吉田フル出場のサンプ、レッチェとの残留争いをPK2本で制す《セリエA》

2020.07.02 06:56 Thu
Getty Images
サンプドリアは1日、セリエA第29節でレッチェとのアウェイ戦に臨み、2-1で競り勝った。サンプドリアのDF吉田麻也はフル出場している。

16位サンプドリア(勝ち点26)と18位レッチェ(勝ち点25)による残留争い。前節ボローニャ戦では4試合ぶりに先発を外れた中、味方の負傷により途中出場した吉田は4バックの右センターバックで先発となった。

開始7分にパスに決定的なヘディングシュートを浴びたサンプドリアは、このピンチをGKアウデーロが防ぐと、その後は一進一退の攻防が続く。
膠着状態が続いた中、サンプドリアは38分にPKを獲得する。ヤンクトがボックス内でタフツィディスに倒された。このPKをガストン・ラミレスが決め、サンプドリアが先制した。

ハーフタイムにかけては守勢に回ったサンプドリアが1点をリードして前半を終えた。しかし迎えた後半開始3分、ボックス内でトールスビーがサポナーラを倒したとしてPKを献上する。
このPKをマンコースに決められたサンプドリアが重心を上げたことで、後半は一進一退の攻防が続く。

すると73分、サンプドリアが再びPKを獲得する。デパオリが鋭い反転から前を向きボックス内でパスに倒された。このPKを再びガストン・ラミレスが決めてサンプドリアが勝ち越しに成功。これが決勝点となってサンプドリアが競り勝ち、残留に近づいている。

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