するプレーヤーは珍しくなっている。フットボールのビジネス全体が非常に速いスピードで変化しているからね」

「そういった中、僕はここでのすべてに満足しているし、幸せを感じているんだ」
一方、ホッフェンハイムでスポーツ・ディレクターを務めるアレクサンデル・ローゼン氏は、頼れる守護神との契約更新に満足感を示している。

「オリはここに6年間在籍しているが、その間に素晴らしい成功を収めてきたクラブにおいて重要な役割を担ってくれた。そして、彼はクラブの顔の一人となっている」

「彼はリーグ屈指のゴールキーパーであり、チームにとって常に頼りになる存在だ。同様にクラブとファンの間に一体感をもたらしてくれている」

2014年にフライブルクから加入したバウマンは、以降ホッフェンハイムの絶対的な守護神に君臨。在籍6年間でブンデスリーガ198試合を含む、公式戦205試合に出場。今シ-ズンもリーグ戦30試合に出場し、クラブのヨーロッパリーグ出場権獲得に貢献していた。

また、個人としては2010年1月から2019年12月末までの10年間でブンデスリーガ通算316試合に出場しており、これは同期間におけるリーグ最多出場となっている。また、若くして台頭したドイツ人GKは29歳でブンデスリーガ通算300試合出場を達成しており、これはブンデスリーガのGK史上5人目の偉業だ。

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「後悔はない」現役引退会見の岩渕真奈、「W杯落選がフォーカスされるのが嫌だった」と引退決断の理由や日本の女子サッカーへの想いを語る「心にグッとくるものが必要」

なでしこジャパンとしても活躍し、1日に現役引退を発表していた岩渕真奈が、東京都内で現役引退会見を行った。 岩渕は14歳の2007年に日テレ・東京ヴェルディベレーザに2種登録され、翌年に正式昇格。2012年のホッフェンハイム移籍から、バイエルンでのプレーも経験し、リーグ2連覇に貢献した。 2017年にINAC神戸レオネッサで日本復帰を果たすが、2020年のアストン・ビラWFC入りで再び欧州へ。その後、アーセナル・ウィメンFC、トッテナム・ホットスパーFCウィメンでプレー。今年6月にアーセナルとの契約が満了。2010年にデビューの代表キャリアにおいても初優勝の2011年大会から3大会連続でワールドカップ(W杯)に出場中だったが、先のオーストラリア&ニュージーランド共催大会では落選。そして現役引退を決断した。 多くの惜しむ言葉に加え、共に戦った仲間や周りで見ていた人々からも多くのメッセージが寄せられた岩渕。改めて、今の心境を口にした。 「引退した今の気持ちは…今日も本当にこうやってたくさんのメディアの方々に来ていただいたり、引退するとSNSで出した時から、本当に色々な人にありがとうと言ってもらえることが多くて、(SNSに)書いた通り、サッカー人生幸せだったなと思いますし、自分のサッカー人生大好きだったなと思っていたのが、こうやって1週間ぐらい経って、もっともっと好きになったし、本当に色々な人に応援されていたんだなと。ただただ、『ありがとうございます』という気持ちです」 「寂しいという声も結構あって、自分自身も引退するとどんな気持ちなのかな、サッカーから離れるとどんな気持ちなのかなとちょっと考えた時に、寂しいだろうなとは思っていたんですけど、本当にたくさんの人に応援されてて、自分のベスト、これからサッカーをやっていってたら自分がやりたいプレーができないと感じていた時なので、そう考えた時に自分のベストなタイミングだったし、寂しくないわけではないですが、寂しい思いをさせてしまって申し訳ないなと思うものの、自分は後悔はないです」 引退決断に後悔はないと語った岩渕。突然の発表には驚きの声が多く、W杯を戦えなかったことが理由ではないかという憶測もあったが、引退を決断するには時間をかけていたと明かした。 「W杯の落選がフォーカスされがちで、それがあったからと捉えられるのが嫌で、自分で伝えたいと言ったんですが、昨シーズンは足首の手術で始まった中でアーセナルでスタートして、なかなか自分のベストでサッカーをすることができなくなっていて、出場機会が得られなくなって中で、W杯を目指してトッテナムへと移籍しました」 「それでもやっぱり今まで通り自分がやってきたサッカーができなくなっている感覚もあったし、楽しいと感じることより、色々なプレッシャー、苦しいと思うことの方が、昨シーズンを通してあった中で、少しずつ考えるようになって、最後は残念な形になってしまいましたけど、正直W杯に行けたとしても、W杯で最後かなって思っていたので、本当に昨シーズン通して考えた結果だと思います」 シーズンを通して満足いくパフォーマンスが出せないと感じていた岩渕。多くの惜しむ声は聞いたとしたが、上を目指せないことはどうしてもスパイクを脱ぐことに繋がったという。 「相談は何人かにしかしてないですが、もったいないと言われたり、昨日まで声をかけ続けてくれるチームがあったり、その中で自分の正解がなんなのかわからない時もあったんですが、自分が考えるサッカー選手のあり方として、そこは反したくないというか、色々な考えがある中で、自分はやっている最中は上を目指してやりたいってやってきていたので、そこが見えなくなってきていました」 前述の通り、日本だけでなく、ドイツ、イングランドでもプレー。クラブでもタイトルも獲得し、代表としても女子サッカー最高峰の舞台であるW杯も優勝を経験しているキャリアを振り返った。 「大好きなサッカーを好きなだけやっていただけでたくさんの人に応援してもらえて、本当に素晴らしいスタッフだったり、選手だったり、サポーターだったりと素晴らしい人たちに出会えましたし、そういう人たちと一緒に目標に向かって努力するというのは、サッカーなしでは感じられなかったです。そこは幸せだったなと思います」 また、日本女子サッカーへの思いについても語った岩渕。2011年のW杯優勝後に大きな盛り上がりを見せた中、その後は人気が一気に下降線を辿ってしまった苦い経験もある。 「女子サッカーの人気の波というのを物凄く感じていました。優勝してフォーカスされた後、本当に寂しくなったタイミングで自分は色々な責任を負えるようになってきて、プレッシャーがゼロだったわけでもないです」 「ただ、色々な人からの応援だったり、プレッシャーというものを自分自身は力に変えてこられたと思うので、それを含めて自分のサッカー人生ですし、女子サッカーは今後もっともっと発展していきたいと考えている中で、少しでも『岩渕真奈が女子サッカーをちょっと盛り上げてくれたよね』という感じになれたら嬉しいなと思います」 多くの場面で貢献してきた岩渕は、メディア、そしてサポーターに対しても感謝の気持ちを述べた。 「2011年は取材を受けたくないと言って受けなかったり、プレーを含めてワガママなサッカー人生だったなと思います。ただ、こうやって継続して応援してくれて、支えてくれて、時にはなんか嫌だなと思う記事も見かけながら、それも怒りというか、それも含めてパワーになったので、本当に感謝したいです」 「どんな時もその人たちにも色々な思いがある中で、自分が全力でやっている中で上手くいかない時期もあったんですけど、継続して応援してくれて、自分がうまくいかない時も支えてくれて、大きな存在でした。『ありがとうございました』と伝えたいです」 多くの支えを受けてキャリアを過ごしてきた岩渕。引退後は指導者ではないものの、サッカーの魅力を伝え、女子サッカーの発展に寄与したい意向を示した。 「指導者をという話をよく言われるんですが、サッカーを口で伝えるのは苦手なタイプなので、指導者というものに今自分自身がなれる自信は正直ありません」 「それでも女子サッカーの発展、成長のために何か貢献はしたいと思っているので、今度10月にスペインへ行くプロジェクトがあるんですが、アディダスさん、VISAさんと一緒に子供たちに向けて何かできる機会をもっともっと増やしていければと思います」 また、adidas「HER TEAM」プロジェクトとして、女子中学生のサッカー機会が少ないことを改善するプロジェクトにも賛同。小学生年代の全国大会がない事にも言及し、子供たちの活躍の場を増やしたいともした。 「「HER TEAM」プロジェクトに関しては、サッカーは首都圏、大きな街に強いチームがあってという中で、女子サッカーが成長してくことを考えたら、色々なところに女子サッカーチームがあるのがベストですし、色々始めるにも何を始めたら良いかわからないということをよく聞くので、adidas「HER TEAM」プロジェクトに関しては、ものすごく共感して、何か一緒にやれればと思っています」 「子供たちのサッカーで言うと、女子のU-12の全国大会が開かれていない状況なので、そこは自分が声を上げて、自分は目標があることで頑張れてきたので、小さい女の子たちにも何か1つでも目標の選択肢を与えられる活動ができたらと思っています」 また、サッカー以外の活動にも言及。一般社団法人の設立を考えているとし、「スポーツを通して人生を豊かにしてもらいたい」をテーマに取り組んでいきたいとした。 「サッカー以外に関しては、一般社団法人を設立しようと思っています。登坂絵莉(元女子レスリング)と現役テニスプレーヤーの穂積絵莉という2人の“エリ”と一緒に、「スポーツを通して人生を豊かにしてもらいたい」ということをテーマに活動しようと思っています」 「自分自身、武蔵野東小学校という私立の小学校を卒業したんですが、自閉症の子供たちのクラスがあって、小学生からそういう人たちと関わる機会があった中で、何かスポーツで豊かにしてもらいたいと考えたときに、勝ち負け以外でも色々なことで豊かにできると思っています。仲間を増やすだったり、できないことができるだったり、そういう楽しさを色々な人に知ってもらいたいので、1つ力を入れてやっていきたい活動です」 「サッカーでも、健常者のサッカー以外にも7種類のサッカーがあると知った時に、触れていない、知られていないと思ったので、何か1つでも、どんな人たちでも色々な人たちに何かしら楽しさを知ってもらえたら良いなと思って、そういう活動を今後2人でやっていきたいです」 そんな岩渕だが、小学生の時の夢はパン屋とお笑い芸人であり女優でもあるイモトアヤコさんになる事だったという。その点については「本気だった」と語り、今でも思うことはあるとした。 「結構本気の夢でした。パン屋さんは今でもパンが好きで、やれることならやりたいなと思っていますが、小麦が高いとか、毎朝大変だとかという話を聞いた今、パン屋というものは少し遠くなりました」 「自分はものすごく、イッテQ(日テレ「世界の果てまでイッテQ!」)が好きなので、イモトさんみたいに面白くて凄いと言われる人になりたいという夢は今でも持っています」 「(テレビでの活躍は)女子サッカーというものを知ってもらえる機会の1つにもなると思いますし、自分自身良い意味でやりたいことがないので、色々なチャレンジをしながら、自分自身に合うものを見つけて、やっていきたいです。人前に出るのは、皆さんのおかげでちょっと好きなので、これからも皆さんのお目にかかれれば思います」 改めて日本の女子サッカー界を選手として離れる岩渕。数々の栄光と挫折を味わった中、思いを語った。 「まずは自分というものを作ってくれたのはサッカーだと思うので、今まで関わってくれた女子サッカーを応援してくれている方に感謝したいです」 「今回残念ながらW杯を外で観る事になりましたけど、物心ついてから、初めて外から自分が出たくて、女子サッカーの大きな大会を見たときに、バスケじゃないですが、何かやっぱり心にグッとくるものがあるっていうのが、今後女子サッカーを応援してもらうのに重要かなと思います」 「2011年の優勝が物凄くフォーカスされますし、永遠に語り継がれる事だと思うので、本当に自分が選手時代、良い意味でも悪い意味でもプレッシャーが結果になっていたので、今後日本を背負う女子サッカーの選手たちには、とにかく全力で仲間とサッカーを楽しみながら、心にグッとくるってなんなのかと言われたら分からないし、もちろん結果が全ての世界ですけど、結果以上の何かを感じ取ってもらえるスポーツになることが、今後女子サッカーが発展するためには必要になると思います」 「外からしか何かを言うことはできないですけど、これから女子サッカーというものをもっともっとポピュラーなスポーツにしてもらうために、自分自身は全力で応援したいなと思っています」 その中で少女たちへの想いも口にした。 「自分がここまでサッカーをやれたのはなんでと言われたら、サッカーが大好きで、ただ楽しくボールを蹴っていたらここまで辿り着きました」 「とにかく何事も楽しんで、それがサッカー以外だったとしても継続して得られるものもあります」 「サッカーで言えば、色々な仲間と上を目指す楽しさは、これからそこまで感情的になれることはあるのかなと自分で思うので、仲間を大事にして、サッカーを楽しんで、目標を持って頑張ってもらいたいなと思います」 第二の人生を歩み出す岩渕真奈。その名前はこの先も色々なところで聞く事になるだろう。 2023.09.08 20:02 Fri

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