鎌田先制点アシストのフランクフルトが10人のシャルケに逃げ切り勝利!《ブンデスリーガ》

2020.06.18 03:24 Thu
Getty Images
フランクフルトは17日、ブンデスリーガ第32節でシャルケをホームに迎え、2-1で逃げ切った。フランクフルトのMF鎌田大地とMF長谷部誠はフル出場している。

前節は10人となったヘルタ・ベルリン相手に鎌田の逆転弾アシストなどで勝利した10位フランクフルト(勝ち点38)は、鎌田と長谷部が共に先発となった。

13戦勝利のない9位シャルケ(勝ち点39)に対し、長谷部が[3-6-1]の3バックの中央で、鎌田が1トップのアンドレ・シウバの後方でスタートとなった。
立ち上がりから押し込む展開としたフランクフルトは16分に鎌田にチャンス。ボックス左でルーズボールを拾い、DFを外してシュートに持ち込んだが、枠を捉えきれなかった。続く18分、22分と鎌田が立て続けにミドルシュートを打つが、ゴールを割るには至らない。

それでも28分に先制する。ロングカウンターに転じ、コスティッチのパスを受けた左サイドの鎌田がラストパス。これを受けたアンドレ・シウバが冷静にDFを外し、GKとの一対一を制した。
先制後も主導権を握ったフランクフルトは40分、CKから鎌田がシュートに持ち込むも枠を捉えきれず、1点のリードで前半を終えた。

迎えた後半、開始5分にフランクフルトが加点する。右サイドからのコスティッチのFKからファーサイドのアブラアムがヘッドで押し込んだ。

リードを広げたフランクフルトだったが、59分に1点を返される。右サイドからのFKをマッケニーにヘディングで決められた。

1点差に詰め寄られたフランクフルトは68分、鎌田に決定機。ダ・コスタの右クロスを受けた鎌田がゴール至近距離からシュートに持ち込むも枠を捉えられない。

終盤にかけて長谷部をボランチに上げたフランクフルトは75分にピンチ。しかし、グレゴリッチュの枠内シュートはゴールライン上に戻っていたアブラアムが好クリアで凌いだ。

そして78分、長谷部がボズドアンに2枚目のイエローカードを出させ、フランクフルトは数的優位となった。このまま逃げ切ったフランクフルトが2連勝としている。

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