MLSが約4カ月ぶりに再開! 開幕戦ではオーランド主将FWナニが1G1Aの躍動!

2020.07.09 14:40 Thu
Getty Images
メジャーリーグ・サッカー(MLS)が現地時間8日に122日ぶりの再開に漕ぎ着けた。
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今年3月1日に開幕を迎えたMLSだが、新型コロナウイルスの影響によって第2節を消化した3月12日から長期の中断に入っている。その後、通常通りのシーズン消化が困難と判断したMLSは、オールスターゲームを含む3つのカップ戦の開催中止と共に、7月8日からフロリダ州のオーランドにあるウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートに全26チーム(25チームに)を集結させ、6つのグループに組み分けした無観客でのサマートーナメントを開催することを決定した。
『MLS is Back Tournament』と冠された今回のトーナメント開催に向けては全所属選手、スタッフに対する再三に渡るPCR検査、厳正なプロトコルに則り、細心の注意を払った中で再開に漕ぎ着けたが、選手とスタッフ11名に陽性反応が確認されたFCダラスの不参加、健康上のリスクを懸念する一部選手の不参加が発表されるなど、多くの課題も表面化していた。

それでも、8日に行われたトーナメント初戦のオーランド・シティvsインテル・マイアミは白熱の一戦に。
ゴールレスで折り返した中、後半立ち上がりの47分にインテル・マイアミが右サイドでの見事な連係から最後はコロンビア人FWフアン・アグデロが記念すべき最初のゴールを奪取。

しかし、ここから反撃に転じたオーランドではキャプテンを務める元ポルトガル代表FWナニが魅せる。まずは70分、左サイドをドリブルで突破してからの正確なクロスでアメリカ人FWクリス・ミューラーの同点ゴールをお膳立て。さらに、10分が加えられた後半アディショナルタイムの97分にはゴール前の混戦から冷静にゴールへ流し込み、劇的な逆転ゴールを奪い、2-1の勝利に大きく貢献した。

なお、同試合前にはジョージ・フロイドさんの死去を受けて、抗議活動が盛んとなっている人種差別撲滅キャンペーンの一環で、100人以上の黒人プレーヤーが同じブラックカラーのTシャツに袖を通してピッチ上に集結し、改めて人種差別撲滅を訴えた。

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