欧州で唯一通常運行のベラルーシリーグ、選手に感染疑いで一部試合を延期
2020.05.13 15:10 Wed
これまで中断せずに開催を続けてきたベラルーシ・プレミアリーグの一部試合が延期となった。
この措置は、FCミンスクとジェルジンスク・アーセナルの選手に新型コロナウイルスの感染疑いがあったためとしている。ABFFは声明で今回の決定について説明した。
「この決定はジェルジンスク・アーセナルとFCミンスクの選手が新型コロナウイルスに感染した疑いがあるために行われました」
ベラルーシ国内では新型コロナウイルスの感染者は約2万4000人が確認されており、130人の死亡も確認されているものの、ヨーロッパで唯一中断せずにリーグを開催してきた。今回の事態を受け、今後もリーグを継続するのか注目が集まる。
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世界中で猛威を振るう新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で、ヨーロッパのフットボール界ではほぼすべてのリーグが中断している中、ベラルーシ・プレミアリーグは通常運行を継続しており、大きな話題となっていた。しかし、ベラルーシサッカー連盟(ABFF)は11日、15日に予定されていたFCミンスクvsネマン・グロドノの試合を延期すると発表。また、16日に予定されていたジェルジンスク・アーセナルvsロコモティフ・ゴメルの試合も延期になることを発表した。「この決定はジェルジンスク・アーセナルとFCミンスクの選手が新型コロナウイルスに感染した疑いがあるために行われました」
「ABFFは、リーグ戦のウイルスの蔓延に対抗するために、推奨されるすべての対策を講じ続けています。スタジアムには、消毒液を備えた場所が設置されており、観客は入り口で体温を測定し、スタンドでは観客は市松模様のように交互に配置されています」
ベラルーシ国内では新型コロナウイルスの感染者は約2万4000人が確認されており、130人の死亡も確認されているものの、ヨーロッパで唯一中断せずにリーグを開催してきた。今回の事態を受け、今後もリーグを継続するのか注目が集まる。
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