ようやく動き出した…/原ゆみこのマドリッド

2020.05.09 17:00 Sat
「ツイてない選手もいるのね」そんな風に私が同情していたのは金曜日、スポーツ紙のサイトでレアル・マドリーのヨビッチが自宅でのオンライン練習中に右足の踵骨を骨折。全治2、3カ月で、週明けからバルデベバス(バラハス空港の近く)の練習場で始まる個人トレーニングに参加できなくなったと知った時のことでした。いやあ、彼は3月の第2週にバスケットチーム選手の新型コロナウィルス感染が判明した後、2週間の自宅隔期間中に故郷のセルビアに戻り、あちらも同様に国家非常事態態勢発動の折り、不要不急の外出で警察に捕まるという不運な目にも遭っていたんですけどね。

今週の月曜にはマドリッドに帰還したんですが、練習再開前のメディカルチェックのため、バルデベバスを訪れた際にはスマホ運転(スペインでも違法)を施設出入り口に張っていたカメラに捉えられてしまう始末。幸いチームメート、コーチングスタッフ、関係者らと共にPCR検査では陰性だったんですが、これでは去年の夏に6000万ユーロ(約70億円)という高額移籍金でフランクフルトから加入しながら、24試合でたったの2得点。来季のマドリーはノルウェイ人の大型CF、19才のホランド(ドルトムント)を獲得予定という声が高まる中、この期待外れの成績を残り11節で挽回する希望はなくなった?

まあ、ヨビッチのケガはともかく、保健省の許可を得たリーガ1部と2部の計42チームは今週水曜から、順次、感染テストを開始。ただ、それが驚いたことにというか、ラ・リーガのテバス会長が「se corre más riesgo saliendo a la farmacia que al ir a entrenar/セ・コレ・マス・リエスゴー・サリエンドー・ア・ラ・ファルマシア・ケ・アル・イル・ア・エントレナール(薬局へ行く方が練習に行くより危険が大きい)」と言っていた程、安全な活動再開のためには当たり前というか、当初、CSD(スポーツ上級委員会)の話では熱や咳などの症状があったり、感染者との濃厚接触者だけがチームドクターの判断でPCR検査をするはずだったんですけどね。
蓋を開けてみれば、1チーム平均24選手、コーチ陣3人、その他関係者10人という、大量2000人が抗体検査共々、PCRも受けていたとなれば、いくらペースは落ち着いてきたとはいえ、いまだに1日何百人単位で感染者が増加している世間には検査を必要とする人がいくらでもいるというご時世、CSDがいい顔をしなかったのはムリないかと。そうは言っても久々に練習場に現れた首都の両雄、マドリーとアトレティコの選手たちの検査日の様子をクラブのオフィシャルページで見るだけで、気分が上がったファンはきっと沢山いますって。

え、それでどちらもチームから1人も陽性反応は出なかったのにリーガ首位のバルサが金曜には早速、個人練習を開始したのに比べ、勝ち点2で追うマドリーは月曜からって、意外と呑気じゃないかって?うーん、先日など、GKクルトワが母国ベルギーのTVインタビューで「リーグ打ち切りで、バルサが優勝するのは公平とは思えない。だってボクらは直接対決に1勝1分けと勝ち越しているし、ウチの方がいいチームだってことを示しているからね」とお調子なことを言って、スポルト(カタルーニャ系のスポーツ紙)の表紙などで、「Por que no te callas?/ポルケ・ノー・テ・カジャス(何で黙らないんだ)」(2007年のイベロアメリカ首相会議で当時のスペイン国王ファン・カルロス1世がベネスエラのチャベス大統領をこう諭して流行語になった)と揶揄されていたんですけどね。
だから余裕があるという訳ではありませんが、同じマドリッド勢でも降格圏の19位に沈む弟分のレガネスなどは切羽詰まっていますから、金曜午後にはシュダッド・デポルティバ・ブタルケで個人練習をスタート。いやあ、実は彼ら、ラ・リーガの点検で敷地内にあるクラブハウスでの合宿を許可されたというんですが、昔使っていたレガネス市営総合スポーツ施設の恐ろしい程、老朽化したロッカールームに比べれば全然、綺麗で快適とはいえ、選手たちが休憩できる部屋はダブル仕様で17室だけ。私はプレスルームにしか入ったことがないんですが、いかにもプレハブ感溢れる建物とあって、バルデベバスに高級ホテル並の個室を備える兄貴分はともかく、ここでリーガ残り11節開催中の1カ月半(CSDによるとグループ練習開始からの2カ月間)を引きこもって過ごすのはきついかも。
そうそう、そのリーガの再開時期なんですが、先日はアギーレ監督がラジオ・マルカ(スポーツ専門局)で「Ya tenemos fecha de inicio de liga/ジャー・テネモス・フェチャ・デ・イニシオ・デ・リーガ(リーガ再開の日付はもうわかっている)」と口を滑らせ、6月20日からの5週間、7月26日に終わる予定なのだとか。いえ、レガネス会長のパボン女史など、TVE(スペイン国営放送)の記者に問い詰められ、「どこから聞いてきたのかわからない」ととぼけていましたし、とにかく全ては感染状況次第ですからね。

実際、金曜にバルサ、レガネス、オサスナ、セビージャ、レアル・ソシエダ、グラナダ、レバンテ、ビジャレアル、マジョルカが練習再開の口火を切った後、土曜にはアトレティコ、バレンシア、エイバル、日曜はアスレティック、ベティス、ヘタフェ、そして月曜にマドリー、バジャドリー、セルタ、アラベス、エスパニョールと、どこも最初の一歩を踏み出したばかりとなれば、5月16日から試合が始まることになったブンデスリーガとは違い、この日程はまだラ・リーガからの公式発表ではないことはお忘れなく。

ちなみに金曜には再開後の今季は各チームの1試合における交代選手枠が3人から、特例で5人まで増やせることが、FIFAの要請を受けたIFAB(国際サッカー評議会)により決定。ただ、交代のタイミングは3回だけなんですが、やはりこういう措置が嬉しいのはベテラン選手の多いチームでしょう。ええ、とりわけホルヘ・モリーナ、アンヘル、マタの30代FWトリオが得点源となっているヘタフェなど、何せ現在、4位のレアル・ソシエダと同じ勝ち点で5位の彼らにはクラブ史上初のCL出場権獲得という目標に加え、8月にも1stレグからのEL16強対決インテル戦というビッグマッチが待っていますからね。加えて、アンヘル・トーレス会長がリーガの大部分のクラブのようにERTE(不況時の雇用調整法)申請や選手の給料カットをしなかったのも、チームの士気を保つのに大いに役立っているかと。

いやあ、彼は「Espero que en España el que se ha ido al ERTE no pueda fichar/エスペロ・ケ・エン・エスパーニャ・エル・ケ・セ・ア・イドー・アル・エルテ・ノー・プエダ・フィチャール(スペインでERTEを適用したところは戦力補強できないことを望むよ)。そういうクラブがポンと2000万ユーロ(約23億円)とか払って、ヘタフェの選手を獲っていくんじゃ意味ないからね」と釘も刺していましたけどね。実はサポーターにも太っ腹な会長で、同じマルカ(スポーツ紙)のインタビューでは今季のabonado(アボナードー/年間指定席保有者)は来季のリーガ戦を無料にすることを表明。一方で兄貴分のアトレティコはワンダ・メトロポリターノの残り5試合分は返却せず、来季用を20%割引販売にすることになったんですが、まあCSDはコロナワクチンが行き渡るまで(来年1月頃?)、観客を入れての試合開催はありえないと言っているため、どちらにしろ来季のシーズンパスはどこも値下げになりそうですね。

え、それで金曜の夕方にはショッキングなニュースも入ってきたんだろうって?いやあ、その通りでマハダオンダ(マドリッド近郊)の練習場にある5つのグラウンドにそれぞれ6人の選手を配置して、土曜から始まる個人練習を敷地の外からでも見に行く方法がないかと、私も考え始めていた時だったんですけどね。23人のトップチームメンバーをヘルプするカンテラーノ(アトレティコBの選手)7人も検査を受け、これなら、まだ7月中らしいということしかわからないんですが、2部Bのリーグ戦は19位のヘタフェBが降格なしで首の皮をつないで打ち切りとなったものの、グループ1の3位につけていた後輩たちが、7位のRMカスティージャ(マドリーのBチーム)を尻目に2部昇格プレーオフに挑む助けにもなるだろうとほくそ笑んでいたところ、いやいや、それどころじゃありません。

何とアトレティコに出てしまったんですよ、感染者が!それも水曜に先行した1部と2部チームの検査で5人見つかったというのは午前中から聞いていたんですが、ラ・リーガがコロナ風評被害を恐れ、この練習再開プロセス中は選手の出欠状況を各クラブが公表しないよう命じた矢先のことだったから、更にビックリ。まさかブラジルのメディアから、ロディがPCR検査で陽性となったと伝わってくるなんて!とはいえ、21才の若い選手ですし、きっと先週末から緩んだ外出規制にフラフラと、私のように散歩に出た挙句、午後8時の医療従事者への拍手にかこつけて、ベランダからDJ活動を行っているご近所さんを人込みの中で彼も眺めていたりしたんだろうと思うのはまったくの見当違い。

ええ、どうやらロディはCL16強対決リバプール戦2ndレグ遠征の後、3月中旬頃から、風邪のような症状に見舞われ、数日後には呼吸困難を覚えて、チームドクターの往診も受けていたそうなんですが、今はすっかり回復。ところがPCR検査を初めて受けたところ、まだウィルスが体内にあったため、自宅隔離措置に。何だか、ユベントスのディバラのような長期感染ですが、抗体検査でかなり古いウィルスというのもわかったため、PCRで来週、2回陰性が出れば、練習場に来ていいことになるのだとか。

うーん、今週はZoomを使った記者会見でキャプテンのコケが「ウチは高いレベルで競っていた。最後の試合があのリバプール戦だったんだからね。プレシーズン練習って、考えることはないよ。Es un parón para volver a arrancar fuerte/エス・ウン・パロン・パラ・ボルベル・ア・アランカール・フエルテ(これは力強く戻るための停止期間だったんだ)」と言っていましたけどね。実際のところ、各国代表戦やクリスマス休暇明けのアトレティコは白星に恵まれていないため、それもあまりいい捉え方にも思えないんですが、さて。

おまけに先ほど、来週月曜から、多くの州が警戒事態緩和フェーズ1に進む中、まだ感染者の多いマドリッドはフェーズ0に留め置きという政府の決定を聞き、あまり私の気分も晴れないんですが、だってえ、これってまだバル(スペインの喫茶店兼バー)やレストランのテラス部分オープンもなし。ショッピングモール以外の小型店舗は開いたものの、ZARAやMango(スペインのファストファッションブランド)ですら、電話予約しないと入れないんですよ。同様に予約による入店者制限で営業している美容院など、施術者がマスク1つで対応しているのが硝子越しに見えて、逆に怖かったりするんですが、だんだん各チームが決まった時間に練習するようになると、休校や休業で暇を持て余しているファンがまた選手の出待ちをするようになるのかは、ちょっと興味が湧くところ。ただし、今は選手たちもクラブからきつく言われているため、車の窓を開けてサインをしてくれるといったサービスは期待できません。

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バルサは祝ってるけど、まだ続くリーガもある…/原ゆみこのマドリッド

「あと大変なのは弟分だけね」そんな風に私が呟いていたのは金曜日、慌ただしいミッドウィーク開催36節がバルサのリーガ優勝で終わった翌朝のことでした。いやあ、もちろん、水曜のサンティアゴ・ベルナベウでマジョルカ相手に意地で勝利を挙げた甲斐もなく、翌日にはクラシコ(伝統の一戦)で勝ち点差を7にした宿敵がエスパニョールに0-2と勝利。最短ルートでタイトルをものにしたのはきっと、レアル・マドリーの選手たちも面白くないものを感じているとは思いますけどね。お隣さんも負けたため、2位の座が安泰となったのは良かったかと。 一方、またしてもアウェイで恥をさらしてきたアトレティコも前節で、毎シーズンの義務である5位以上の来季CL出場権は確定させていますからね。まだ4位のアスレティックに抜かれる可能性あるものの、5位ビジャレアルとは勝ち点差6でゴールアベレージはイーブン、総得失点差で上回っているため、落ちても4位で来季のスペイン・スーパーカップ出場権(今季の決勝がバルサvsマドリーだったため)はゲットと至って平和なんですが、対照的に残り2節に全てが懸かってしまったのが、ラージョ、ヘタフェ、レガネスのマドリッド勢弟分3チームなんですよ。 その状況を説明するのを兼ねて、この火曜水曜の試合がどうだったか、振り返っていくことにすると。先陣を切ったのはどこより辛い状況にあるレガネスで、ええ、ラ・セラミカでのビジャレアル戦を私もサンティアゴ・ベルナベウへ行く前に見ていたんですけどね。前節はようやくエスパニョールに勝ったため、少しは継続してくれるかと期待したものの、それがまったくダメだったんです。相手がCL出場権獲得に邁進しているチームだというのもあったんでしょうが、前半だけでアジョセに2本、そしてハーフタイム入り直前にもペペに決められて、呆気なく3-0で勝負がついてしまいましたっけ。 それも不幸は重なるもので、同日同時間帯にプレーしていたアラベスがバレンシアに1-0で勝ったため、残留圏最後の17位である相手とレガネスの勝ち点差が4となり、いえ、おかげでバジャドリーに続き、ラス・パルマスの降格が決まり、僅かでも生き残りの可能性があるのは18位のレガネスだけとなったんですけどね。ボルハ・ヒメネス監督は、「Mientras hay vida, hay esperanza. Vamos a pelear a por los 40 puntos/ミエントラス・アイ・ビダ、アイ・エスペランサ。バモス・ア・ペレアル・ア・ポル・ロス・クアレンタ・プントス(生きている間は希望がある。ウチは勝ち点40を目指して戦う)」と話していたものの…。 というのも、彼らの残りの対戦相手は37節、日曜の全カードunificacion(ウニフィカシオン/統合)時間帯午後7時(日本時間翌午前2時)ではラス・パルマス、最終節はバジャドリーと両降格済みチームというのは希望が持てるんですが、他力本願になることだから。要はやはり、次節にバジャドリーと対戦するアラベスが勝った場合、勝ち点が41となり、レガネスは2連勝しても追いつけず。その場合はもう2つの残留未達成チーム、勝ち点5差のヘタフェか、エスパニョールが2連敗してくれるかどうかに懸かってくることに。 どちらにしろ、かなり見込みの薄い賭けに見えるんですが、ラ・セラミカでの帰りがけには応援に来ていたレガネスファンが、来季はバレンシア移籍の噂があるネユウに「Basura!/basura(クズ)」と罵声を浴びせ、一気触発状態になったなんてことも。いつもブタルケでは「2部Bになってもついていく」と歌っているファンたちなんですから、今季4年ぶりで再昇格して、慣れない1部での戦いにここまで一生懸命、取り組んできた選手たちを貶めることはしないでほしいものです。 そして火曜の午後9時半、サンティアゴ・ベルナベウにマジョルカを迎えたマドリーはというと、泣きっ面に蜂とはまさにこのことで、クラシコに負けてリーガ逆転優勝の目が99%なくなった彼らには前代未聞の頭数不足が襲来。元々、長期離脱のカルバハル、ミリトン、手術したリュディガー、アラバ、メンディ、まだリハビリ中のカマビンガ、クラシコでケガをしたビニシウス、ルーカス・バスケス、自信喪失中のロドリゴ、出場停止のチュアメニに加え、試合前日にもGKルニンとブライムが招集リスト落ちとなったおかげで、とうとう大量12名が欠けたとなれば、その日の控え選手がバジャホ以外、全員カンテラーノ(RMカスティージャの選手)だったの仕方なかったかと。 そのせいか、ベルナベウも満員にはならなかったんですが、そんな状況でも勝利を求められるのがマドリーですからね。前半11分、マテウのパスをセバージョスがカットできず、バルイェントに先制ゴールを奪われた時には場内も一瞬、凍りついたものでしたが、そこは世界一を自負するチーム。GKレオ・ロマンがparadon(パラドン/スーパーセーブ)を連発したせいで、同点になるのは後半23分、モドリッチのスルーパスから、敵DF3人に囲まれたエムバペが格の違いを際立たせるシュートを決めてくれるまで待たないといけなかったんですが、いやホント、マドリーには最後まで絶対に諦めない精神がしみ込んでいるんですねえ。 そう、後半19分に脚を打撲した、今は押しも押されぬレギュラーでも登録がRMカスティージャのままのアセンシオをトップチームの幽霊部員バジェホに交代。他は29分にせっかく巡ってきた先発のチャンスを生かせなかったエンドリックをコパ・デル・レイ準々決勝レガネス戦の後半ロスタイムに決勝ゴールを挙げたゴンサロにしただけで、トップチームの選手が常時7人以上ピッチにいないといけない規定を守ったマドリーは、アンチェロッティ監督も「Nunca he visto un equipo que haya tirado 40 veces a portería como hemos hecho/ヌンカ・エ・ビストー・ウン・エキポ・ケ・アジャ・ティラードー・クアレンタ・ベセス・ア・ポルテリア・コモ・エモス・ヘッチョー(ウチがやったように40回もシュートするチームは見たことがない)」と驚いていた猛攻を、飽きずに終盤まで続けることに。 するととうとう、後半ロスタイム最後の分にはモドリッチのCKがクリアされた後、フラン・ガルシアが再びエリアに戻したボールをバジェホがヘッドで流し、出場3試合目のCBヤコボがコペテに先んじてシュート。「He ido y no sé ni cómo, pero la he metido/エ・イドー・イ・ノー・セ・ニ・コモ、ペロ・ラ・エ・メティードー(行って、どうやったかはわからないけど、ゴールに入れた)」という彼の初得点で、土壇場のremontada(レモンダーダ/逆転劇)を達成しているんですから、驚いたの何のって(最終結果2-1)。 これでバルサがエスパニョール戦をプレーする前にして、リーガチャンピオンとなるのを防げたマドリーだったんですが、この根性を今季、リーガのバルサ戦以外の試合でも見せられていいたらねえ。試合後、クルトワなどは、「Vamos a creer hasta que matemáticamente sea imposible/バモス・ア・クレエル・アスタ・ケ・マテマティカメンテ・セア・インポシブレ(数字的に不可能になるまで、ボクらは信じる)」と言っていたものの、翌日のカタルーニャダービーでは予想通り、奇跡は起こらず。 よって、残りのセビージャ、レアル・ソシエダとの2試合は、レバンドフスキととうとう3得点差になったエムバペが上乗せゴールを入れて、ピチチ(リーガの得点王)だけでなく、ヨーロパ・ゴールデンシュー獲得を目指す機会と、クラブW杯前のプレシーズンマッチと化したマドリーなんですが、ケガから復帰する選手もそうそう多くはなさそうですしね。大体がして、もうアンチェロッティ監督の頭にはブラジル代表の6月W杯予選に向けての招集リスト作りしかないかも。 せいぜい、6月に赴任するシャビ・アロンソ監督にRMカスティージャからの抜擢メンバーがアピールする機会ぐらいにしかならないんじゃないかと思いますが、困ったのは、試合終了直前まで、勝ち点1確保を見込みながら、空手で帰ることになったマジョルカのアラサーテ監督の決意。そう、8位のコンフェレンスリーグ出場の座を勝ち点1差でラージョ、オサスナと争っている彼らだけに、「最後のCKをクリアして終わったはずだったのにゴールを入れられた。Te vas con rabia, pero hay que transformarla en energía el domingo/テ・バス・コン・ラビア、ペロ・アイ・ケ・トランスフォルマルラ・エン・エネルヒア・エル・ドミンゴ(怒り心頭だが、このエネルギーを日曜に持って行かないと)」と言っていたんですが、その日曜の相手はヘタフェなんですよ。 おまけに「Tenemos que intentar ganar el domingo para llegar a Vallecas con opciones europeas/テネモス・ケ・インテンタール・ガナール・エル・ドミンゴ・パラ・ジェガール・ア・バジェカス・コン・オプシオネス・エウロペアス(日曜に勝って、ヨーロッパの大会参加の可能性を残してバジェカスに着かないといけない)」(アラサーテ監督)というように、マジョルカの最終節はラージョ戦。となれば、もしやマドリーは弟分たちに対して、余計なことをしてくれた? ええ、何せ翌木曜にはマドリッドがサン・イシドロ祭の祝日で賑わう中、エスタディオ・バジェカスに足を運んだ私だったんですけどね。昼間に降ったにわか雨も上がり、お日様がさんさんと輝く中でキックオフとなったベティス戦は、ラージョが前半37分にペドロ・ディアスのミドルシュートがバーに当たって落ちたボールをデ・フルートスがヘッドで決めて先制。更に前半ロスタイムにもルジューヌの直接FKがゴールとなり、2-0で折り返す最高の展開に。 やっぱりここ3週間、コンフェレンスリーグ準決勝フィオレンティーナ戦から週2試合となり、しかも先週は延長戦でチェルシーとの決勝に進出とあって、ベティスは疲れているはずという予想が当たったと、ホクホクしながら、後半を捨てて、私がコリセウムに向かったところ、やられました!うーん、やはり「Salimos un poco aturdidos quizás por la euforia, en la segunda parte/サリモス・ウン・ポコ・アトゥルディードス・キサ・ポル・ラ・エウフォリア、エン・ラ・セグンダ・パルテ(ボクらは多分、歓喜しすぎていて、ちょっとボオッとして後半に入った)」(ラティウ)のせいだったんでしょうかね。 メトロからアトーチャ駅でセルカニアス(国鉄近郊路線)に乗り換える前、早くも6分にはクチョのゴールで1点を返され、15分には英雄だったルジューヌがアブデをエリア内で倒してPKを献上。イスコに2点目を決められて、最後は2-2で引き分けてしまうんですから、ガッカリじゃないでうか。いえ、「Tenemos dos finales por delante y hay que ganarla/テネモス・ドス・フィナレス・ポル・デランテ・イ・アイ・ケ・ガナールラ(ウチには2つの決勝があって、勝たないといけない)」とイニゴ・ペレス監督も言っていた通り、日曜のセルタ戦、最終節のマジョルカ戦に勝てば、来季のコンフェレンスリーグの切符どころか、36節で勝ち点4差になってしまったセルタを追い越して、未だにEL行きも夢じゃないんですけどね。 せっかくの直接ライバルたちと差をつける機会を失ってしまったのは残念ではありますが、まあ、最後まで競うものが残留ではないだけ、ラージョは百万倍幸せ。だってえ、ファンに総動員をかけ、アスレティック戦前にはbengala(ベンガラ/発煙筒)を焚いて、チームバスをお出迎えしてもらい、普段の数倍は力強いコリセウムの応援を受けながら、GKダビド・ソリアとウナイ・シモンのロングゴールキックと延々にボールが宙を舞っていた試合、ヘタフェは後半31分にグルセタ、44分にはCKからビビアンのシュートを浴びて、ウィリアムス兄弟のいなかったアスレティックに0-2で負け、来季のCL出場確定を祝われてしまったんですよ。 おかげでとうとう、試合の終盤にはスタンドから、「jugadores mercenarios/フガドーレス、メセナリオス(選手は金で雇われた傭兵)」というカンティコが出ていた程だったんですが、つまりこれって、6連敗の彼らは未だに残留確定ができておらず。エスパニョール、アラベス、レガネスと共に降格最後の1チームになる可能性があるってことで、奇跡が起こって、お隣さんが残留できても、ヘタフェが落ちたら、そんな悲劇はない?いやまあ、それでも日曜のマジョルカ戦、最終節のセルタ戦で勝ち点を貯められれば、回避可能なんですけどね。揃って相手がヨーロッパの大会出場を目指しているチームというのが辛いところかと。 そんなヘタフェにはもう少しのガッツと幸運を祈るしかないんですが、え?何で木曜にプレーしたアトレティコの話が抜けているんだって?いやあ、私がバジェカスに行ったのも実はもう、近所のバル(スペインの喫茶店兼バー)であの、ちっちもさっちもいかない彼らのアウェイゲームを見ているのに耐えられなかったからで、案の定、オンダ・マドリッド(ローカルラジオ局)の二元中継でも一向にいい話は聞こえてこず。挙句の果てに前半24分にはCKから、カテナにヘッドでゴールを挙げられて先制されると、後半途中にはシメオネ監督がフリアン・アルバレス、セルロートを下げる不可解采配を見せ、ええ、今のコレアとグリーズマンではゴールをまったく期待できませんですからね。 最後は後半37分にもブドミルに頭で決められ、2-0ですごすご完敗と、その気合のないプレーぶりにラジオの解説者たちがカンカンだったのを聞くにつけ、見ないで本当に良かったとホッとしたのは私だけではない?これで彼らはコパ・デル・レイ準決勝でバルサに負けて、今季全てのタイトル獲得可能性がほぼ消えて以来、アウェイ戦5試合でたったの1勝。そんな情けない有様にならなければ、もっと遅くまでリーガで粘れたんじゃないかと思うんですが、これには「監督がアウェイで選手たちがいいレベルを見せるのに必要なモチベーションを与えられない監督の責任」といくらシメオネ監督が言い張ったって、やっぱり当事者たちの自覚の問題があるのでは? おまけにこのオサスナ戦では後半途中にバリオスがジョレンテの腰に頭をぶつけ、脳震盪で交代。日曜のスィートホーム、メトロポリターノでの今季最終戦、ベティス戦にも出られなくなってしまうとは如何に。昨季同様、シーズン終盤は突極のアウェイ弱者になり下がったアトレティコにはもう、何を言っていいか、私もわからないんですが、そんなところを含めて、彼らは人間的な愛すべきチーム。今はせめて、クラブW杯では心を入れ替えて、今季のCLグループフェーズ、PSG戦やレバークーゼン戦で見せた強さを再現してくれることを願うしかありませんね。 ご挨拶: サイトのサービス終了をもって、このコラムも今回で終わりとなります。長年のおつき合い、ありがとうございました。この先もサッカーファンの旅行先として最適なマドリッドの魅力、リーガやマドリッドのクラブの試合やニュース、スペイン代表などについて、お伝えする方法を模索中なので、その際にはよろしくお願いします。 2025.05.17 21:00 Sat
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「王者として重要な大会を戦わなければ」代表招集拒否のスペイン女子代表選手たちの声明、同意しなかったW杯優勝メンバーが理由を明かす「私は何よりもプレーしたい」

レアル・マドリーのスペイン女子代表FWアテネア・デル・カスティージョが、同意しなかった声明について自身の考えを明かした。 オーストラリ&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)で見事に優勝したスペイン女子代表。しかし、メダルが授与されるセレモニーでスペインサッカー連盟(RFEF)のルイス・ルビアレス会長がFWジェニファー・エルモソの唇にキス。これが大きな問題に発展した。 エルモソは望んでいないキスをされたとすると、世界中で批判がルビアレス会長に集中することに。しかし、ルビアレス会長は自身の行動を一度は謝罪するも、「合意の上だった」「辞任する気はない」と主張を繰り返すことに。ただ、国際サッカー連盟(FIFA)から懲戒処分を受けると、エルモソも正式に告訴。その結果、会長を辞任することとなった。 一方で、スペイン代表の選手たちや候補選手たちは連盟で改善がない限り代表招集に応じない意向を発表。RFEFはホルヘ・ビルダ監督も解任し、体制が変わったRFEFだったが、UEFA女子ネーションズリーグに向けたメンバーが発表される予定の15日に、39名の選手が更なる改善を要求し代表招集を拒否する声明を発表していた。 これにより、スペイン女子代表メンバー発表は延期されることとなった、女子W杯優勝メンバーのうち2人が声明にサインしていなかった。1人は、レアル・マドリーのMFクラウディア・ソルノサだったが、女子W杯をもって代表引退を決意したとのこと。もう1人が、カスティージョだった。 カスティージョは自身のX(旧ツイッター)を通じて、自身が声明に同意しなかった理由を説明。ルビアレス元会長の行為やRFEFの体制に対しての不満や訴えには同意しているものの、まずは代表選手としてプレーすることが大事だと考えていると明かした。 「ここ数時間の出来事を受け、私の意見と決断を下した全ての理由を述べたいと思う」 「今回発表された声明を掘り下げる前に、私の考えを明確にしておきたいと思う。仲間がすでに述べているように、ジェニ・エルモソに起こった全てのことを非難し、ルイス・ルビアレスの全く場違いで遺憾な行動を指摘することに、私は完全に同意する」 「このため、私は他の80人の選手たちと共に、この事件を非難する声明に署名し、ルイス・ルビアレスが引き続きその職に就くならば、代表チームに行かないと表明した」 「この声明とその後の出来事の後、誰もが知るように、ルイス・ルビアレスとホルヘ・ビルダはもはやRFEFにいない。ただ、ネーションズリーグの戦いが近いこと、そして私たちの要求の重要な部分が満たされていることを考慮すると、代表チームへの招集を断ることは考えていない。その主張を明確に示したいと思う」 「まず第一に、私たちはサッカー選手。ここ数週間に起こったことを考慮すると、それを思い出しておいて損はない。私たちはプロフェッショナルとして、その義務を果たさなければならない」 「第二に、私たちが要求する変化には名前と姓があり、それらを引き起こす、または少なくともそれを始めるのに最良の方法は内部からであると私は信じている」 「もちろん、それは必要だと思うけど、RFEFが全く不確実な状況にあることも承知しているし、現時点で指揮を執っている人たちを信頼したいと思っている。私たちは、そのために指定されたわけではないため、選手が私たちが求めているこれらの変更を行うことはできないことは明らかだ」 「また、オリンピック出場のチャンスを与えてくれる非常に重要な大会を戦わなければならないと思う。私たちは世界王者のチームであり、それを忘れてはいけない。選手たちは皆、スペインのスポーツ界で最も重要な偉業の1つを達成した後、酷い数週間を過ごした。私は特にサッカーに行きたい、サッカーを見たい、そして何よりもプレーしたいと思っている」 「要するに、私は自分が考えていること、やりたいことを表明し他のであり、それ以上でもそれ以下でもない。この状況を完全に終わらせて、サッカーのことだけを考え、プレーし、見て、楽しむことに戻りたいと思っている」 2023.09.16 19:30 Sat

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