ディーニーがチーム練習参加を拒否! 「生後5カ月の息子を危険に晒したくない」
2020.05.19 22:32 Tue
ワトフォードに所属するイングランド人FWトロイ・ディーニーがクラブのトレーニングへの参加を拒否する意向だ。イギリス『BBC』が伝えている。
新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で3月13日から長期中断を強いられているプレミアリーグ。しかし、イギリス政府は先日、大規模スポーツイベントの再開時期として6月1日以降を推奨と発表。これにより、プレミアリーグは6月中旬以降の再開に向けて動き始めている。
そして、プレミアリーグ所属20クラブの代表者を集めた会議の場で今月19日から少人数でのチーム練習(非接触)を再開することで合意に至った。
これにより、多くのクラブがチーム練習再開に動いているが、この動きに異を唱えているのが、ワトフォードでキャプテンを務めるディーニーだ。
呼吸器系に問題を抱える生後5カ月の息子を持つ父親は、YouTubeの番組『Talk the Talk』で家族の感染リスクを避けるため、練習に参加しない意向であることを明らかにした。
「仮に、グループ内で1人でも感染者がいれば全員にうつる可能性がある。だから、僕はウイルスを自分の家に持ち込みたくない」
「生後5カ月の息子は呼吸器系に問題を抱えている。だからこそ、自分がトレーニングから自宅に戻ってくることで、息子を危険に晒したくないんだ」
また、イギリスの国家統計局の発表によると、黒人やアジア人、その他の少数派民族は、白人に比べて死亡リスクや重症化リスクが2倍近くになるという。
そのため、ディーニーは先週行われたプレミアリーグ各クラブのキャプテンと専門家の間で行われた会合の場で、そういった選手たちに対する追加の検査などの実施に関して質問したものの、明確な答えが返ってこなかったことも練習不参加を決断した背景のひとつだと語っている。
なお、ディーニーが所属するワトフォードは19日にチーム練習を行う予定はなく、現時点で同選手に何らかの処分が科される可能性はないという。また、チームを率いるナイジェル・ピアソン監督自身も健康リスクへの懸念を抱いており、選手たちに練習を強制させるつもりはないようだ。
新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で3月13日から長期中断を強いられているプレミアリーグ。しかし、イギリス政府は先日、大規模スポーツイベントの再開時期として6月1日以降を推奨と発表。これにより、プレミアリーグは6月中旬以降の再開に向けて動き始めている。
そして、プレミアリーグ所属20クラブの代表者を集めた会議の場で今月19日から少人数でのチーム練習(非接触)を再開することで合意に至った。
呼吸器系に問題を抱える生後5カ月の息子を持つ父親は、YouTubeの番組『Talk the Talk』で家族の感染リスクを避けるため、練習に参加しない意向であることを明らかにした。
「僕たちは今週からトレーニングを再開する。だけど、僕は参加しないことを伝えている」
「仮に、グループ内で1人でも感染者がいれば全員にうつる可能性がある。だから、僕はウイルスを自分の家に持ち込みたくない」
「生後5カ月の息子は呼吸器系に問題を抱えている。だからこそ、自分がトレーニングから自宅に戻ってくることで、息子を危険に晒したくないんだ」
また、イギリスの国家統計局の発表によると、黒人やアジア人、その他の少数派民族は、白人に比べて死亡リスクや重症化リスクが2倍近くになるという。
そのため、ディーニーは先週行われたプレミアリーグ各クラブのキャプテンと専門家の間で行われた会合の場で、そういった選手たちに対する追加の検査などの実施に関して質問したものの、明確な答えが返ってこなかったことも練習不参加を決断した背景のひとつだと語っている。
なお、ディーニーが所属するワトフォードは19日にチーム練習を行う予定はなく、現時点で同選手に何らかの処分が科される可能性はないという。また、チームを率いるナイジェル・ピアソン監督自身も健康リスクへの懸念を抱いており、選手たちに練習を強制させるつもりはないようだ。
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