ヴェンゲル、無観客試合で開催のプレミアリーグに苦言「スモールクラブが大きなハンデを負うことになる」

2020.06.09 22:30 Tue
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かつてアーセナルを率いていたアーセン・ヴェンゲル氏が無観客試合で再開するプレミアリーグに警鐘を鳴らしている。イギリス『ミラー』が伝えた。
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先月16日、欧州のトップリーグで一早くブンデスリーガが再開した。無観客試合をどうにか盛り上げようと試行錯誤するクラブもあったが、多くの選手が試合後のインタビューで違和感を口にしている。一方、ドイツに続く形でプレミアリーグも、今月17日から無観客試合での再開に踏み切った。これに関してヴェンゲル氏は、プレミアリーグが他のリーグよりもサポーターの声援や、ゲームへの反応が選手のメンタルに大きく影響を与えることを主張し、無観客の危険性を指摘。下位チームがジャイアントキリングを起こす可能性が小さくなってしまうとイギリス『アスレチック』に述べた。
「イングランドを特別なリーグたらしめているのは、ファンの試合に対するリアクションだ」

「ピッチ上で起きていることにファンがどう反応するかという点では世界一の国だ。だからこそ、彼らが居なければ最もハンディキャップのある大会となってしまう」
「ファンのいないサッカーは本物ではないと気づくことになる。サッカーの試合には2つの側面がある。スタジアムの選手およびファン、そしてテレビの前のファンだ。ファンが家で見ることしか出来ないということは、その1つの側面を壊してしまうということだ」

「スペクタクルな試合を演出するのが選手だけになってしまった時、我々は初めて失った側面の大きさ気づくのだ」

「試合自体について私が最初に思ったことは、ファンの少ない下位チームが上位チームよりも大きなハンディキャップを抱えていることだ」

「例えばドイツでは、下位チームが上位のチームをホームに迎えた試合で、緊張感や信念、ピッチ外からのモチベーションといった要素が欠落していた」

「クラブのモチベーションだけでは、強敵と戦うには不十分なのだ。ビッグクラブほどクオリティーは高い。だからこそ、その差を埋める手段として、ファンの迫力ある応援が試合には欠かせない。それがレフェリーや、相手チームにも影響を与えることも忘れてはいけない」

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トゥヘル監督就任に批判的な声も、イングランド人指揮官は「あまり多く語るべきではない」…プレミアでイングランド人監督は1人も優勝なし

史上3人目の外国人監督としてイングランド代表を率いることとなったトーマス・トゥヘル監督。イングランド人以外が指揮を執ることには反対意見も浮上している。 ガレス・サウスゲイト監督がユーロ2024を最後に退任。暫定体制でここまで戦ってきた中、ドイツ人指揮官のトゥヘル監督が就任することが決定した。 サッカーの母国と呼ばれながら、ワールドカップの優勝はない自国開催の1966年が最後。ユーロではサウスゲイト監督の下で2大会連続準優勝と成績を残していたが、優勝は一度もない状況だ。 新監督決定に向けては約10名がイングランドサッカー協会(FA)の面接を受けたとのこと。イングランド出身の指導者も含まれていたが、最終的にはドイツ人のトゥヘル監督に決定した。 元イングランド代表DFのギャリー・ネビル氏は「有害」と外国人監督の招へいに否定的だが、かつてイングランドの世代別代表を指揮していたレスター・シティのスティーブ・クーパー監督は、まだまだイングランド人はレベルアップが必要とし、今の状況では多くを語るべきではないとした。 「時が経つにつれ、英国の指導者がさらに向上し、世界トップクラスに並ぶようになることを期待している」 「その間、我々は与えられたあらゆる機会を生かし、良い仕事をしなければならない。定期的にそれができるようになるまで、あまり多くを語るべきではないかもしれない」 「私はイギリスの文化を心から信じているし、指導者の教育の道も信じている」 ちなみに、プレミアリーグは世界最高峰のリーグの1つと呼ばれているが、4連覇中のマンチェスター・シティを率いるのスペイン人のジョゼップ・グアルディオラ監督。近年リバプールで優勝したのもドイツ人のユルゲン・クロップ監督と外国人監督が続いており、イングランド人監督が優勝したことは過去1度もない。マンチェスター・ユナイテッドを長らく指揮したサー・アレックス・ファーガソン氏やブラックバーンで優勝したケニー・ダルグリッシュ氏はスコットランド人。アーセナルで優勝を経験しているアーセン・ヴェンゲル氏はフランス人、チェルシーで3度優勝しているジョゼ・モウリーニョ氏もポルトガル人と、イングランド人は1人もおらず、意地とは別に外国人に指揮を任せるのも仕方ないかもしれない。 2024.10.17 21:10 Thu
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ジウベルト・シウバ氏、古巣の19季ぶりプレミア優勝に向け「とにかく首位キープを」

元ブラジル代表のジウベルト・シウバ氏が、古巣アーセナルのプレミアリーグ優勝について考えるのは時期尚早と語っている。イギリス『フットボール・ロンドン』が伝えた。 ジウベルト・シウバ氏は現役時代にアーセナルで活躍し、2003-04シーズンのプレミア無敗優勝という歴史的快挙に貢献。以来、アーセナルは20年近くリーグ優勝から遠ざかるものの、ミケル・アルテタ監督が率いる今季は首位に立っており、19季ぶりの悲願に向けて期待が膨らんでいる。 元指揮官のアーセン・ヴェンゲル氏も太鼓判を押すなか、ジウベルト・シウバ氏はブラジル『Site de Apostas』のインタビューで優勝レースについて論じるには早すぎるとの見解を示し、一戦一戦に集中して首位をキープしてほしいと口にしている。 「アーセナルがタイトルに挑戦するチームだと言うには時期尚早だ。良いチーム状況だとは思うがね。現在地は素晴らしく、これを維持してくれることを願っているが、決して良いシーズンとは言えなかった過去数年と比較して考えるべきでもある」 「カタール・ワールドカップ(W杯)の中断期間までの数週間はとても重要だ。現在の調子と首位をキープしなければならない。マンチェスター・シティから距離を保てれば理想的だ。彼らはリバプールに敗れたが、今後も危険な存在であり続ける」 「アーセナルにはとにかく首位をキープしてほしい。W杯が終わって後半戦に突入すれば、より難しい戦いが待っている。ただでさえ、このリーグで先頭を走り続けるのは容易ではないからね」 2022.10.19 16:30 Wed

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