ファン・デル・サールが古巣の復権を予想「来季はリバプールやシティと争える」

マンチェスター・ユナイテッドのレジェンド、エドウィン・ファン・デル・サール氏が、古巣の復権に自信を見せた。アメリカ『CNN』が伝えている。

アヤックスやユベントスなどで活躍した後、2005年にユナイテッドに移籍したファン・デル・サール氏。2011年で現役を引退するまでユナイテッドの守護神としてゴールマウスを守り、4度のリーグ優勝や、チャンピオンズリーグ(CL)優勝に貢献した。

しかし、そのユナイテッドは、サー・アレックス・ファーガソン監督の勇退以降低迷。このところ優勝争いに絡むことができないシーズンを送っている。
そんな古巣ユナイテッドについてファン・デル・サール氏がコメント。さらなる新戦力を加えれば、来シーズンはリバプールやマンチェスター・シティらとの優勝争いに絡むことができると予想した。

「(新監督就任直後の)ハネムーン期はすごかった」「その後、難しい期間に入ったが、リーグ中断の7〜9週間前くらいの彼らはベターなフットボールをしていたと思う。勝ち点が積み上がっていたし、強いチーム相手に良い結果を出していた」

「当然だが、ユナイテッドのためにリーグが再開されることを願っているよ。彼らにとってCL出場権の確保は非常に大事だからね」

「重要なことは来シーズンに集中することだ。そして、2、3人の新戦力があればリバプールやシティと再び競争できるようになるだろう」

また、現在のユナイテッドに足りないものについても言及。一流の選手が揃っているチームにとって必要なのはメンタルの強さだと述べた。

「(必要なのは)安定したパフォーマンス、勝者のメンタリティだろう」

「(ダビド・)デ・ヘア、(ハリー・)マグワイア、(ブルーノ・)フェルナンデス、(マーカス・)ラッシュフォード、(アントニー・)マルシャルがいれば良いチームだろう。それに加え、ユナイテッドではいつもそうだが、成長著しい若手選手もたくさんいる。そういった意味で彼らの来シーズンにはポジティブな見方ができるよ」