どんなに用心しても危険はある…/原ゆみこのマドリッド
2020.05.06 12:00 Wed
「練習開始じゃなくて消毒開始の日だったんだ」そんな風に私が肩透かしを喰らっていたのは月曜日、ようやく選手たちの姿を各自のSNSやインスタインタビュー以外で見られるのかと、ワクワクしてお昼のニュースにチャンネルを合わせた時のことでした。いやあ、スペインもいよいよ先週木曜には保健省がCSD(スポーツ上級委員会)の練習再開手順を承認、週明けにはどのチームも練習場で個人セッションを始められることになっていたんですけどね。それがどうしたことか、どの局も映るのは真っ白い防護服を着た人たちがバルデベバス(バラハス空港の近く)やマハダオンダ(マドリッド近郊)の練習場内をホースでシューシューやっているところばかりって、一体、どういうこと?
実際、3月14日に国中がEstado de Alarma(エスタードー・デ・アラルマ/警戒事態)に入る前にバスケットチーム所属選手の新型コロナウィルス感染陽性が判明、一足早くcuarentena(クアレンテーナ/自宅隔離)に入ったレアル・マドリーなどはその直後にも施設を徹底消毒。それ以降、誰も使っていないとなれば、再びあの広大な練習場を隅々まで消毒する意味があるのかはわかりませんけどね。アトレティコにしても3月11日のCL16強対決リバプール戦2ndレグのため、アンフィールドに旅立って以来、練習場には一度も戻らず、施設も閉鎖されていたとなれば、いい加減、ウィルスも消えているんじゃないかと思いますが、まあそこは念を入れておこうということかと。
え、それでも先週土曜からは一般人に対する外出禁止令も緩和され、14才から69才までの年齢層も午前6時から10時までと午後8時から11時まで、自宅から1km以内なら、散歩やジョギングやサイクリングなど、1人でやるスポーツを1時間、屋外でやっていいことになったんだろうって?その通りで私も初日にはウキウキして夕方に出かけてみたんですけが、さすが引きこもり生活が50日も続くと誰もが同じ思いだったか、まるでお祭りのような人出に。まだ普通のショップも飲食店も開いていないため、通りから吸収される分もなく、皆がゾロゾロ連なって歩いている間をジョガーが駆け抜けていくという恐ろしい状態に。
よって、早々に私も退散することにしましたが、実は緩和フェーズ0に入るこの月曜からはプロスポーツ選手、もしくはオリンピックなどに出る上級アスリートに限っては時間制限なしに1人で戸外トレーニングすることが許されたんですが、条件が細かにフェーズごとに決まっているため、世間では知らない人も結構いたよう。おかげでランニングに出た陸上選手が近所のバルコニーから罵声や批判を浴びたりもしたようですが、リーガのクラブの中にはファンに追いかけられることを恐れ、練習場に戻れるまでは今まで通り外に出ず、自宅トレーニングを続けるように指導をしているところもあるとか。
とまあ、選手たちも今は練習再開の日を指折り数えて待てるようになってきたんですが、各クラブは施設を消毒後、まずはプロリーガ協会の検査を受け、この水、木曜には通常のプレシーズン練習開始前と同程度の徹底したメディカルチェックを実施。チームドクターの診断を受け、熱や咳などの症状がある者、感染者と濃厚接触をした者だけがPCR検査に進むというんですが、結果待ちに48時間が必要とあって、最短でもグラウンドでの個人セッションが始まるのは金曜以降になるよう。丁度、週末にもかかるため、マドリーやアトレティコは来週月曜から始めるみたいですが、実はこのCSDお墨付きの練習計画にもイロイロ、実行が難しいところがあって…。
フェーズ2に入る18日からは少人数のグループ練習となるため、CSDはそれ以降、6月14日の週末に予定通りリーガが再開し、最終節が終わるまでの2カ月間、選手とスタッフが練習場内の施設なり、最寄りのホテルで合宿することを推奨。それも練習と試合以外の外出は許されず、割り当てられた個屋から出るのも禁じられ、食事も密閉容器に入れられてルームサービスで届けられるって、いや、これじゃAFE(サッカー選手の労働組合)が「anticonstitucional/アンティコンスティトゥシオナル(憲法違反の)人権侵害だ」と声を上げるまでもなく、誰だってイヤですよ。
では、合宿せずに感染の危険を避けるにはどうしたらいいのかというと、先日、バイエルンのハビ・マルティネスがTVのインタビューで「毎日、もしくは3日おきにテストがある」と言っていたように、頻繁にPCR検査をするしかないんですが、現在、スペインでは1日5000件まで実施が可能だとか。でもねえ、あの週末の人出を目撃した後では1週間程の時差を置いて、一定の感染者増があると見込まれるのも当然で、もちろん、優先は症状の出ている人になりますからね。おまけに自宅通勤の場合、選手だけでなく、その家族まで検査しないと意味ないため、検査数が膨大になるのは必須。ええ、そこまでの余裕はないのはわかりますよね。
おまけにそのPCR検査も完璧に陽性陰性を判断できる訳でないとなれば、何せグループ練習中、監督やコーチはマスクと手袋着用で離れているべしとあっても、選手たちがdistanciamiento social/ディスタンシアミエントー・ソシアル(ソーシャル・ディスタンス)を守って、プレーができるのかどうか。いや、そんなことをしたら、もうそれはサッカーじゃなくなってしまうため、接触はあるものとすると、検査に出ない陽性の人、または検査結果待ちの間にも感染してしまう恐れがなきにしもあらず。陽性が出た場合も当人のみの隔離処置で、残りのメンバーは練習を続けるとなれば、すでに3週間の練習を続けているブンデスリーガでも10人感染者が発覚したようですし、いざ試合が始まってから、チーム内クラスター発生で全員隔離にも繋がりかねないかと。
いやあ、リーガが再開されると、不安なのはコロナ関連だけではないんですけどね。ここまで2カ月近く、ブランクのあった選手たちが最低72時間は間を置くとあっても、怒涛の11連戦に挑むとなると、負傷の危険性が通常時より高まることは間違いないそう。一応、この6月末日で契約が終わる選手やレンタルで来ているメンバーとシーズン終了までチームに留まる話し合いは進んでいるんですが、彼らだって、その期間にヒザの靭帯断裂みたいな回復に半年以上かかる重傷を負うかもしれないというリスクからは逃れられませんからね。となると保障をどうするのかといった問題もありますし、大体、そんなにボロボロ負傷者が出ては少数精鋭主義のアトレティコなど、最後はBチームが主役になったりする?
そんな中、月曜にはファンのために男気のある決断をしたクラブがあって、それはコパ・デル・レイ決勝をレアル・ソシエダと戦うことになっているアスレティック。いえ、しばらく前にはサッカー協会が来季のEL出場権3チーム目を、リーガ順位でヨーロッパの大会出場権を獲得していないコパのフィナリスタとするという独自の決定をした後、無観客試合を嫌がる両チームに配慮して、来季のコパ決勝の1週間前に今季分を開催という荒唐無稽な案が出ていたんですけどね。先週木曜にはUEFAから、国内リーグの今季終了期限として設定した8月3日前にカップ戦決勝も行い、それ以降になる場合にはリーガ7位にEL出場権を与えるべしという通達が。
これはわざわざ、UEFAに協会決定に対する不満の書簡を送っていた現在7位のバレンシアの努力が実ったとも言えますが、4位のレアル・ソシエダはともかく、10位のアスレティックにとっては大ショック。何せ夏にプレーするとなると、リーガの残り同様、無観客試合になってしまいますからね。CLとELで収入は10倍ぐらい違うものの、常連という訳ではないチームにとってはコパ優勝で得られる貴重なご褒美でありながら、「ファンの前で決勝をしたい。Prefiero esa opción a jugar la Europa League/プレフィエロ・エサ・オプシオン・ア・フガール・ラ・エウロッパ・リーグ(ELをプレーするより、そっちを選ぶよ)」(ウィリアムス)と、彼らはUEFA期限を過ぎてもスタジアムに観客が入れるようになってからの開催を希望。
いやあ、それにはイバイ・ゴメスも「Para mi es un sueño ganar un título y sacar la gabarra/パラ・ミー・エス・ウン・スエニョ・ガナール・ウン・ティトスロ・イ・サカール・ラ・ガバラ(ボクにとってタイトルを獲るのとガバラを出すのが夢なんだ)」と言っていたように、夏に優勝しても前回、コパ王者となった1984年以来、格納されているガバラ(ビルバオの運河で使われた木材運搬船)に乗ってのパレードも大勢の人が集まるため、できませんからね。やはり1987年を最後に優勝していないレアル・ソシエダもファンと祝いたいという望みは同じだったため、たとえ5位のマドリッドの弟分、ヘタフェとの差が勝ち点1、6位のアトレティコとも2という薄氷のリードを信じて、バスク地方のライバルに同調することにしたようです。
ただ、そうなると2019-19シーズンコパ決勝には今季限りでの引退を表明している39才のエースが決勝を花道にできないばかりでなく、レアル・ソシエダもマドリーからのレンタルで大活躍していたウーデゴーアが古巣に戻ってしまい、出場できない可能性が高いんですが、とにかく史上初のコパ決勝カードですからね。これがバルサvsマドリーだったりしたら、どちらもリーガでCL出場権獲得できるだろうこともあって、あっさり無観客試合でカタがついたかもしれませんが…とにかく今はどのチームも順調に練習再開となってくれることを祈るしかありません。
実際、3月14日に国中がEstado de Alarma(エスタードー・デ・アラルマ/警戒事態)に入る前にバスケットチーム所属選手の新型コロナウィルス感染陽性が判明、一足早くcuarentena(クアレンテーナ/自宅隔離)に入ったレアル・マドリーなどはその直後にも施設を徹底消毒。それ以降、誰も使っていないとなれば、再びあの広大な練習場を隅々まで消毒する意味があるのかはわかりませんけどね。アトレティコにしても3月11日のCL16強対決リバプール戦2ndレグのため、アンフィールドに旅立って以来、練習場には一度も戻らず、施設も閉鎖されていたとなれば、いい加減、ウィルスも消えているんじゃないかと思いますが、まあそこは念を入れておこうということかと。
え、それでも先週土曜からは一般人に対する外出禁止令も緩和され、14才から69才までの年齢層も午前6時から10時までと午後8時から11時まで、自宅から1km以内なら、散歩やジョギングやサイクリングなど、1人でやるスポーツを1時間、屋外でやっていいことになったんだろうって?その通りで私も初日にはウキウキして夕方に出かけてみたんですけが、さすが引きこもり生活が50日も続くと誰もが同じ思いだったか、まるでお祭りのような人出に。まだ普通のショップも飲食店も開いていないため、通りから吸収される分もなく、皆がゾロゾロ連なって歩いている間をジョガーが駆け抜けていくという恐ろしい状態に。
とまあ、選手たちも今は練習再開の日を指折り数えて待てるようになってきたんですが、各クラブは施設を消毒後、まずはプロリーガ協会の検査を受け、この水、木曜には通常のプレシーズン練習開始前と同程度の徹底したメディカルチェックを実施。チームドクターの診断を受け、熱や咳などの症状がある者、感染者と濃厚接触をした者だけがPCR検査に進むというんですが、結果待ちに48時間が必要とあって、最短でもグラウンドでの個人セッションが始まるのは金曜以降になるよう。丁度、週末にもかかるため、マドリーやアトレティコは来週月曜から始めるみたいですが、実はこのCSDお墨付きの練習計画にもイロイロ、実行が難しいところがあって…。
いえ、まだ選手各自が自宅で練習着に着替え、毎日同じ自家用車で通勤。他のチームメートとグラウンドを分け、フィジカルコーチが遠く離れて見守る中、前夜、メールで送られてきたメニューを1人でこなし、トレーナーのマッサージもまだ禁止、着替えはせずに帰宅してシャワーを浴びる。翌日は練習場駐車場に置いてある車の中にスタッフが差し入れた綺麗なウェアを使い、前日の物はビニール袋に密封して返却といった、突極の個人トレをするフェーズ1の間はそれ程でもないんですけどね。
フェーズ2に入る18日からは少人数のグループ練習となるため、CSDはそれ以降、6月14日の週末に予定通りリーガが再開し、最終節が終わるまでの2カ月間、選手とスタッフが練習場内の施設なり、最寄りのホテルで合宿することを推奨。それも練習と試合以外の外出は許されず、割り当てられた個屋から出るのも禁じられ、食事も密閉容器に入れられてルームサービスで届けられるって、いや、これじゃAFE(サッカー選手の労働組合)が「anticonstitucional/アンティコンスティトゥシオナル(憲法違反の)人権侵害だ」と声を上げるまでもなく、誰だってイヤですよ。
では、合宿せずに感染の危険を避けるにはどうしたらいいのかというと、先日、バイエルンのハビ・マルティネスがTVのインタビューで「毎日、もしくは3日おきにテストがある」と言っていたように、頻繁にPCR検査をするしかないんですが、現在、スペインでは1日5000件まで実施が可能だとか。でもねえ、あの週末の人出を目撃した後では1週間程の時差を置いて、一定の感染者増があると見込まれるのも当然で、もちろん、優先は症状の出ている人になりますからね。おまけに自宅通勤の場合、選手だけでなく、その家族まで検査しないと意味ないため、検査数が膨大になるのは必須。ええ、そこまでの余裕はないのはわかりますよね。
おまけにそのPCR検査も完璧に陽性陰性を判断できる訳でないとなれば、何せグループ練習中、監督やコーチはマスクと手袋着用で離れているべしとあっても、選手たちがdistanciamiento social/ディスタンシアミエントー・ソシアル(ソーシャル・ディスタンス)を守って、プレーができるのかどうか。いや、そんなことをしたら、もうそれはサッカーじゃなくなってしまうため、接触はあるものとすると、検査に出ない陽性の人、または検査結果待ちの間にも感染してしまう恐れがなきにしもあらず。陽性が出た場合も当人のみの隔離処置で、残りのメンバーは練習を続けるとなれば、すでに3週間の練習を続けているブンデスリーガでも10人感染者が発覚したようですし、いざ試合が始まってから、チーム内クラスター発生で全員隔離にも繋がりかねないかと。
いやあ、リーガが再開されると、不安なのはコロナ関連だけではないんですけどね。ここまで2カ月近く、ブランクのあった選手たちが最低72時間は間を置くとあっても、怒涛の11連戦に挑むとなると、負傷の危険性が通常時より高まることは間違いないそう。一応、この6月末日で契約が終わる選手やレンタルで来ているメンバーとシーズン終了までチームに留まる話し合いは進んでいるんですが、彼らだって、その期間にヒザの靭帯断裂みたいな回復に半年以上かかる重傷を負うかもしれないというリスクからは逃れられませんからね。となると保障をどうするのかといった問題もありますし、大体、そんなにボロボロ負傷者が出ては少数精鋭主義のアトレティコなど、最後はBチームが主役になったりする?
そんな中、月曜にはファンのために男気のある決断をしたクラブがあって、それはコパ・デル・レイ決勝をレアル・ソシエダと戦うことになっているアスレティック。いえ、しばらく前にはサッカー協会が来季のEL出場権3チーム目を、リーガ順位でヨーロッパの大会出場権を獲得していないコパのフィナリスタとするという独自の決定をした後、無観客試合を嫌がる両チームに配慮して、来季のコパ決勝の1週間前に今季分を開催という荒唐無稽な案が出ていたんですけどね。先週木曜にはUEFAから、国内リーグの今季終了期限として設定した8月3日前にカップ戦決勝も行い、それ以降になる場合にはリーガ7位にEL出場権を与えるべしという通達が。
これはわざわざ、UEFAに協会決定に対する不満の書簡を送っていた現在7位のバレンシアの努力が実ったとも言えますが、4位のレアル・ソシエダはともかく、10位のアスレティックにとっては大ショック。何せ夏にプレーするとなると、リーガの残り同様、無観客試合になってしまいますからね。CLとELで収入は10倍ぐらい違うものの、常連という訳ではないチームにとってはコパ優勝で得られる貴重なご褒美でありながら、「ファンの前で決勝をしたい。Prefiero esa opción a jugar la Europa League/プレフィエロ・エサ・オプシオン・ア・フガール・ラ・エウロッパ・リーグ(ELをプレーするより、そっちを選ぶよ)」(ウィリアムス)と、彼らはUEFA期限を過ぎてもスタジアムに観客が入れるようになってからの開催を希望。
いやあ、それにはイバイ・ゴメスも「Para mi es un sueño ganar un título y sacar la gabarra/パラ・ミー・エス・ウン・スエニョ・ガナール・ウン・ティトスロ・イ・サカール・ラ・ガバラ(ボクにとってタイトルを獲るのとガバラを出すのが夢なんだ)」と言っていたように、夏に優勝しても前回、コパ王者となった1984年以来、格納されているガバラ(ビルバオの運河で使われた木材運搬船)に乗ってのパレードも大勢の人が集まるため、できませんからね。やはり1987年を最後に優勝していないレアル・ソシエダもファンと祝いたいという望みは同じだったため、たとえ5位のマドリッドの弟分、ヘタフェとの差が勝ち点1、6位のアトレティコとも2という薄氷のリードを信じて、バスク地方のライバルに同調することにしたようです。
ただ、そうなると2019-19シーズンコパ決勝には今季限りでの引退を表明している39才のエースが決勝を花道にできないばかりでなく、レアル・ソシエダもマドリーからのレンタルで大活躍していたウーデゴーアが古巣に戻ってしまい、出場できない可能性が高いんですが、とにかく史上初のコパ決勝カードですからね。これがバルサvsマドリーだったりしたら、どちらもリーガでCL出場権獲得できるだろうこともあって、あっさり無観客試合でカタがついたかもしれませんが…とにかく今はどのチームも順調に練習再開となってくれることを祈るしかありません。
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恩師との再タッグで完全復活。加入2年目となった昨季は19ゴールを挙げるも、シーズンを通して安定感を欠いたが、今季はバイエルン時代に指導を受けたドイツ人指揮官の下で完全復活。ヤマル、ハフィーニャの両翼に加えて、配球力に優れるセンターバックコンビなどチーム全体でビルドアップ、チャンスメークの質が上がったなかで、よりボックス付近での仕事に集中できる環境が整えられて本領を発揮。ここまで16ゴールと2位以下に5点以上の差を付けてピチーチレースを独走。ケガさえなければ、1年目の23ゴールを更新し、自身初のピチーチ獲得は濃厚だ。 FW アントワーヌ・グリーズマン(33歳/アトレティコ・マドリー) 出場試合数:19(先発:17)/得点数:7 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 前半戦のMVP。11ゴール3アシストを記録した昨季に比べて7ゴール4アシストと数字は劣るものの、前線と中盤で多くの役割をこなすなど、その数字以上のインパクトを残した。フランス代表引退によってコンディションも維持できており、セルロートやアルバレスとの連携も深まりつつある後半戦ではさらなる躍動で、アトレティコを優勝へ導けるか。 2025.01.18 18:31 Sat4
ライプツィヒが19歳の主力、ベルギー代表MFフェルメーレンの完全移籍を発表! アトレティコからの買取義務OP発動
RBライプツィヒは17日、アトレティコ・マドリーからレンタル移籍加入しているベルギー代表MFアーサー・フェルメーレン(19)の完全移籍加入を発表した。 なお、今回は特定の条件を満たしたことにより、レンタル加入時に定められていた買い取り義務オプションが発動。契約期間は2029年6月までとなる。 また、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、移籍金は2000万ユーロ(約32億1000万円)となった。 フェルメーレンは2022-23シーズン途中から母国ベルギーのアントワープでレギュラーに定着。ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)優勝やチャンピオンズリーグ(CL)を経験した。 2024年1月にアトレティコへ完全移籍。しかし、ディエゴ・シメオネ監督からはほとんど起用されず、2024年8月にライプツィヒへ買い取りオプション義務付きのレンタル移籍を果たした。 ドイツでは立ち位置を確保し、ここまでブンデスリーガで15試合1アシストを記録。CLとDFBポカールも含め、公式戦22試合に出場している。 ライプツィヒに完全移籍することとなった19歳MFは、クラブを通じて喜びを語った。 「RBLに長くいられることをとても嬉しく思っている。ライプツィヒに来た初日から居心地の良さを感じていた。選手としての成長という観点では、夏の契約時にクラブが言っていた通りの展開になっている。試合にたくさん出てさらに成長し、ピッチでチームに貢献する機会を得られた」 「RBライプツィヒは大きな可能性を秘めたクラブとして評判が高い。若い選手が最高レベルで実力を証明し、自らの成長における次のステップに進むことができる。一緒に達成したいことがまだたくさんある。今後が本当に楽しみだ!」 2025.01.17 20:48 Fri5
