大ケガを乗り越えたキエッリーニが現役続行の意思を示す「ユーロ2020に出場できるよう願っている」

2020.06.15 19:30 Mon
twitterfacebookhatenalinegplus
photo
Getty Images
ユベントスに所属するイタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニ(35)は、自身のキャリアやプロとしての心構え、そして今後のキャリアについて語っている。

キエッリーニは昨年8月、トレーニング中に右ヒザ前十字じん帯を損傷し約6カ月にわたって離脱。現在は戦列に復帰しているが、キャリア終盤での大ケガということもあり、引退が囁かれることもあった。

しかし、キエッリーニは様々な経験を積んだからこそ、大ケガも乗り越えることができたと、イタリアでテレビの司会者などを務めているマルティナ・コロンバーリ氏とのインスタグラムのライブ配信で語った。

「10年前に起こっていたら、平穏な精神ではいられなかっただろう」

「35歳になった今、全ての経験があるので、これは通過点であることを認識し、復帰するためのエネルギーに変えることができる」

「僕は自身のメンタルを全体的に改善した。若い頃は怒ることでたくさんのエネルギーを消費していた。僕は恵まれた人生を送っている。だから上手くいかない時期には苛立つのではなく、幸せであることを思い出す」

そんなキエッリーニは、経営学の修士号を取得するほどのインテリプレーヤーでもある。その秘訣は時間があったからだとし、地に足をつけてプレーすることが、長くプロ生活を送る秘訣であると明かした。

「19歳の時、セリエBでプレーしていたので勉強することができなかった。自由時間があったとき、なぜプレイステーションをやるのだろうか?と思っていた。計画的に学んだおかげで、僕は別のことをし、なんとか3年の学位を4年で終えることができた」

「17歳でとても強いプレッシャーがかかっている人がいる。彼らのキャリアを台無しにするほど、多くの期待がかかることがある。ユベントス、インテル、ミランでトライアルを行えたことに感謝しているけど、リボルノは僕を残すことを強く要求していた。なぜなら、僕が普通の青年期を迎えることを意味するからだ」

「僕の見解では、プロのサッカー選手になることは2つの本当に難しいことがある。1つは地に足をつけ、もう1つは孤独に耐えることだ。それらの暗い部分が現れるので、内面に精神的な強さが必要だ。ビジネスの観点でより独りよがりになる時、家族も助けてくれる。家に帰って、普通の世界に連れ戻してもらえる」

キャリアの終わりも見え始めたキエッリーニは、ユベントスと契約延長合意に達したという報道も出ている。しかし、現時点で公式発表はまだなく、今シーズンいっぱいでユベントスとの契約が満了を迎える。

キエッリーニ本人は、まだ引退は考えていないと口にしており、来るユーロ2020を見据えて現役を続行する意思があるようだ。

「もう1年プレーして、それから自分の調子や足の状態を見ようと思う。来年の夏に引退するかもしれないし、その後にもう1シーズンプレーするかもしれない」

「僕はフットボール界に居続けたいと思っているよ。恐らくは、フロントよりも監督などを目指すことになるだろう。でも、人生は解らないものだ」

「延期したユーロ2020に出場できるよう願っているし、才能豊かな若い選手たちの面倒を見ることもできるだろう。そうやって循環していくんだ」

コメント
関連ニュース
thumb

ユーベがアルトゥールの初ゴールなどでボローニャ撃破! 冨安はCB&SBで奮闘《セリエA》

セリエA第19節、ユベントスvsボローニャが24日にユベントス・スタジアムで行われ、ホームのユベントスが2-0で勝利した。なお、ボローニャのDF冨安健洋はフル出場した。 前節、インテルとのデルビーディ・イタリアに完敗した6位のユベントス(勝ち点33)だが、20日に行われたスーペル・コッパではナポリに競り勝ちピルロ体制での初のタイトルを獲得。その勢いにのって勝利を目指す前半戦ラストゲームではキエーザに代えてベルナルデスキを起用した以外、同じメンバーを継続した。 一方、12位のボローニャ(勝ち点20)は前節ヴェローナ戦をウノゼロの勝利で9戦ぶりの白星とした。絶対王者相手に連勝を狙う一戦では冨安が引き続きセンターバックでスタメンを飾った。 立ち上がりからホームのユベントスが押し込む入りを見せ、ボックス内に侵入したクアドラードが相手と交錯して倒れ込むが、ここはノーファウルの判定で早々のPK獲得とはならず。 その後はボローニャもオルソリーニ、バロウの個人技を生かして反撃に転じ、フィニッシュの形を作り出す。14分にはソリアーノがボックス左に抜け出してシュートチャンスも、ここはシュートを逡巡して味方に繋いだ結果、相手守備に対応される。 すると、この流れからカウンターに転じたユベントスはボックス手前でクリスティアーノ・ロナウドからパスを受けたアルトゥールが右足を振り抜く。すると、グラウンダーのシュートが相手DFにディフレクトして大きくコースが変わってゴール右隅に決まった。 アルトゥールのやや幸運な形でのセリエA初ゴールで均衡が破れた試合はここからよりオープンな展開に。互いに鋭いカウンターから決定機を作り合う。28分にはマッケニーのパスに抜け出したC・ロナウド、ベルナルデスキとボックス内で続けて決定的なシュートを放つが、ここはGKスコルプスキの圧巻の反応に阻まれる。さらに、32分にはクアドラードが豪快な中央突破からそのままボックス内に持ち込んで右足を振り抜くが、これは大きく精度を欠いた。 一方、惜しい形まで持っていくものの、フィニッシュまで持ち込めない状況が続いたボローニャだが、40分にはボックス内でオルソリーニが潰れたこぼれ球をソリアーノが狙いすました右足のミドルシュートで狙うが、これは枠の右に。さらに、オルソリーニが潰された場面に関してVARのレビューが入るも、ここはノーファウルの判定となった。 1点ビハインドで試合を折り返したボローニャはハーフタイム明けに2枚替えを敢行。デ・シルベストリとヴィニャートを下げてスマオロとサンソーネを投入。この交代により、スマオロが左センターバックに入り、冨安は右サイドバックにポジションを移した。 この交代とハーフタイムの指揮官からの激しい檄もあってアグレッシブな入りを見せ、いきなり相手ゴールに迫る。48分、右サイドから入れたクロスに対して自ゴール方向を向いて対応したDFクアドラードのヘディングのクリアがドンピシャのシュートの形となるが、GKシュチェスニーが驚異的な反応で何とかはじき出す。 さらに、直後の49分にもバロウが鋭い仕掛けからボックス左に持ち込んでニア下を狙ったシュートを放つが、これはGKシュチェスニーの好守に遭う。その後も中盤でのデュエルをことごとく制して攻勢を続けるアウェイチームはオルソリーニ、サンソーネとボックス付近で際どいシュートを浴びせかけるが、同点ゴールまであと一歩という状況が続く。 一方、後半に入って完全に守勢に回ったユベントスだが、61分にはロングカウンターから右サイドのスペースに飛び出したクアドラードがそのままボックス内まで持ち込んでニアを狙った強烈なシュートでGKスコルプスキのセーブを強いる。すると、このカウンターをキッカケに徐々に試合を落ち着けることに成功した。 その後、69分にベルナルデスキを下げてモラタを投入し、クルゼフスキを中盤に下げて、モラタを2トップの一角に配置したユベントスはセットプレーからゴールをこじ開ける。71分、クアドラードの右CKをニアに走り込んだマッケニーが頭で合わせた。 苦しみながらも2点目を奪い切ったユベントスは直後の74分にもボックス左でC・ロナウドが上げたクロスをゴール前でフリーのマッケニーがボレーで合わすが、これは相手GKの好守に遭う。3点目を奪って試合を殺し切れなかった中、78分にはボヌッチ、アルトゥール、クルゼフスキを下げてデ・リフト、ラビオ、ラムジーを投入し、試合を締めにかかった。 その後、試合の主導権を完全に取り戻したホームチームはC・ロナウドが2度の決定機をGKスコルプスキのファインセーブで防がれたものの、このまま2点差を最後まで維持して2-0の勝利。善戦ボローニャを相手に勝負強い戦いぶりで勝ち切ってデルビー惨敗のショックを完全に払しょくした。 2021.01.24 22:32 Sun
twitterfacebook
thumb

ユーベ期待の若手フラボッタが決めた、可能性を感じさせるセリエA初アシスト【ベスト・アシスト】

サッカーのプレーの中で最も目を惹くのはやはりゴールだろう。しかし、時には得点者だけではなく、そのゴールをお膳立てしたラストパスが脚光を浴びるべき場合もある。今回の企画『Best Assist』(最高のアシスト)では、これまでに生まれた素晴らしいアシストを紹介していく。 今回はユベントスのU-21イタリア代表DFジャンルカ・フラボッタが記録したアシストだ。 <div id="cws_ad">◆フラボッタのセリエA初アシスト<br/> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJ3UDFWV2RGbCIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script></div> ボローニャの下部組織で育ったフラボッタは、2019年にユベントスのU-23チームに入団。今シーズンからはファーストチームに昇格している期待の若手DFだ。 徐々にファーストチームでも出場機会を得始めているフラボッタだが、2021年1月10日に行われたセリエA第17節のサッスオーロ戦では、見事なセリエA初アシストを決めている。 1-1と同点で迎えた82分、ブロックを作って守るサッスオーロに対して、ユベントスがファイナルサードでパスを回す。すると、MFアドリアン・ラビオのパスをフラボッタがボックス左で受け、ダイレクトでゴール前にグラウンダーのパスを送る。相手DFとGKの間の絶妙のコースに通したパスはファーポストで待つMFアーロン・ラムジーにピンポイントで渡ると、ラムジーがしっかりとシュートを決め、見事な勝ち越しゴールとなった。 終盤に勝ち越すことに成功したユベントスは、終了間際にも追加点を決め、3-1で勝利している。 2021.01.24 10:00 Sun
twitterfacebook
thumb

「これこそ彼が史上最高たる所以」キャリア通算760ゴール達成のC・ロナウド、17歳で決めたキレキレのプロ初ゴールに再脚光

世界記録を更新したユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(35)だが、その中の1ゴールに再び脚光が集まっている。 20日に行われたスーペル・コッパのナポリ戦でゴールを決め、キャリア通算760ゴールを達成したC・ロナウドは、スラビア・プラハなどで活躍したオーストリア人FWヨーゼフ・ビカン氏の759得点を抜き、世界記録を更新したと報じられている。 公式戦ゴールというなんとも曖昧な記録は、現在と過去で基準が異なり、ビカン氏は800ゴール以上を決めているという記録もある。また、先日は1つのクラブでの最多ゴール記録を更新したバルセロナのアルゼンチンFWリオネル・メッシに対し、記録を抜かれたペレ氏が所属したサントスが公式戦と親善試合を分けることに異論を投げかけていた。 そんな中、脚光を浴びているのがC・ロナウドの1ゴール目。プロキャリア初ゴールだ。 C・ロナウドは、スポルティング・リスボン時代の2002年10月7日に行われたプリメイラ・リーガ第6節のモレイレンセ戦で初ゴールを記録。まだ17歳の頃のことだ。 当時のC・ロナウドは、一つ下のカテゴリーであるBチームでもたった2試合しかプレーしていなかったが、当時の監督であるラースロー・ベレニ氏の抜擢を受けると、モレイレンセ戦で初先発を飾る。 そして34分、カウンターのチャンスからC・ロナウドがボールを持つと、得意のシザースで対峙したDFをかわして中央突破。ボックス内に侵入し、GKとの1対1を制した。 この試合のC・ロナウドは試合終了間際にも追加点を奪い、2ゴールを記録。それから18年以上が経った今もトップレベルでの活躍を続け、積み上げたゴールの数は760にもなった。 『B/R Football』は「クリスティアーノ・ロナウドが決めた760ゴールの最初のもの」としてこのゴールを再び取り上げており、ファンからも「これこそ彼が史上最高たる所以」「ベストプレイヤーだ」とC・ロナウドを称賛する声が相次いでいる。 史上最多得点記録には、前述の通りメディアやデータでバラつきがあり、一部では論争も起きているが、C・ロナウドが積み上げた760ゴールという記録は、偉大としか言いようがない。 <div id="cws_ad">◆ドリブラー時代の17歳C・ロナウドが見せたキレッキレのシザース&初ゴール<blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">A 17-year-old Cristiano Ronaldo scores the first of his record-breaking 760 goals <br><br>(via <a href="https://twitter.com/Sporting_CP?ref_src=twsrc%5Etfw">@Sporting_CP</a>)<a href="https://t.co/mAOAi6GPgS">pic.twitter.com/mAOAi6GPgS</a></p>&mdash; B/R Football (@brfootball) <a href="https://twitter.com/brfootball/status/1352227854659047425?ref_src=twsrc%5Etfw">January 21, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></div> 2021.01.23 16:15 Sat
twitterfacebook
thumb

ユベントスにニュージーランド代表DFが移籍か…今季シント=トロイデン加入

ユベントスが、シント=トロイデンに所属するニュージーランド代表DFリベラト・カカーチェ(20)に近づいているようだ。イタリア『スカイ』が報じている。 同選手はニュージーランドのウェリントン・フェニックスから昨夏にシント=トロイデンに移籍した左サイドバックの選手。今季はジュピラー・プロ・リーグ16試合で2アシストを記録している。また、2018年に代表デビューしており、ここまで3キャップを持つ。 伝えられるところによると、ユベントスは500万ユーロ(約6億3000万円)から600万ユーロ(約7億5600万円)の移籍金で獲得に近づいているようで、最初はセリエCに所属するU-23チームで経験を積ませる意向だという。 イタリア人の父を持つカカーチェはイタリアのパスポートも所有しており、非EU選手枠の問題には引っかからないメリットもあるようだ。なお、父親はナポリ出身で、自身もまたナポリファンとのことだ。 2021.01.22 19:35 Fri
twitterfacebook
thumb

ローマ、ユベントスとの争奪戦を制し、アメリカの逸材SBブライアン・レイノルズ獲得へ

ローマが、MLSのFCダラスに所属するU-23アメリカ代表DFブライアン・レイノルズ(19)の獲得に迫っているようだ。 各世代のアメリカ代表に名を連ね、現在は飛び級でU-23アメリカ代表にも選ばれている逸材レイノルズ。右サイドバックを主戦場とする選手で、昨季のMLSでは17試合で4アシストを記録した。 同選手にはローマの他、ユベントスも関心を示していたようだが、非EU選手枠が空いていないため、同時にベネヴェントへのレンタルを画策していた。そのため交渉に遅れが生じ、ローマがその隙に獲得レースを制したようだ。 イタリア『イル・テンポ』によると、ローマは700万ユーロ(約8億8200万円)の買い取り義務が付いたレンタル移籍でダラスと合意。また、選手個人とは、セリエAでの迅速なプレー機会を約束するとともに、年俸80万ユーロ(約1億円)の5年契約を結ぶ見込みとのことだ。 同選手の争奪戦に関しては、イタリア『GOAL』もユベントスがこれ以上の入金はないと推測している。 2021.01.22 16:40 Fri
twitterfacebook



NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly