息子を想い練習参加辞退のディーニーが政府との会談で参加前向きに…一方でSNSでは誹謗中傷も
2020.05.28 10:33 Thu
トレーニングへの参加拒否の意向を示していたワトフォードのイングランド人FWトロイ・ディーニーが、復帰に向けて前向きになったようだ。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。
他のクラブでもチェルシーのフランス代表MFエンゴロ・カンテがトレーニング参加を取りやめたり、ニューカッスルのイングランド代表DFダニー・ローズが異議を唱えたりと、早期の再開に反対する声が挙がっている。
しかし、ディーニーは政府の医療責任者との話し合いを進めた結果、トレーニングに参加する意思を取り戻したとコメント。そもそもは、最初の1週間だけ参加しないつもりと言っただけだと明かした。
「でも、僕は来週には復帰する可能性がある。それが単に会話をするためであっても、僕はすで全選手と監督と対話をしている」
ディーニーが会話素したのは、ジョナサン・ヴァンタム医師であり、複数回にわたって新型コロナウイルスへの疑問などを問いかけたとのこと。その対応は素晴らしかったと語り、自身の不安が和らいだようだ。
「ジョナサンは、質問に答えるだけでなく、とても良くやってくれた。正直言って、「答えがない」ということもあったよ」
「僕がジョナサンと行った最初の会話は、3週間前ぐらいだった。僕たちが最後の会話は金曜日(22日)で、とても多くの情報ととても詳細な分析があった」
「だから、僕たちが全ての情報を確実に入手できるように彼が最善を尽くしているという確信に、僕は満足した。リスクの要因は選手次第となる」
一方で、ディーニーが息子を危険に晒したくないと意思表示したことに対し、SNSなどでは心無い誹謗中傷の声が届いたとコメント。声をあげる必要があるとの言葉に、自身も主張を繰り返したものの、心無い言葉が精神的に追い詰めるとも語った。
「僕は息子に関するいくつかのコメントを見た。『君の息子がコロナウイルスに感染することを望んでいる』とね。メンタルヘルスはとても重要だ。ダニー・ローズは『声をあげよう、声に出そう』と言っていた。だから、僕は声をあげた。僕たちはそう言ったことに完全に打ちひしがれ、ボロボロになって行くんだ」
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新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を受けて、リーグ戦が中断しているイングランド。しかし、その情勢も変わり、ロックダウン(都市封鎖)が段階的に解除されるなどし、プレミアリーグも再開に向けて動いている。各クラブはトレーニングを再開しており、27日にはコンタクトトレーニングも認められることが決定していたが、ディーニーは生後5カ月の息子がいるためにトレーニングに参加しない意向を示していた。しかし、ディーニーは政府の医療責任者との話し合いを進めた結果、トレーニングに参加する意思を取り戻したとコメント。そもそもは、最初の1週間だけ参加しないつもりと言っただけだと明かした。
「プレミアリーグのクラブが全会一致でトレーニングへの復帰を認めたあと、最初の1週間はトレーニングに参加しないと『CNN Spots』に言っただけだ」
「でも、僕は来週には復帰する可能性がある。それが単に会話をするためであっても、僕はすで全選手と監督と対話をしている」
ディーニーが会話素したのは、ジョナサン・ヴァンタム医師であり、複数回にわたって新型コロナウイルスへの疑問などを問いかけたとのこと。その対応は素晴らしかったと語り、自身の不安が和らいだようだ。
「ジョナサンは、質問に答えるだけでなく、とても良くやってくれた。正直言って、「答えがない」ということもあったよ」
「僕がジョナサンと行った最初の会話は、3週間前ぐらいだった。僕たちが最後の会話は金曜日(22日)で、とても多くの情報ととても詳細な分析があった」
「だから、僕たちが全ての情報を確実に入手できるように彼が最善を尽くしているという確信に、僕は満足した。リスクの要因は選手次第となる」
一方で、ディーニーが息子を危険に晒したくないと意思表示したことに対し、SNSなどでは心無い誹謗中傷の声が届いたとコメント。声をあげる必要があるとの言葉に、自身も主張を繰り返したものの、心無い言葉が精神的に追い詰めるとも語った。
「僕は息子に関するいくつかのコメントを見た。『君の息子がコロナウイルスに感染することを望んでいる』とね。メンタルヘルスはとても重要だ。ダニー・ローズは『声をあげよう、声に出そう』と言っていた。だから、僕は声をあげた。僕たちはそう言ったことに完全に打ちひしがれ、ボロボロになって行くんだ」
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