少しでも臨場感を! 米TV局、無観客のブンデス中継にクラウドノイズ

2020.05.25 18:25 Mon
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新型コロナウイルス(COVID-19)の影響によってフットボール界では多くの変更を余儀なくされているが、アメリカのテレビ局がブンデスリーガの中継で新たな試みをスタートしている。イギリス『SPORT bible』が伝えている。コロナ禍によって世界各国でフットボール活動の一時中断が続いている中、ブンデスリーガでは5月16日からヨーロッパ主要リーグの先陣を切って再開している。

そのため、世界中のフットボールファンはテレビやパソコンなどのデバイスを通して、ブンデスリーガを楽しんでいる。
ただ、コロナウイルス感染予防対策によって無観客という特殊な環境での開催ということもあり、空っぽのスタジアムという視覚上の違和感、レフェリーの笛やボールを蹴る音、プレーヤーの声しか聞こえない聴覚の違和感を覚える視聴者も少なくない。

そういった状況の中でアメリカのテレビ局は、24日に行われたマインツRBライプツィヒの試合で、視聴者の違和感を少しでも軽減するため、クラウドノイズ(観客の声)を採用した。
中継局のサウンドエンジニアは、試合展開に合わせてあらかじめ収録してあるクラウドノイズを流すことで、やや無機質に見える中継映像に臨場感を出そうと腐心していた。

また、ボルシアMGとレバークーゼンの試合では、視覚的に寂しいスタンドをよりよく見せるための試みも行われた。

ホームのボルシアMGのファンが1人19ユーロ(約2200円)で段ボールを購入し、自身の写真が貼られた段ボールをスタンドに飾り、およそ1万3000人の“ドッペルゲンガー”サポーターがスタジアムを埋めていた。

コロナウイルス終息まで特殊な環境でのフットボール観戦が続くが、そういった状況だからこそ創意工夫によって新たな楽しみ方を見いだしたいところだ。

◆サウンドエンジニアが奮闘中

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板倉滉が欧州で初の一発退場、ボルシアMG指揮官「不利になることが、なぜか今日は全部起きた」…相手はオフサイドも不運重なる

ボルシアMGの日本代表DF板倉滉が一発退場となった中、ダニエル・ファルケ監督が試合を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 4日、ブンデスリーガ第5節でボルシアMGはマインツと対戦。板倉は開幕から5試合連続でスタメン出場を果たした。 この日のボルシアMGは、GKヤン・ゾマーの好セーブも光り失点を免れると、前半から何度も決定機を迎えたが決め切れない。 すると53分、競り合いのボールが流れると、抜け出そうとしたカリム・オニシウォを掴んで倒したとして板倉が一発レッド。ボルシアMGは数的不利になってしまう。 するとこのFKをアーロン・マルティンがゴール左隅に直接決めてマインツが先制。このゴールが決勝点となり、0-1でボルシアMGは敗れた。 試合後、ファルケ監督が試合に言及。パフォーマンスは悪くなかったとコメントした。 「結果は不満だが、スタートの段階を除けばパフォーマンスは本当に良かった。ただ、上手く試合に入れなかった」 「マインツも序盤はあまりチャンスを作れなかったが、それでも満足はできない。ただ、その後は、自分たちのやり方で戦い、多くのことをうまくやれた」 「残念なことに、ハーフタイムまでに何度もビッグチャンスを逃してしまった」 前半のチャンスを決め切れずに苦しんだボルシアMG。その結果、後半にはアクシデントが連発。ケガでの選手交代に加え、板倉が退場。退場シーンもオフサイドポジションに相手がいたものの、パスではなくDFに当たって流れたボールが不運だとした。 「そして、そこでニコ・エルベディが代わり、その直後にアラサン・プレアも交代してしまった」 「さらに、とても不運なレッドカードをもらってしまった。カリム・オニシウォは明らかにオフサイドだった。しかし、ボールはマーヴィン・フリードリヒの肩に当たって流れた」 「その後、25mほどのFKはそのままゴールの端に入った。サッカーでは不利になることが、なぜか今日は全部起こってしまった。それが結果的に敗因となった」 <span class="paragraph-title">【動画】板倉滉がヨーロッパで初の一発退場となったシーン</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="t6l0LCD2b_I";var video_start = 62;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2022.09.05 11:05 Mon

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