恋人が心疾患患うケルンのベルギー代表MF、3人の感染者出た中での練習続行に戸惑い…

2020.05.03 14:36 Sun
Getty Images
ケルンのベルギー代表MFビルヘル・フェルストラーテは、チーム内で3人の新型コロナウイルス(COVID-19)の感染者が出ている中での練習続行に戸惑いを隠せないようだ。

コロナ禍で3月13日以降、長期に渡る中断が続いているブンデスリーガ。4月中旬よりリーグ再開に向けた動きが少しずつ出てきた中、一時は5月初旬の再開の可能性が報じられていた。

そんな中、ケルンでは4月30日に選手、コーチングスタッフ、バックルームスタッフを対象に新型コロナウイルスの検査を実施。その結果、感染者のプライバシーを遵守し名前は公表していないが、3人に陽性反応が出たことが明かされた。
とはいえ、リーグ全体で再開の機運が高まっていることもあり、ケルンは前述の3名に対して自主的な隔離措置を取った一方、陰性だったその他の選手たちに関してはソーシャル・ディスタンスを遵守したうえで、引き続き練習を継続させている。

健康、安全第一とは決して言えないクラブの対応に戸惑いを感じているのが、昨夏ヘントから加入したベルギー代表MFだ。ガールフレンドが心疾患を患っていることを明かしたフェルストラーテは、ベルギー『VTM』で自身や家族、チームメートの健康面を憂慮している。
「クラブの発表では、プレーヤー同士は濃厚接触者とならないという。その主張自体は正しいよ。だけど、(感染者と推定される)理学療法士に関しては、ここ数週間自分を含め多くのプレーヤーを治療していたんだ」

「それに僕は30日に当該プレーヤーの1人とジムで一緒にトレーニングをしていたし、全く接触がなかったとは言えないよ」

「感染者が3人に留まることを期待しているけど、ウイルスが広まった可能性があることも気に留めておく必要がある」

「こういった事態にも関わらず、僕たちは当面の間、隔離されることはない。そのことを奇妙に感じているよ」

「現時点においてフットボールが自分にとって最も重要だとは考えていないよ。以前に集中治療室の様子を見ているし、今は自分の近くにウイルスの脅威があることを自覚している。だから、こういった状況の中で再開が近づいていることは本当に奇妙なことだ」

さらに、5月中旬のブンデスリーガ再開の可否については、フットボーラーとしての葛藤を認めながらも時期尚早であると主張している。

「僕自身含め多くのフットボーラーはできるだけ早く再開したいと考えていると思う。それはとても純粋な感情だ。だけど、僕たちはこのウイルスの脅威を改めて真剣に受け止める必要がある」

「ブンデスリーガの再開は僕の考えによって変わることはないけど、現時点で自分の頭の中にフットボールに関する思いはないよ」

「家族とガールフレンドを含め多くの人たちの健康が最も重要なことだ」

なお、ブンデスリーガでは4月30日に予定されていた政府の決定が延期となり、5月6日に行われる会議にて再開時期が改めて話し合われることになる。

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