バルサ、J・アルバのバックアップにユーリをリストアップ! ネックは1億ユーロの違約金

2020.07.24 21:30 Fri
Getty Images
バルセロナアスレティック・ビルバオに所属するスペイン人DFユーリ・ベルチチェ(30)に関心を示しているようだ。スペイン『ムンド・デポルティボ』が報じている。

近年、スペイン代表DFジョルディ・アルバ(31)のバックアッパー探しに苦戦するバルセロナ。昨夏にはベティスからスペイン人DFジュニオル・フィルポ(23)を獲得したものの、シーズンを通して適応に苦しみ、今夏には早くも放出候補にリストアップされている。

そのため、今夏の移籍市場に向けてはパリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表DFレイヴァン・クルザワ(27)、ポルトのブラジル代表DFアレックス・テレス(27)らの獲得に動いていたが、いずれも交渉が難航していた。
そういった状況の中でクラブは、新たな候補としてアスレティックの主力の獲得に関心を示しているようだ。

バスク出身でトッテナムのアカデミー育ちのユーリは、レアル・ソシエダでの活躍をキッカケに2017年にはPSGにステップアップ。PSGでは準主力として国内3冠に貢献したものの、翌年にアカデミー時代を過ごした古巣アスレティックへ復帰。
すると、直近2シーズンは左サイドバック、ウイングバックの絶対的な主力に君臨。今シーズンはラ・リーガ33試合2ゴール2アシストの数字を残すなど、リーグ屈指の左サイドバックとして評価を高めている。

バルセロナはラ・リーガでの豊富な経験に加え、攻守両面で計算が立つユーリを評価しているが、獲得に向けてネックは1億ユーロ(約123億円)に設定されている契約解除金だ。

バスク属地主義を掲げ選手補強が地元に限られるアスレティックでは補強に高額な移籍金を支払うケースが少なく、財政面が非常に安定している。そのため、選手の放出に関して基本的に交渉のテーブルに着くことが少なく、他クラブが引き抜く場合、契約解除金を全額支払う必要が多い。

したがって、バルセロナがユーリの獲得に動く場合、現状では前述の1憶ユーロを支払うしか手段がなく、アスレティックを交渉のテーブルに座らせられるかが獲得のカギを握る。

ユーリ・ベルチチェの関連記事

アスレティック・ビルバオは25日、スペイン人DFユーリ・ベルチチェ(34)と契約を更新し、2025年までの新契約を結んだことを発表した。 同クラブのカンテラ出身のユーリは、2007年にトッテナムの下部組織に移籍するも、トップチームでは未デビューのまま、チェルトナムやバジャドリーBなどをレンタルで転々とし、2012 2024.03.25 23:05 Mon
アスレティック・ビルバオは、スペイン人DFユーリ・ベルチチェが右腓骨骨折と診断されたことを明かした。 ユーリは今シーズンのラ・リーガ最終節のレアル・マドリー戦に先発出場。しかし、後半にDFダニエル・カルバハルに右脛を強く蹴られて負傷交代していた。 当初、右足腓骨頭打撲と診断されていたが、新たな検査の結果、同 2023.06.14 13:54 Wed
アスレティック・ビルバオは5日、スペイン人DFユーリ・ベルチチェ(31)と契約を更新し、2024年までの新契約を結んだことを発表した。現行のものから2年延長した格好だ。 同クラブのカンテラ出身のユーリは、2007年にトッテナムの下部組織に移籍するも、トップチームでは未デビューのまま、チェルトナムやバジャドリーBな 2021.10.05 18:25 Tue
将来的にバスク代表の公式戦参加が認められることになるかもしれない。 スペインとフランスにまたがるバスク地方では以前からスペインからの独立を求める運動が続いており、フットボール界においても、1988年に設立されたバスクサッカー連盟の下でバスク代表として活動している。 国際サッカー連盟(FIFA)や欧州サッカー 2020.11.25 00:25 Wed
▽ビルバオは2日、パリ・サンジェルマン(PSG)のスペイン人DFユーリ・ベルチチェ(28)を獲得したことを発表した。契約は2022年6月30日まで。 ▽元々ビルバオの下部組織にいたユーリは、トッテナムのユースに移籍するものの、トップチームでの出場機会は得られずチェルトナムやレアル・ウニオンでプレー。その後、201 2018.07.02 20:48 Mon

バルセロナの関連記事

【ヴィッセル神戸20周年チャリティーマッチ】ヴィッセル神戸 1-3 バルセロナ(7月27日/ノエビアスタジアム神戸) [速報]ヴィッセル神戸が同点に追いつく!!/キーパーが弾いたボールを広瀬陸斗が拾い宮代大聖がゴール!\30周年記念チャリティーマッチヴィッセル神戸 vs FCバルセロナ解説:槙野智章 乾貴士ABE 2025.07.28 06:00 Mon
バルセロナは25日、中止としていたヴィッセル神戸との30周年記念チャリティーマッチ「FRIENDLY MATCH」の『ヴィッセル神戸 vs FC バルセロナ』が開催されることを発表した。 今月27日に予定されていた一戦は、同月24日、『プロモーターによる重大な契約違反』があったとしてバルセロナが公式サイト上で日本 2025.07.25 19:00 Fri
FCバルセロナは24日、27日に開催予定のヴィッセル神戸との試合を中止することを発表した。注目を集めた一戦がまさかの形で中止となると、ファンの間で落胆の声が広がっている。 神戸は7月27日、30周年記念チャリティーマッチ「FRIENDLY MATCH」の『ヴィッセル神戸 vs FC バルセロナ』が予定されていた。 2025.07.24 13:06 Thu
バルセロナのジョアン・ラポルタ会長がハンジ・フリック監督の契約延長に改めて言及した。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えた。 15日、ラ・リーガ第36節が行われ、バルセロナはアウェイでエスパニョールと対戦。同じ街のライバルであるエスパニョールとのダービーでは勝てばリーグ優勝が決まる中、前半はゴールレスに。それで 2025.05.16 20:20 Fri
バルセロナのスペイン代表MFフェルミン・ロペスが、リーグ制覇を喜んだ。 15日、ラ・リーガ第36節が行われ、バルセロナはアウェイでエスパニョールと対戦した。 同じ街のライバルであるエスパニョールとの対戦。勝てばリーグ優勝が決まる中、前半はゴールレスに。それでも後半に入ると、53分にヤマルが先制ゴール。後半ア 2025.05.16 15:25 Fri

記事をさがす

ユーリ・ベルチチェの人気記事ランキング

1

バスク代表が今後、公式戦参加? 選手市場価値は欧州17位

将来的にバスク代表の公式戦参加が認められることになるかもしれない。 スペインとフランスにまたがるバスク地方では以前からスペインからの独立を求める運動が続いており、フットボール界においても、1988年に設立されたバスクサッカー連盟の下でバスク代表として活動している。 国際サッカー連盟(FIFA)や欧州サッカー連盟(UEFA)への加盟が認められていないため、公式戦に参加することはできないが、今月のインターナショナルマッチウィークにはコスタリカ代表と非公式のトレーニングマッチを行い、2-1で勝利を収めている。 そのバスク代表は2018年12月にFIFAとUEFA加盟を目指していたが、スペインサッカー連盟(RFEF)が強硬に拒否したことで、このタイミングでの加盟は実現しなかった。 しかし、バスクサッカー連盟のルイス・マリ・エルストンド会長は中長期的に公式戦への参加が認められる可能性があると考えている。スペイン『マルカ』が伝えている。 エルストンド会長は先日にバスクのスポーツチームの国際大会への参加に向け、スペイン中央政府とバスク政府の間で予備的な合意があったとの注目の発言を行っていた。 しかし、今回のインタビューでは「自分の表現が悪かった」とその発言を訂正。ただ、「中長期的には別のチームとして受け入れられる可能性がある」と、バスク代表の公式戦出場に向けて楽観的な態度を示している。 また、FIFAとUEFA加盟に向けて最大の障壁となるRFEFのネガティブな反応に関しても、両政府による交渉が進んでいることを理由に、「正式なステータスにどれだけ近づいているかはわからない。だが、我々は近づいている」と同じく楽観的な姿勢を貫いている。 なお、ドイツ『transfermarkt』が伝えるところによれば、現時点でバスク代表のUEFA加盟が認められた場合、代表招集資格がある選手の市場価値はUEFA内で17位にランクインすることになり、スイス代表(現17位)やウェールズ代表(18位)よりも上に入るという。 さらに、現在スペイン代表で活躍するFWミケル・オヤルサバルやMFアンデル・エレーラが加わった場合、代表チームとしての市場価値はさらに上がるという。 ちなみに『transfermarkt』が現時点で選出したバスク代表のスタメン候補は以下の通り。 GK ウナイ・シモン(アスレティック・ビルバオ) DF セサル・アスピリクエタ(チェルシー/イングランド) ジェライ・アルバレス(アスレティック・ビルバオ) イニゴ・マルティネス(アスレティック・ビルバオ) ユーリ・ベルチチェ(アスレティック・ビルバオ) MF アンデル・エレーラ(パリ・サンジェルマン/フランス) イゴール・スベルディア(レアル・ソシエダ) ミケル・メリノ(レアル・ソシエダ) FW イケル・ムニアイン(アスレティック・ビルバオ) イニャキ・ウィリアムズ(アスレティック・ビルバオ) ミケル・オヤルサバル(レアル・ソシエダ) 2020.11.25 00:25 Wed
2

ディ・マリア&パストーレが招集外! PSGがセルティック戦の招集メンバー20名を発表!!《CL》

▽パリ・サンジェルマン(PSG)は11日、翌日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)グループB第1節のセルティック戦に向けた招集メンバー20名を発表した。 ▽PSGを率いるウナイ・エメリ監督は、今回の一戦に向けて新加入のFWネイマールやFWキリアン・ムバッペに加え、FWエディンソン・カバーニやMFマルコ・ヴェッラッティ、DFチアゴ・シウバなど主力を順当に選出。 ▽その一方で、インターナショナルウィークに負傷したFWアンヘル・ディ・マリアとMFパストーレが欠場となる。今回発表されたメンバーは以下の通り。 ◆パリ・サンジェルマン招集メンバー <span style="font-weight:700;">GK</span> <span style="font-weight:700;">ケビン・トラップ</span> <span style="font-weight:700;">アルフォンス・アレオラ</span> <span style="font-weight:700;">レミ・デシャン</span> <span style="font-weight:700;">DF</span> <span style="font-weight:700;">ユーリ・ベルチチェ</span> <span style="font-weight:700;">ダニエウ・アウベス</span> <span style="font-weight:700;">プレスネル・キンペンベ</span> <span style="font-weight:700;">レイヴァン・クルザワ</span> <span style="font-weight:700;">トマス・ムニエ</span> <span style="font-weight:700;">マルキーニョス</span> <span style="font-weight:700;">チアゴ・シウバ</span> <span style="font-weight:700;">MF</span> <span style="font-weight:700;">ユリアン・ドラクスラー</span> <span style="font-weight:700;">ジオバニ・ロ・セルソ</span> <span style="font-weight:700;">クリストファー・エンクンク</span> <span style="font-weight:700;">アドリアン・ラビオ</span> <span style="font-weight:700;">チアゴ・モッタ</span> <span style="font-weight:700;">マルコ・ヴェッラッティ</span> <span style="font-weight:700;">FW</span> <span style="font-weight:700;">エディンソン・カバーニ</span> <span style="font-weight:700;">ルーカス・モウラ</span> <span style="font-weight:700;">キリアン・ムバッペ</span> <span style="font-weight:700;">ネイマール</span> 2017.09.12 02:25 Tue

バルセロナの人気記事ランキング

1

イニエスタ氏に指導者転身の動き ドバイでコーチライセンス講習に

元スペイン代表のアンドレス・イニエスタ氏に指導者転身の動きだ。 今月8日にバルセロナで始まり、ヴィッセル神戸、エミレーツ・クラブ、そしてスペイン代表で彩った現役キャリアに別れを告げたイニエスタ氏。それから1週間が経ったばかりだが、早くも次のキャリアに歩みを進めるという。 スペイン『マルカ』によると、イニエスタ氏はアジアサッカー連盟(AFC)が進めるAFCのB級ライセンス取得のため、12日からドバイで講習に参加。アジアの有名な元選手たちとともに、3カ月間のプログラムに励むようだ。 学んでいく内容はトレーニングのトレンドをはじめ、攻守のプレー原則と方法や、個人および、集団のチーム戦術、ゲームメソッドの構築とさまざま。試合分析や、回復プロセス、栄養学なども学びのテーマとなる模様だ。 現時点でこれといって将来を決めているわけでなく、家族との時間やフットボール以外のビジネスにも取り組む見通しというイニエスタ氏だが、指導者の第一歩を踏み出している。 2024.10.15 23:17 Tue
2

「ほぼ準備はできていた」バルサFWハフィーニャはイタリア代表だった人生も? 現在はブラジル代表で主軸に「幸運だった」

バルセロナのブラジル代表FWハフィーニャが、イタリア代表としてプレーしていたキャリアがあったことを明かした。 ポルトガルのヴィトーリア・ギマランイスでプロキャリアをスタートさせたハフィーニャはスポルティングCP、スタッド・レンヌ、リーズ・ユナイテッドでプレー。2022年7月にバルセロナへと完全移籍で加入した。 今シーズンはラ・リーガで32試合に出場し16ゴール11アシストを記録。チャンピオンズリーグ(CL)でも13試合で12ゴール9アシストを記録しており、公式戦52試合で31ゴール25アシストと50ゴール以上に絡む活躍を見せている。 バルセロナは3冠の可能性も残っている中で、バロンドール受賞に最も近いとされるハフィーニャだが、ジャーナリストであるイサベラ・パリアリさんのYouTubeに出演。意外な事実を明かし、イタリア代表としてプレーしていた可能性を語った。 「イタリア代表への招集を受け入れるところだった。ほぼ準備はできていた。でもパスポートが届かなかったので、幸運だった」 「イタリア代表から電話があった。ジョルジーニョ(アーセナル)は、いつだって電話をくれた。イタリアのスタッフが僕のために素晴らしいプロジェクトを用意してくれていて、本当に感銘を受けた」 「でも同時に、心の奥底ではブラジル代表のユニフォームを着られるという1%の希望がまだ残っていた。そして幸運なことに、イタリアのパスポートが間に合わなかったんだ」 ハフィーニャはブラジルとイタリアの2つの国籍を保有。父親もブラジル人でありながら、イタリアのパスポートを持っていた。 アーセナルのMFジョルジーニョやウェストハムのDFエメルソン・パルミエリのように、ブラジル人ながらイタリア代表でプレーする可能性も十分にあったが、手続の問題でなれずにいた。 その後リーズでの活躍が認められ、2021年10月にブラジル代表デビュー。イタリア代表を逃してから1年後に心の底にあった夢を叶え、現在では主軸としてプレーしている。 2025.05.05 23:05 Mon
3

コパ決勝クラシコで2アシスト、優勝に貢献したヤマルはマドリーに「今季彼らは僕らに勝てない」と豪語

バルセロナのスペイン代表FWラミン・ヤマルがレアル・マドリーに対して豪語した。 ヤマルは26日に行われたコパ・デル・レイ決勝マドリー戦で先制点と2点目をアシスト。延長戦の末3-2で勝利したチームの優勝に大きく貢献していた。 コパ・デル・レイ決勝での勝利により今季のクラシコの戦績はバルセロナの3戦3勝となった中、ヤマルは試合後のインタビューで「例え1点決められても、2点決められても関係なかった。今季彼らは僕らに勝てない。それが証明された」と豪語。 優勝決定後には派手なサングラスを着用してお茶らけていたヤマル。17歳の言動が来月11日に行われるラ・リーガでの今季最後となるエル・クラシコにどのような影響を与えるだろうか。 2025.04.27 13:00 Sun
4

浦和がバルサ、リバプールと並ぶ!! 『世界の熱狂的なサポーター5選』に浦和サポーターが選出!

▽世界各国のフットボールシーンにおいて、熱狂的なサポーターを抱えることで知られるクラブがいくつかある。日本を代表する熱狂的なサポーターと言えば、浦和レッズサポーターだが、『Fox Sports』が選ぶ『世界の熱狂的なサポーター5選』に見事選ばれた。 ▽浦和が選ばれた『世界の熱狂的なサポーター5選』には、リーベル・プレート(アルゼンチン)、ガラタサライ(トルコ)、リバプール(イングランド)、バルセロナ(スペイン)が入っており、浦和サポーターは世界でも“熱狂的”なファンで知られるクラブと肩を並べることとなった。 ▽浦和については「Jリーグの20シーズン中、14シーズンで最高の平均入場者数を誇り、サポーターが作る最高のコレオグラフィーがある」と紹介。「次東京に行く際は、埼玉スタジアムでの試合を観て欲しい」と、観戦を勧めている。以下、4クラブのサポーターの特徴を紹介。 ◆リーベル・プレート(アルゼンチン) ▽リーベル・プレートは、アルゼンチンで最もサポーターが多いクラブの1つで、ボカ・ジュニアーズとの激しいライバル関係は有名だ。ロス・ミジョナリオス(億万長者)の愛称でも知られ、ボカ・ジュニアーズとのダービーは、死人が出るほどの激しい試合になるとも言われている。 ◆ガラタサライ(トルコ) ▽ガラタサライは、ファンの大声援が地響きを起こすとも称されるほど。悪名高い「Wellcome to Hell(地獄へようこそ)」というバナーは広く知られている。1993年のマンチェスター・ユナイテッド戦、2001年のパリ・サンジェルマン戦ではサポーターが衝突し、まさに“地獄”となってしまった。 ◆リバプール(イングランド) ▽サポーターを「12人目の男」と考えるリバプール。「You'll Never Walk Alone」の大合唱は有名であり、スタジアムが素晴らしい雰囲気で包まれる。2005年のチャンピオンズリーグ決勝のミラン戦では、ビハインドで迎える後半にサポーターの大声援が選手の背中を後押しし、逆転での優勝に繋がったとも。 ◆バルセロナ(スペイン) ▽かつては「ソシオ」がチームを支えるほど、サポーターとの関係が重要視されているバルセロナ。近年、胸スポンサーを入れるようになったが、それまではサポーターの会員費と入場料収入でクラブは運営されていた。かつて、レアル・マドリーへ禁断の移籍をしたルイス・フィーゴが凱旋した時には、豚の頭が投げ込まれるほど熱狂的だ。 2017.10.12 22:45 Thu

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly